2019年05月09日のエントリー

【学生のみなさまへ】公演プログラム付!学生限定プレミエ・セット券のご予約は、〈5月28日〉まで!

令和元年、学生の皆様に朗報です!

新しい学校、新しい学年に慣れてこられたでしょうか?

東京二期会では、皆様の学校生活がもっと実り豊かになるように「学生限定プレミエ・セット券」を、期間限定で販売しています。学生の方にも一年を通して東京二期会のオペラに親しんでいただきたい、という想いから絶賛予約受付中です!

名作ぞろいの2019年度東京二期会オペラ劇場ラインアップ(4公演)。その「プレミエ公演(各公演の開幕日)」のチケットをセットにしました。
通常の学生券に加えて、公演プログラム(1部1,000円)を全公演に各1冊お付けします!作品世界をより深く知って味わっていただける記事が満載です。公演の記念にもなりますよ。

現在販売中のセット券の対象になる公演は次の4公演。
◆R.シュトラウス 『サロメ』 2019年6月5日(水) 18:30開演 東京文化会館大ホール
◆G.プッチーニ 『蝶々夫人』 2019年10月3日(木) 18:30開演 東京文化会館大ホール
◆J.オッフェンバック 『天国と地獄』 2019年11月21日(木) 18:30開演 日生劇場
◆G.ヴェルディ 『椿姫』 2020年2月19日(水) 18:30開演 東京文化会館大ホール


6月5日(水)は、ドイツオペラの名作『サロメ』
19世紀末を代表する詩人オスカー・ワイルドの戯曲が原作で、リヒャルト・シュトラウスが作曲。舞台は紀元30年頃の古代のパレスチナ。それは今まさに救世主イエスが世界史に登場せんとする時代です。そこは退廃と混迷、価値観の崩壊で揺れ動く世界。詩人ワイルドは、そこに世紀末爛熟のヨーロッパが抱えていた不安を見出し、官能と倒錯のドラマを書きました。
継父ヘロデ王から欲望の眼差しを向けられる16歳の少女サロメ。そのヘロデから「どのような願いでも叶えよう」と請われ、妖艶な踊りを踊るサロメが褒美に欲したものは、恋焦がれる預言者ヨハネ(ヨカナーン)の斬り落とされた首。サロメは恍惚として銀皿の上の載せられたヨカナーンに接吻をする・・・・・・七つのヴェールを一枚ずつ剥いでいくサロメの踊りとともに、オペラ史上に残る官能と倒錯の衝撃シーンです。
ワイルドの死後、シュトラウスが2年の歳月をかけオペラ化。世紀末芸術の集大成となる名作がここに誕生しました。大きな時代の変わり目にこそ上演するにふさわしい名作です。

指揮:セバスティアン・ヴァイグレ

演出:ヴィリー・デッカー
今回は、ザルツブルク音楽祭、メトロポリタンオペラなど世界中の歌劇場で活躍する演出家ヴィリー・デッカーの演出で、指揮にはフランクフルト州立歌劇場音楽総監督に君臨するセバスティアン・ヴァイグレが登場します。東京二期会ならではの豪華な舞台にどうぞご期待ください!


その後も、オペラ入門にぴったりの名作をラインアップしています。
10月3日(木)は、ジャコモ・プッチーニ作曲の『蝶々夫人』
日本の長崎が舞台となったイタリアオペラの傑作です。没落した武家の娘で15歳にして芸者を生業にする蝶々さんの一途な愛の物語。随所に日本の旋律がちりばめられ、蝶々さんには気高い愛の精神が抱かれていて、プッチーニのジャポニズムへの敬愛を感じずにはいられない名作です。

指揮:アンドレア・バッティストーニ

演出:宮本亜門
指揮は若手ながら世界屈指のイタリアオペラ指揮者、アンドレア・バッティストーニ。今回が日本では初めての『蝶々夫人』の指揮となります。
そして、演出は宮本亜門!演劇やミュージカルのみならず数々のビッグなステージの演出を手がけてきた「世界のAMON」。今回の新制作プロダクションは、ワールド・プレミエとなる東京公演のあと、2020年にザクセン州立歌劇場(ゼンパーオーパー・ドレスデン)、デンマーク王立歌劇場での上演が決まっています。世界に先駆けての上演となる今回の公演をお見逃しなく!


今年2019年は作曲家ジャック・オッフェンバックの生誕200周年記念の年。11月21日(木)はオッフェンバックのオペレッタ『天国と地獄』
運動会で流れるギャロップを聴けば知らない人はいないでしょう。19世紀半ば繁栄のパリを熱狂させた喜歌劇。古代ギリシアの悲劇と当世の政治社会事情をパロディ化した物語とオッフェンバックの軽妙洒脱な音楽が、今も人々の心を躍らせます!

指揮:大植英次

演出:鵜山 仁
演出は芸術選奨文部科学大臣賞等多数受賞の鵜山 仁による新演出。指揮はバイロイト音楽祭やニューヨーク・フィルでも指揮をした大植英次。斬新でフレッシュな舞台にご期待ください!


最後の2020年2月19日(水)は、『蝶々夫人』と並ぶイタリアオペラの名作、ジュゼッペ・ヴェルディ作曲の『椿姫』
19世紀裏社交界の華、ヴィオレッタの華麗ながらも悲しみの生涯を、宝塚歌劇団所属の気鋭の演出家、原田 諒が描きます。

指揮:ジャコモ・サグリパンティ
指揮には、パリ・オペラ座でも『椿姫』を指揮に好評を博しているイタリア人指揮者、ジャコモ・サグリパンティが二期会オペラに初登場!

イタリア、フランス、ドイツの名作が並ぶ、今シーズンの「学生限定プレミエ・セット券」は、5月25日(土)までの限定販売です。ご希望の方はどうぞお急ぎください!

今年はぜひオペラハウスデビューを!


■■■ 「学生限定プレミエ・セット券」内容 ■■■(公演詳細は橙色の公演名をクリック)

▼[1] 2019年6月5日(水) 18:30開演 会場:東京文化会館 大ホール
R.シュトラウス『サロメ』 オペラ全1幕 ~ドイツオペラの傑作!~
▼[2] 2019年10月3日(木) 18:30開演 会場:新国立劇場 オペラパレス
G.プッチーニ『蝶々夫人』 オペラ全3幕 ~イタリアオペラの集大成!~
▼[3] 2019年11月21日(木) 18:30開演 会場:日生劇場
J.オッフェンバック『天国と地獄』 オペレッタ全2幕 ~オッフェンバック生誕200周年記念~
▼[4] 2020年2月21日(水) 18:30開演予定 会場:東京文化会館 大ホール
G.ヴェルディ『椿姫』 オペラ全3幕(※詳細近日発表)
●上記4公演の学生席(いずれも初日公演に限ります)
●有料公演プログラム(1,000円相当)を各1冊進呈(公演当日、会場にてチケットをご提示ください)

■セット料金(税込):8,000円
■ご予約受付期間:2019年5月28日(火) 18:00まで受付中
■ご予約・お問い合わせ
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
●上記、電話のみでの受付となります

■ごあんない
・満28歳未満(2020年2月21日時点)の学生の方が対象です。
・4公演ともご予約されたご本人様のみのご利用とさせていただきます。譲渡・貸渡は無効となります。
・座席は公演当日「学生席受付窓口」にて指定となります。その際、ご本人の学生証を忘れずにお持ちください。
・ご本人の都合によるキャンセル、変更、払戻しはできません。

▼学生席をお求めいただける方の条件について詳しくは、こちらをご覧ください。
学生席について|チケットのお求め - 東京二期会

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