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9月プッチーニ〈三部作〉:キャストから登場人物紹介『ジャンニ・スキッキ』編~ドナーティ家の遺族たちを「攻略」すると、面白さは100倍に!

プッチーニが生涯最後に書き下ろしたオペラが、中世のフィレンツェを舞台にした喜劇『ジャンニ・スキッキ』です(『トゥーランドット』は絶筆作)。大富豪ドナーティ一族によるドタバタの遺産相続紛争を、成金ジャンニ・スキッキが狡猾な知恵で蹴散らし、家柄をこえて愛しあった若いラウレッタとリヌッチョが結ばれます。
1幕もののわりに登場人物の多いオペラですが、それぞれの思惑を持ち合わせた遺族たちの個性が見えてくると、面白さは倍増どころか100倍に!
それでは各キャストからのメッセージをどうぞ。

<ジャンニ・スキッキ>
今井俊輔(7日・9日)「ジャンニ・スキッキは、フィレンツェの知恵者で、ラウレッタの父親です。頭の回転が早く、カリスマ性もあります。また、成り上がり者でもあるので、大富豪のブオーゾ・ドナーティ一族からは嫌われています。娘のラウレッタを溺愛していて、娘のためならどんなことでもしてしまうのではないか、という子煩悩の親父です」
上江隼人(6日・8日)「イタリアのお父さんのイメージと重なりますね(笑) ジャンニ・スキッキのキャラクターは、ダンテの「神曲」地獄編に出てきます。他人の遺言書を書き換えて財産を自分のものにしたことで地獄に落ちた、と書かれています。
この地獄落ちのキャラクターをプッチーニは最後の天国の音楽の中に登場させます。プッチーニの集大成、〈三部作〉、是非、聴きに来て下さい」
<ラウレッタ>
新垣有希子(6日・8日)「ラウレッタはジャンニ・スキッキの愛娘。とても大切に育てられましたことはオペラの中でもよくわかります。敵対しているドナーティ家との確執も、娘の幸せ(ドナーティ家の若者リヌッチョとの結婚を認める)のために覆してしまうのですから。
有名なアリア「私のお父さん」の他、親戚たちの人間的なやりとりや駆け引きが音楽でうまく描かれている所がものすごく好きです。お稽古場でもいつも笑わせてもらっています!お楽しみに!」
舟橋千尋(7日・9日)「ラウレッタを演じます。父譲りなのか、周りの状況をみて瞬時に対応出来る、賢い女性です。今回の演出では、ラウレッタの置かれている状況が、一風変わったものになっていますので、そこにもご注目ください」
<リヌッチョ>
前川健生(7日・9日)「リヌッチョはフィレンツェの大富豪ブオーゾの甥っ子で、またジャンニ・スキッキの娘ラウレッタと恋仲でもあります。リヌッチョ自身もブオーゾの遺産は必要としているのですが、彼の場合、ラウレッタと結婚するためにお金がほしいのです」
新海康仁(6日・8日)「彼も他の親戚と同じくブオーゾ・ドナーティの血筋を引く人。したたかな面も持ち合わせていると思っています。彼のアリアは、歌詞のなかにフィレンツェの有名な場所、人が出てきて、音楽も耳に残る、まるで町のPRソングです。そして、ジャンニ・スキッキとラウレッタが登場して若い二人が引き裂かれそうになるアンサンブルも聴きどころです」
前川 「ドナーティ家が全員歌っているときにリヌッチョだけが歌ってないことが多く、足並みが揃っていないことが多いです。このオペラは全編を通してコミカルなものですが、リヌッチョが歌うと突然メロドラマっぽくなるシーンがいくつかあり、彼だけちょっと空気が読めていない(?)ところがあり、まさに私にピッタリの役です(笑)
また、思ったことはバシッという正義感に溢れている人物で、快活としたところがとても魅力的です」
<ツィータ>
与田朝子(7日・9日)「大金持ちブオーゾのいとこの役です。ブオーゾの遺産をめぐって親戚たちが欲望をぶつけあいます」
中島郁子(6日・8日)「ツィータは、亡くなったブオーゾ・ドナーティの従妹で、リヌッチョの伯母。60歳の独身女性。彼女は、とにかくジャンニ・スキッキの事が大嫌い!リヌッチョとラウレッタの結婚には大反対です。そんな彼女ですが、ブオーゾの遺言書の書き換えをうまくやってくれそうなスキッキに、親族達と共に全てを託すことを決めます。
ジャンニ・スキッキが現れた場面でのツィータの怒る様(四重唱)、その後、スキッキに遺産をたくさん分けてもらえるようにと彼に取り入り、彼を褒め称える様(三重唱)など、音楽の聴きどころ、観どころもたくさんあります」
<ゲラルド>
児玉和弘(6日・8日)「ドナーティ家の一人で他の親族同様に自分のことばかりを考えています。ゲラルドは親戚一同によるアンサンブルとしてドナーティ家のバラバラさであったり纏まりであったりが多く、聴きどころのひとつになっています」
新津耕平(7日・9日)「大富豪ブオーゾの甥です。妻がネッラ、息子がゲラルディーノです。他の親族と同じく遺産を狙っています。妻の尻に敷かれています。素直で秘密は隠せません」
<ネッラ>
小松崎 綾(6日・8日)「ネッラは、ゲラルドの妻です。7歳になる息子ゲラルディーノがいますが、欲深く、息子の動向よりもブオーゾの遺産が気になって仕方がありません。一番聴いて頂きたいのは、物語後半に女性3人でジャンニ・スキッキをブオーゾに変装させるシーンで歌われる三重唱です。
“少しでも多く遺産を手に入れよう”という皆の下衆な思惑と、プッチーニらしい美しいメロディーとのギャップが面白いです」
鈴木麻里子(7日・9日)「最初は、他の親族に圧倒され気遅れしていますが、次第により多くの遺産を手にするために大胆になっていきます。ブオーゾの遺産を賭けて、ジャンニ・スキッキに対抗する親族一同のチームワークが見どころです!」
<ベット>
