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シモーネ・ヤング&カロリーネ・グルーバー来日記者会見レポート

10月27日(木)、11月公演『ナクソス島のアリアドネ』の指揮シモーネ・ヤングと演出カロリーネ・グルーバーの来日記者会見を行いました。
会場は『ナクソス島のアリアドネ』の稽古場。舞台装置の一部や様々な小道具が会見会場を囲む中、中山欽吾東京二期会理事長の挨拶の後、ヤング、グルーバーの二人が登壇しました。
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歌手と楽譜の中に深く入り込み、オーケストラとともに紡ぎ合う宝石のような音楽

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シモーネ・ヤング
「13年ぶりの来日となりました。そして『ナクソス島のアリアドネ』を初めて指揮を
したのが1989年ですので、それから30年近く経とうとします。このオペラは36名の小さいオーケストラの作品ですが、オケと舞台上の歌手とが響き合い、まるで宝石のような音楽が生まれる、すばらしい作品です。また、カロリーネと日本で共に仕事ができることを嬉しく思います。
今回の来日では、東京交響楽団と大阪フィルハーモニー交響楽団の演奏会でも指揮をし、ブラームスを演奏します。ブラームスは、私が10年間務めていたハンブルクゆかりの作曲家です。ハンブルクでも多く演奏しましたし、録音もしました。私のブラームスを日本の皆様にお聴きいただけることをたいへん嬉しく思います。
そしてまた『ナクソス島のアリアドネ』のリハーサルに戻ってきます。今はまだ来日して2日ですが、もうすでに歌手の皆さんとこのオペラの全曲を練習することができました。歌手の方とともに楽譜の中に深く入りこんでいくのは、とても楽しい作業です。私自身もこの公演をとても楽しみにしていますし、ここにいらしている皆様が来て下さることを願っています」

新しい愛をみつけ再び生きていく物語

「これまで欧州で何度も協働してきたシモーネさんと、ここ東京でご一緒できることを嬉しく思います。
『ナクソス島のアリアドネ』は、2008年ライプツィヒで初演したプロダクションです。ホフマンスタールの台本は意味が多層的で、文章の奥に実に様々なテーマが隠されています。私はそこに一貫した赤い糸を通し、この作品から2つのテーマを強調したいと思いました。
ひとつは芸術家が抱える問題です。100年前も現在も、芸術はお金の下で、妥協を余儀なくされています。プロローグでは、作曲家や歌手や俳優たちが、殺風景な地下のガレージに招き入れられます。彼らの価値は、大富豪にとって、劇後の花火やご馳走よりも取るに足らぬものとして扱われています。
そして、オペラが始まり、強調したい2つ目のテーマがあります。アリアドネの物語は、テセウスに棄てられ、孤独に死をばかり考えていたアリアドネが、バッカスと出会うことで、新しい愛をみつける物語です。私は、アリアドネだけではなく、2幕に登場するすべての人物が「新しい愛をみつけ」、最後は全員が、シェイクスピアの『真夏の夜の夢』のように、幸せになるのだ、と考えています。このアリアドネの物語のように、新しい愛をみつけることで人は絶望から再生できるだろうかという問題は、私にとっても大変重要なテーマとなっています」
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カロリーネ・グルーバー

そして、キャストを代表して、新国立劇場オペラ研修所時代にグルーバーの指導を受けたツェルビネッタ役の清野友香莉と、すでに2011年『ドン・ジョヴァンニ』マゼット役でグルーバー演出の舞台に立っているハルレキン役の近藤 圭が公演にむけての意気込みを語りました。

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ツェルビネッタ役
清野友香莉
「まさか自分が、二期会デビューをツェルビネッタ役でできるなんて思っていなかったので、オーディションの結果をいただいたときは飛び上がって喜びました。このような素晴らしい指揮者と演出家に、仕事でご一緒できることに本当に幸せを感じています。そして、新国立劇場オペラ研修所でも国立音楽大学でも先輩でいらした近藤 圭さんとも、こうして共演できることを、とても嬉しく思っています」
「2011年二期会『ドン・ジョヴァンニ』でカロリーネさんの演出で演じて、すぐに惚れこんでしまいました。僕は、舞台で演じるときには、つねに正直でありたい、と思っているのですが、彼女の演出では、自然とそのときの心理や状態に入っていけるのです。今回も、カロリーネさんの口から『正直でいなければいけない』という言葉を聞いて、ほっとしました。
また、昨年までハンブルクで研修をしていたのですが、その州立歌劇場の音楽監督をされていたのがシモーネ・ヤングさんで、たくさんのオペラ、コンサートを聴かせていただきました。もちろんハンブルクでのお二人による『死の都』『リア王』も観て、本当にすばらしかったです。今回もすばらしい舞台になることを、確信しています」
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ハルレキン役
近藤 圭

