タグアーカイブ: 宮地江奈

NISSAY OPERA 2019 『ヘンゼルとグレーテル』まもなく開幕!

まもなく6月15日(土)、16日(日)に日生劇場で上演される NISSAY OPERA 2019『ヘンゼルとグレーテル』に、二期会から郷家暁子(ヘンゼル/15日)、鵜木絵里(グレーテル/16日)、小林大祐(父/16日)、藤井麻美(母/15日)、伊藤達人(魔女/16日)、宮地江奈(眠りの精・露の精/15日)が出演します。


写真左上から 郷家暁子 ©Yoshinobu Fukaya/aura.Y2/鵜木絵里 ©Yoshinobu Fukaya/aura.Y2/小林大祐/藤井麻美/伊藤達人/宮地江奈

なかでもソプラノ鵜木絵里のグレーテルはまさに芸術。5~6才の女の子そのもの。2000年から数多のプロダクションで幾度となくこの役を演じてきました。無垢でありながら、直観力と賢さと、あどけなさのある女の子。彼方に過ぎ去った子ども時代の一瞬を甦らせます。

本作の作曲家フンパーディンクは、ワーグナーの影響を受けていたといわれ、題材はメルヘンながら、魅惑的で色彩豊かな響き、低音がうなる重厚なサウンド、風のように繊細な弦のアンサンブル、森を連想させるホルンの美しいソロなど、音楽も聴きどころ満載です。
指揮の角田鋼亮氏は、現在、大阪フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団の指揮者、セントラル愛知交響楽団常任指揮者をつとめ、いま日本で最も期待される気鋭の指揮者の一人。また、このプロダクションで大きな役割を担う14人のダンサーたち。時には森の精霊に、時には天使たち、また魔女の手下となって、夢幻の美を漂わせます。

うまく言葉にできない、どうしてか分からない悲しみやさびしさ、子どもには見える世界。
誰もいないはずの森、闇に躍り出る異形のものたち。寝静まる真夜中に、森を跳びまわる美しい魔女。生きているもの、死んでいるもの、浮かび上がるもの、闇に消えいくもの・・・

日常を離れてひととき。ヘンゼルとグレーテルとともに、深い森を訪ねてみませんか。
歌詞はすべて日本語で、オペラ鑑賞は初めての方も、楽しめる構成になっています。

(6/13追記)ゲネプロ(総稽古)の写真が届きましたので、その舞台の様子を一部ご紹介いたします。
写真提供:日生劇場 撮影:三枝近志

ヘンゼル 郷家暁子(写真中央左)、グレーテル 小林沙羅さん

グレーテル 鵜木絵里(写真右)、ヘンゼル 山下裕賀さん

ヘンゼル 郷家暁子(写真左端)、グレーテル 小林沙羅さん、魔女 角田和弘さん

■■■ 公演情報 ■■■
NISSAY OPERA 2019
フンパーディンク作曲 オペラ『ヘンゼルとグレーテル』

日時:2019年6月15日(土)、16日(日) 両日13:30開演(13:00開場)
会場:日生劇場
料金:
 (大人)S席9,000円、A席7,000円、B席5,000円、学生席3,000円
 (小・中学生)S席4,000円、A席3,000円、B席2,000円
  ※公演日の時点で小・中学校在学中の方。未就学児入場不可。
指揮:角田鋼亮
演出:広崎うらん
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
<6月15日(土)のキャスト>
ヘンゼル 郷家暁子/グレーテル 小林沙羅/父 池田真己/母 藤井麻美/魔女 角田和弘/眠りの精・露の精(二役) 宮地江奈
<6月16日(日)のキャスト>
ヘンゼル 山下裕賀/グレーテル 鵜木絵里/父 小林大祐/母 八木寿子/魔女 伊藤達人/眠りの精・露の精(二役) 照屋篤紀

▼日生劇場の公演情報ページはこちら
へンゼルとグレーテル | ニッセイオペラ - 日生劇場

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ゴールデンウィークに東京ミッドタウン日比谷で開催される「Hibiya Festival」のコンサートステージに二期会アーティストも登場します!

今年のゴールデンウィークは10日連休!都心にある「東京ミッドタウン」では4月26日(金)~5月19日(日) に「日比谷フェスティバル」を開催。
日比谷ステップ広場で連日開催されるイベント・コンサートのうち、4月28日(日)と5月4日(土・祝)の日生劇場とのコラボで開催されるステージに、二期会アーティストも登場!新緑の季節。屋外でのコンサートをお楽しみください!