大川 博(6日・8日)「ベットはブオーゾの義兄弟で、貧しく、汚い格好、年齢不詳となっています。何とも怪しさが漂う役だと思います。多額の遺産が修道院に寄付されるという噂を聞きつけ、遺産を巡るドタバタ劇に発展させる、ちょっとしたキーマンでもあります」
原田 圭(7日・9日)「謎多きベットですが、僕はどこか憎めない、面白い人物だと思っています。亡くなったブオーゾの義理の弟ということになっていますが、この人、実は何者かわかりません。もっと言えば親族であるかどうかも疑わしいし、年齢も不詳、まさに謎だらけの人物です」
<シモーネ>亡くなったブオーゾの従兄弟。
清水那由太(6日・8日)「強欲な一族の最年長で、今回は体にもガタがきています。
そう目立つ類の役ではないのですが、要所要所の一族を代表した主張などが皆様の印象残ればと思います」
北川辰彦(7日・9日)「シモーネはおじいちゃん。13世紀末(日本だと鎌倉時代)に70歳まで生きるというのはなかなかの長寿ですね。フィレンツェの郊外の小さな市の市長までしたけど、今は皆に敬われてるのか、厭われてるのか・・・・・・長生きするしぶとさも、市長になる知恵も、力もあったのに、老いたということがどれだけ影響を及ぼすか」
<マルコ>
小林啓倫(7日・9日)「マルコは、シモーネの息子、45歳、バリトン、となっています。親族は皆お金に汚く、貪欲で、見栄っ張りで、互いにいがみ合っていますが、マルコは何かあればすぐに年老いた父であるシモーネに助けを求めたり、妻のチェスカが金と色気でスキッキを籠絡する時も任せっきりにしています。何でも人任せにして人のせいにするマルコ。
人間の嫌な部分を一身に背負う親戚一同、その中でもマルコは「他力本願、無責任、漠然とした不平不満を持つ人」の象徴として、精一杯嫌な人間を演じさせて頂きたいと思います」
小林大祐(6日・8日)「マルコの音楽を見てみると、親族の中で一人だけ違う音を歌ったり違う歌詞を歌ったりしていて、そういう所をうまくキャラクターにも活かしたいと思います。愛すべきマルコ、お楽しみに!」
<チェスカ>
塩崎めぐみ(6日・8日)「チェスカは、マルコの妻です。シモーネは義理の父になります。今回の演出では、チェスカはとにかく「見栄っ張り」と事あるごとに言われています。ドナーティ家の親戚一同は、皆、決して良い人間とは言い難いのですが、なぜか憎めないキャラクターばかりです。そんなチェスカを演じるのは、本当に楽しいです。皆様にも楽しんで頂けると嬉しいです!」
小林紗季子(7日・9日)「義父シモーネと夫マルコに遺産を少しでも多くもらってもらうために奮闘します。シモーネが沢山もらえたらいつかはマルコとチェスカのものになるわけですし(笑)。とても有名なこのオペラですが悲劇の2作品を観ていただいた後に笑っていただけるように頑張りたいと思います。私はフィレンツェに留学をしていたので所々にフィレンツェらしい言い回しもあるのでクスッと笑えて楽しいです。今回私は3作すべてで歌わせていただき、メゾはどうしても年上の役が多いのでチェスカは若い女性なので楽しみたいと思います」
<スピネロッチョ>
倉本晋児(6日・8日)「お医者さんの役です。プライドが高いが、間抜けで、(亡くなったはずの)ブオーゾが元気だと勘違いして、自分の腕とボローニャ大学の偉大さを誇って帰っていきます」
後藤春馬(7日・9日)「スピネロッチョはおそらく腕のない医者ですが、自信は誰よりもあります。今回はいわゆる“いつもの”とは違うスピネロッチョを楽しんでいただけると思います」
<公証人アマンティオ>
香月 健(6日・8日)「大富豪ブォーゾの遺言作成のために呼ばれた公証人。ジャンニの大ドンデン返しに、知ってか知らずか、ひと役買うことになります。
親族たちの楽しそうな(大変そうな!)アンサンブルには参加できませんが、作品の終盤に、グッチョ、ピネッリーノ等とともに新鮮な風を吹かせられたらと思っています」
岩田健志(7日・9日)「公証人アマンティオは、物語の終盤でブオーゾになりすましたジャンニ・スキッキによって嘘の遺言状を書く(本人は嘘とは気づいていない)という役割ですが、今回の演出ではちょっとなにかを察している節を感じさせるところがちらほらあります。そのほかの見所は、今回僕のかぶるカツラが妙にフィットしているので是非そちらにも注目して欲しいです(笑)」
<ピネッリーノ>
湯澤直幹(6日・8日)「終盤に登場する、ブオーゾのお抱え靴屋さんの役です。今回の演出では、喜劇を最後に盛り上げる重要なキーマンとなっています。劇中では、その昔、葬式で悲劇的要素を際立たせるために雇われていた泣きのプロ“泣き屋”的な要素を持つ人物となっています。
今回のピネリーノは、「ブオーゾさん、生前はよく靴を仕立てて差し上げましたね...」と、ブオーゾの死をとても悲劇的な”泣き”で悲しみます」
高田智士(7日・9日)「今回の“偽の”遺書作成にあたり、証人として登場します。
ピネッリーノは死んだブオーゾさんの数十年来のお抱え靴屋さんだと思っていましたが、今回少し違うようです。それに、どうやらピネッリーノもお金が大好きなようです...歌いづらい格好で登場するのですが、それは何故なのか・・・」 
<グッチョ>
寺西一真(6日・8日)「染め物屋さんのグッチョです。公証人、ピネッリーノと共に登場し物語の展開を見守る役割になります。が...」
岸本 大(7日・9日)「正直、ブオーゾとは顔馴染み程度。証人をするとお礼をもらえるので、それが目的です。ただの証人のはずが、予想外の出で立ちで現れます。一瞬しか現れませんのでお見逃しなく」

 
東京二期会オペラ劇場プッチーニ〈三部作〉は、いよいよ9月6日(木)プレミエ。
みなさまのご来場をお待ちしております!
 