開幕は11月23日(水)。皆様のご来場お待ちしています!
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▼「チケットぴあ」の会見レポート
ウィーンに続き二期会《ナクソス島のアリアドネ》 - チケットぴあ[クラシック オペラ・声楽]
▼「ぶらあぼ」の会見レポート
初演から100年!日本初演を果たした東京二期会が《ナクソス島のアリアドネ》を上演 - WEBぶらあぼ
▼公演詳細はこちらから
ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

Gettii 《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】なら、24時間いつでもどこでもご予約可能!
座席もご指定いただけます
チケットはお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取(※)
予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
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※※学生席も販売中!※※
二期会オペラ公演は28歳未満の学生さんなら2,000円でご鑑賞頂けます!
・受付は、公演の前日まで二期会チケットセンター電話(03-3796-1831)のみ。
・事前の決裁が必要です。
▼学生席のお求め方法等、詳しいご案内はこちらをご覧ください。
学生席について - 二期会チケットセンター

■■■ シモーネ・ヤング オーケストラ・コンサート情報 ■■■
《東京交響楽団》
◆名曲全集 第122回<後期>
 日時:2016年11月3日(木) 14:00開演
 会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
 曲目:ドヴォルザーク「チェロ協奏曲 ロ短調」作品104
    ブラームス「交響曲 第4番 ホ短調」作品98
◆第646回 定期演奏会
 日時:2016年11月5日(土) 18:00開演
 会場:サントリーホール
 曲目:ドヴォルザーク「チェロ協奏曲 ロ短調」作品104
    ブラームス「交響曲 第4番 ホ短調」作品98
◆第99回 新潟定期演奏会
 日時:2016年11月6日(日) 17:00開演
 会場:りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
 曲目:ドヴォルザーク「チェロ協奏曲 ロ短調」作品104
    ブラームス「交響曲 第4番 ホ短調」作品98
▼詳しくはこちら
東京交響楽団
《大阪フィルハーモニー交響楽団》
◆第503回 定期演奏会
 日時:2016年11月11日(金)19:00/12日(土)15:00
 会場:フェスティバルホール
 曲目:ブラームス「悲劇的序曲」作品81
    ブラームス「運命の歌」作品54
    ブラームス「交響曲第2番 ニ長調」作品73
▼詳しくはこちら
大阪フィルハーモニー交響楽団

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今をときめくオペラ歌手が集結!11月『ナクソス島のアリアドネ』公演から ハルレキン:加耒 徹&近藤 圭 インタビュー

11月23日から日生劇場で開幕する『ナクソス島のアリアドネ』公演。今回の公演にも、ベテランから若手まで実力派の歌手が集結しています。
先日、『ナクソス島のアリアドネ』の音楽稽古(演技なしの音楽のみの稽古)でスタジオを訪れたハルレキン役の二人のバリトン、加耒 徹と近藤 圭にインタビューを行いました。

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加耒 徹
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近藤 圭

ハルレキンというよりも、イタリア語の「アルレッキーノ」と言われたほうがピンとくる方も、多いのではないでしょうか。『ナクソス島のアリアドネ』は、いろいろな意味でオペラの歴史が詰まった作品ですが、ハルレキンたちの登場でおわかりのように、イタリア伝統の仮面劇コメディア・デラルテの要素も取り入れられています。本来は幕間劇として演じられるコメディア・デラルテですが、オペラのパトロンの気まぐれな命令のせいで、真面目なオペラの本篇にそのキャラクターたちが登場することになった、というのが、『ナクソス島のアリアドネ』です。譬えとしては間違っていますが、「つるの恩返し」や「もも太郎」のような民話の世界にドラえもんやのび太君が入りこんで行ったりするのと、アイデアは近いような気がします。
さて、その喜劇チームのリーダー的存在が、ハルレキンです。加耒と近藤に、舞台にむけての意気込みを聞きました。