■■■ イベント情報 ■■■
日比谷フェスティバル Hibiya Festival
Hibiya Step Show

会場:日比谷ステップ広場 Hibiya Step Square
   (東京ミッドタウン日比谷2F)

<4月28日(日) オペラ&ダンスデー>
「ヘンゼルとグレーテル」ミニステージ
開演:12:00~/15:00~ 2回公演
今年6月に開催される、NISSAY OPERA 2019『ヘンゼルとグレーテル』からのミニステージ。

ヘンゼル役
メゾソプラノ 郷家暁子

グレーテル役
ソプラノ 鵜木絵里
二期会から、ヘンゼル役にメゾソプラノ郷家暁子、グレーテル役にソプラノ鵜木絵里が出演。魔女役のテノール角田和弘さん、ピアノ平塚洋子さんと共に、フンパーディング作曲の『ヘンゼルとグレーテル』の美しい音楽をお届けします。

<5月4日(土・祝) キッズ&ファミリーデー>
物語付きクラシックコンサート「アラジンと魔法のヴァイオリン」ミニステージ
開演:12:00~/15:00~ 2回公演
毎年、夏休みに開催されている日生劇場ファミリーフェスティヴァルからのミニステージ。

ソプラノ 宮地江奈

バリトン 加耒 徹
二期会から、サギッシー役のソプラノ宮地江奈、アラジン王子役のバリトン加耒 徹が出演。ランプの精の小関明久さん、カトゥー宮廷楽長のピアノ加藤昌則さんと共に、楽しい物語の世界へ。

▼日比谷フェスティバルの特設ページはこちら
Hibiya Festival-日比谷の街をあげた観劇フェスティバル

▼2019年6月15日(土)・16日(日) 『ヘンゼルとグレーテル』の本公演情報はこちら。
NISSAY OPERA 2019『ヘンゼルとグレーテル』 | 公演スケジュール - 日生劇場

▼2019年7月20日(土)・21日(日)の日生劇場ファミリーフェスティヴァル本公演情報はこちら。
物語付きクラシックコンサート「アラジンと魔法のヴァイオリン」 | 公演スケジュール - 日生劇場

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11月公演『後宮からの逃走』キャスト・メッセージ~ブロンデ役:ソプラノ冨平安希子&宮地江奈

11月公演モーツァルト『後宮からの逃走』キャスト・メッセージ紹介連載3回目は、ブロンデ役のソプラノ冨平安希子と宮地江奈です!

<ブロンデ>
ブロンデはスペイン貴族の娘コンスタンツェの侍女で、コンスタンツェとともにトルコの後宮に幽閉されています。太守に狙われているコンスタンツェの横で、ブロンデもまた守番のオスミンに迫られますが、そこは自由闊達で自尊心旺盛なイギリス娘(18世紀当時最も経済、思想とも進歩的だったのがイギリスでした)、まったく動じる気色を見せません。
明るく軽やかで、しかも芯の強さも持ち合せた女性ブロンデには、まさにぴったりの二人がキャスティングされました!

冨平安希子 (とみひら あきこ)
11月22日(木)・24日(土)出演

名門バイエルン州立歌劇場の研修所に学び、その本舞台で『魔笛』『ばらの騎士』など数多の経験を重ねてきた冨平安希子。抜群の表情豊かな歌唱で、国内ではオペラだけでなく、宮本亜門演出ミュージカル『サンデー・イン・ザ・パーク』に出演するなど幅広い活躍を見せています。今年は、7月『魔弾の射手』エンヒェンに始まり、ブロンデにつづいては2月『金閣寺』にも出演が決まっており、大活躍の年を迎えています!