 
▼プッチーニ〈三部作〉公演情報ページはこちら
2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場

 2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
 指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

●お問合せ・チケットのご予約は
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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9月公演プッチーニ〈三部作〉:キャストから登場人物紹介『外套』編~20世紀初頭パリに生きた貧しくもバイタリティ溢れる人々

1910年、舞台はパリのセーヌ川の倉庫が立ち並ぶ船着場。登場人物たちはそこで働く市井の人々。〈三部作〉の最初に幕を開ける『外套』では、そうした貧しいながらもバイタリティ溢れる人物たちが登場します。幼児の死、妻の不貞、愛人の殺害といった非常に重苦しいドラマの展開の中で描こうとしているものは、人間の強烈な個性と、生きていくことの意味と力なのかもしれません。それぞれの登場人物と見どころをキャスト自らがご紹介いたします。

<ミケーレ>
今井俊輔(7日・9日)「貨物船の船長でミケーレという役を演じさせていただきます。年老いていて妻のジョルジェッタとは25歳の年齢差があります(ミケーレの年齢設定は50歳)」
上江隼人(6日・8日)「ミケーレはバリトンにとって発声的にも、芝居的にもとても難易度の高い役です。譜面を通して感じたことは、『外套』は他の作品に比べてぎこちない世界観が見事に音楽になっているように感じます」
今井 「ミケーレはジョルジェッタとの子を無くし、打ちひしがれ、時も過ぎ髪の毛も灰色になってしまった。その過程で、貝のように自分を守るかのように「外套」を身にまとい、殻に閉じこもってしまった。無口ながらも、それでもなんとか妻と幸せだった頃に戻りたいと切実に願っている。また、とても父性に溢れる人物だと感じます」
上江 「子供の事を今でも背負いながら生きている彼はいつしか、妻に対しても自分を閉ざし、屈折してしまったのかもしれません。ぎこちなさ、もどかしさをどう表現するかがネックになってくると思います」
<ジョルジェッタ>
北原瑠美(6日・8日)「ジョルジェッタはミケーレの妻です。幼い息子を亡くしてしまったことから夫婦の間は冷め、ジョルジェッタは年若いルイージとの不倫に走ります。」
文屋小百合(7日・9日)「ジョルジェッタは、夫と仕事の話もでき、部下の世話もこなすしっかりした女性です。子どもを亡くしたことをきっかけに夫婦の関係も冷めてしまっています。悲しみを引きずっている夫にはうんざり…私だって悲しいのに!子どもがいたらきっとよい夫婦でいられたかもしれない…」
北原 「彼女自身は決して特別なヒロインでも、悪女でもありません。ごく平凡な女性なのだと思います。しかし、そんな等身大の彼女の渇望する姿に共感し、魅力を感じます。ジョルジェッタのアリアには陸上の生活に焦がれる若い女性らしいエネルギーが満ち溢れており、ルイージとの二重唱における切羽詰まった熱情、ミケーレとの苦悩をぶつけ合うシーンなども見ごたえ、聴き応えがあると思います」
<ルイージ>
芹澤佳通(7日・9日)「ルイージは20才の青年で、ミケーレ船長のもとで積み荷の荷降ろしをしています。彼はミケーレの妻、ジョルジェッタと不倫関係にあり、ミケーレの目を盗んでは逢い引きを重ねています」
樋口達哉(6日・8日)「感情を直線的に表してしまう若い船乗り。
いつまで経っても、どこまで行っても何一つ変わらない現実、今の暮らしには絶望しかなく、早くこの生活から抜け出したいという思い。心の中でも「負のスパイラル」が続くというやるせなさ。もう、どうしようもないというツラさ。――俺はこのままでいいのか?―― 過ぎてゆく青春をアリアで嘆きます」
芹澤 「ルイージには2曲のアリアがあり、2曲目のアリア「お前の唇が欲しい」は、感情のたがが外れ、ジョルジェッタへの溢れ出る思いが狂気へと変貌していくほど激しい曲。命がけで歌います…」
樋口 「2つのジョルジェッタとの二重唱も聴かせます!辛いながらも暗い情熱に溢れたジョルジェッタ。同じ旋律を追いかけながらの甘美で優美な旋律。しかしながら、お互いの気持ちには微妙なズレが……後半の二重唱も、ダメだとわかっちゃいるけど、盛り上がったら止まらない想いが溢れてきます!」
<ティンカ>
児玉和弘(6日・8日)「私が演じるティンカは、港で働く中年(設定では35歳)で、肉体労働者。アル中です」
新津耕平(7日・9日)「『外套』に出演する男性はそれぞれ共通する点、重なる点があると思っています。ルイージが仕事に邁進すればミケーレになり、家庭の幸福を選べばタルパになり、どちらも選ばず、逃げ出すこともしないと、酒に溺れるティンカになる。だからなのか、自分にない「若さ」と「女」を持つルイージには嫉妬しています」
<タルパ>
北川辰彦(7日・9日)「タルパは人生に大きな欲もなく、ただ毎日同じ日々を過ごしてきたのではないでしょうか。毎日同じように起きて、仕事して、帰って妻と飼い猫と一杯のワインを愛でる。そしてまた明日のために寝る。唯一夢見るは、小さな家を買うこと。何もないことが幸せ(設定では55歳)」
清水那由太(6日・8日)「日常に閉塞感を覚えつつもそれをどうすることもできない、どうにかする術を知らないひとりの人間として、本番当日の舞台にいられたらと思います」
<フルーゴラ>
塩崎めぐみ(6日・8日)「私が演じるフルーゴラは、「ゴミ拾い」を生業にしていながら、他の登場人物とは違い、人生を前向きに捉えています。「個々の価値観で、状況は色々な風に捉える事が出来る」と言うメッセージが、この役を通して訴えられているように感じつつ、役作りに取り組んでおります」
小林紗季子(7日・9日)「イタリア語のfrugolare(くまなく探す)からフルーゴラとあだ名がつけられました。他の人にはゴミであっても彼女にとっては宝物であり、毎日色々なものを探しだし、旦那のタルパに見せています。また、フルーゴラが拾い集めてきたものをジョルジェッタに見せるアリアがあります!オペラの内容はドロドロな人間模様ですが音楽はとても美しく素晴らしいです」
<流しの唄うたい>
高田正人(6日・8日)「流しの歌うたいです。一見物語に関係の無い、気楽なキャラクターに見えますが、「恋に生きたものは、恋に死んで行く」という歌詞は、ある意味この「外套」という物語の本質を突いているのかもしれません」
西岡慎介(7日・9日)「ヨーロッパを旅したり、生活をすれば、今でもレストランや、街の通りなどで良く見ることができる、街から街へと渡り歩く歌い手です。それが流しの唄うたいの姿です」
<若い恋人たち>を代表して
新海康仁(6日・8日)「ストーリーの中心にあるドロドロした恋愛模様とは真逆で、幸せいっぱいのカップルで、突然現れます。陰湿な物語の中にあって爽やかな印象を与え、それによってより暗さが強調されるのです」
新垣有希子(6日・8日)
「今回の演出では、『ジャンニ・スキッキ』の娘ラウレッタと、リヌッチョが一瞬だけここに登場します。本当に一瞬ですので、皆様、お見逃がしなく!!」