      *     *     *
加耒: 東京二期会オペラ劇場『ナクソス島のアリアドネ』ハルレキン役の加耒 徹です。
近藤: 同じくハルレキン役の近藤 圭です。
<ハルレキン役とは?>
加耒: オペラに出てくる4人の道化師がおりまして、中でも(ハルレキンは)お調子者というか、ひじょうに頭が良くて…
近藤: 『魔笛』のパパゲーノと、『フィガロの結婚』のフィガロを混ぜたような、楽しくて、陽気で、頭のいい…そういう役ですね。
加耒: フットワークが軽い感じですね。
近藤: ムードメーカーです。
加耒: (オペラの幕の)最初、孤独の島で、アリアドネが嘆いているのですけれども、(そこにハルレキンたちが)突然入ってくるのですね。みんなで慰めようよ、と。
オペラ・セリアの中から、ぽんと、喜劇の音楽と演技が出てくる。(そこが)私たちの役割かなあと思います。
<演出:カロリーネ・グルーバーについて>
近藤: カロリーネ・グルーバーさんは、実は2011年の、あれも日生劇場でしたけど、オペラ『ドン・ジョヴァンニ』のマゼット役で、彼女の演出でやらせていただいたのですけれど。彼女は、演出で「こうしろ、ああしろ」と動きのことは言わないのですけれど、何かそういうシチュエーションを作って、演じる者を本気にさせるといいますか、自動的に動いちゃう。そういう魔法のような演出をする、もう、僕の大、大尊敬する演出家です!
加耒: 楽しみですね。
近藤: 楽しみです。どういう演出になるか。
加耒: やっぱり、このオペラ自体が、演出によってガラッと色も変わるという作品なので。
もともと(ハルレキンは)道化師の陽気な音楽で書かれているので、どういう動きになるのかなあ、というのが楽しみですね。
<指揮:シモーネ・ヤングについて>
近藤: 実は、昨年まで、ドイツのハンブルクのほうで勉強していたのですけれど、そこのハンブルク州立歌劇場の音楽総監督がシモーネ・ヤングさんで。もういろいろオペラやコンサートを聴かせていただいたのですけれども、本当に魅力的、といいますか、指揮も踊るような感じで。
加耒: (大きくうなずく)
近藤: それでリハーサルとかも、すごい何回も見せていただいたりもしたのですけど…
(つづきは、動画でご覧ください)
▼<11/23公演プレミエ・キャンペーン開催決定!>公演詳細はこちらから
ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
 加耒 出演日:11月23日(水・祝)、26日(土)
 近藤 出演日:11月24日(木)、27日(日)
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

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二期会オペラ公演は28歳未満の学生さんなら2,000円でご鑑賞頂けます!
・受付は、公演の前日まで二期会チケットセンター電話(03-3796-1831)のみ。
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9月20日(火):ソプラノ上田純子とバリトン近藤 圭が「ラリアンス・オペラ・コレクションwith二期会」に出演します~11月公演『ナクソス島のアリアドネ』キャスト・プレ・コンサート

本格フレンチと本格オペラの歌声で毎回ご好評をいただいている「ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会」。
12回目を迎える9月20日(火)は、11月公演『ナクソス島のアリアドネ』のキャストから、ソプラノ上田純子、バリトン近藤 圭が出演します!ピアノは松原裕子。
エコー役で11月23日・26日公演に出演予定の上田純子は、文化庁海外研修制度によりウェールズにて研鑽を積んだ期待のソプラノ。賞歴も多く、イタリア声楽コンコルソソプラノ特賞、第8回東京音楽コンクール声楽部門第1位などに輝いています。
また、ハレルキン役で24日・27日に出演予定の近藤 圭。毎週土曜日放送のBSフジ「レシピ・アン ~リゾートとオペラの出会い~ 」に出演しているので、ご存じの方も多いことでしょう。好評を得た2011年二期会『ドン・ジョヴァンニ』マゼット役につづいて、今回の『ナクソス島』でもカロリーネ・グルーバーの演出に挑みます。

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ソプラノ
上田純子
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バリトン
近藤 圭
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ピアノ
松原裕子