《ブロンデ役について》
冨平: ブロンデは、コンスタンツェとともに海賊にさらわれトルコの太守セリムに売られてしまい、今はセリムの宮殿に監禁されています。
ブロンデは、この状況を嘆くしかしないコンスタンツェに希望を持つよう元気づける役です。「明るく希望を持つ者にこそ運はついてくる」という台詞がありますが、それが彼女の信念です。決断力に富み、太守ゼリムの家来であるオスミンさえも手玉にとってしまうようなしっかり屋です。

《ブロンデからみた見どころ・聴きどころ》
冨平: オペラ全体に東洋風の旋律が聞こえ、音楽的に非常に魅力的な作品です。
「私たちの国(=ヨーロッパ)ではこんな風に女性に振る舞うものよ」とオスミンに教えるブロンデのアリアから二幕が始まり、それに続く台詞で二人の関係性が垣間見えてきます。とても優美で可愛らしい旋律にのってオスミンにチクリと念を押す様子がよく表れていて、歌い甲斐があるとても好きな曲です。オスミンとのシーンは私自身も楽しみにしているシーンです。
もうひとつのアリア「なんという喜び」では恋人のベルモンテがついにやって来たという知らせをコンスタンツェにやっと伝えられる喜びを爆発させて、息継ぎする暇もないほどの目眩く旋律にのって一気に歌い上げます。
ベルモンテと再会できた時の四重唱では、その重唱の中で再会の喜びから一転してそれぞれの感情が変化し、ドラマがどんどん展開します。このオペラのキーともなる見応えのあるシーンになるのではないでしょうか。
ブロンデはこのオペラの中での一種の清涼剤のような存在だと思うので、その役割をきちんと踏まえて歌い演じたいです。

《『後宮からの逃走』のテーマ、メッセージ》
冨平: コンスタンツェ、そして彼女の侍女であるブロンデは、言ってみれば非日常の世界に今は身を置いていて、太守セリムから酷い仕打ちを受けるどころか手厚い待遇を受けています。ブロンデはセリムの家来のオスミンから好意を寄せられていて、その不器用さと無骨さが彼女には新鮮にうつります。ふたりとも自分の恋人を思いその好意を拒んではいますが、完全に拒んでいるわけではなく、非日常の中で揺らいでしまう自分自身と戦っているのではと思われる場面もあったりします。最後は監禁を解かれ、自分達の日常へと帰ってはいきますが、果たしてその日常が以前と全く同じものになるのかは疑問です。
コジ・ファン・トゥッテの結末にも似ています。その後の日常が劇中では描かれていないところも同じです。非日常な空間に置かれ、予測外のことが起こった場合、彼女たちのように日常では考えられないような考えや行動に陥ってしまうことは、現代に生きる私たちにも理解できないことではありません。彼女達の葛藤を見透かしたかのように詰るベルモンテとペドリロ、それに対してそんなことを思うなんてひどい、と開き直る女性陣が描かれる4重唱は今現在私たちのごく身近でもよく見られる会話ですし、それ以外の場面にもこのように覚えがあるような会話が頻繁に登場します。
現代に生きる私たちが感情移入しやすいキャラクターが多く登場するオペラですから、そんな点からもお客様にはより楽しんで頂けるのではと思います。


東京二期会2018年7月公演『魔弾の射手』より(撮影:三枝近志)
エンヒェン 冨平安希子(左)

     *     *     *

宮地江奈 (みやち えな)
11月23日(金・祝)・25日(日)出演
 
二期会オペラ研修所を経て、新国立劇場オペラ研修所に進んだ宮地江奈。その間、冨平と同じバイエルン州立歌劇場研修所とミラノ・スカラ座にも学び、修了した今年5月、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』モルガーナ役でデビューを果たしました!
『後宮からの逃走』ブロンデ役の後も、来年6月再び日生劇場にて『ヘンゼルとグレーテル』露の精、眠りの精役で出演を予定しており、今後ますます目が離せません!

《ブロンデ役について》
宮地: いつも前向きで、人生を明るく楽しく生き抜く術を知っている女性だと思います。
「物事は考え方次第で、悪い方向に考えたら、本当に悪い方向に転んでしまいます!」と、いつもコンスタンツェを励まし、発破をかけます。セラムに囚われているような状況でも、目の前にある楽しいこと、美しいものを見つけられる柔軟さと、傲慢なオスミンにも全く物怖じをしない強さ、どちらも持ち合わせているのが、彼女の魅力です。

《ブロンデからみた見どころ・聴きどころ》
宮地: どのようなシーンになっていくのか、私自身とても楽しみなのが、オスミンとのやりとりです。短い台詞のシーンですが、最初は偉そうだったオスミンが、たったの数分でブロンデに言い負かされるシーンがあります。
今回たまたま、二人の体格の差も相まって、より面白いシーンになると確信しています!

