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【放送情報】8/3(月)~5(水) NHK BSプレミアム『クラシック倶楽部』で、昨年開催の「二期会サマーコンサート2019」のハイライトが再放送されます

2019年8月23日(金)と24日(土)の2日間にわたって開催し、大好評を博しました「二期会サマーコンサート2019 ~オペラに魅せられて~」が、NHK BSプレミアム『クラシック倶楽部』8月3日(月)~5日(水)早朝5:00~5:55の3日連続で再放送されます。
今をときめく豪華な顔ぶれが出演した「二期会サマーコンサート2019」。2日間で40人を超える歌手とピアニストが名曲の数々を披露しました。その両日の模様を、抜粋で3日に分けての放送となります。
3日間の放送の内容は次の通りです。

◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
NHK「クラシック倶楽部」
「二期会サマーコンサート」
(再放送)
放送局:NHK BSプレミアム
放送日時と内容:
■2020年8月3日(月) 午前5:00~5:55(55分)
 「二期会サマーコンサート I」(ピアノ:大藤玲子)

 1.フロトー作曲:歌劇『マルタ』から
  「もっと近くへおいで はにかみやのお嬢さん」
   (ソプラノ)松永知史、(メゾソプラノ)成田伊美
   (テノール)新津耕平、(バリトン)藪内俊弥
 2.ヴェルディ作曲:歌劇『リゴレット』から
  「慕わしい人の名は」
   (ソプラノ)全 詠玉
 3.ヴェルディ作曲:歌劇『リゴレット』から
  「ほおの涙が」
   (テノール)山本耕平
 4.ニコライ作曲:歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』から
  「あなたのお嬢さんをください」
   (テノール)西岡慎介、(バス)倉本晋児
 5.トマ作曲:歌劇『ミニョン』から
  「こよい 私は妖精の女王」
   (ソプラノ)愛 もも胡
 6.チャイコフスキー作曲:歌劇『スペードの女王』から
  「あなたを愛しています」
   (バリトン)加耒 徹
 7.ベルリオーズ作曲:劇的物語『ファウストのごう罰』から
  ロマンス「燃える恋の思いに」
   (メゾソプラノ)小林由佳
 8.チレーア作曲:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』から
  「さあ 答えがないわ 開けてください」
   (ソプラノ)三縄みどり、(メゾソプラノ)岩森美里

■2020年8月4日(火) 午前5:00~5:55(55分)
 「二期会サマーコンサートII」(ピアノ:山岸茂人)

 1.ニコライ作曲:歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』から
  「いらっしゃい 陽気な移り気よ」
   (ソプラノ)菊地美奈
 2.ヴェルディ作曲:歌劇『椿姫』から
  「パリを離れて」
   (ソプラノ)日比野 幸、(テノール)与儀 巧
 3.レハール作曲:喜歌劇『メリー・ウィドー』から
  「ヴィリアの歌」
   (ソプラノ)山口道子
 4.モーツァルト作曲:歌劇『コシ・ファン・トゥッテ』から
  「私のドラベッラだけはそうじゃない」
   (テノール)鈴木 准、(バリトン)大川 博
   (バスバリトン)多田羅迪夫
 5.ドヴォルザーク作曲:歌劇『ルサルカ』から
  「月に寄せる歌」
   (ソプラノ)嘉目真木子
 6.ムソルグスキー作曲:歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』から
  ボリスの死「さようなら わが子よ」「聞け とむらいの鐘がなる」
   (バス)岸本 力
 7.ヴェルディ作曲:歌劇『ドン・カルロ』から
  「世のむなしさを知るあなた」
   (ソプラノ)腰越満美

■2020年8月5日(水) 午前5:00~5:55(55分)
 「二期会サマーコンサートIII」(ピアノ:◆大藤玲子、◇山岸茂人)

