2011年07月04日のエントリー

ロマンティシズムの行き着く先・・・
ファンが待ち望む加納悦子のリサイタル!

二期会の第一線で活躍する歌手の音楽を、じっくりと堪能できるコンサートシリーズ「二期会ゴールデンコンサートin津田ホール」。
次回7月16日(土)は、メゾソプラノ加納悦子が出演。アルバン・ベルクやアーノルト・シェーンベルクを中心としたプログラムでのリサイタルをお届けします。
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今もっとも輝き、信頼される音楽家の一人と言える加納悦子。
もともと、ドイツリートに魅かれていた加納は、東京芸術大学を卒業後、ドイツに留学し、ケルン音楽大学、ケルン歌劇場研修所で学びます。
留学当時について、「この歌をこんな風に伝えたいという表現力や意欲を認めてくれて、すごくうれしかった」と話してくれたことがあります。伝えたいことがあって、その歌に耳を傾ける人がいて、そして、評価してくれるところだった、と。
そうしてすっかりドイツに馴染み、またその実力を評価され、
ケルン歌劇場の専属歌手として数多くのオペラに出演しました。

帰国後は、ベルク『ルル』3役、R.シュトラウス『ばらの騎士』オクタヴィアン、『カプリッチョ』女優クレロン、ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』のブランゲーネ等、メゾソプラノの重要な役を次々と演じ、存在感を増しています。
コンサートでもN響定期「大地の歌」、読響定期「ここに慰めはない」(猿谷紀郎作曲・G.アルブレヒト指揮)世界初演、06年都響、2010年東フィルに招かれベルリオーズ「夏の夜」を演奏。常にプロフェッショナルな姿勢で、第一線にいる歌手です。
加納が、日本に活動の軸を移して、今年で10年。
今回のプログラムは、10代の時から魅せられ、心底共感するものが潜むという、
シェーンベルクやベルクの「ロマンティシズムの世界」。
その時を共に。
インタビュー動画
▼加納悦子の今
ピックアップアーティストVol.22 加納悦子の今 - 株式会社二期会21
▼7/16のリサイタルの詳細はこちら
二期会ゴールデンコンサートVol.33 加納悦子メゾソプラノ - 株式会社二期会21

ZEN, 帆かけ舟

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