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二期会オペラ講座にバス岸本力が特別賛助出演いたします

クラシック音楽を広める活動がますます多忙で多岐にわたる青島広志氏が講師を努める人気の「二期会オペラ講座」。
次回4月10日(土)の通算第28回「ファウストを観て若返りましょう!」に、バス岸本力の特別賛助出演が急遽決定!得意分野のロシアものを披露いたします。
他の賛助出演者は羽山弘子(ソプラノ)、水船桂太郎(テノール)、北川辰彦(バスバリトン)。
▼ご案内詳細はチラシ(下の画像をクリックするとPDFファイルがダウンロードできます)をご覧ください。
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尚、チケット残数が大変少なくなってまいりましたので、お早めに御申込ください。
▼お申込・お問合せ
二期会チケットセンター 03-3796-1831

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二期会オペラ講座 ブルーアイランド音楽辞典
今回も満場のお客様を魅了しました!

毎回、会場があふれるほど人気の青島広志センセイによるオペラ講座。春の陽気に恵まれた土曜日、講座タイトルを「もしもロマ族がいなかったら・・・〜カルメンって本当にジ××—?〜」として、2回公演を開催しました(4月11日)。弾丸トークの青島センセイにやや押され気味だった!?賛助出演の歌手たちも、実力発揮、盛りだくさんのプログラムを熱く聴かせました。
kouza_0038.JPG 青島広志氏
今回は、7月の『カルメン』公演を前に、あらためて、このポピュラーな作品の魅力に迫るもの。自由奔放に生きるカルメンに、純朴な若い兵士ホセが誘惑され、カルメンのいる盗賊の一味に加わり、堕落した挙句、カルメンには振られ、そして殺してしまう─というのが一般的なオペラ『カルメン』のイメージですが、カルメンとはそもそも、どのような女性であったのか。ホセの故郷から母親の便りを伝える聖女ミカエラは、ホセと別れた後どうなったのかなど、オペラファンならずとも興味を引かれる深い話もあって、会場は笑いに包まれました。
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現在ではロマ族といわれる民族独特のリズムを、分かりやすく解説。スペイン、イタリアが発祥といわれるハバネラのリズム、またアルゼンチンに渡ってタンゴとなったいわれを、分かりやすく解説。また、そのリズムに魅せられたヨーロッパの作曲家たちが、どのように作品に取り入れたのか、ピアノを弾きながら、楽しくレクチャーしてくれました。
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この日は、ヴァイオリンの中島ゆみ子さんが賛助出演してくださり、名曲チャルダーシュや、サラサーテのハバネラなどを披露してくださいました。オペラ講座は、実力のある二期会の歌手が惜しみなく、その歌唱を聴かせてくれるのも魅力。端正で艶のあるバリトン 友清 崇 が凛々しいエスカミーリョの「
闘牛士の歌」を聞かせれば、熱く張りのあるテノールで 大川信之 がホセのアリア『お前が投げたその花は』、そして 杉野麻美 がメゾ・ソプラノならではの色気と深い声で、満場のお客様を魅了。息の合ったステージで、楽しませてくれました。『カルメン』って奥が深い! 是非、7月の東京文化会館にもお越しください。
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▼二期会オペラ講座のご案内はこちらをご覧ください。
オペラを楽しむ - 東京二期会(次回、第27回(11月3日開催)のご案内は4月24日頃掲載予定)
▼2009年7月公演『カルメン』の公演詳細はこちらをご覧ください。
佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2009『カルメン』(東京公演) - 東京二期会

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4月11日(土)二期会オペラ講座情報

2009年4月11日(土)開催
「二期会オペラ講座」新々ブルーアイランド音楽事典
『大作曲家による究極のオペラ縦断シリーズ』(6)(通算第25・26回)
<もしもロマ族がいなかったら・・・〜カルメンって本当にジXX―?〜>

aoshima_hiroshi.jpg お話とピアノ:青島広志=写真=
 メゾソプラノ:杉野麻美
 テノール:大川信之
 バリトン:友清 崇
 ヴァイオリン:中島ゆみ子

ご好評のため14:00開演(第25回)のチケットは予定販売数を終了いたしました。引き続き17:30から開演される第26回は未だ余裕がございますので是非お申込ください。
二期会オペラ講座 第26回
2009年4月11日(土)17:30〜20:00
会場:二期会会館第1スタジオ(JR千駄ヶ谷駅徒歩4分)
▼講座の詳細、チケットのお申し込みはこちらから
二期会オペラ講座のご案内 - 東京二期会

また、当日の演奏予定曲目が以下の通り決定しました。
(第25回、第26回とも同じ。都合により変更になる場合がございます)
第1部「ロマの音楽」
ドヴォルジャーク:ジプシーの歌〜4. わが母の教えたまいし歌
マスカーニ:『友人フリッツ』〜(カンツォーネ)忘れなれないあの人
モンティ:チャルダーシュ
ヨハン・シュトラウス:『ジプシー男爵』それでも私は気楽な若者だった
ヴェルディ:『運命の力』ラタプラン
サラサーテ:スペイン舞曲集〜2.ハバネラ
レナード・バーンスタイン:『ウエスト・サイド物語』アメリカ
エメリッヒ・カールマン:『チャルダーシュの女王』ジプシーよ、ヴァイオリンを取れ〜やいママン
第2部
ジョルジュ・ビゼー:『カルメン』より
(ハバネラ)恋は野の鳥
(セギディーリャ)セビーリャの砦の近くに
(闘牛士の歌)諸君の乾杯を喜んで受けよう
バプロ・デ・サラサーテ:「カルメン幻想曲」より
 イントロダクションとハバネラ 
ジョルジュ・ビゼー:『カルメン』より
(花の歌)お前が投げたこの花は
(決闘の二重唱)俺はエスカミーリョだ 
(ジプシーの歌)鈴を鳴らして
▼講座の詳細、チケットのお申し込みはこちらから
二期会オペラ講座のご案内 - 東京二期会

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