 1.グノー作曲:歌劇『ファウスト』から ◆
  宝石の歌「何と美しいこの姿」
   (ソプラノ)上田純子
 2.マスネ作曲:歌劇『タイス』から ◆
  鏡の歌「私を美しいと言っておくれ」
   (ソプラノ)金見美佳
 3.チレーア作曲:歌劇『アルルの女』から ◆
  「ありふれた話」
   (テノール)又吉秀樹
 4.ベッリーニ作曲:歌劇『清教徒』から ◇
  「おお 最愛の叔父様」
   (ソプラノ)佐藤優子、(バスバリトン)狩野賢一
 5.サン=サーンス作曲:歌劇『サムソンとデリラ』から ◇
  「あなたの声に心は開く」
   (メゾソプラノ)山下牧子
 6.ルーナ作曲:サルスエラ『ユダヤの子』から ◇
  「私はスペインから来た」
   (ソプラノ)塩田美奈子
 7.マスネ作曲:歌劇『ウェルテル』から ◇
  手紙の歌「ウェルテルよ 誰が言えましょうか」
   (メゾソプラノ)与田朝子
 8.ジョルダーノ作曲:歌劇『アンドレア・シェニエ』から ◇
  「国を裏切る者」
   (バリトン)今井俊輔
 9.(アンコール)ヴェルディ作曲:歌劇『椿姫』から ◇
  乾杯の歌「友よ さあ飲みあかそう」
   (ソプラノ)菊地美奈、腰越満美、小林菜美、佐藤優子、
         塩田美奈子、日比野 幸、山口道子、嘉目真木子
   (メゾソプラノ)山下牧子、与田朝子
   (テノール)行天祥晃、鈴木 准、中島康晴、与儀 巧、吉田伸昭
   (バリトン)今井俊輔、大川 博
   (バスバリトン)狩野賢一、多田羅迪夫
   (バス)岸本 力

(収録:2019年8月23日(金)、24日(土) 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール)

今年のサマーコンサートは新型コロナウイルスの影響で、あいにく開催中止となってしまいましたが、毎夏の人気公演をどうぞテレビにてお楽しみください。

▼番組ホームページはこちら
放送予定 - クラシック倶楽部 - NHK
注)放送日以降は更新されます

▼サマーコンサート2019情報ページはこちら
二期会サマーコンサート2019|主催コンサート - 東京二期会

▼今年の公演は中止となりました
【公演中止】二期会サマーコンサート2020|主催コンサート - 東京二期会
(チケット払い戻し手続きは2020年8月31日(月)までです)

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12/9(月)アルテリーベ東京「月曜フレッシュコンサート」は、【二期会レコメンド】ソプラノ中野瑠璃子&バスバリトン狩野賢一の初共演ステージ

おいしいビールとお食事とともに毎夜ヴァラエティ豊かなオペラのステージが展開しているアルテリーベ東京。毎週月曜日は、オペラ界期待の若手が登場し、ビュッフェ形式のお食事と飲み放題制のドリンクで人気の「月曜フレッシュコンサート」が開催されています。
今度12月9日(月)は、「二期会レコメンド」と冠し、東京二期会オペラ本公演のキャストによるコンサートをお届けします。
去る11月公演『天国と地獄』ヴィーナス役で二期会オペラデビューを飾ったソプラノ中野瑠璃子と、来る2020年4月『サムソンとデリラ』に老ヘブライ人役で出演予定のバスバリトン狩野賢一によるデュオ・ステージ。同じ群馬県出身の二人ですが、共演はこれが初めて。ピアノには清水 新が出演します。
出演の二人にオペラ公演のことと今回のステージについて、話を聞きました。

      *     *     *

まずは、デビューを果たしたばかりの中野瑠璃子から。

――中野さん、『天国と地獄』の舞台はいかがでしたか?


ソプラノ 中野瑠璃子
中野: 正直に申し上げまして、「天国と地獄ロス」です。
楽しい稽古場、音楽、演出、全て恋しいです。上演中は、お客様方の笑い声、拍手が耳に届くたび、喜びを感じていました。お笑いであるオペレッタですから、お客様に沢山笑っていただいて、とても嬉しかったです。最後の「運動会の曲(ギャロップ)」では、会場が一体となって盛り上がって、最高でした。ご来場いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
続いて、狩野賢一は、〈東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ〉で2018年の『ノルマ』(オロヴェーゾ役)に続き、来年の同シリーズ『サムソンとデリラ』(老ヘブライ人役)でもバス妻屋秀和とのダブルキャストで出演します。

――狩野さん、公演にむけての意気込みを。


バスバリトン 狩野賢一
狩野: 妻屋さんは僕にとって、学生時代からの憧れの人であり、舞台上のスターであり、はるか遠い存在でした。妻屋さんと初めてご一緒させていただいたのは、2015年の『魔笛』公演でした。そのときは稽古で一緒になることも少なく、なかなかお話しできる機会もなかったのですが、2017年『ばらの騎士』東京公演でカヴァーを務めさせていただいた際には色々なお話をさせていただき、第一線のバスとして活躍されている「生のアドヴァイス」を沢山いただけました。僕自身はカヴァーとしての役割を上手く果たせずご迷惑をお掛けしっ放しだったのですが、そんな中でも親身にお声を掛けて下さり、本当に有り難かったです。
そして、『ノルマ』では初めてダブルを組ませていただき、今回『サムソンとデリラ』で再び……数年前から考えてみると本当に夢のようで、大変光栄に感じています。
あまりにも偉大な先輩とダブルを組ませていただくのには難点もありまして、どうしても比べられてしまうのです。妻屋さんは常人離れした身体と能力を持っておられるので、常人の僕には「そんなの無理、無理!」と思うことも多々あります…が、今回もよーく観察して沢山盗みたいと思っています。
――それではお二人に、今回のアルテリーベのステージについて