 
▼プッチーニ〈三部作〉公演情報ページはこちら
2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場

 2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
 指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

▼プッチーニ〈三部作〉プレ講座&ミニ・ライブ(入場無料)開催迫る!ご予約はお早めに
プッチーニの魅力を語りつくし、歌いつくす!8/16(木)は、すみだパークギャラリーで〈三部作〉プレイベント開催! - オペラの散歩道(二期会blog)

●プレ・イベントおよび〈三部作〉のお問合せ・ご予約は
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 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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ブログで繋ぐ!「第13回 二期会研究会駅伝コンサート【7/29(日)公演】」
出演研究会紹介[5] イタリアオペラ研究会

今年もやってまいりました!二期会研究会による夏の風物詩、「第13回二期会研究会駅伝コンサート」。
今回も満を持して出演する10の研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎます。16:00開演から20:10の終演予定まで実に4時間10分(休憩含む)のロングラン!もちろん、途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみいただけます。

さて出演研究会紹介は第5回。先週の「ロシア東欧オペラ研究会」に続き、「イタリアオペラ研究会」に“たすき”を繋ぎます。

     *     *     *

<17:35~>【イタリアオペラ研究会】 ~ヴェルディ不朽の名作たち~
[出演]小松崎 綾、根岸奏好、石橋佳子、伊藤 潤、新海康仁(助演)、山口邦明(助演) /[ピアノ]早川揺理

私たちは、今回の駅伝コンサートでは、ヴェルディ不朽の名作をお届けします。

☆ジルダ役 根岸奏好より(『リゴレット』より 二重唱“ジョヴァンナ、私後悔しているの…”)
ジルダとマントヴァ公爵が初めて出会い、お互いに惹かれ合う愛の重唱です。居るはずのない公爵が目の前に突然現れ、驚きを隠せないジルダに公爵が愛を語り、恋に落ちていく心の変化を上手く表現できたら良いなと思っています。

☆エボリ役 石橋佳子より(『ドン・カルロ』より “ヴェールの歌”)
エボリが初めて登場する印象的な場面で歌うアリアです。歌で「物語」を語っていくひとり芝居のアリアで情景をきちんとエレガントに表現するのが難しい・・・のです。優雅に、華やかにお届けできるようがんばります!

☆レオノーラ役 小松崎 綾より(『イル・トロヴァトーレ』より 三重唱“静かな夜だ!”)
この三重唱は第一幕、暗闇の中で女官のレオノーラが人違いをすることから、男同士の闘いへと発展してしまう場面です。ご一緒させて頂くのは伊藤 潤さんと山口邦明さん、こんなに素敵な二人の男性に取り合われることなんてめったにないので、楽しんで演奏したいと思います。

イタリアオペラの面白さはドラマの中で、技術と直感がバランス良く音に現れることです。イタリア語がわからなくても、何となく雰囲気で伝わってくるそんなエネルギーのある演奏を目指しています。イタリアの巨匠、ヴェルディの名作を通して、そのエネルギーをお楽しみください。(総監督 上江隼人)


イタリアオペラ研究会 稽古風景より

     *     *     *

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公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第13回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2018年7月29日(日) 16:00開演(15:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
   (JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
   (学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会

予定時刻と出演研究会:
・16:00~ オペレッタ研究会 ~エメリッヒ・カールマンの世界~
・16:20~ フランス歌曲研究会 ~ドビュッシー没後100年を記念して~
・16:40~ イタリア歌曲研究会 ~没後150年ロッシーニのヴェネツィア~
   <休憩15分>
・17:15~ ロシア東欧オペラ研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
17:35~ イタリアオペラ研究会 ~ヴェルディ不朽の名作たち~
・17:55~ <特別コーナー>ヴェルディ『ナブッコ』より 合唱“行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って”
   <休憩15分>
・18:15~ ドイツ歌曲研究会 ~ドイツ歌曲への誘い~
・18:35~ 日本歌曲研究会 ~日本の歌の情景~
・18:55~ ロシア歌曲研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
   <休憩15分>
・19:30~ オペラ・ワークショップ研究会 ~その恋果たしてハッピーエンド?~女はみんな、恋をする。~
・19:50~ 英語の歌研究会 ~L.バーンスタイン生誕100年~
   <終演予定 20:10>

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細はこちらから
第13回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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11月公演『ナクソス島のアリアドネ』キャスト・プレ・コンサート
~7月6日(水)ソプラノ廣森 彩とテノール吉田 連が「ラリアンス・オペラ・コレクションwith二期会」に出演します

いよいよ本日7月2日(土)より、チケット一般発売が始まりました、11月公演R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』。早速、本キャストによるプレ・コンサートのご紹介です。
7月6日(水)、神楽坂のフレンチ・レストラン「ラリアンス」で毎回ご好評いただいているイベント「ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会」に、11月『ナクソス島のアリアドネ』の本キャストから、ナヤーデ役の廣森 彩とスカラムッチョ役の吉田 連の二人が、出演致します!
二人は『ナクソス島のアリアドネ』本公演でも同日に共演予定。今回の公演が、廣森、吉田とも二度目の二期会オペラ出演です。廣森は2012年の二期会ニューウェーブ『子どもと魔法』お姫様役でデビュー。一方の吉田は、今年2月の『イル・トロヴァトーレ』使者役で東京文化会館の舞台に立ちました。
とりわけフレッシュな歌声は、爽快な夏のフレンチにぴったりのはず。
フランス料理に和食の様式を取り入れたラリアンスのオリジナルの「フランコ・ジャポネ」にちなんで、今回のプログラムから日本の歌も取り入れてみました。

