2011年04月22日のエントリー

『フィガロの結婚』稽古会場へ行ってまいりました

すっかり陽気があたたかくなり、半袖の人も見かけました。先週4月15日(金)に『フィガロの結婚』の稽古会場へ行ってまいりました。

会場に入ると、既に会場入りしていた指揮のデニス・ラッセル・デイヴィス氏が、とても穏やかで静かな眼差しをしていました。
稽古は第3幕、伯爵夫妻が、スザンナとフィガロ、マルチェリーナとバルトロの結婚を執り行うシーン。花娘たち、村娘たちも一緒に登場します。
伯爵夫人を演じる澤畑恵美は、優雅に微笑んでいて美しい!

宮本亜門氏と二期会の初めての舞台でもあった『フィガロの結婚』は2002年二期会創立50周年記念公演として初演。2006年に再演され、このたび二期会創立60周年記念公演の第一弾として、また上演されることになりました。
登場人物ひとりひとりのキャラクターが浮かびあがり、細部まで描きこまれたユニークな舞台。装置や衣裳は洗練されたデザインで、照明も非常に丁寧なつくりとなっています。
再演ではあっても、亜門氏は、出演者ひとりひとりとコミュニケーションをとりながら、稽古をしています。
若手も多く出演する今回のプロダクション。集中力のある、意欲の高い舞台となりそうです。
モーツァルトが生きていた18世紀から、今私たちがいる21世紀。35歳で世を去ったモーツァルトが私たちに残してくれた音楽。
亜門フィガロの開幕まであと数日、お客様とお目にかかれますのを、出演者、スタッフ一同心より楽しみにしています。

▼公演詳細はこちら。公演予告動画もご覧いただけます!
2011年4,5月公演 W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会

帆かけ舟

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