タグアーカイブ: 吉田伸昭

NIKIKAI Days @ Blue Rose 2018 公演紹介(3)
~6/30(土)「日本の童謡誕生百年を記念して」

Nikikai Days 2018をご紹介するコーナー第3弾は、第2日、6月30日(土)の「日本の童謡誕生百年を記念して ~歌い継がれてきた童謡から現代・朝岡真木子の童謡まで~」に注目します。
コンサートで自身の新作を披露、ピアニストとして出演する作曲家の朝岡真木子さんからメッセージをいただきました。

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「文部省主導による「唱歌」とは別に、文学や音楽の芸術家による文芸運動が起こり、大正7年(1918年)7月1日に児童文芸誌「赤い鳥」が発刊されて、ちょうど100年になります。第1部では時代の流れをふまえ、数々のなつかしい童謡を聴いていただきます。ここ10年位は「歌のおじいさん」として童謡をよく歌われていらっしゃいます中村健先生が花をそえてくださいます。第2部では、私の歌曲的な童謡をご披露致します。金子みすゞ生誕115年にあたる今年に、金子みすゞ童謡全集より5編を選び作曲させていただき、初演致します。やさしい言葉の中に温かい心深さと広がりを感じられ、それを音で表現できたらと思い、作曲致しました。」
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朝岡真木子 (あさおか まきこ:作曲・ピアノ) 略歴
東京藝術大学附属音楽高校を経て、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。2011年「音のポケット」により、第41回日本童謡賞を受賞。洗足音楽大学講師を経て現在、一般社団法人 日本童謡協会 理事。公益社団法人 日本演奏連盟 会員。
〈主な作品〉
歌曲集:「花筏」(全音楽譜出版社)、「愛は光の中に」(音楽之友社)、「万葉の愛」「秋に寄せる四つの叙情」(音楽出版ハピーエコー)、「海六章」(音楽之友社)
合唱曲:「妖精模様」(全音楽譜出版社)、「サトウハチローの詩による五つの歌」(ドレミ楽譜出版社)、「まほろばの大和し美し」(全音楽譜出版社)、「花のなみだ」(全音楽譜出版社)
器楽曲:クラブサンのための4つの小品(日本作曲家協議会)、マンドリンオーケストラのための「リオの海風」「リオの祈り」「イグアスの虹」
オペラ:「葛の葉」「白鷺幻想」「三百年姫」「坦庵 熱き心の火」(国民文化祭参加作品)等

 


チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
NIKIKAI Days@Blue Rose 2018
第2日 日本の童謡誕生百年を記念して
  ~歌い継がれてきた童謡から現代・朝岡真木子の童謡まで~

日時:2018年6月30日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:全指定席 一般¥4,500(税込)
出演:木内弘子(ソプラノ)、黒川京子(ソプラノ)、前澤悦子(ソプラノ)、
    和澤康代(ソプラノ)、清水邦子(ソプラノ)、吉田伸昭(テノール)、
    馬場眞二(バリトン)、朝岡真木子(作曲・ピアノ)、
    中村 健(スペシャルゲスト)

演奏予定曲:
《歌い継がれてきた童謡から》
 かなりや、赤とんぼ、からたちの花、かわいい魚屋さん、
 やぎさんゆうびん、アイスクリームの歌、トマト、
 おはなしゆびさん、バスの歌、ひょっこりひょうたん島 …ほか
《朝岡真木子作曲の童謡から》
 黒豆のなっとう、めをだしたのに、おにぎりの歌、だんごむし、
 流れ星 …ほか
《朝岡真木子作曲》
 金子みすゞの詩による組曲「うた」(仮題)<新作初演>

▼詳細は公演ページをご覧ください
NIKIKAI Days @ Blue Rose 2018 - 二期会21

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

 
 

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明日いよいよ開幕!神奈川芸術劇場ネオ・オペラ『マダムバタフライX』