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ソプラノ
廣森 彩
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テノール
吉田 連
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ピアノ
冨田実里

■■■ イベント情報 ■■■
《ラリアンス オペラ・コレクション with 二期会》
~オペラで味わうヨーロッパの夏、日本の夏~

日時:2016年7月6日(水) 18:00開店
    第1ステージ 19:30~/第2ステージ 20:30~
    ※ご予約はお好きな時間で承ります
会場:神楽坂「ラリアンス」
    (「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
コースと料金:(ステージ・サービス料・税込)
    ・ムニュ"神楽"コース 8,500円~
    ・シェフ"大堀"コース 13,500円~
    ※ミュージックチャージ等の特別料金は一切かかりません
出演:廣森 彩(ソプラノ)、吉田 連(テノール)、冨田実里(ピアノ)
予定プログラム:
 ☆第1部☆
  R.シュトラウス「セレナーデ」「私は漂う」
  A.ララ「グラナダ」
  C.A.ビクシオ「マリウ、愛の言葉を」
  〈日本の夏メドレー〉夏は来ぬ~茶摘み~村祭り~浜辺の歌
 ☆第2部☆
  C.グノー『ファウスト』より「私は夢に生きたい」
  G.ドニゼッティ『愛の妙薬』より「人知れぬ涙」
  F.レハール『メリー・ウィドー』より「高鳴る調べに」
▼詳細・ご予約・お問合せはこちらから
ラリアンスオペラコレクションwith二期会 ~オペラステージとレストンディナーのコラボレーション~|イベント - 神楽坂ラリアンス
 東京都新宿区神楽坂2-11 TEL03-3269-0007

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なお、最近のラリアンスと二期会とのコラボレーション企画としては、去る5月18日に「ワインとオペラを愛でる会」を開催。(左 写真4枚)
二期会オペラ7月公演『フィガロの結婚』から、ソプラノ加藤早紀、宍戸茉莉衣、アルト石井 藍、同9月公演『トリスタンとイゾルデ』から、テノール新海康仁、同11月公演『ナクソス島のアリアドネ』から、メゾソプラノ杉山由紀、バリトン野村光洋、松井永太郎の、総勢7名もの本キャストが出演しました。
ワインも料理もそして歌唱も、「アッサンブラージュ~アンサンブル」をテーマに、複数の葡萄の品種から作られたワインを口にしては、モーツァルト・オペラの重唱曲で耳を潤していただくという、豪華な一夜を演出いたしました。

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ハイレベルな競演が魅力!「明日を担う音楽家による特別演奏会」

文化庁の「新進芸術家海外研修制度」により欧州を中心に在外でオペラ研修に励んだその世代のトップレベルの歌手たちが帰国して集結、その研修の成果を披露する一曲入魂のアリアと重唱をお楽しみいただく、ハイレベルでフレッシュなオペラ・ガラ「明日を担う音楽家による特別演奏会」が、2月3日(水)19時、東京オペラシティコンサートホールで開催されます。
まさに次代のオペラ界を担う新進アーティストたち10名。
東京二期会からは6名の俊英が出演します。それぞれのメッセージとともに紹介しましょう。

201601_sakaida_mamiko.jpg 坂井田真実子 ソプラノ 研修地:ウィーン
レハール『ジュディッタ』より 「くちづけより熱く」
「私の研修目的であった‘オペレッタ’を通じて、多くの出逢いや、多くの学びを得られたこと、研修中に応援して下さった方々への感謝の気持ちで舞台に立ちたいと思っております。一瞬でも、オペレッタの風を感じていただければ」
201601_takeda_michiko.jpg 竹多倫子 ソプラノ 研修地:ミラノ
プッチーニ『蝶々夫人』より 「小さい神様(かわいい坊や)」
「コンクール優勝でいただいたマンチネッリ歌劇場での『蝶々夫人』の舞台。不安と緊張、イタリアデビューの高揚感に包まれて、全三幕を全速力で駆け抜けました。最後カーテンコールのスタンディングオベーションの光景は忘れられません」
201601_shinkai_yasuhito.jpg 新海康仁 テノール 研修地:カターニャ
ヴェルディ『椿姫』より 「燃える心を」
「音楽のみならず、文化に触れ、食を楽しみ、人と関わることで様々なことを学び感じることができました。市場の魚屋の店先で、ご主人のギターにあわせて歌ったシチリア民謡も」
201601_matayoshi_hideki.jpg 又吉秀樹 テノール 研修地:ウィーン
モーツァルト『ルーチョ・シッラ』より 「死と復讐の欲望が」
「ウィーンで一年間研究したモーツァルト。『ルーチョ・シッラ』は彼が16歳のときの作品ですが、私が歌わせていただくアリアには、すでに後の『イドメネオ』、『魔笛』にもでてくる憤怒の表現がすでに現れています」
201601_gotou_kazuma.jpg 後藤春馬 バス・バリトン 研修地:ロンドン
ヴェルディ『シモン・ボッカネグラ』より 「哀れなる父の胸の想い」
「在研中はなかなか思うようにいかず、苦しいこともたくさんありました。今回歌わせていただく曲は、研修中に歌っていくたびに難しさを覚え、それだけに共に成長してきたという思い入れがございます。世界へ羽ばたくために、今何をするべきかを、ロンドンでの研修の時が教えてくれました」
201601_sannohe_hirohisa.jpg 三戸大久 バス・バリトン 研修地:ウィーン
ワーグナー『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より 「マイスターの芸術を受けたまえ」
「初めてのヨーロッパの地では、すべての体験が自分の身体にしみ込んできました。ザックスのアリアは、そのウィーンでまず初めに勉強した曲。15年前、二期会研修生として初めて合唱に参加し、舞台の上でこのアリアを聴きました。以来ずっと歌いたいと思っていた曲です。そしてこれからの15年。自分が本当に求められている場所で歌っていければ幸せだと思っています」
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PDFちらし
■■■ 公演情報 ■■■
文化庁委託事業
「平成27年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
新進芸術家海外研修制度の成果
明日を担う音楽家による特別演奏会
日時:2016年2月3日(水) 19:00開演(18:30開場)
会場:東京オペラシティ コンサートホール
   (京王新線「初台」駅東口徒歩5分)
料金:全指定席 S¥3,000、A¥2,000、B¥1,000 (税込)
   (※学生は全席種¥1,000でお求めいただけます。)
出演:坂井田真実子(ソプラノ)、柴田紗貴子(ソプラノ)、
    古瀬まきを(ソプラノ)、吉田和夏(ソプラノ)、
    竹多倫子(ソプラノ)、新海康仁(テノール)、
    曽我雄一(テノール)、又吉秀樹(テノール)、
    後藤春馬(バス・バリトン)、三戸大久(バス・バリトン)
指揮:園田隆一郎
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