《『後宮からの逃走』のテーマ、メッセージ》
宮地: やはり登場人物の恋愛模様かと思います。自分の恋人とは全く違うタイプの男性からの猛アプローチを受け、それに対して女性陣の心は動いてしまうのか?それとも、全く動じないのか?それとも、理性を保ち、心とは反対の行動をとるのか?登場人物たちの、細かい感情の移り変わりが楽しめるオペラではないでしょうか。
悩めるコンスタンツェと、それを励ますブロンデのやりとりは、まるで今の「女子会」の会話みたいですし、恋愛における「嫉妬」や「疑い」は、きっと今も昔も変わらない、不動のテーマだと思います。
自分と近いキャラクターを見つけて、共感して、どっぷりとこのオペラの世界に浸って頂きたいです!


二期会ニューウェーブオペラ2018年5月公演『アルチーナ』より(撮影:三枝近志)
モルガーナ 宮地江奈(左)

     *     *     *

▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場

 2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
 指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団、合唱:二期会合唱団
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

●お問合せ・チケットのご予約は
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

 
 

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初来日の演出家ギー・ヨーステンに迫る~『後宮からの逃走』~

11月公演『後宮からの逃走』演出のギー・ヨーステンはベルギー出身のオペラ演出家。
彼は今までにモーツァルトやヴェルディを始め、ベルカント作品、オペレッタ、ストラヴィンスキーやベルク等の現代作品のオペラにも取り組み、有に50以上のプロダクションに携わってきた世界的に著名な演出家です。メトロポリタン歌劇場、ウィーン・フォルクスオーパー、ベルギー王立歌劇場、ハンブルグ州立歌劇場等々の有名オペラ劇場で演出を務めた彼の、今回が日本での初演出公演となります!


ギー・ヨーステン

ヨーステンは本年4月に一度来日しており、指揮の下野竜也や日本人スタッフ、ソリストともミーティング、ワークショップが行われており今回の演出コンセプトについては既に共有されています。


スタッフミーティング:左奥が舞台美術のラモン・イバルス氏


ソリスト・ワークショップから


左からラモン・イバルス、山本耕平、宮地江奈、松永知史、ギー・ヨーステン、升島唯博、北嶋信也、加藤宏隆、斉木健詞

既に美しい舞台セットや衣裳案があるのですが・・・、ワールドプレミエとなる新プロダクションのため詳細が出せません(泣)。
公演に向けてのヨーステンのメッセージをご覧頂き、彼のライフワークとも言えるモーツァルト作品、ひいては今回の『後宮からの逃走』への想いを感じて頂ければ幸いです。


▼『後宮からの逃走』公演情報ページはこちら
2018年11月公演 W.A.モーツァルト『後宮からの逃走』 - 東京二期会オペラ劇場
 2018年11月22日(木)18:30、23日(金・祝)14:00、24日(土)14:00、25日(日)14:00 日生劇場
 指揮:下野竜也、演出:ギー・ヨーステン、管弦楽:東京交響楽団
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】

●お問合せ・ご予約は《チケット絶賛発売中!》
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開幕迫る 5月ヘンデル『アルチーナ』公演~ニューウェーブ・キャスト・インタビュー[2]
モルガーナ役 宮地江奈、今井実希

二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『アルチーナ』キャスト・インタビュー第2弾は、モルガーナ役の宮地江奈(19日)と今井実希(20日)の登場です。宮地、今井とも二期会デビュー・ロールとなるモルガーナ。魔女アルチーナの妹で、自らの欲望のままに生きる姉アルチーナに対してモルガーナはどのような「魔女」なのでしょうか。聴きどころは?
実際に演じるふたりに聞いてみました。

     *     *     *

――モルガーナは、どのような役ですか?

宮地: アルチーナと姉妹の魔女モルガーナは、喜怒哀楽が激しく、感情の赴くままに生きる自由な女性です。

今井: この女性は何事にも縛られることなく、自分にただただ正直に、この物語を駆け抜けます。彼女の自由な生き様はこのオペラの嵐となり、周りを巻き込んでいきます。

宮地: 今回のオペラでは、取っ組み合いの喧嘩をしたり、意中の男性を押し倒したり、常に全力投球なところが魅力です。


宮地江奈

今井: 無邪気な少女のようでありながら、官能的な妖女。彼女の玉虫色に輝く魅力に私も取り込まれています。
 
 
――モルガーナ役のアリアから聴きどころを1曲ずつ紹介してください。

今井: 第1幕の最後の“Tornami a vagheggiar(また私を喜ばせに来て)”、非常に有名なアリアです。恋が叶った(と勘違いしてしまった)彼女の喜びが、キラキラのコロラトゥーラによって歌い上げられます。
 
 
――その曲の好きなところは?