中野: 狩野さんはバスバリトン、私はソプラノ・リリコのレパートリーを中心にお届けします。この組み合わせは私自身も初めてで、今から楽しみです。今日だけはオトナNightとの副題通り、バスバリトンとソプラノ・リリコ、オトナな渋い魅力を堪能していただきたく思っております!

狩野: 中野さんとは今回初めてご一緒させて頂きます。大変舞台映えのする容姿をお持ちの方で、このように優れた歌い手が同郷から出て来るということは大変嬉しいことですし、心強いです。良い意味で群馬県人らしからぬ(?)華やかさを、是非お楽しみ頂きたいです。そして僕の健気な引き立てっぷりもお見逃しなく(笑)!

     *     *     *

■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
【二期会レコメンド】急遽結成!瑠璃&賢~今夜だけはオトナnight~

日時:2019年12月9日(月) 18:00開店
   第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,600円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:中野瑠璃子(ソプラノ)、狩野賢一(バスバリトン)、清水 新(ピアノ)
演奏予定曲:
 第1部
 瑠: ツィーラー『観光案内人』より「愛する、美しいドナウの町」
 賢: ブラームス〈5つの歌〉より 「アルテ・リーベ 昔の恋」
 瑠: ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より「あたりは静けさに包まれ」
 賢: モーツァルト『フィガロの結婚』より 「もう飛ぶまいぞこの蝶々」
 瑠&賢:ベッリーニ『清教徒』より「おお、愛する叔父さま」
  …第2部につづく

さあ、「月曜日は、新橋で、オペラ」!

▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007



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8/23&24「二期会サマーコンサート2019」
演奏曲順決定!二期会の精鋭が揃う2日間に是非

令和元年夏、2日連続の豪華キャストとピアノの名手総勢43名が、深遠なるオペラの世界へと誘います。 わが国の声楽・オペラ界を牽引する、二期会のプリマ、プリモ、ホープそして重鎮が勢揃いしてのガラ(祭典)。主催公演ならではの華麗な演奏の数々に、心もときめきます!

さて、今回の演奏予定曲については既に二期会ホームページで発表しておりましたが、このたび演奏(出演)順も決まりましたので、ご案内いたします。

      *      *      *
180729ekiden_thumb.jpg 公演チラシ(PDF)■■■ 公演情報 ■■■
二期会サマーコンサート
Nikikai Gala 2019 オペラに魅せられて

会場:渋谷区文化総合センター大和田(4F) さくらホール
  (「渋谷駅」JR西口より徒歩5分)
料金:(各日毎・全席指定・税込)
  A席¥4,500、B席¥4,000 
  ※二期会オペラ愛好会会員割引あり

出演と予定演奏プログラム:
Operaに魅せられて Part1◆ 8月23日(金) 18:30開演(18:00開場)
(ピアノ:大藤玲子)
<第1部>
1. 木梨あずさ(ソプラノ)
  プッチーニ 歌劇『トゥーランドット』第3幕より “氷のような姫君も”
2. 福嶋由記(ソプラノ)
  プッチーニ 歌劇『マノン・レスコー』第2幕より “あの柔らかなレースの中で”
3. 岡村彬子(メゾソプラノ)
  サン=サーンス 歌劇『サムソンとデリラ』第2幕より “愛よ!私を助けにきておくれ”
4. 上田純子(ソプラノ)
  グノー 歌劇『ファウスト』第3幕より 「宝石の歌」
5. 新海康仁(テノール)、小林啓倫(バリトン)
  ドニゼッティ 歌劇『愛の妙薬』第2幕より “女は変な動物だ”
6. 金見美佳(ソプラノ)
  マスネ 歌劇『タイス』第1幕より “私を美しいと言って”(鏡のアリア)
7. 又吉秀樹(テノール)
  チレア 歌劇『アルルの女』第2幕より “ありふれた話”
8. 松永知史(ソプラノ)、成田伊美(メゾソプラノ)、
  新津耕平(テノール)、藪内俊弥(バリトン)
  フロトー 歌劇『マルタ』第2幕より “もっと近くへおいで、はにかみやのお嬢さん”
<第2部>
9. 全 詠玉(ソプラノ)
  ヴェルディ 歌劇『リゴレット』第1幕より “慕わしい人の名は”
10. 山本耕平(テノール)
  ヴェルディ 歌劇『リゴレット』第2幕より “頬にかかる涙が”
11. 西岡慎介(テノール)、倉本晋児(バス)
  ニコライ 歌劇『ウィンザーの陽気な女房達』第1幕より “あなたのお嬢さんをください”
12. 愛 もも胡(ソプラノ)
  トマ 歌劇『ミニヨン』第2幕より “今宵、私はティターニア”
13. 加耒 徹(バリトン)
  チャイコフスキー 歌劇『スペードの女王』第2幕より “私は貴方を愛しています”
14. 小林由佳(メゾソプラノ)
  ベルリオーズ 歌劇『ファウストの劫罰』第4部より “激しい炎のような愛は”
15. 三縄みどり(ソプラノ)、岩森美里(メゾソプラノ)
  チレア 歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』第2幕より “さあ、答えがないわ、開けてください”