演出家・宮本亜門氏が、斬新な切り口で21世紀の新しい“蝶々夫人”像を表現した舞台、ネオ・オペラ『マダムバタフライX』が神奈川芸術劇場(KAAT)で明日10日(土)、初日を迎えます。
舞台は現代。ある女性TVディレクターの提案で、ドキュメンタリー『蝶々夫人』の撮影をはじめるところからストーリーは展開します。
撮影の過程から見えてくる“蝶々夫人”の生きざま、そして時代を超えて問いかけてくる日本女性の真実の愛、求めるべき生き方とは…。
演劇とオペラが交錯して、絶妙な舞台空間を創り上げています。
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「ある晴れた日に」や二重唱「かわいがってくださいね」などの有名アリアが聴けるのはもちろんのこと、客席中央までせり出した舞台、映像を駆使した大胆な演出は、オペラ初心者からオペラ・ファンにまで愉しめる内容になっています。
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撮影:林 喜代種/写真提供:神奈川芸術劇場
■■公演情報■■
神奈川芸術劇場公演 ネオ・オペラ『マダムバタフライX』
公演日時:
 2012年11月10日(土)、11日(日)、14日(水)、17日(土)、18日(日)
 いずれも15:00開演
会場:KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉
【構成・演出】宮本亜門
【キャスト】
 蝶々夫人:嘉目真木子(ソプラノ)
 ピンカートン:与儀 巧(テノール)
 スズキ:田村由貴絵(メゾ・ソプラノ)
 シャープレス:大沼 徹(バリトン)
 ゴロー:吉田伸昭(テノール)
 ケイト:鈴木純子(ソプラノ)
▼公演詳細、チケット情報、アクセス等はこちらをご覧ください。
『マダムバタフライX』~プッチーニのオペラ「蝶々夫人」より - KAAT 神奈川芸術劇場
▼嘉目真木子が表紙になった「神奈川芸術プレスVol.108」が、こちらからご覧頂けます!
アーツプレス 2012 - KAAT 神奈川芸術劇場

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幸田浩子、北川辰彦、ジョン・ハオがMC出演中のBSフジ「レシピ・アン」
11月は『マダム・バタフライX』を演出中の宮本亜門氏をお迎えします!

幸田浩子、北川辰彦、そしてジョン・ハオの3人が様々な業界のゲストを迎え、音楽と料理でおもてなしする音楽&トーク番組「レシピ・アン」。
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左からジョン・ハオ、幸田浩子、北川辰彦
11月のゲストは、芸術監督を務める神奈川芸術劇場(KAAT)で新作『マダム・バタフライX』を上演する演出家の宮本亜門氏がお見えになりました。
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演出家・宮本亜門さん
『マダム・バタフライX』には二期会から主役蝶々夫人を歌う嘉目真木子をはじめ、ピンカートン・与儀 巧、スズキ・田村由貴絵、シャープレス・大沼 徹、ゴロー・吉田伸昭、そしてケイト・鈴木純子と5人の歌手が出演し、新しく創造された《オペラ×演劇》の舞台で熱い演奏を繰り広げています。
そんな稽古の合間を縫ってお越し頂いた亜門さんと3人の“レシピ・アン”が、オペラの舞台裏話で大いに盛り上がります!
『マダム・バタフライX』の稽古場風景も覗けますので、どうぞお愉しみに!
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◆◆番組情報◆◆
『レシピ・アン~音楽と料理で幸せのおもてなし~~』
BSフジ:毎週水曜 23:00~23:30
▼番組情報ページはこちらから
『レシピ・アン~音楽と料理で幸せのおもてなし~』 - BSフジ
▼番組公式ページも出来ました!
レシピ・アン~音楽と料理で幸せのおもてなし~ オフィシャルサイト - BSフジ

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宮本亜門氏の新演出による『マダム・バタフライX』。蝶々夫人役の嘉目真木子が、tvk「カナフルTV」に出演します。

神奈川芸術劇場(KAAT)が贈る、この秋注目の公演『マダム・バタフライX』。
KAATの芸術監督を務める宮本亜門氏が挑む本作品は、プッチーニの『蝶々夫人』をいろいろな角度から考え、解体し、新たなジャンルを超えた『マダムバタフライX』と題して創作したもので、「X」とは未知を示す記号、あるいはある値を導くための記号です。
歌、演劇、朗読、映像、写真、アートと《オペラ》が絡む 新たな《オペラ的演劇》に、二期会の6人の歌手が挑んでいます。
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宮本亜門氏(右)の演出指示を受ける、嘉目真木子(中央前)と大沼 徹(左)
(写真提供:神奈川芸術劇場)
連日KAATにて行われている稽古場にTVカメラが入り、主役の蝶々夫人を務める嘉目真木子がインタビューを受けました。その模様がtvk(テレビ神奈川)で放送されますので、ぜひご覧下さい。
◆◆放送予定◆◆
「カナフルTV」
特集:宮本亜門演出「マダムバタフライX」徹底解剖~オペラって凄く面白いぞ―!!!~

