タグアーカイブ: 宮本亜門

【稽古場レポート】2月公演『金閣寺』(4) 〜フランスからの若きマエストロ合流!

東京二期会2019年2月公演オペラ『金閣寺』は、遂にマエストロ、マキシム・パスカルが来日。早速稽古に加わり、およそ2週間後に開幕を迎える公演に向けて、いよいよ仕上げの段階に入ってまいりました!


指揮 マキシム・パスカル

マエストロは今年34歳で、フランス音楽界の若手指揮者の筆頭といえる存在。すでにベルリン州立歌劇場、ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座で活躍するなど、世界的に活躍を続ける俊英です。
マエストロの音楽作りは、強弱の起伏の広さに加え、場面ごとの音色変化へのこだわりを強く感じさせます。オペラ『金閣寺』は各幕に様々なシーンが次々と挿入されて進行しますので、音楽からの各場面の描き分けにもどうぞご注目下さい。現代音楽のスペシャリストでもあるマエストロですので、当演目の複雑に絡み合う歌とオーケストレーションがどのように現れるのか期待大です!



ソリスト(上)、合唱(下)との音楽稽古の様子

一方、立ち稽古も連日の宮本亜門による稽古が順調に進行しています。
今週末からは、装置、照明、衣裳、映像等のデザイナーも次々と来日し、東京ヴァージョンの公演初日に向けて最後の追い込みとなります。


宮本亜門によるダンスシーンの稽古の様子


出演者全体で演技の確認をしています

今回の東京公演全3回を見逃すと、当演目を生の舞台で見ることは、世界的にも非常に機会が限られると思います。是非ご来場頂いて、オペラの新たな可能性に触れて頂ければ嬉しいです!

▼オペラ『金閣寺』公演情報ページはこちら
2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益社団法人日本演奏連盟

●お問合せ・チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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【稽古場レポート】2月公演『金閣寺』(3) 〜『金閣寺』の世界に浸る体験を!

東京二期会2019年2月公演オペラ『金閣寺』立ち稽古は第3クール目に入り、全てのシーンに演技がつき、稽古場もいよいよ仕上げに向かって動いております。

全体を見てきて感じるのは、オペラの展開が非常にスピーディーであること。舞台装置の動きと相まって、過去と現在、溝口の心象風景と現実とが次々と入れ替わり現れるため、その境界上で揺れる主人公溝口とヤング溝口と共に、『金閣寺』の世界を漂っていくような感覚に浸って頂けるのではないかと思います。


第1幕冒頭 溝口(与那城 敬)の演唱「金閣寺は焼かれねばならぬ!」


溝口(宮本益光)とヤング溝口(前田晴翔)は全編出ずっぱり!

また、当作品の影の主役と言えるのが合唱。シーンのチェンジが多いこのオペラの語り手であると同時に、溝口の心の動きも表していきます。
演出の宮本亜門が「"お経オペラ"と命名したいくらい」と語るように、劇中では何度もお経が聴こえてきますが、このお経部分を担当するのも合唱です。
オペラの最終場面は「ついに自由になった」と歌う溝口の絶唱、オーケストラの咆哮と、合唱の歌う読経が合わさり、大きなカタルシスが得られることは間違いありません。特にこの場面は、今回の舞台セットとの相乗効果を、是非劇場にて体感頂きたいと思います!


時には溝口を鼓舞し、時には溝口を追い詰める合唱

今週は、指揮のマキシム・パスカルもいよいよ合流予定!
マエストロによるオーケストラの色彩が間もなく加わり、『金閣寺』の全容をお届けするまで、2週間強。2月22日〜24日の3日間の公演は間もなくです。




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2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益社団法人日本演奏連盟

●お問合せ・チケットのご予約は
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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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【稽古場レポート】2月公演『金閣寺』(2) ~宮本亜門が語る三島由紀夫~

東京二期会2019年2月公演オペラ『金閣寺』、第2クールに入った立ち稽古は、演出の宮本亜門が合流、順調に稽古が進んでおります。

演出家にとって、三島由紀夫は特別な作家。新しいアイディアが次々と提案されており、フランス公演をさらにブラッシュアップした舞台が期待できそうです。
また、稽古中には演出家より、その都度各キャラクター像が語られていますが、中でも、「溝口、柏木、鶴川、この3つのキャラクターをそれぞれ三島由紀夫自身のある一面の投影としてとらえている。」という言葉が印象的でした。


各キャラクター像を語る演出家の言葉にも熱がこもっています。


第1幕稽古風景 有為子の最期は溝口に消えない痕を残します

また、当公演には主人公溝口の分身、ヤング溝口が登場します。この役は、三島由紀夫の原作には登場しない、当プロダクションオリジナルのキャラクター。溝口の内面を描く存在として、ほぼ全編に(!)登場します。
この難役を務めるのは、ミュージカル等で活躍中の前田晴翔と木下湧仁。


溝口とヤング溝口(左から与那城 敬、木下湧仁、前田晴翔、宮本益光)

舞台上でこの両役が平行して描かれることで、溝口の心理や思いが、過去、現在にどのように繋がっているのか、明確にとらえて頂けるのではないかと思います!
演出の宮本亜門の描くオペラ『金閣寺』で、躍動する“ヤング溝口”前田晴翔と木下湧仁にもどうぞご注目下さい。


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2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場

2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
〈主催〉公益財団法人東京二期会
〈共催〉公益社団法人日本演奏連盟

●お問合せ・チケットのご予約は
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オペラ『金閣寺』の指揮を熱望した、指揮者マキシム・パスカル