Operaに魅せられて Part2◆ 8月24日(土) 13:30開演(13:00開場)
(ピアノ:山岸茂人)
<第1部>
1. 佐藤優子(ソプラノ)、狩野賢一(バスバリトン)
  ベッリーニ 歌劇『清教徒』第1幕より “おお、最愛の叔父様”
2. 菊地美奈(ソプラノ)
  ニコライ 喜歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』第1幕より “いらっしゃい、陽気な移り気よ”
3. 吉田伸昭(テノール)
  チャイコフスキー 歌劇『エフゲニー・オネーギン』第2幕より “青春は遠く過ぎ去り”
4. 小林菜美(ソプラノ)
  トマ 歌劇『ハムレット』第4幕より “皆様に私の花を差し上げましょう”
5. 日比野 幸(ソプラノ)、与儀 巧(テノール)
  ヴェルディ 歌劇『椿姫』第3幕より “パリを離れて”
6. 山下牧子(メゾソプラノ)
  サン=サーンス 歌劇『サムソンとデリラ』第2幕より “あなたの声に心は開く”
7. 中島康晴(テノール)
  ドニゼッティ 歌劇『ランメルモールのルチア』第3幕より “我が祖先の墓よ”
8. 山口道子(ソプラノ)
  レハール 喜歌劇『メリー・ウィドー』第2幕より 「ヴィリアの歌」
<第2部>
9. 鈴木 准(テノール)、大川 博(バリトン)、多田羅迪夫(バスバリトン)
  モーツァルト 歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』第1幕より
   “我がドラベッラはそんなことありえない~女の操はアラビアの不死鳥のようなもの~美しいセレナーデを”
10. 嘉目真木子(ソプラノ)
  ドヴォルザーク 歌劇『ルサルカ』第1幕より 「月に寄せる歌」
11. 行天祥晃(テノール)
  ヴェルディ 歌劇『リゴレット』第3幕より 「女心の歌」
12. 塩田美奈子(ソプラノ)
  パブロ・ルーナ サルスエラ『ユダヤの子』より “私はスペインから来た”
13. 与田朝子(メゾソプラノ)
  マスネ 歌劇『ウェルテル』第3幕より 「手紙の歌」
14. 岸本 力(バス)
  ムソルグスキー 歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』第4幕より “ボリスの死~さようならわが子よ”
15. 腰越満美(ソプラノ)
  ヴェルディ 歌劇『ドン・カルロ』終幕より “世の空しさを知る神”
16. 今井俊輔(バリトン)
  ジョルダーノ 歌劇『アンドレア・シェニエ』第3幕より “祖国の敵”

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


      *      *      *

鮮やかに記憶に残る贅沢な夏のひとときを、大切な方とご一緒にお過ごしください。皆様のご来場をお待ちしております。

▼「ららら♪クラシックコンサート」の公式ホームページでおすすめいただきました!
二期会サマーコンサート2019【2日連続公演】 - ららら♪クラブ

▼公演ページはこちら 《好評発売中!》
二期会サマーコンサート2019 - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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二期会からは総勢7名!武蔵野合唱団定期演奏会「エリヤ」に出演!!