放送日時:10月28日(日) あさ9:30~10:00
放送局:tvk(テレビ神奈川〈神奈川県全域と隣接都県の一部で視聴可〉)
▼番組ホームページはこちら
カナフルTV - tvk

■■公演情報■■
神奈川芸術劇場公演 ネオ・オペラ『マダム・バタフライX』
公演日時:
 2012年11月10日(土)、11日(日)、14日(水)、17日(土)、18日(日)
 いずれも15:00開演
会場:神奈川芸術劇場 ホール
【構成・演出】宮本亜門
【キャスト】
 蝶々夫人:嘉目真木子
 ピンカートン:与儀 巧
 スズキ:田村由貴絵
 シャープレス:大沼 徹
 ゴロー:吉田伸昭
 ケイト:鈴木純子
▼公演詳細はこちらをご覧ください
『マダムバタフライX』~プッチーニのオペラ「蝶々夫人」より - KAAT 神奈川芸術劇場
▼嘉目真木子が表紙になった「神奈川芸術プレスVol.108」が、こちらでご覧頂けます!
アーツプレス 2012 - KAAT 神奈川芸術劇場

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【レビュー】二期会ニューウェーブ・オペラ劇場公演『スペイン時間』『子どもと魔法』

快晴となった5月19日と20日、新国立劇場中劇場で『スペイン時間』『子どもと魔法』が上演されました。
出演者は二期会オペラ研修所を修了した第51期から第54期の若手歌手の中から選抜。若さとチームワークでお洒落な音楽劇を楽しませてくれました。
装置・増田寿子、衣裳・太田雅公、振付・山田うん、照明・齋藤茂男。演出は加藤 直。
写真撮影:三枝近志(◇…19日、★…20日)
<舞台写真はクリックで拡大表示します>

『スペイン時間』

時計屋の主人、トルケマダ(左・吉田伸昭)。
時計屋のオルゴール人形はダンサーたち。
時間を表して、時に踊りだします。


市役所の時計の修理に行ってしまって、店に残されたロバ曳きのラミーロ(右から2番目・門間信樹)。


主人の留守に、その妻コンセプション(中村洋美)は、恋人の詩人ゴンザルヴェ(新海康仁)を引き入れます。時間がないのに、ゴンザルヴェは詩作に夢中。


カタルーニャ式大時計に隠れたゴンザルヴェ(高柳 圭)。


もう一人の恋人、ドン・イニーゴ・ゴメス(中・佐原壮也)は大時計にお腹が挟まってしまいます。そこへトルケマダ(左・大川信之)が帰ってきました。


コンセプション(経塚果林)が皆で引っ張りますがドン・イニーゴ・ゴメス(狩野賢一)は出て来られません。


素敵な奥さんだなぁとつぶやくラミーロ(中前・佐藤 望)


最後は登場人物がオルゴール時計の人形に。ちょっと昔の映画みたいな終わり方。

『子どもと魔法』

宿題をしないので、子ども(右・澤村翔子)は、お母さん(左・遠藤千寿子)に怒られます。


中国茶碗(左・福間章子)とティーポット(右・木野千晶)。
子どもが中国茶碗を壊してしまったと言っています。


肘掛椅子(左・岩田健志)と安楽椅子(右・伊藤 光)がお喋り。


子どもの仕草、表情をよく見せて、楽しませた宮澤彩子。
柱時計は吉田侍史。


お姫様(湯浅桃子)が、絵本の中から現れます。
子ども(澤村翔子)は夢のような心持ち。幻想的で美しいシーン。


火(守谷由香)。
コロラトゥーラを駆使して、歌います。
衣裳が燃え上がるように見えました。


子どもが苦手な算数を、おかしなリズムで歌う小さな老人(右前・園山正孝)。
短いシーンですが、カラフルで楽しさいっぱい。


りす(香村寛子)。キョロキョロすばしっこく見る動きなど、とても可愛らしく、ふさふさのしっぽは、楽屋でも人気者だったとか。

ラヴェルの母親は、スペイン系の血筋をひき、バスク出身でした。
『スペイン時間』『子どもと魔法』は、母につながる想い出が散りばめられた作品ともいえます。
フランスから指揮者ジェローム・カルタンバックが来日し、東京交響楽団と共に、若手の演奏を支え、ラヴェル独特のリズム、色彩感あふれる音を繊細に聴かせました。
ニューウェーブ公演を機に、さらに大きな舞台に立ち、お客様と再び素晴らしい時を共にできますように。
ご来場、ありがとうございました。

帆かけ舟

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二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 出演者からのメッセージ(1)

フランスからマエストロ、ジェローム・カルタンバックも無事来日し、本番へむけ日々熱のこもった稽古を重ねている、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『スペイン時間』『子どもと魔法』
ますます気持ちを熱くしている出演者からのメッセージをご紹介いたします!