さて、今回のオペラ・コレクション。
秋の夜長にふさわしく、オペラの名曲に、夜、星、月にちなんだ曲を取り入れました。天井が高いレストラン・ラリアンスならではの豊かな音響で、夜空をご想像いただきながら、特別なディナーをお楽しみにください!
■■■ イベント情報 ■■■
《ラリアンス オペラ・コレクション with 二期会》
仲秋の夜を彩る、星月とオペラとフレンチと…

日時:2016年9月20日(火) 18:00開店
    第1ステージ 19:30~/第2ステージ 20:30~
    ※ご予約はお好きな時間で承ります
会場:神楽坂「ラリアンス」
    (「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
コースと料金:(ステージ・サービス料・税込)
    ・ムニュ"神楽"コース 8,500円~
    ・シェフ"大堀"コース 13,500円~
    ※ミュージックチャージ等の特別料金は一切かかりません
出演:上田純子(ソプラノ)、近藤 圭(バリトン)、松原裕子(ピアノ)
予定プログラム:
 第1ステージ
 ・プッチーニ 「太陽と愛」
 ・R.シュトラウス 「ひそやかな誘い」
 ・プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「私の名前はミミ」
 ・モーツァルト 『フィガロの結婚』より 「もう飛ぶまいぞこの蝶々」
 第2ステージ
 ・モーツァルト 『ドン・ジョヴァンニ』より 「シャンパンの歌」
 ・ドヴォルザーク 『ルサルカ』より 「月に寄せる歌」
 ・モーツァルト 『魔笛』より 「恋の痛みを知る人は」
▼詳細・ご予約・お問合せはこちらから
神楽坂ラリアンス
 東京都新宿区神楽坂2-11 TEL03-3269-0007
▼上田純子と近藤 圭が出演する『ナクソス島のアリアドネ』情報はこちら
2016年11月公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼『ナクソス島のアリアドネ』チケットのお求めはこちら
二期会チケットセンター TEL03−3796−1831

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「Nikikai Days@Blue Rose 2016」閉幕!

「Nikikai Days@Blue Rose 2016」にご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。
7月1日~3日に開催しました本年度二期会デイズも、おかげさまで無事閉幕いたしました。
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第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>
(左から)上江隼人、中島康晴、大山亜紀子、横山恵子、富岡明子、樋口達哉、河原忠之
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第2日<わたしの特別な作曲家>
(左から)大澤一彰、山口道子、秋葉京子、多田聡子、又吉秀樹、坂下忠弘
201607_days_review_03.jpg 撮影:池上直哉
第3日<オペラ『ドン・ジョヴァンニ』>
(前列左から)石野真穂、三井清夏、針生美智子
(後列左から)近藤 圭、望月哲也、髙橋啓三、宮本益光、池田直樹、林 正子、髙田恵子
▼今年度の公演内容はこちらからご覧いただけます
Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート|二期会21

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ホテルグリーンプラザ軽井沢に“La Dill”が登場!

この秋、ホテルグリーンプラザ軽井沢のディナーコンサートに“La Dill”(ラ・ディル)が登場します。
“La Dill”とは二期会所属の、テノール金山京介、カウンタテナー彌勒忠史、バリトン近藤 圭と坂下忠弘の日本のオペラ界が注目するスタイリッシュな4人による待望の男性声楽ユニット。彼らがお贈りする圧倒的な歌声とハーモニーを秋真っ盛りの軽井沢で存分にお楽しみください。
▼“La Dill”ディナーコンサートのビデオクリップ