9月15日(土)武蔵野合唱団第51回定期演奏会では、山田和樹氏の指揮により、メンデルスゾーン作曲オラトリオ「エリヤ」が取り上げられますが、二期会からは、ソプラノ田崎尚美、メゾソプラノ清水華澄、杉山由紀、テノール望月哲也、櫻田 亮、バリトン青山 貴、バスバリトン狩野賢一の総勢7名が出演します。


ソプラノ 田崎尚美

メゾソプラノ 清水華澄

メゾソプラノ 杉山由紀

テノール 望月哲也

テノール 櫻田 亮

バリトン 青山 貴

バスバリトン 狩野賢一

先日はマエストロ稽古が行われ、稽古の終わりには合唱団運営委員長が、本公演への思いをお聞かせくださいました。

「前回、第50回という記念すべき演奏会を終え、節目の演奏会ももちろん重要だが、新たな一歩となる次の演奏会こそ大切にしたい」

「51」回目となる本公演への、熱い思いが伺えました。

マエストロと武蔵野合唱団、そして横浜シンフォニエッタの演奏とともに紡がれる、預言者エリヤを取り巻く物語。合唱曲や独唱曲もさることながら、ソリスト8名による重唱も聴きどころです。宗教曲でありながらもドラマチックな音楽を、ぜひご堪能ください。
お席は残りわずか。皆さまのご来場をお待ちしております!


マエストロ稽古にて
写真左から狩野、青山、望月、櫻田、(指揮)山田和樹さん、田崎、(ソプラノ)澤江衣里さん、杉山、清水

■■■ 公演情報 ■■■
武蔵野合唱団第51回定期演奏会
~山田和樹 武蔵野合唱団指揮&横浜シンフォニエッタ創立 20周年記念~

日時:2018年9月15日(土) 16:00開演(15:30開場)
会場:サントリーホール
料金:S席6,500円、A席5,000円、B席4,000円、ヤングシート1,500円
出演:
(ソプラノ)田崎尚美、澤江衣里
(メゾソプラノ)清水華澄、杉山由紀
(テノール)望月哲也、櫻田 亮
(バリトン)青山 貴
(バスバリトン)狩野賢一
(指揮)山田和樹
(合唱)武蔵野合唱団
(管弦楽)横浜シンフォニエッタ
曲目:メンデルスゾーン作曲 オラトリオ『エリヤ』Op.70
主催:武蔵野合唱団

▼公演詳細・チケットのお求めはこちらから
武蔵野合唱団第51回定期演奏会 - 武蔵野合唱団|東京 吉祥寺の混声合唱団
 
 

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【レビュー】二期会ニューウェーブ・オペラ劇場公演『スペイン時間』『子どもと魔法』

快晴となった5月19日と20日、新国立劇場中劇場で『スペイン時間』『子どもと魔法』が上演されました。
出演者は二期会オペラ研修所を修了した第51期から第54期の若手歌手の中から選抜。若さとチームワークでお洒落な音楽劇を楽しませてくれました。
装置・増田寿子、衣裳・太田雅公、振付・山田うん、照明・齋藤茂男。演出は加藤 直。
写真撮影:三枝近志(◇…19日、★…20日)
<舞台写真はクリックで拡大表示します>

『スペイン時間』

時計屋の主人、トルケマダ(左・吉田伸昭)。
時計屋のオルゴール人形はダンサーたち。
時間を表して、時に踊りだします。


市役所の時計の修理に行ってしまって、店に残されたロバ曳きのラミーロ(右から2番目・門間信樹)。


主人の留守に、その妻コンセプション(中村洋美)は、恋人の詩人ゴンザルヴェ(新海康仁)を引き入れます。時間がないのに、ゴンザルヴェは詩作に夢中。


カタルーニャ式大時計に隠れたゴンザルヴェ(高柳 圭)。


もう一人の恋人、ドン・イニーゴ・ゴメス(中・佐原壮也)は大時計にお腹が挟まってしまいます。そこへトルケマダ(左・大川信之)が帰ってきました。


コンセプション(経塚果林)が皆で引っ張りますがドン・イニーゴ・ゴメス(狩野賢一)は出て来られません。


素敵な奥さんだなぁとつぶやくラミーロ(中前・佐藤 望)