【スペイン時間】
19日・ラミーロ役 門間信樹
ラミーロは、お金持ちでもない、甘い言葉のひとつも言えない、女性とうまく会話も出来ない、不器用な男です。
上演時間の短い一幕のオペラですが、爽快感とワクワク感で劇場が満たされることは間違いありません!お客様がひとり残らず満足して頂けるように全てを出し切ります!
20日・ラミーロ役 佐藤 望
気が優しく、素朴で働き者、そんなロバ引きラミーロ役です。
仲間達と作り上げた舞台を、どうぞ最後までお楽しみ下さい!!

19日・トルケマダ役 吉田伸昭
年の離れた魅力的な妻に浮気される時計屋の主人です。妻のことはとっても愛しています。でも時計のことはもっと好きかも!
ラヴェルの素敵なオペラを、若さ弾ける歌い手たちの歌と演技でご堪能くださいませ!(私も負けずに頑張ります!) 
20日・トルケマダ役 大川信之
不思議な雰囲気の時計屋の主人です。自分より年下の若い妻に惚れているが、時計やお金に対する関心も強く、結果的には間男に。したたかでもあり、どこか抜けており、几帳面でもあり、いい加減風。ちょっと掴みどころのない初老の男性です。
ラヴェルの家族愛や、人間関係愛観・その理想像がよくでた作品だと。個人的に思います。彼のウィットの効いた繊細で心優しい世界を表現したいです。それを感じ取って頂けたなら幸せです。

19日・コンセプション役 経塚果林
夫の居ぬ間に浮気をもくろむ、時計屋の女房役です。逢瀬のチャンスは週に一度しかないので、けっこう必死です。
ラヴェルの音楽と小粋なフランス語のリズムが織り成す世界を楽しんでいただけるよう、誠心誠意努めてまいります。
どうぞ新国立劇場へお越しくださいませ!
20日・コンセプション役 中村洋美
コンセプションは、自分の感情や欲望に素直で色気があり、憎めない可愛らしい女性。明るい太陽の様な女性です。
どちらの作品も全く違う雰囲気の音楽やキャラクターが出てきますしとてもフランス独特の洒落た音楽やお話です。私なりのコンセプションをお見せ出来ますよう全力で頑張ります。ラヴェルの世界をどうぞ見に来て下さい!

19日・ゴンザルヴェ役 高柳 圭
ゴンザルヴェは、生まれながらのナルシスト、学生であり、詩人でもあり、見るもの聞くもの全てを詩で表現してしまいます。いつも肌身離さず持っている手帳の中には、彼の夢が詞の形をとってびっしりと書き連ねてあるのです。
本人は至って真面目に、本気でかっこいいと思って行動しているゴンザルヴェですが、それがかえってマヌケに見えるかもしれません。僕自信も至って真面目に、本気でかっこいいと思って演じることによって、愛すべきマヌケキャラを表現出来ればと思います。
20日・ゴンザルヴェ役 新海康仁
ロマンチストな詩人役です。詩を作ることが大好きで、いろんな物事から詩想がうまれ、今は不倫という関係を創作活動に生かしています。
フランスオペラの中でもなかなか上演される機会のない作品ですが、とても素晴らしい音楽、楽しいストーリーで誰でも楽しめると思います。その魅力を伝えられるようにがんばりたいと思います。

19日・ドン・イニーゴ・ゴメス役 狩野賢一
僕の演ずるドン・イニーゴ・ゴメスは銀行家で、お金も権力も持っている人です。お腹も出ています。
そして恐らくはかわいこちゃんを好むエロ親父です(笑)今回も自分の金と力に物を言わせて、人妻コンセプションを口説きに来ます。その作戦の用意周到ぶりは非常に狡猾で、さすがエロ親父といった感じですが、それは同時に、彼が大変世間体を気にしているという、ある種臆病な一面をも表していると思います。またコンセプションに強引に迫ったりしながらも、時折見せる弱気な面や茶目っ気は、ゴメスをどこか憎めないキャラクターにしていると思います。
ラヴェルのオペラはなかなか上演される機会はありませんが、どちらも彼の素晴らしい音楽によって彩られた本当に素敵な作品ですし、どちらも45分程と時間的にも非常に見やすいものです。
特に《スペイン時間》は痛快にして軽妙、舞台を眺めているだけでもわかりやすいストーリーだと思います。この作品がなかなか上演されないのが不思議に思えてならない程です。本番でお客様に心行くまで楽しんで頂けるよう、出演者、スタッフ一同、尚一層良いもの、楽しいものを追求して参りますので、是非ご期待下さいませ!
20日・ドン・イニーゴ・ゴメス役 佐原壮也
町の大金持ちの銀行家で自信家。そして、エロオヤジであり、お茶目な一面を持ち合わせています(←あくまで役の説明です)。
頑張ります!しか言えません(笑)。皆がそれぞれの役の個性を活かしてラヴェルの世界観を表現しようとしています。その一体感を劇場で味わって頂けたらと思います。