▼公演概要・ご予約はこちらから
明日を担う音楽家による特別演奏会|コンサートラインアップ - 東京二期会

   

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8/22アグネスホテルのランチタイムコンサート

飯田橋から歩いて5分の客室数56室の小さくて贅沢なホテル、アグネスホテルで、毎月第3水曜日に開かれているランチタイムコンサートに、5月二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『スペイン時間』でデビューしたばかりのソプラノ経塚果林と、テノール新海康仁が出演します。
経塚は、9月公演『パルジファル』でも花の乙女役で出演予定。
ランチタイムコンサートと『パルジファル』にむけてインタビューしました。
  *  *  *  *  *
Q1.今度のランチタイムコンサートはどんなプログラムですか?
カンツォーネにシャンソン、有名なオペラのアリア、そして二重唱と、盛りだくさんなプログラムです。
私はグノー作曲のジュリエットのワルツ「私は夢に生きたい」など、ランチタイムにふさわしい明るく華やかな曲を選ばせていただきました。

Q2.『パルジファル』に出演が決まったときのお気持ちをきかせてください。
去年7月の『トゥーランドット』には、リューのアンダースタディとして参加していました。
そのとき「いつか自分もあの舞台に立てたらなぁ」と憧れながら稽古を見学していましたので、今回、花の乙女役をいただいき本当に嬉しく思いました。
また同時に、公演の一部を担う者として、与えられた役割を確かにやりきらなくては、と背筋が伸びる気持がしました。

Q3.「花の乙女たち」はどんな役でしょうか。
魔法によって生み出された美しい妖精で、彼女たちの仕事は男を誘惑し快楽によって自らの物にしてしまうことです。
突然現れたパルジファルに対しても、これまでと同様に色仕掛けを繰り出しますが、彼が彼女たちの誘惑に応えることはありません。
怒った花の乙女たちは、パルジファルに罵りと嘲りの言葉を投げつけて消えていきます。
乙女というより「魔女」といった方がしっくりきますね(笑)
でも、見た目だけは限りなく儚くかわいらしい乙女なのです!
花の乙女たちの歌うシーンは全部合わせても15分程度と短いですが、音楽は大変メロディックで美しく、色とりどりの姿や動きが目にも楽しいシーンです。
チューリッヒからきた衣裳にもご注目ください!

Q4.最後に、ランチタイムコンサートにむけて一言お願いします。
残暑の厳しいこの時期ですから、ぜひ涼しいアグネスホテルへ足をお運びいただき、音楽に満ちた憩いのランチタイムをお過ごしください♪
暑さにも負けず、元気いっぱい準備万端で皆さまのお越しをお待ちしております!
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左から経塚、新海、原田
◇アグネスホテル ランチタイムコンサート◇
 ■「華麗なるオペラの世界」
 ■日時:8月22日(水) 12:00~12:30(開場11:45)
 ■出演:ソプラノ経塚果林、テノール新海康仁、ピアノ原田絵里香
 ■料金:無料
アグネスホテルへのアクセスはこちら - アグネスホテル

▼『パルジファル』の公演詳細はこちら
飯守×読響×二期会がおくる渾身のワーグナー!『パルジファル』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお申し込み・お問い合わせはこちら
二期会チケットセンター TEL.03-3796-1831 インターネット予約Gettiなら24時間受付!
 (平日:10:00~18:00/土:10:00~15:00/日祝休)

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【レビュー】二期会ニューウェーブ・オペラ劇場公演『スペイン時間』『子どもと魔法』

快晴となった5月19日と20日、新国立劇場中劇場で『スペイン時間』『子どもと魔法』が上演されました。
出演者は二期会オペラ研修所を修了した第51期から第54期の若手歌手の中から選抜。若さとチームワークでお洒落な音楽劇を楽しませてくれました。
装置・増田寿子、衣裳・太田雅公、振付・山田うん、照明・齋藤茂男。演出は加藤 直。
写真撮影:三枝近志(◇…19日、★…20日)
<舞台写真はクリックで拡大表示します>

『スペイン時間』

時計屋の主人、トルケマダ(左・吉田伸昭)。
時計屋のオルゴール人形はダンサーたち。
時間を表して、時に踊りだします。


市役所の時計の修理に行ってしまって、店に残されたロバ曳きのラミーロ(右から2番目・門間信樹)。


主人の留守に、その妻コンセプション(中村洋美)は、恋人の詩人ゴンザルヴェ(新海康仁)を引き入れます。時間がないのに、ゴンザルヴェは詩作に夢中。


カタルーニャ式大時計に隠れたゴンザルヴェ(高柳 圭)。


もう一人の恋人、ドン・イニーゴ・ゴメス(中・佐原壮也)は大時計にお腹が挟まってしまいます。そこへトルケマダ(左・大川信之)が帰ってきました。


コンセプション(経塚果林)が皆で引っ張りますがドン・イニーゴ・ゴメス(狩野賢一)は出て来られません。


素敵な奥さんだなぁとつぶやくラミーロ(中前・佐藤 望)