最後は登場人物がオルゴール時計の人形に。ちょっと昔の映画みたいな終わり方。

『子どもと魔法』

宿題をしないので、子ども(右・澤村翔子)は、お母さん(左・遠藤千寿子)に怒られます。


中国茶碗(左・福間章子)とティーポット(右・木野千晶)。
子どもが中国茶碗を壊してしまったと言っています。


肘掛椅子(左・岩田健志)と安楽椅子(右・伊藤 光)がお喋り。


子どもの仕草、表情をよく見せて、楽しませた宮澤彩子。
柱時計は吉田侍史。


お姫様(湯浅桃子)が、絵本の中から現れます。
子ども(澤村翔子)は夢のような心持ち。幻想的で美しいシーン。


火(守谷由香)。
コロラトゥーラを駆使して、歌います。
衣裳が燃え上がるように見えました。


子どもが苦手な算数を、おかしなリズムで歌う小さな老人(右前・園山正孝)。
短いシーンですが、カラフルで楽しさいっぱい。


りす(香村寛子)。キョロキョロすばしっこく見る動きなど、とても可愛らしく、ふさふさのしっぽは、楽屋でも人気者だったとか。

ラヴェルの母親は、スペイン系の血筋をひき、バスク出身でした。
『スペイン時間』『子どもと魔法』は、母につながる想い出が散りばめられた作品ともいえます。
フランスから指揮者ジェローム・カルタンバックが来日し、東京交響楽団と共に、若手の演奏を支え、ラヴェル独特のリズム、色彩感あふれる音を繊細に聴かせました。
ニューウェーブ公演を機に、さらに大きな舞台に立ち、お客様と再び素晴らしい時を共にできますように。
ご来場、ありがとうございました。

帆かけ舟

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『スペイン時間』『子どもと魔法』キャストによるオススメ・シーン

あまり上演機会のない2作品。今回見逃したら次に出会えるのは、もういつのことになるやらわかりません。
そこで、両演目キャストにオススメの場面、音楽をあげてもらいました。
全員分紹介できないのは残念ですが、ご鑑賞の参考にどうぞ!

【スペイン時間】
★コンセプション 経塚果林
「Mais l'heure fuit,prends garde:Le temps nous est mesure sans pitie!(でも時は逃げるわ、気をつけて:私たちの時間は無情にも制限されているんだから!」
女の花盛りは短く、限りあるものである、という意味でしょうか。急いでくれなきゃ、あっという間におばさんになっちゃう!浮気は受け入れられないものですが、女性としての時間を謳歌しようと形振りかまわない彼女を、どこかうらやましく思ってしまう自分がいます。
★ゴンザルヴェ 高柳 圭
コンセプションと二人きりの時は詩作意欲が掻き立てられます!少し度が過ぎてしまい彼女は呆れ顔ですが、溢れだすインスピレーションを止めることは出来ないのです!
★ラミーロ 佐藤 望
ラミーロの口癖で、「Voila」というのがあります。「さぁ!」「では!」ていどの意味ですが、働き者の彼らしさが出ていて、様々な場面で出てきます。彼の心境によって歌い分けられたらと思っています。
★ドン・イニーゴ・ゴメス 狩野賢一
僕にとってこのオペラの中で最も印象的な音楽は、ラミーロの後半のアリア(?)です。
非常に幻想的で感動的、しかも今回はその曲中にある仕掛けが用意されていて、
稽古でその場面を見る度、じ~んと来ています。
★ラミーロ 門間信樹
陽気なラテンのリズムが印象的です。官能であったり、怒りであったり、現れ方は様々ですが、やはりフィナーレの五重唱でもハバネラのリズムが使われています。
★トルケマダ 大川信之
全体としてはオペラブッファの様式に従っていながら、それを上手く利用して古くて新しい、ラヴェルの独自の世界観。彼が何が表現したかったのかを、演者も探しています。その謎をお客様自身も意図を想像しながら探してもらえると大変楽しめるはずです!