つづく

▼公演情報はこちらから!
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『スペイン時間』『子どもと魔法』 - 東京二期会

zen

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典雅にして闊達なモーツァルト『フィガロの結婚』無事終演

宮本亜門が、初めて二期会オペラを手掛けた2002年『フィガロの結婚』は、2006年に再演され、そしてこのたび東京二期会創立60周年記念公演として、3度目の上演がかないました。舞台写真とともに、公演を振り返ります。
☆4月28・30日公演写真(撮影:鍔山英次)
★4月29・5月1日公演写真(撮影:三枝近志)


1幕冒頭。頭の回転の早いスザンナ(菊地美奈)と人がいいフィガロ(久保和範)のコンビ。


スザンナ(嘉目真木子)とフィガロ(山下浩司)は結婚を心待ちにしています。


清水華澄のマルチェリーナの豊かな表情と、ベテラン池田直樹のバルトロの味わい。




マルチェリーナ(諸田広美)とバルトロ(三戸大久)の珍カップル。スザンナとマルチェリーナの女の争いは、コミカルな芝居で客席も沸きます。


伯爵(与那城 敬)は、結婚を控えたスザンナにご執心。音楽教師バジリオ(坂本貴輝)は、表情身振りも大げさな慇懃無礼ぶりで、人物像が際立っていました。


ケルビーノ(杣友惠子・奥)の敏捷で溌剌とした姿が印象的です。
手前は左から伯爵(鹿又 透)、バジリオ(吉田伸昭)、スザンナ(菊地美奈)


ケルビーノは伯爵夫人(澤田恵美)に憧れています。名アリア「恋とはどんなものかしら」


ケルビーノ(下園理恵)は、あどけなさと向う見ずなところをうまく見せます。



伯爵は、伯爵夫人(増田のり子)の慌てた様子に疑心暗鬼。
嫉妬は心の闇が闇を呼ぶ、不思議な心理です。


伯爵(与那城 敬)のアリア。怒りは悲しみ。


気品あふれる伯爵夫人を演じる増田のり子。


バルトロとマルチェリーナがフィガロの両親と判ったシーン。
このような大人数のアンサンブルの息もぴったり。


ドラマの展開を写し取ったような繊細で柔らかな照明(大島祐夫)が、高い効果をあげました。
写真で雰囲気だけでも見ていただけるでしょうか。


4幕。伯爵(鹿又 透)は、伯爵夫人(澤畑恵美)がスザンナに変装しているとは知らず、熱心に誘います。人物の入れ替わり、変装は、物語を引っ張る重要なシーン。


フィナーレ。伯爵夫人と伯爵が仲直り。
このオペラにはいくつも、仲直りのシーンがありますがこれが最後。
伯爵夫人の宝石のような音楽。

舞台を重ねるごとに魅力を増した嘉目真木子のスザンナ、若きバリトン、与那城 敬の貫禄ある伯爵。「ピンをなくした」というバルバリーナ(砂田恵美、馬原裕子)のアリア。いずれも忘れ難い舞台でした。

28,30日キャスト カーテンコール
(撮影:堀 衛)

29,1日キャスト カーテンコール
(撮影:堀 衛)

マエストロ、デニス・ラッセル・デイヴィスのフォルテピアノとともに、艶やかな音楽で、3時間30分の長丁場を支えてくれた東京フィルハーモニー管弦楽団に、大きな拍手が送られました。

公演期間中、ホールのロビーでは、出演者や二期会関係者が東日本大地震の被災地に送る義援金の協力を呼びかけ、4日間で817,721円が集まりました。この義援金は、東京都生活文化局を通して被災地へお届けします。ご協力ありがとうございました。

(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)

▼公演詳細はこちらをご覧ください
2011年4,5月公演『フィガロの結婚』- 東京二期会オペラ劇場

帆かけ舟

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