ディナーコンサート宿泊プランや、新宿発のバス・ツアーも用意されています。
■男性声楽ユニット“La Dill”ディナーコンサートプラン
 【日程】2013年10月12日(土)~ 1泊2日 
  19:45~ レストラン・セラヴィにてご夕食開始(コースディナー)
  20:00~ La Dillコンサート(ディナーショー形式)(21:00終了予定)
 【出演】
  kanayama_kyosuke_201309.jpg 金山京介(テノール)
  miroku_tadashi_201309.jpg 彌勒忠史(カウンターテナー)、
  kondo_kei_201309.jpg 近藤 圭(バリトン)
  sakashita_tadahiro_201309.jpg 坂下忠弘(バリトン)
 【予定曲】
  ・マイウェイ
  ・ユー レイズ ミー アップ
  ・アダージョ(アルビノーニ)
  ・オペラアリア        ほか
▼内容・料金等プラン詳細はこちらをご覧ください
La Dillディナーコンサート鑑賞付きプラン - ホテルグリーンプラザ軽井沢
 ※直行バス付プランもございます。
★芸術の秋・りんご狩り・絶品グルメ・紅葉をご堪能頂けるプレミアムなバスツアーは2行程ございます。
▼バスツアーの詳しい情報はこちらをご覧ください
秋の旬彩楽バスツアー コース1 軽井沢国際合唱フェステイバルプラン
秋の旬彩楽バスツアー コース2 塩沢湖・軽井沢タリアセンプラン
鮮やかな秋・軽井沢へ プレミアム・バス・ツアー - パンフレット(PDF形式)
【お問い合わせ・ご予約】ホテルグリーンプラザ軽井沢
 専用ダイヤル 0570-091-489 (PHS・一部のIP電話からは 03-6833-1091)
 (受付時間:年中無休/平日9:30~19:30・土日祝9:30~19:00)
 ※定員になり次第〆切となります。お早めにお申込み下さい。

AUBE

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扉の向こうのドン・ジョヴァンニ、時を超えて、交感する

東京二期会オペラ劇場2011年11月公演『ドン・ジョヴァンニ』は、ベルリン、シュトゥットガルト、ウィーンでキャリアを積み、ドレスデン歌劇場、ウィーン国立歌劇場等、一流の歌劇場で活躍を続ける演出家カロリーネ・グルーバーを迎え、11月23日にライン・ドイツオペラ(デュッセルドルフ/デュイスブルク)との国際共同制作のプレミエ公演が東京・日比谷の日生劇場で幕を開けました。
1カ月以上に及ぶ濃密な稽古の成果を発揮し、観客の心を揺さぶるメッセージ性の強い舞台となりました。
話題の多かった今回の公演を、舞台写真と共に、振り返ります。
★11月23・26出演組(撮影:鍔山英次)
☆11月24・27日出演組(撮影:三枝近志)



ドン・ジョヴァンニ(宮本益光)の屋敷に迷い込んだ、マゼット(近藤 圭)とツェルリーナ(盛田麻央)。皆、生きている時代の異なる人々。後ろでは、ドン・ジョヴァンニが次々と女性と出会っては消えていく。レポレッロは大塚博章。


目に飛び込んでくるのは、アーノルド・ベックリンの「ユリウスとカリプソ」をモチーフにした大きな絵。
ドン・ジョヴァンニとは誰なのか?


奇妙な晩餐会。
テーブルにつくのは左からマゼット(北川辰彦)、レポレッロ(久保和範)、ツェルリーナ(嘉目真木子)。


ドンナ・アンナ(文屋小百合)の父、騎士長(斉木健詞)はドン・ジョヴァンニに殺されてしまいます。婚約者のドン・オッターヴィオ(今尾 滋)が慰めますが、聞き入れる風ではありません。


sentire odor di femmina...
女の匂いがする。ドン・ジョヴァンニ(黒田 博=写真右)は鼻が効くのです。
現れるのは、ドンナ・エルヴィーラ(佐々木典子=写真左)。


レポレッロ(久保和範=中央)のカタログの歌。
Madamina, il catalogo è questo
7つの扉から出入りする登場人物。異なる時をつなぐ扉です。
1887年、1813年、1789年、1848年、…と年号が書かれていました。


Il labbro è mentitor, fallace il ciglio!
唇は嘘つきで、目は偽り。
ドンナ・エルヴィーラ(小林由佳)は、ドン・ジョヴァンニを忘れることはできないのです。
愛の深さと気丈さと執着心は紙一重。魅力的なドンナ・エルヴィーラ像を見せてくれました。


Poverina, poverina! 「可哀そうに!」
このいい男ぶり。


父を殺したのはドン・ジョヴァンニと知りつつ、魅かれているドンナ・アンナ(増田のり子=左)にCosa è stato? 「どうしました?」と暢気に聞くドン・オッターヴィオ(望月哲也=左から2番目)。
2人は同じものを見ても、まるで別の景色、なのですね。
しかし、ドン・オッターヴィオをここまで豊かに聴かせてくれる歌手もそう多くはいないです。
ドンナ・アンナには見えなかったとしても。