今井: ずばり、その機械的ともいえる複雑なメロディラインです。繰り返しの装飾部は、歌い手それぞれの個性が発揮される部分ですので、そこにも是非耳を傾けていただきたいです。
演出としても、とても動きのある面白い場面です。演出と歌唱、どちらも印象的でなければ意味がないと思っています。なかなかに作り甲斐のある一曲です。


今井実希

宮地: モルガーナのアリアは全部で4曲ありますが、中でも3幕で歌う“Credete al mio dolore(私の後悔を信じて)”が印象深い一曲です。
 
 
――どのような内容の歌でしょうか。

宮地: 恋人のオロンテに向かって、「自分の犯した過ちを後悔している」と許しを請う歌です。
 
 
――「ここを聴いてほしい」と思うところは?

宮地: バロック・チェロと歌のみによって作り出される静かで、物憂げな世界観が初めて聴いたときから大好きです。皆様にも是非その独特な世界観を感じて頂けたら嬉しいです。
 
 
――オペラ『アルチーナ』の魅力は?

宮地: 非常に高度な技術を要する演奏に、果敢に挑む出演者全員が見どころであり聴きどころです。感情と技術の狭間で、超絶技巧的なパッセージを懸命に歌う歌い手の姿が、とてもかっこよく見えます。
今回は演出のエヴァさんの求める、それぞれの心から湧き出る感情に基づいたリアリティのある表現と相まって、さらに見応えがあると思います。一体どんな表情で歌っているのか、どんな身体の動きなのか、大変そうなのか、それとも簡単そうなのか、色々な視点で、観察するようにまじまじと見て頂きたいです!

今井: この作品は、その殆どがアリアで構成されています。ここまでの数のアリアを一本のオペラの中で聴いていただける機会は少ないのではないでしょうか。アリアはその役の真意が歌われます。アリアの中に登場人物それぞれの人物像を見出していただけたら嬉しいです。
 
 
――では、最後に、本番への意気込みを。

今井: 二期会での初舞台、これはオペラ歌手を目指し始めた頃からの大きな夢でした。持てる全てのエネルギーを、モルガーナに落とし込みます。是非、お楽しみください!!!

宮地: エヴァさんの演出のもと、日々モルガーナの思いを深く深く探りながら、稽古に取り組んでいます。ときには汗だくになるほど激しくリアルな表現を求められ、毎日筋肉痛ですが、自分の中の表現の幅が少しずつ広がっていることを感じ、新しいことを吸収していく喜びを感じています。
このオペラの面白さを伝えられるよう、自分自身も楽しんで、最後まで全力で走りきります!

     *     *     *

▼『アルチーナ』公演情報ページはこちら
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『アルチーナ』 - 東京二期会

 指揮:鈴木秀美、演出:エヴァ・ブッフマン、管弦楽:ニューウェーブ・バロック・オーケストラ・トウキョウ(NBO)
 2018年5月19日(土)17時、20日(日)14時 めぐろパーシモンホール大ホール

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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「二期会新進声楽家の夕べ」(9/10)公演迫る!

毎年恒例「二期会新進声楽家の夕べ」。今年は、9月10日(木)に上野の東京文化会館小ホールで開催。
この春に二期会オペラ研修所を優秀な成績で修了した期待の新人20名が、二期会アーティストとして初めてのお披露目の場ともなる一夜限りのコンサートに出演致します。
若いアーティストたちの演奏を毎年楽しみにご来場くださっている方も多くいらっしゃる当コンサート、出演者達もピアノの最終合わせを前に、気合十分です!
そんな中、今回の出演者を代表して、ソプラノ別府美沙子とテノール前川健生にコンサート前の意気込みを伺うことができましたのでご紹介致します。この二人はソロだけではなくアンサンブルでも出演致します。

