タグアーカイブ: マクロプロス家の事

メゾソプラノ小山由美、第40回サントリー音楽賞を受賞!

日本のクラシック音楽界で功績のあった個人や団体を表彰する第40回サントリー音楽賞が、メゾソプラノ会員の小山由美に決まったことが3月19日にサントリー音楽財団より発表がありました。
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小山は昨年、びわ湖ホホールプロデュースオペラ他『サロメ』ヘロディアス役、東京二期会オペラ劇場『ワルキューレ』フリッカ、同『マクロプロス家の事』(日生劇場との共催)などに出演し、高い芸術性と卓越した歌唱が評価されました。
▼サントリー音楽賞について詳しくはこちらをご覧ください
サントリー音楽財団 - サントリー
▼東京二期会オペラ劇場-公演記録
2008年2月公演 ワーグナー『ワルキューレ』
2008年11月公演 ヤナーチェク『マクロプロス家の事』
▼今後の出演予定コンサート詳細
2009年7月11日(土)16:00
二期会ゴールデンコンサートin津田ホールVol.26
小山由美×私の密かに愛する名曲
- 主催・制作コンサート(株式会社二期会21)

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蔵野蘭子、大晦日にマレーシアでTV出演&今後の予定

2008年11月、日生劇場開場45周年記念公演・東京二期会オペラ劇場『マクロプロス家の事』で不老不死の秘薬により300年以上も生きたミステリアスな美女「エミリア・マルティ」を熱演した蔵野蘭子。
年末年始はマレーシアで迎え、大晦日の番組ではオペラ・アリアを披露、番組のインタビューにも登場しました。
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今後、1月末には再びヨーロッパへ戻り、3月には新国立劇場『ラインの黄金』フライアに出演予定です。
『マクロプロス家の事』公演舞台写真−日生劇場
新国立劇場『ラインの黄金』公演情報−オペラ|新国立劇場

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『マクロプロス家の事』開幕

ヤナーチェクの響き、と聞くと、俄かには感覚が遠いかも知れませんが、大変印象深く、独特の透明感のある音の世界が魅力です。生粋のウィーンっ子で、世界中から注目される颯爽とした指揮者・アルミンクが、そのキャリアの早い時期から縁のあったヤナーチェク・フィルの経験を生かし、オペラ『マクロプロス家の事』が開幕しました。
氏が音楽監督を務める新日本フィルハーモニー交響楽団のサウンドは素晴らしく、日本ではなじみの薄い『マクロプロス』をピットから支え、そして歌手は楽曲の難しさもさることながらチェコ語という高いハードルを超えるためにこの数ヶ月の稽古を経て、非常に勢いのある舞台となりました。
演出は日生劇場をはじめ、二期会等でもさまざまな公演を通して、安定した舞台と評価が高い鈴木敬介。幕が開くと、そこには、死ぬことができない337年という歳月を生きてきたエミリア・マルティという美しくも摩訶不思議な魅力をたたえた一人の女の物語が始まります。
337年間、いくつもの名前を持ち、世代を超えて男を愛し、愛した男たちが老いていく様を眺めつつ、美しいまま生きてきたオペラ歌手エミリア・マルティを、小山由美が圧倒的な存在感で演じました。蠱惑(こわく)的ともいえる深い声の響きに引き寄せられます。そしてオペラの舞台裏の情景、劇場を支える裏方たちの存在が、この作品の味わいを増します。ユーモアを交えて心優しい道具係を演じる志村文彦、華やかな世界を生きるエミリアに対し、また彼女に次々と言い寄る愛人たちに対し、出番は少ないながら絶妙な間合いで笑いを誘い、人物像を際立たせる掃除婦役の三橋千鶴らがしっかり脇を固めています。
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20・24日組「エミリア・マルティ」小山由美(撮影:鍔山英次/写真提供:日生劇場)
経験豊かな主なキャスト陣は言うまでもなく、美しいクリスタ役にも林美智子といった贅沢な顔ぶれ、そしてグレゴルにはヨーロッパ、アメリカの歌劇場で活躍するテノール、ロベルト・キュンツリーが客演。アルミンクに率いられた新日本フィルハーモニーが奏でる繊細な響きは、一瞬としてとどまることのない時間に対する普遍的な意味での愛惜であるといえるかも知れません。
22日(土)は、蔵野蘭子、大間知覚、高橋淳、長谷川忍らが出演します。
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22日組「エミリア・マルティ」蔵野蘭子(撮影:三枝近志/写真提供:日生劇場)

『マクロプロス家の事』公演詳細ページ
−東京二期会
『マクロプロス家の事』公演詳細ページ −日生劇場

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『マクロプロス家の事』クラシック・ニュースに紹介記事

日生劇場開場45周年記念/東京二期会オペラ劇場2008年11月公演『マクロプロス家の事』の紹介記事がクラシック・ニュースに掲載されました。
記事中には関連・参考情報の他、ゲネプロの舞台写真も掲載されております。
どうぞご覧ください。
日生劇場開場45周年記念 ヤナーチェク:オペラ『マクロプロス家の事(こと)』公演まじか!−クラシック・ニュース(2008年11月19日)

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『マクロプロス家の事』いよいよ明日初日!