最後は登場人物がオルゴール時計の人形に。ちょっと昔の映画みたいな終わり方。

『子どもと魔法』

宿題をしないので、子ども(右・澤村翔子)は、お母さん(左・遠藤千寿子)に怒られます。


中国茶碗(左・福間章子)とティーポット(右・木野千晶)。
子どもが中国茶碗を壊してしまったと言っています。


肘掛椅子(左・岩田健志)と安楽椅子(右・伊藤 光)がお喋り。


子どもの仕草、表情をよく見せて、楽しませた宮澤彩子。
柱時計は吉田侍史。


お姫様(湯浅桃子)が、絵本の中から現れます。
子ども(澤村翔子)は夢のような心持ち。幻想的で美しいシーン。


火(守谷由香)。
コロラトゥーラを駆使して、歌います。
衣裳が燃え上がるように見えました。


子どもが苦手な算数を、おかしなリズムで歌う小さな老人(右前・園山正孝)。
短いシーンですが、カラフルで楽しさいっぱい。


りす(香村寛子)。キョロキョロすばしっこく見る動きなど、とても可愛らしく、ふさふさのしっぽは、楽屋でも人気者だったとか。

ラヴェルの母親は、スペイン系の血筋をひき、バスク出身でした。
『スペイン時間』『子どもと魔法』は、母につながる想い出が散りばめられた作品ともいえます。
フランスから指揮者ジェローム・カルタンバックが来日し、東京交響楽団と共に、若手の演奏を支え、ラヴェル独特のリズム、色彩感あふれる音を繊細に聴かせました。
ニューウェーブ公演を機に、さらに大きな舞台に立ち、お客様と再び素晴らしい時を共にできますように。
ご来場、ありがとうございました。

帆かけ舟

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二期会ニューウェーブ・オペラ劇場 出演者からのメッセージ(1)

フランスからマエストロ、ジェローム・カルタンバックも無事来日し、本番へむけ日々熱のこもった稽古を重ねている、二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『スペイン時間』『子どもと魔法』
ますます気持ちを熱くしている出演者からのメッセージをご紹介いたします!

【スペイン時間】
19日・ラミーロ役 門間信樹
ラミーロは、お金持ちでもない、甘い言葉のひとつも言えない、女性とうまく会話も出来ない、不器用な男です。
上演時間の短い一幕のオペラですが、爽快感とワクワク感で劇場が満たされることは間違いありません!お客様がひとり残らず満足して頂けるように全てを出し切ります!
20日・ラミーロ役 佐藤 望
気が優しく、素朴で働き者、そんなロバ引きラミーロ役です。
仲間達と作り上げた舞台を、どうぞ最後までお楽しみ下さい!!

19日・トルケマダ役 吉田伸昭
年の離れた魅力的な妻に浮気される時計屋の主人です。妻のことはとっても愛しています。でも時計のことはもっと好きかも!
ラヴェルの素敵なオペラを、若さ弾ける歌い手たちの歌と演技でご堪能くださいませ!(私も負けずに頑張ります!) 
20日・トルケマダ役 大川信之
不思議な雰囲気の時計屋の主人です。自分より年下の若い妻に惚れているが、時計やお金に対する関心も強く、結果的には間男に。したたかでもあり、どこか抜けており、几帳面でもあり、いい加減風。ちょっと掴みどころのない初老の男性です。
ラヴェルの家族愛や、人間関係愛観・その理想像がよくでた作品だと。個人的に思います。彼のウィットの効いた繊細で心優しい世界を表現したいです。それを感じ取って頂けたなら幸せです。

19日・コンセプション役 経塚果林
夫の居ぬ間に浮気をもくろむ、時計屋の女房役です。逢瀬のチャンスは週に一度しかないので、けっこう必死です。
ラヴェルの音楽と小粋なフランス語のリズムが織り成す世界を楽しんでいただけるよう、誠心誠意努めてまいります。
どうぞ新国立劇場へお越しくださいませ!
20日・コンセプション役 中村洋美
コンセプションは、自分の感情や欲望に素直で色気があり、憎めない可愛らしい女性。明るい太陽の様な女性です。
どちらの作品も全く違う雰囲気の音楽やキャラクターが出てきますしとてもフランス独特の洒落た音楽やお話です。私なりのコンセプションをお見せ出来ますよう全力で頑張ります。ラヴェルの世界をどうぞ見に来て下さい!

19日・ゴンザルヴェ役 高柳 圭
ゴンザルヴェは、生まれながらのナルシスト、学生であり、詩人でもあり、見るもの聞くもの全てを詩で表現してしまいます。いつも肌身離さず持っている手帳の中には、彼の夢が詞の形をとってびっしりと書き連ねてあるのです。
本人は至って真面目に、本気でかっこいいと思って行動しているゴンザルヴェですが、それがかえってマヌケに見えるかもしれません。僕自信も至って真面目に、本気でかっこいいと思って演じることによって、愛すべきマヌケキャラを表現出来ればと思います。
20日・ゴンザルヴェ役 新海康仁
ロマンチストな詩人役です。詩を作ることが大好きで、いろんな物事から詩想がうまれ、今は不倫という関係を創作活動に生かしています。
フランスオペラの中でもなかなか上演される機会のない作品ですが、とても素晴らしい音楽、楽しいストーリーで誰でも楽しめると思います。その魅力を伝えられるようにがんばりたいと思います。