ドンナ・アンナが歌う強烈なアリア。
Era già alquanto avanzata la notte, 「私が夜一人でいるときに」
紗幕の後ろで、ドンナ・アンナとドン・ジョヴァンニの逢瀬が映ります。
真実はどちら? まるで、羅生門のような。


ドン・ジョヴァンニは、ツェルリーナを誘惑します。
こちらもマゼットという新婚の夫がいますが、その魅力には抗しきれず。




マゼットがツェルリーナの存在を無いもののようにして踊る中、Batti, batti, 「私をぶっていいから仲直りしましょう」というツェルリーナのアリア。
この複雑な演技をしつつ、アリアを歌うという、離れ技。


リベルタゲーム。Viva la liberta! 「自由万歳!」
びわ湖ホール公演では客席から参加してくださった方がいらっしゃったとか。


登場人物それぞれにカリプソの絵が降りてきます。
人は待ち望み、憧れずにはいられない。


騎士長の亡霊は、今回は“正しき人”として現れます。
長谷川 顯の堂々とした終幕の存在感。


地獄に落ちたドン・ジョヴァンニですが、また出てきて笑っています。
すると、ドンナ・アンナも、ドンナ・エルヴィーラも、ツェルリーナも服を脱ぎ捨てて、
花嫁のようなベールをまとって嬉しそうに踊る、というのは一体、何を表しているのでしょうか。


ハッピーエンドとも取れますが、解けない謎を残したとも。
皆様の心に、ドン・ジョヴァンニと、彼をめぐる人々に思いが残れば、幸せに思います。

マエストロ沼尻竜典と、共に奏でたトウキョウ・モーツァルトプレーヤーズに支えられた公演でした。
ご来場ありがとうございました。
(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)

そして、日生劇場で4回の公演の後、12月4日に びわ湖ホールへ。
びわ湖ホールの公演当日は、良く晴れて、京都に向かう新幹線の窓から、虹を見ることができました。
びわ湖畔の山々も美しい紅葉に染まっていて、初冬ながら、おだやかな日曜日。
東京公演の様子も風の便りに伝わっていて、「何や観に行こか」という空気が柔らかい。
以下、びわ湖雑記。

前を歩いていた若いカップルの会話。
「ドン・ジョヴァンニの話は知っとるか?」
「知っとぅよ。女たらしが地獄に落ちる話やろ?」
この明快さ。一本!
京都市営地下鉄「蹴上」から「浜大津」に向かう途中。
「あぁ、しんど」「今日は日曜や」「今からアベック出てくる時間や」
京の女子高生恐るべし。

帆かけ舟

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『ドン・ジョヴァンニ』キャストのネット・メディア・リンク集

二期会創立60周年記念公演・東京二期会オペラ劇場2011年11月公演『ドン・ジョヴァンニ』の稽古はいよいよ佳境に。
キャストたちは、稽古中に考えたことや、今回のプロダクションに対する想いをブログやツイッターなどを使って発信しています。
人数は少なめですが、個人でネット・メディアを持っているキャストへのリンクをご紹介します。

▼宮本益光(11/24,27 ドン・ジョヴァンニ)
オフィシャルサイト mas-mits.com 
ブログ「極楽 音楽日記」
▼斉木健詞(11/24,27 騎士長)
斉木健詞ファンクラブ 公式サイト 
・Facebook「斉木健詞」
▼望月哲也(11/23,26 ドン・オッターヴィオ) 
テノール屋さん 望月哲也のブログ
・Facebook「望月哲也」
▼大塚博章(11/24,27 レポレッロ)
オペラ歌手 大塚博章 公式ホームページ
▼北川辰彦(11/23,26 マゼット)
TATSUHIKO KITAGAWAのぶろぐ
・ツイッターアカウント「@tatyan1129」
▼近藤 圭(11/24,27 マゼット)
バリトン歌手 近藤圭のブログ
▼嘉目真木子(11/23,26 ツェルリーナ)
SOPRANO Makiko Yoshime(ブログ)
・ツイッターアカウント「@makiko41」

▼Twitter(ツイッター)ログインページ
http://twitter.com/
▼Facebook(フェイスブック)ログインページ
http://ja-jp.facebook.com/
▼公演詳細はこちらです
2011年11月公演W.A.モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』 - 東京二期会オペラ劇場

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