【子どもと魔法】
★夜鳴き鶯 佐藤優子
基本的にみんな一回しか出てきませんので、全てのシーンに目を凝らして耳を澄まして鑑賞して頂きたいです!!
★安楽椅子/ふくろう 森 真奈美
安楽椅子と肘掛椅子は、子どもが出会う最初のキャラクター。登場シーンを楽しみに!
★雄猫/柱時計 吉田侍史
柱時計はテンポが早く短い曲ですが、その中に怒りや悲しみや切なさなど凝縮されています。
★中国茶碗/とんぼ 奥野恵子
歌もさることながら衣装がとても素敵です!「toujour l'airs chinoa(いつも中国風よ)」
★中国茶碗/とんぼ 福間章子
お茶碗のシーンでは山田うんさんによる可愛いダンスが入りました。ポットとお茶碗のダンスだなんて…なんて楽しそうだと思いませんか!?歌詞ほとんど意味不明の言葉の羅列で、ちゃらんぽらんな英語やフランス語の造語…果ては日本語まで出てきますよー!
★ティーポット 木野千晶
「火のアリア」と「お姫様のアリア」は素晴らしい名曲です!
★火 熊坂真里
忘れてはならないのが、様々な場面で華を添えて下さるダンサーの皆さんです!
火のシーンでもダンサーの方々がキレのあるダンスで場面を引き締めてくださっています!
★羊飼いの娘 金澤梨恵子
仲間の羊飼いたちが出し続けているバグパイプ(遊牧民が使う楽器)を思い出させる「ズー」という音が、あるときとぎれます。その瞬間の、世界変わったようになる場面が羊飼いのシーンでのイチオシです。
★お姫様 湯浅桃子
お姫様がいなくなったあと、男の子がひとりで歌うメロディがとても印象的です。観れば必ずその意味がおわかりいただけるはず。
★小さな老人/雨蛙 新津耕平
リスの衣裳は可愛いです。とにかく可愛い。ズルいくらい可愛いです。それと、子どもがお姫様に歌う、僕が君を守る!というような内容のところの音楽が個人的にとても好きです。
★肘掛椅子/木 岩田健志
小さな老人がひたすらメチャクチャに数字や単位を言っているところも楽しくて好きです。「常識に囚われるな」というメッセージがあると思います。
★雄猫/柱時計 野村光洋
数字の老人の合唱と老人のコラボレーションが非常に面白いです。猫は次に登場するのですが、そでで笑ってしまって出るのが大変です。自分はフランス猫なので、おしゃれにかっこよく雌猫を口説く…はずです。うまく雌猫をモノにできるのか、雌猫と雄猫の行方にも注目してください。
★牝猫 志岐かさね
“Moaraiin…Maraon…Meraon…”
★安楽椅子/ふくろう 伊藤 光
クライマックスにかけて愛情がどんどん溢れてきます。愛に包まれた音楽は、こんなにも幸せなのだと思いました。
★りす 香村寛子/清水多恵子
(香村)子どもに「この美しい瞳に何が映っていたか知ってる?」と歌うシーン…
カゴに捕らえられ、仲間が自由に跳んでいるのを独りで見ていることしかできなかった傷みを子どもに訴えます。音楽がとにかく綺麗です。
(清水)このシーンは「言い訳なんてしないで、自分の心としっかり向き合いなさい。」ということなのではないかと私は思います。りすのアリアは短いですが、とっても重要な場面だと思いますのでお聴き逃しなく。 ※お薦め第2位
★子ども 澤村翔子
やはり何と言っても最後の美しいフーガです!それまでにも、色味や色気や空気や、熱や、四角や、とても多様な音楽が出てきますけれども、それを全てひっくるめて一つの球体にしてしまうのがこのフーガです。私は歌いませんが、いつも歌いたくて稽古場ではコッソリ口ずさんでいます。思わず涙が出る、聴き所です! ※お薦め第1位
★お母さん 遠藤千寿子
終盤の場面でコロスが何度もMaman(ママ)と歌います。その時はまだお母さんは登場していないのですが、いつもその場面になると自分が呼ばれている気がしてソワソワしてしまいます(笑) 続いて「この子は本当に良い子です」と歌われるアンサンブルは美しくすぎて、涙腺が緩みそうになります。
★お母さん 安本ゆか
お母さんは優しさ、怒り、哀愁…と、コロコロ感情が変わります。怒りもネチネチ迫るものから、感情的なものまで。これを短い音楽の中で表現していますのでご注目ください。
最後、寝ている子どもが美しいハーモニーに包まれていて、とても印象的です。
★子ども 宮澤彩子
(寝ながら)合唱が美しすぎて毎回涙を堪えるのに必死です!

 
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二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 出演者からのメッセージ(1)

フランスからマエストロ、ジェローム・カルタンバックも無事来日し、本番へむけ日々熱のこもった稽古を重ねている、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『スペイン時間』『子どもと魔法』
ますます気持ちを熱くしている出演者からのメッセージをご紹介いたします!

【スペイン時間】
19日・ラミーロ役 門間信樹
ラミーロは、お金持ちでもない、甘い言葉のひとつも言えない、女性とうまく会話も出来ない、不器用な男です。
上演時間の短い一幕のオペラですが、爽快感とワクワク感で劇場が満たされることは間違いありません!お客様がひとり残らず満足して頂けるように全てを出し切ります!
20日・ラミーロ役 佐藤 望
気が優しく、素朴で働き者、そんなロバ引きラミーロ役です。
仲間達と作り上げた舞台を、どうぞ最後までお楽しみ下さい!!