日生劇場開場45周年記念/東京二期会オペラ劇場2008年11月公演 L.ヤナーチェク『マクロプロス家の事』の公演が迫りました。
当日の公演タイムテーブルと当日券販売予定を次の通りご案内いたします。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

11月20日(木)
11月22日(土)
11月24日(月・祝)
販売予定券種
S,A
予定販売数終了
予定販売数終了
ピロティ開場
18:15
13:15
13:15
客席開場
18:30
13:30
13:30
開演
19:00
14:00
14:00
第1幕
約40分
休憩予定時刻
19:40~20:00
14:40~15:00
14:40~15:00
第2幕
約30分
休憩予定時刻
20:30~20:50
15:30~15:50
15:30~15:50
第3幕
約30分
終演予定
21:20
16:20
16:20

※公演当日は劇場窓口のみにて10:00より発売いたします。また、販売状況により券種によっては販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の進行によりずれる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
『マクロプロス家の事』公演詳細ページ −東京二期会
『マクロプロス家の事』公演詳細ページ −日生劇場

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公演迫る『マクロプロス家の事』クラシックニュースにキャストインタビュー掲載

20世紀のオペラを代表する作曲家ヤナーチェクの傑作『マクロプロス家の事』の上演(11月20・22・24日=日生劇場)が近づいて参りました。
年齢不詳で美貌のオペラ歌手エミリア・マルティと彼女をとりまく人々とのドラマがまるでミステリーのように展開してゆく。
百年も続くグレゴル対プルスの遺産相続に関する訴訟の最終公判日。訴訟はピストル自殺した父グレゴルからその息子アルベルトへと引き継がれている。そのアルベルト・グレゴルの前に突然現れたエミリア・マルティ。
第3幕で解き明かされる謎。彼女の本名はクレタ島出身のエリナ・マクロプロス。皇帝ルドルフの命で不老不死の薬を作った父の実験台となって、当時16歳だったエリナは今では337歳。その数奇な運命とは・・・。
ウィーン国立歌劇場などでも活躍するパンテリス・デシラスの舞台装置も楽しみだ。
この出演を機にオペラの舞台となったチェコを訪れたという蔵野蘭子と大間知覚(おおまちさとる)のインタビューが「インタビュー@クラシック」に掲載され、動画でご覧頂けます。
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ヤナーチェク:オペラ「マクロプロス家の事(こと)」の公演に向けて燃焼!ソプラノ:蔵野蘭子、テノール:大間知覚!−クラシックニュース
蔵野蘭子&大間知覚 インタビュー(動画)−インタビュー@クラシック
日生劇場開場45周年記念特別公演・東京二期会オペラ劇場
レオシュ・ヤナーチェク『マクロプロス家の事』
公演詳細−東京二期会
公演詳細−日生劇場

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小山由美 第4回ロシヤ歌曲賞受賞
授賞式でチャイコフスキーの歌曲を披露

9月9日(火)にカワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」で、「第4回ロシヤ歌曲賞」(ロシヤ歌曲研究会:小野光子氏主宰)の授賞式が行われ、受賞した小山由美(こやま・ゆみ/メゾソプラノ)が、表彰を受けました。
ロシヤ歌曲賞は、1995年に小野光子氏の東京藝術大学退官を期に、一層のロシヤ声楽曲演奏の発展を願ってロシヤ歌曲研究会により設立された賞です。ほぼ4年に1度に受賞者が選ばれており、二期会会員では、前回の2003年に佐藤泰弘(さとう・やすひろ/バス)が受賞しています。
式では、賞の授与とともに、小山による記念演奏も行われました(ピアノ伴奏は寺嶋陸也氏)。
チャイコフスキーやラフマニノフだけでなく、日本ではほとんど演奏されないタネーエフの歌曲や、リムスキー=コルサコフのオペラ『不滅のカシチェイ』からのアリアも披露するという、貴重な機会になりました。
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小山は、この後、10月12日〔日〕びわ湖ホール『サロメ』、11月20日〔木〕、24日〔月・祝〕東京二期会・日生劇場共催『マクロプロス家の事』で主演いたします。
どうぞご期待ください。
びわ湖ホール『サロメ』 - 公演情報
東京二期会オペラ劇場『マクロプロス家の事』(日生劇場共催) - 公演情報

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メゾ・ソプラノ林 美智子が「マンスリーとーぶ」9月号に登場!

東武鉄道の広報誌として毎月、東武線各駅で配布(無料)している「マンスリーとーぶ」9月号での“ヒューマン・リポート 人間大好き”に 林 美智子 が登場致します。
hayashi_michiko0808.JPG 写真:(c)石崎宏治
8月20日にリリースされたばかりのセカンド・アルバム「地球はマルイぜ −武満徹:SONGS−」(ビクターエンタテインメント)への想いや、11月の日生劇場開場45周年記念特別公演 オペラ『マクロプロスの事』出演のことなどを語っています。
是非ご覧下さい。
hayashi_tobu_shuzai1.jpg マンスリーとーぶの取材風景

マンスリーとーぶ(サイトでは電子ブックでご覧いただけます) - 東武鉄道
セカンド・アルバム「地球はマルイぜ −武満徹:SONGS−」 - ビクターエンタテインメント
CDリリース記念リサイタル「林美智子SINGS武満徹SONGS」 - リサイタル情報
2008年11月公演『マクロプロス家の事』 - 東京二期会オペラ劇場
ピックアップアーティスト「林 美智子」 - 二期会21

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