2014年11月05日のエントリー

「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」宮下あずみ×吉田 連のペアに注目!

11月になりました。
Hakuju Hallのご協力を得て、若手声楽家がコンサートを行うシリーズ、第5弾。いよいよ明日、6日11時より開演いたします。出演は、ソプラノ宮下あずみ、テノール吉田 連のペア。
第57期マスタークラスでは同じクラスメイトの「あずあず」「連くん」。同じ国立音楽大学出身、学年は違いますが、ほぼ同世代、まだ20代の若い歌手です。
201411_miyashita_azumi.jpg 宮下あずみ   201411_yoshida_ren.jpg 吉田 連
秋深まるこの季節にぴったりな、叙情あふれる日本歌曲に、それぞれの声を伸びやかに聴かせるオペラアリアは、吉田がモーツァルト作曲『イドメネオ』から、宮下はカタラーニ作曲『ワリー』の名アリアを。
後半は、このペアで授業を受け、薫陶を受けた演目マスネ作曲『マノン』から、ロマンスあふれるパリを舞台にしたオペラの1シーンを演じます。
吉田が演じるのは、青年貴族のデ・グリュー、宮下が演じるのは、魅力あふれるパリジェンヌにして文学史上、ファム・ファタール(宿命の女)として名を残すマノン。
今回のコンサート用に練られたプログラムは、完成度も高く仕上がり、歌に対するひたむきさ、すなおな美しさが、すっとお客様の胸に届くでしょう。
当日券は10:30より会場受付にてご用意がございます。
ランチ前の約60分。ちょっと雨が心配ですが、どうぞ、ご来場を心よりお待ちしています。
■■■ 公演情報 ■■■
二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ[第5回]
未来のスターを発掘!二期会新人によるデビューコンサート
日時:2014年11月6日(木) 11:00開演(10:30開場)
会場:白寿ホール(Hakuju Hall)
   ・小田急線「代々木八幡駅」南口より徒歩5分
   ・千代田線「代々木公園駅」1番出口より徒歩5分
料金:500円(全席自由・税込)
演奏予定曲:
 ・プッチーニ『蝶々夫人』より “ある晴れた日に” <宮下>
 ・カタラーニ『ラ・ワリー』より “さようなら、故郷の家よ” <宮下>
 ・モーツァルト『イドメネオ』より “海から逃れ” <吉田>
 ・ドニゼッティ『愛の妙薬』より “人知れぬ涙” <吉田>
 ・マスネ『マノン』より マノンとデ・グリューの二重唱 <宮下&吉田> ほか
▼公演詳細、お問合せはこちら
二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ - 白寿ホール
Hakuju Hallチケットセンター 電話:03-5478-8700

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多田羅迪夫が平成26年度香川県文化功労者として表彰式

バスバリトンの多田羅迪夫(東京藝術大学名誉教授、二期会幹事長)が平成26年度香川県文化功労者に選ばれ、11月3日に香川県庁にて授賞式が行われました。
受賞理由として、声楽家として、多年にわたり国内外で数多くのオペラに出演。後進の指導育成にも尽力し、文化芸術の振興に大きく寄与ことが挙げられました。二期会オペラでは海外との共同制作オペラの公演監督なども務め、実績を残しています。
多田羅は「続けてゆくことで見えてくることがある。先人たちから受け継いだものと自分の経験を後世に伝えてゆきたい」と意欲を語っています。
▼香川県の報道発表資料より
平成26年 度香川県文化功労者及び香川県文化芸術選奨の決定について - 香川県
tatara201411_01.jpg
11月4日付 四国新聞朝刊より
▼表彰式の記事
科学、芸術発展へ意欲/県文化功労者の表彰式|香川ニュース(2014/11/4) - 四国新聞社
▼受賞を伝える記事
佐藤・多田羅氏 輝く/県文化功労者|香川ニュース(2014/10/25) - 四国新聞社

●●● 今後の出演予定から ●●●
二期会バッハバロック研究会 concert Vol.6 「バロック声楽曲の愉しみ」」
日時:2014年11月30日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:JTアートホール アフィニス
▼コンサート詳細はこちら
コンサートラインアップ「二期会バッハバロック研究会 concert Vol.6「バロック声楽曲の愉しみ」」 - 東京二期会
二期会ゴールデンコンサートat津田ホール2014/15 SEASON
Vol.48「チャ リティー・ガラ・コンサート」

日時:2015年3月11日(水) 19:00開演(18:30開場)
会場:津田ホール(JR千駄ヶ谷駅前/都営大江戸線国立競技場駅A4出口前)
▼コンサート詳細はこちら
二期会ゴールデンコンサート at 津田ホール 2014/15 SEASON Vol.48「チャリティー・ガラ・コンサート」 - 二期会21

198109002.jpg 多田羅 迪夫 (たたら・みちお バスバリトン)
東京藝術大学及び同大学院修了。在学中に安宅賞受賞。第16回ジロー・オペラ賞受賞。イタリア留学後、ドイツの歌劇場の専属歌手としてM.フレーニ、R.パネライ、F.ボニソッリ等と共演。豊麗かつ格調高い演奏で多年にわたり国際的評価を得て帰国。新日本フィル 『ヴォツェック』(小澤征爾指揮)『ジークフリート』『神々の黄昏』(朝比奈隆指揮)、2014年7月、ツィンマーマン作曲「わたしは改めて、太陽の下に行われる虐げのすべてを見た」(メッツマッハー指揮)でドイツ語の明瞭な語りも記憶に新しい。オペラ『魔笛』パパゲーノと弁者、ワーグナー『さまよえるオランダ人』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』等で絶賛を浴び、J.S.バッハ「ヨ ハネ」「マタイ」受難曲、メンデルスゾーン「聖パウロ」など、宗教的声楽作品のソリストとしても活躍中。「奏楽堂ライブドイツ歌曲の夕べ」(レコード芸術誌特選盤)。東京藝術大学名誉教授。平成26年度香川県文化功労者。二期会会員
オペラ歌手 多田羅 迪夫 紹介ブログ

▼詳しいプロフィールはこちら
多田羅迪夫 タタラ ミチオ|二期会アーティスト検索 - 二期会21

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