201508_beppu_misako.jpg 研修所の授業では歌や演技だけではなく、衣装・ヘアメイクのこと、曲に取り組む姿勢など数え切れないほど沢山のことを教えて頂きました。
今回演奏させていただくアリア・重唱共に大事にしている曲ですが、特にマノンの二重唱はマスタークラス試験時もテノール前川くんと歌った思い出の一曲です。
先生方から沢山の教えを頂き、二人で苦労して作り上げたことが昨日のことのように鮮明に蘇ります。
当日は切磋琢磨した同期の仲間と東京文化会館という素敵なホールで演奏できる喜びを感じながら歌いたいと思います!
ご来場お待ちしております。
  ― ソプラノ 別府美沙子 ―
 
201508_maekawa_kensho.jpg それぞれの思いを胸に門を叩いた二期会オペラ研修所。1年、2年、あるいは3年間研修所で学ぶ中で大変だったこともありましたが、情熱を持った仲間達とともに駆け抜けた研修所時代はかけがえのない経験でした。
ここで学び研鑽した成果を発揮するチャンスをいただくことができ、大変光栄です。
オペラ歌手として駆け出すフレッシュな私たちの渾身の1曲を皆様にお届けします。
  ― テノール 前川健生 ―

底知れぬ可能性を秘めた未来のプリマ、プリモ達20名の初々しくも華やかなデビュー姿をどうぞお楽しみください。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。


チラシ(PDFファイル)

■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所第58期修了・成績優秀者による
「二期会新進声楽家の夕べ」
日時:2015年9月10日(木) 18:30開演
会場:東京文化会館小ホール
料金:全席自由 3,000円
出演:
【ソプラノ】梶田真未、加藤早紀、宍戸茉莉衣、宅和里美、富田沙緒里、富永珠未、西尾友香理、平野柚香、福原悠理亜、藤野沙優、藤原 唯、古沢綾乃、別府美沙子、松岡多恵、宮地江奈、和田しほり
【メゾソプラノ】藤田彩歌
【テノール】中村祐哉、前川健生
【バリトン】水島正樹
【ピアノ】荻原萌子

▼公演のお問合せ・ご予約はこちら
二期会チケットセンター TEL:03-3796-1831
(月~金:10:00~18:00/土:10:00~15:00/日祝:休)

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今年も二期会オペラ研修所修了生・成績優秀者による「二期会新進声楽家の夕べ」を9月に開催します!

今春二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した若い歌手達が、新入会員としてのお披露目となる「二期会新進声楽家の夕べ」。
毎年楽しみにしてくださっている方も多く、自分のお気に入りの歌手を発掘するチャンスでもあるこのコンサートのチケットを、いよいよ6月10日(水)より二期会チケットセンターおよび、東京文化会館チケットサービスにて発売いたします!
このたび、各出演者の演奏予定曲が決まりましたので、一挙発表致します。

150910shinshin_thumb.jpg ■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ研修所第58期修了生・成績優秀者による
「二期会新進声楽家の夕べ」

日時:2015年9月10日(木) 18:30開演(18:00開場)
会場:東京文化会館 小ホール(JR上野駅 公園口前)
料金:全自由席 3,000円(税込)
●出演者と演奏予定曲目
 (出演者50音順~当日の演奏順とは異なりますのでご注意ください)
 (S)…ソプラノ、(Ms)…メゾソプラノ、(T)…テノール、(Br)…バリトン
梶田真未 (S)  ドヴォルザーク 『ルサルカ』より 「月に寄せる歌」
加藤早紀 (S)  モーツァルト 『後宮からの逃走』より “ああ、私は恋し、幸せでした”
宍戸茉莉衣 (S)  ベッリーニ 『カプレーティ家とモンテッキ家』より “ああ、いく度か”
宅和里美 (S)  マスネ 『マノン』より “彼等の声が甘い声に誘う時”
富田沙緒里 (S)  ドリーブ 『ラクメ』より “若いインド娘はどこへ”(鐘の歌)
富永珠未 (S)  グノー 『ロメオとジュリエット』より
      “神様!酷い悪寒が血管の中をかけ巡っています”
西尾友香理 (S)  コルンゴルド 『死の都』より “私に残された幸せ」(マリエッタの唄)”
平野柚香 (S)  プーランク 『ティレジアスの乳房』より “いいえ、旦那様!”
福原悠理亜 (S)  グノー 『ミレイユ』より “ここは広い荒野と灼熱の砂漠”
藤野沙優 (S)  ベッリーニ 『ノルマ』より “浄き女神”
藤原 唯 (S)  ドニゼッティ 『ドン・パスクァーレ』より “あの目に騎士は”
古沢綾乃 (S)  ロッシーニ 『セミラーミデ』より “麗しい光が”
別府美沙子 (S)  トマ 『ハムレット』より “遊びの仲間に入れてください”
松岡多恵 (S)  ドニゼッティ 『ロベルト・デヴリュー』より “生きるがいい、裏切り者よ”
宮地江奈 (S)  マイアベーア 『ディノラ-』より 「影の歌」
和田しほり (S)  J.シュトラウス 『こうもり』より “我が故郷の調べ”
藤田彩歌 (Ms)  モーツァルト 『皇帝ティトの慈悲』 より “行きます、でも愛しい人よ”
中村祐哉 (T)  ドニゼッティ 『愛の妙薬』より “人知れぬ涙”
前川健生 (T)  プッチーニ 『ラ・ボエーム』より “冷たき手を”
水島正樹 (Br)  モーツァルト 『フィガロの結婚』より “訴訟に勝っただと!”
 ピアノ:荻原萌子

