2019年09月18日のエントリー

開幕迫る!“美しく幻想的な『蝶々夫人』”

2週間後の10月3日(木)にいよいよ開幕を迎える宮本亞門演出『蝶々夫人』。
東京公演・横須賀公演を皮切りに、ドイツ、デンマーク、アメリカの4か国を股にかける1大プロジェクトです。
今日は開幕迫る稽古場よりレポートをお届けします。

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8月の中旬より始まった立ち稽古。
初日は出演ソリストを前にして、演出の宮本亞門よりコンセプトが語られました。当プロダクションでは、“美しく幻想的な『蝶々夫人』を描く”ことが大きな柱となります。


演出 宮本亞門によるコンセプト説明の1コマ

題名役の蝶々夫人を始め、ピンカートン、シャープレス、スズキ、ゴロー、その他役も宮本亞門独自の懸命に生きるキャラクター付けがなされています。特に今回のピンカートンは、皆様があまりご覧になったことがない性格描写になっているかと思います。


出演者らと話し合いながら新たな舞台を作り上げていきます


指揮アンドレア・バッティストーニと題名役 大村博美が音楽の打ち合わせ

また、当プロダクションの目玉の1つである、髙田賢三による衣裳は、蝶々夫人はもちろん、その他キャストも美しく繊細な仕上がりとなりそう。まだ、お見せできないのが非常に残念なのですが、是非劇場にて初披露をご覧ください。

さらに今回、俳優の牧田哲也の出演が決定!
201909_makita_tetsuya.jpg 牧田哲也

今回のプロダクションの重要な役割を担う“青年”役として出演致します。 牧田は今回がオペラとしては初舞台ですが、豊富な舞台経験はそのことを感じさせず、役者として舞台の鍵の一つを握ります。

▼俳優・牧田哲也出演のニュースはこちら
【ニュース】2019年10月公演 プッチーニ『蝶々夫人』に、俳優・牧田哲也の出演が決定 - 東京二期会


青年役の牧田哲也に宮本亞門が細かい演技を提案中。(写真左側)
その後ろでは蝶々夫人役の森谷とピンカートン役の樋口が息の合った様子もを見せています。

今秋、最注目公演『蝶々夫人』は良いお席が少なくなって参りました。
全世界に先駆けた東京公演をどうぞお見逃しなく。

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▼東京二期会『蝶々夫人』の本公演情報はこちらから 《チケット発売中!》
〈ザクセン州立歌劇場とデンマーク王立歌劇場との共同制作公演〉2019年10月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年10月3日(木)18:30、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00 東京文化会館 大ホール
2019年10月13日(日)15:00 よこすか芸術劇場
指揮:アンドレア・バッティストーニ/演出:宮本亞門/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
〈主催〉文化庁、公益財団法人東京二期会/〈制作〉公益財団法人東京二期会

●本公演のお問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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