19日・ドン・イニーゴ・ゴメス役 狩野賢一
僕の演ずるドン・イニーゴ・ゴメスは銀行家で、お金も権力も持っている人です。お腹も出ています。
そして恐らくはかわいこちゃんを好むエロ親父です(笑)今回も自分の金と力に物を言わせて、人妻コンセプションを口説きに来ます。その作戦の用意周到ぶりは非常に狡猾で、さすがエロ親父といった感じですが、それは同時に、彼が大変世間体を気にしているという、ある種臆病な一面をも表していると思います。またコンセプションに強引に迫ったりしながらも、時折見せる弱気な面や茶目っ気は、ゴメスをどこか憎めないキャラクターにしていると思います。
ラヴェルのオペラはなかなか上演される機会はありませんが、どちらも彼の素晴らしい音楽によって彩られた本当に素敵な作品ですし、どちらも45分程と時間的にも非常に見やすいものです。
特に《スペイン時間》は痛快にして軽妙、舞台を眺めているだけでもわかりやすいストーリーだと思います。この作品がなかなか上演されないのが不思議に思えてならない程です。本番でお客様に心行くまで楽しんで頂けるよう、出演者、スタッフ一同、尚一層良いもの、楽しいものを追求して参りますので、是非ご期待下さいませ!
20日・ドン・イニーゴ・ゴメス役 佐原壮也
町の大金持ちの銀行家で自信家。そして、エロオヤジであり、お茶目な一面を持ち合わせています(←あくまで役の説明です)。
頑張ります!しか言えません(笑)。皆がそれぞれの役の個性を活かしてラヴェルの世界観を表現しようとしています。その一体感を劇場で味わって頂けたらと思います。

つづく

▼公演情報はこちらから!
二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『スペイン時間』『子どもと魔法』 - 東京二期会

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日本橋三越本店に有力歌手が続々と登場!!

日本橋三越本店と東京藝術大学による毎夏のコラボレーション。今年はその特別コンサートに二期会の俊英たちが出演、華を競います!
8月13日(土)には鷲尾麻衣(ソプラノ)と桝 貴志(バリトン)がミュージカルから愛のデュエットを甘美な歌声で披露すれば、15日(月)の湯浅桃子(ソプラノ)はコロラトゥーラの粋を聴かせます。19日(金)の新海康仁(テノール)は清新さに満ち溢れた歌唱を披露、21日(日)の富岡明子(メゾ・ソプラノ)は抜群の表現力を遺憾なく発揮します。いずれも将来のオペラ界をになう逸材ばかり。
聴き逃す手はありません!!

■■三越×藝大がお贈りする 特別コンサート■■
会場:日本橋三越本店 本館1階中央ホール(大階段前)
8月22日まで開催中。いずれも入場無料のコンサートです。
▼日本橋三越本店ウェブサイトのイベント情報ページ
三越×藝大がお贈りする 特別コンサート - 日本橋三越本店

二期会アーティストの出演情報と主な演奏予定曲は次のとおり。(各日2回公演)
◆8月13日(土) 13:30〜/15:30〜 
オペラからミュージカルまで歌います!
鷲尾 麻衣、桝 貴志 ジョイントコンサート

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・『キャッツ』より「メモリー」(A.L.ウェバー)
・『オペラ座の怪人』より「オール・アイ・アスク・オブ・ユー」(A.L.ウェバー)
・『ウエストサイドストーリー』より「トゥナイト」(バーンスタイン) ほか

◆8月15日(月) 12:30〜/14:30〜
二期会ニュー・アーティスト・シリーズ
湯浅 桃子 ソプラノコンサート

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・『オペラ座の怪人』より「Think of me」(A.L.ウェバー)
・「見上げてごらん夜の星を」(詞/いずみたく 曲/永 六輔)
・『魔笛』より「復讐の心は地獄の炎のように燃え」(モーツァルト) ほか

◆8月19日(金) 12:30〜/14:30〜
二期会ニュー・アーティスト・シリーズ
新海 康仁 テノールコンサート

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・「限りなく優雅な絵姿」(ドナウディ)
・『ウェルテル』より「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」(マスネ)
・『妖精ヴィッリ』より「戻ってこい あの幸せな日々よ」(プッチーニ) ほか

◆8月21日(日) 13:30〜/15:30〜  
二期会ニュー・アーティスト・シリーズ
富岡 明子 メゾ・ソプラノコンサート

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・「オンブラ・マイ・フ」(ヘンデル)
・「エーデルワイス」(オスカー・ハマースタイン2世)
・『カルメン』より「ハバネラ」(ビゼー) ほか

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今年も研修所修了生成績優秀者による
「二期会新進声楽家の夕べ」を開催!

二期会オペラ研修所マスタークラスを優秀な成績で修了した若い歌い手達が
新入会員としてのお披露目となる「二期会新進声楽家の夕べ」。
毎年楽しみにしてくださっている方も多く、自分のお気に入りの歌手を発掘するチャンスでもあるこのコンサートが、いよいよ今月末に東京文化会館小ホールにて開催いたします。

未だ先の見えない不安な毎日ではありますが、若い彼らの歌が前進のための原動力となり、また明日への希望となりますように…。
出演者も想いを込めて歌います。
▼公演予告動画をご覧ください!

一部の出演者は、ブログやツイッターでもコンサートに向けての意気込みなどを随時アップしていますので、こちらも要チェックです!
▼齋藤青麗
・ブログ No Music, No Life☆
▼寺田千絵美
・ブログ Chiemi`s diary ・twitterアカウント @chiemi_terada
▼森 真奈美
・ブログ Manatyの日記♪ ・twitterアカウント @Manatysoprano
▼宮澤彩子
・ブログ メゾ・ソプラノ 宮澤 彩子のブログ♪♪
▼新海康仁
・ブログ 深海じゃありません、新海です
▼高柳 圭
・ブログ 高柳圭 健康第一!
▼岩田健志 
・ブログ もっとがんばれ!岩田健志!
▼佐藤 望
・ブログ バリトン歌手 佐藤 望 official blog


チラシ(PDFファイル)
◆日時:2011年6月29日(水) 18:30開演(18:00開場)
◆会場:東京文化会館 小ホール(JR上野駅下車・公園口前)
◆出演:
【ソプラノ】金澤梨恵子、楠田翔子、齋藤青麗、佐藤優子、清水多恵子、
      鈴木麻里子、田中絵里加、経塚果林、寺田千絵美、西 友加、
      二川祥子、松永知史、松本真代、森 真奈美
【メゾソプラノ】宮澤彩子
【テノール】新海康仁、高柳 圭
【バリトン】岩田健志、佐藤 望、吉田侍史
【ピアノ】木下志寿子、藤川志保
◆料金:全席自由 3,000円
◆チケット販売・お問合せ:
・二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (平日10:00~18:00・土10:00~15:00・日祝休)
・東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650

◆主催:公益財団法人東京二期会

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