二期会アーティストとしてのデビューにふさわしい、渾身の一曲をご披露します。
また、上記ソロ曲の他、アンサンブルも予定しております。
若さ溢れる瑞々しい歌声を、是非東京文化会館小ホールでお聴きください。
▼公演ページはこちら
二期会新進声楽家の夕べ - 東京二期会
●ご予約・お問合せは
二期会チケットセンター TEL. 03-3796-4711
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝休)

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二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ

Hakuju Hall 朝の1時間コンサート「二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ」。
今年で3年目を迎えるコンサートシリーズに、この春 二期会オペラ研修所第58期マスタークラスを修了した、若く美しい6名の歌姫たちが出演します。

イタリアのミラノで学ぶ藤田彩歌、新国立劇場オペラ研修所でさらに研鑽を積む宮地江奈と西尾友香理、それぞれの舞台を歩み始めた別府美沙子、宅和里美、富田沙緒里。
歌に対するひたむきさ、舞台演技の追究、そして表現力において、すばらしい才能を持つ6名です。オペラ、音楽、舞台、大好きな歌を、お客様に。
その才能と、個性と、可能性を秘めた、若い歌手の歌声を、ぜひお聴きください。

■■■ 公演情報 ■■■
二期会モーニング ディーヴァ,ディーヴォ
二期会新星トップ6名による、ときめきのデビューコンサート!
会場:Hakuju Hall(白寿ホール)
[第7回] 2015年9月17日(木) Lコード:32166
出演: 201504_nishio_yukari.jpg
ソプラノ
西尾友香理
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メゾソプラノ
藤田彩歌
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ピアノ
相田久美子
[第8回] 2015年11月19日(木) Lコード:32167
出演: 201504_beppu_misako.jpg
ソプラノ
別府美沙子
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ソプラノ
宮地江奈
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ピアノ
平川寿乃
[第9回] 2016年1月21日(木) Lコード:32168
出演: 201504_takuwa_satomi.jpg
ソプラノ
宅和里美
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ソプラノ
富田沙緒里
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ピアノ
三澤志保

各回とも 11:00開演(10:30開場)
      全席自由500円(税込)
一般発売:2015年5月9日(土)~
ご予約:
   ・Hakuju Hallチケットセンター 03-5478-8700
     (火~土:10:00~18:00/祝日・休館日を除く)
   ・ローソンチケット 0570-000-407

主催:Hakuju Hall/株式会社 白寿生科学研究所
協賛:株式会社 ドラジェ
協力:二期会オペラ研修所
公演:公益財団法人 東京二期会

▼予定プログラム等の公演情報詳細はこちら
二期会モーニング ディーヴァ, ディーヴォ - 白寿ホール

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4/25(土)海老名市文化会館に『魔笛』キャストが登場!4/11(土)は若手歌手によるキッズイベントも