19日・トルケマダ役 吉田伸昭
年の離れた魅力的な妻に浮気される時計屋の主人です。妻のことはとっても愛しています。でも時計のことはもっと好きかも!
ラヴェルの素敵なオペラを、若さ弾ける歌い手たちの歌と演技でご堪能くださいませ!(私も負けずに頑張ります!) 
20日・トルケマダ役 大川信之
不思議な雰囲気の時計屋の主人です。自分より年下の若い妻に惚れているが、時計やお金に対する関心も強く、結果的には間男に。したたかでもあり、どこか抜けており、几帳面でもあり、いい加減風。ちょっと掴みどころのない初老の男性です。
ラヴェルの家族愛や、人間関係愛観・その理想像がよくでた作品だと。個人的に思います。彼のウィットの効いた繊細で心優しい世界を表現したいです。それを感じ取って頂けたなら幸せです。

19日・コンセプション役 経塚果林
夫の居ぬ間に浮気をもくろむ、時計屋の女房役です。逢瀬のチャンスは週に一度しかないので、けっこう必死です。
ラヴェルの音楽と小粋なフランス語のリズムが織り成す世界を楽しんでいただけるよう、誠心誠意努めてまいります。
どうぞ新国立劇場へお越しくださいませ!
20日・コンセプション役 中村洋美
コンセプションは、自分の感情や欲望に素直で色気があり、憎めない可愛らしい女性。明るい太陽の様な女性です。
どちらの作品も全く違う雰囲気の音楽やキャラクターが出てきますしとてもフランス独特の洒落た音楽やお話です。私なりのコンセプションをお見せ出来ますよう全力で頑張ります。ラヴェルの世界をどうぞ見に来て下さい!

19日・ゴンザルヴェ役 高柳 圭
ゴンザルヴェは、生まれながらのナルシスト、学生であり、詩人でもあり、見るもの聞くもの全てを詩で表現してしまいます。いつも肌身離さず持っている手帳の中には、彼の夢が詞の形をとってびっしりと書き連ねてあるのです。
本人は至って真面目に、本気でかっこいいと思って行動しているゴンザルヴェですが、それがかえってマヌケに見えるかもしれません。僕自信も至って真面目に、本気でかっこいいと思って演じることによって、愛すべきマヌケキャラを表現出来ればと思います。
20日・ゴンザルヴェ役 新海康仁
ロマンチストな詩人役です。詩を作ることが大好きで、いろんな物事から詩想がうまれ、今は不倫という関係を創作活動に生かしています。
フランスオペラの中でもなかなか上演される機会のない作品ですが、とても素晴らしい音楽、楽しいストーリーで誰でも楽しめると思います。その魅力を伝えられるようにがんばりたいと思います。

19日・ドン・イニーゴ・ゴメス役 狩野賢一
僕の演ずるドン・イニーゴ・ゴメスは銀行家で、お金も権力も持っている人です。お腹も出ています。
そして恐らくはかわいこちゃんを好むエロ親父です(笑)今回も自分の金と力に物を言わせて、人妻コンセプションを口説きに来ます。その作戦の用意周到ぶりは非常に狡猾で、さすがエロ親父といった感じですが、それは同時に、彼が大変世間体を気にしているという、ある種臆病な一面をも表していると思います。またコンセプションに強引に迫ったりしながらも、時折見せる弱気な面や茶目っ気は、ゴメスをどこか憎めないキャラクターにしていると思います。
ラヴェルのオペラはなかなか上演される機会はありませんが、どちらも彼の素晴らしい音楽によって彩られた本当に素敵な作品ですし、どちらも45分程と時間的にも非常に見やすいものです。
特に《スペイン時間》は痛快にして軽妙、舞台を眺めているだけでもわかりやすいストーリーだと思います。この作品がなかなか上演されないのが不思議に思えてならない程です。本番でお客様に心行くまで楽しんで頂けるよう、出演者、スタッフ一同、尚一層良いもの、楽しいものを追求して参りますので、是非ご期待下さいませ!
20日・ドン・イニーゴ・ゴメス役 佐原壮也
町の大金持ちの銀行家で自信家。そして、エロオヤジであり、お茶目な一面を持ち合わせています(←あくまで役の説明です)。
頑張ります!しか言えません(笑)。皆がそれぞれの役の個性を活かしてラヴェルの世界観を表現しようとしています。その一体感を劇場で味わって頂けたらと思います。

つづく

▼公演情報はこちらから!
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『スペイン時間』『子どもと魔法』 - 東京二期会

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