二期会blog「オペラの散歩道」をご覧の皆様、新年あけましておめでとうございます。
2019年も二期会オペラやアーティストの最新情報やイベント情報など、いち早く皆様にご紹介してまいりますので、引き続きご愛読いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

     *     *     *

2月公演『金閣寺』を指揮するマキシム・パスカルは、1985年フランス・ナント生まれの今年34歳。2014年3月にはフランス人として初めてザルツブルクのネスレ・ヤング・コンダクターズ・アワードを受賞して注目を集め、すでにベルリン州立歌劇場、ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座で活躍するなど、今、フランス音楽界待望の若手指揮者の筆頭です。



近年、東京二期会オペラ劇場には次代の国際的なオペラ・シーンを担う優れた若い指揮者が次々と登場してきました。2011年(8年前!)『ナブッコ』でのアンドレア・バッティストーニ、2014年『蝶々夫人』でのダニエーレ・ルスティオーニの日本デビューは、いまだ記憶に新しいところではないでしょうか。

パスカルは、2017年にパリ・オペラ座バレエ日本公演にて『ダフニスとクロエ』ほかを指揮し、日本でも高い評価を受け、今回、満を持して『金閣寺』が日本で初オペラ指揮となります。

パスカルの特長は、現代音楽への深い造詣とチャレンジングなアプローチ。パリ高等音楽院在学中からオーケストラ「ル・バルコン」を結成して、ピアニスト、作曲家、そしてサウンド・エンジニアの仲間とともに、多彩な活動を展開。これまでに、シェーンベルクからシュトックハウゼン、エトヴェシュといった20世紀、21世紀の作品を上演し、昨シーズンは、ミラノ・スカラ座、ベルリン州立歌劇場にシャリーノ作曲の”TI VEDO, TI SENTO, MI PERDO”を指揮しています。 直近では、2018年11月オペラ・コミークとの共同制作によるシュトックハウゼン作曲『光から木曜日』(新制作)を「ル・バルコン」を率いて指揮しています。



一方、パリ・オペラ座でのラヴェル作曲『スペイン時間』、プッチーニ作曲『ジャンニ・スキッキ』、スウェーデン・マルメ歌劇場でのドビュッシー作曲『ペレアスとメリザンド』など、様々な音楽でも実力を発揮。『ペレアスとメリザンド』はDVDでリリースされており、映画「ミルピエ パリ・オペラ座に挑んだ男」(2015/フランス)にも指揮で参加しています。ぜひその手腕をお確かめください!

そして、三島由紀夫の愛読者でもあるというパスカル。オペラ『金閣寺』はその意味でパスカル本人も演奏を熱望した作品でした。演出の宮本亜門とも、昨年末、パリで打ち合わせをして意気投合。
今、世界に向かって黛敏郎『金閣寺』の音楽を奏でることに最もふさわしい指揮者であるでしょう。


パリにて マキシム・パスカルと宮本亜門

東京公演の後は、香港に移り、香港アート・フェスティヴァルに初登場予定。3月2日、3日、ベルリオーズ没後150年記念として、グザヴェエ・ロトの設立した話題の楽団ル・シエクルと共に「幻想交響曲」、「レリオ」、「イタリアのハロルド」などオール・ベルリオーズ・プログラムを指揮します。そして、今年もベルリン州立歌劇場、ミラノ・スカラ座に再招聘が決まっています。
世界的にも目が離せない指揮者のひとり、マキシム・パスカルのタクトにどうぞご期待ください。
 
 
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2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場

 2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
 指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
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大晦日はオペラ『金閣寺』の演出 宮本亜門と柏木役 テノール樋口達哉がTV出演!

2018年の大晦日に、東京二期会オペラ劇場2019年2月公演『金閣寺』の演出 宮本亜門と、柏木役 テノール樋口達哉がTV出演いたします。


宮本亜門
宮本亜門は、午後9時20分からのNHK-Eテレ「クラシック・ハイライト2018」に司会として登場。平成時代の30年間をふりかえる内容で、番組後半には平成を生きた作曲家のひとりとして、黛 敏郎が紹介されます。
『金閣寺』のワンシーンも流れる予定ですので、どうぞお見逃しなく!

◆◆◆ 放送情報1 ◆◆◆
「クラシック・ハイライト2018」
放送日時:2018年12月31日(月) 午後9:20~午後11:45
放送局:NHK Eテレ

▼内容詳細はNHKホームページをご覧ください
クラシック・ハイライト2018 - NHK番組表

樋口達哉
樋口達哉は、毎年カウントダウン演奏の生中継で人気の午後11時30分からのテレビ東京「東急ジルベスター・コンサート2018-2019」に出演。祝祭的な雰囲気にふさわしいオペラ・アリアを披露します。
また、こちらの指揮は、アンドレア・バッティストーニ。バッティストーニと樋口は、来年10月公演『蝶々夫人』で再び共演することになりますので、どうぞご期待ください。

◆◆◆ 放送情報2 ◆◆◆
「東急ジルベスター・コンサート2018-2019」
放送日時:2018年12月31日(月) 午後11:30~午前0:45
放送局:テレビ東京系各局

▼内容詳細は番組ページをご覧ください
東急ジルベスターコンサート2018-2019 番組情報ページ - テレビ東京

 
 
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2019年2月公演 黛 敏郎『金閣寺』 - 東京二期会オペラ劇場

 2019年2月22日(金)18:30、23日(土)14:00、24日(日)14:00 東京文化会館大ホール
 指揮:マキシム・パスカル、演出:宮本亜門、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益社団法人日本演奏連盟

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