4月25日(土)海老名市文化会館で、パパゲーノ黒田博はじめ二期会7月公演『魔笛』キャストによるモーツァルト満載のコンサートが開催されます。それに先立つ4月11日(土)には、若手アーティストによる親子でお楽しみいただける「魔笛」ミニコンサートも。春爛漫の海老名が『魔笛』の音楽で満たされる4月です!
4月11日(土)に開催されるのは、「60分deオペラ~モーツァルト『魔笛』~魔法の箱へようこそ~パパゲーノとタミーノ王子の冒険がはじまるよ!」
出演するのは、今年5月二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『ジューリオ・チェーザレ』でデビューを控えるバリトン杉浦隆大と、今季二期会オペラ研修所マスタークラスを修了したばかりのソプラノ宮地江奈、テノール中村祐哉の3人です。ピアノ高田恵子。
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写真:左から 宮地江奈、中村祐哉、杉浦隆大
小ホール全体を「魔法の箱」に見立ててお送りする、親子ご一緒にお楽しみいただけるコンサートで、60分でオペラ『魔笛』のストーリーをご鑑賞いただきます。大人の方もお子様もチケット料金は一律1,000円!
4月25日(土)は「えびかんクラシカル・コンサート2015 #22東京二期会モーツァルト歌劇『魔笛』ハイライトとモーツァルトのオペラ名アリア・重唱集」
出演するのは、7月公演『魔笛』本キャストから、ソプラノ高橋 維(夜の女王)、ソプラノ嘉目真木子(パミーナ)、テノール鈴木 准(タミーノ)、そしてバリトン黒田 博(パパゲーノ)の4名。
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写真:左から 高橋 維、嘉目真木子、鈴木 准、黒田 博
ダ・ポンテ三部作とこの度の『魔笛』の曲を中心に、モーツァルトの音楽を純粋にご堪能いただく、まさしく「モーツァルト100%」のコンサートです!
実力、実績、人気とも際立つ黒田のフィガロとドン・ジョヴァンニとパパゲーノが一日でお聴きいただけるのは、この日の海老名だけ!モーツァルト・テノールとして地位を確立している鈴木は、タミーノのほか、ドン・オッターヴィオとフェランドを。嘉目も、パミーナ、ロジーナ伯爵夫人、ドンナ・アンナ、フィオルディリージで、情感豊かな声を聴かせてくれるでしょう。夜の女王に抜擢された髙橋は、前半で『後宮からの逃走』のコンスタンツぇのアリアを。コロラトゥーラの妙技を、ぜひ。こちらは一般4,000円。25歳以下対象の学生券は当日のみ販売で1,000円。
主催の海老名楽友協会さんからは、「音響抜群の海老名市文化会館小ホールへぜひご来場ください!」
7月の『魔笛』にむけて、期待が膨らむステージをお届けできたら幸いです。
4月はどうぞ海老名へ!

■■■ 公演情報(1) ■■■
《60分deオペラ》魔法の箱へようこそ!〜モーツァルト「魔笛」〜
パパゲーノとタミーノ王子の冒険がはじまるよ!

日時:2015年4月11日(土) 13:30開場/14:00開演 
会場:海老名市文化会館 小ホール
出演:宮地江奈(ソプラノ)、中村祐哉(テノール)、杉浦隆大(バリトン)、
    高田恵子(ピアノ)、大窪 晶(お話)
料金:1,000円(全席指定)
お申し込み:海老名市文化会館 TEL.046-232-3231
       Confetti(カンフェティ) TEL.0120-240-540
▼公演詳細ページ
「《60分deオペラ》魔法の箱へようこそ!〜モーツァルト「魔笛」〜」|最新公演情報 - 海老名市文化会館

■■■ 公演情報(2) ■■■
えびかんクラシカルコンサート#22
東京二期会 モーツァルト歌劇「魔笛」ハイライトとモーツァルトのオペラ名アリア・重唱集

日時:2015年4月25日(土) 13:30開場/14:00開演 
会場:海老名市文化会館 小ホール
出演:高橋 維(ソプラノ)、嘉目真木子(ソプラノ)、鈴木 准(テノール)、
    黒田 博(バリトン)、大藤玲子(ピアノ)
料金:一般4,000円/学生(25歳以下対象の当日券)1,000円
お申し込み:海老名市文化会館 TEL.046-232-3231
       東京文化会館チケットサービス TEL.03-5685-0650
▼公演詳細ページ
「えびかんクラシカルコンサート#22 東京二期会 モーツァルト歌劇「魔笛」ハイライトとモーツァルトのオペラ名アリア・重唱集」|最新公演情報 - 海老名市文化会館
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▼杉浦隆大と高橋 維が二期会オペラ・デビュー!
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 G.F.ヘンデル『ジューリオ・チェーザレ』 - 東京二期会
▼二期会『魔笛』の本公演は、7月16・18・19・20日 @東京文化会館
東京二期会オペラ劇場2015年7月公演 W.A.モーツァルト『魔笛』 - 東京二期会

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