タグアーカイブ: 大山亜紀子

4月公演 プッチーニ『エドガール』~ここを聴く!
第1回「エドガール&フィデーリア」

4月にお届けする、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ プッチーニ『エドガール』。
プッチーニ作品でも『蝶々夫人』『トスカ』『ラ・ボエーム』等は多くの皆さんがお聴きになったり、ご覧になっているかと思いますが、『エドガール』を観劇されたことがある方は、それほどいらっしゃらないのではないでしょうか。(演奏資料を見るに、今回が日本では2回目の上演のようです)
『エドガール』はプッチーニ2作目のオペラ。その知られざる名曲の中から、聴きどころを皆様にお届けします。
初回の今回は、まずタイトルロールのエドガールと、彼に思いを寄せるフィデーリアから。

まず、エドガールの聴きどころは、第2幕冒頭のアリア「快楽の宴よ」をご紹介。
故郷を追われるように去ったエドガールは、ティグラーナとの愛欲の日々を後悔しながらも、彼女の魅力を拒めずにいることを嘆きます。思い出されるのは、彼を一途に思ってくれた天使のようなフィデーリアの面影。前半の激しい感情の吐露と、後半のフィデーリアへの思い出と望郷の念の対比が鮮やかなアリアです。
また、エドガールの最大の聴かせどころは、第3幕の終結部「エドガールは生きている!」。全編のラストにどんでん返しが起こるこの場面は、是非劇場で聴いてみてください。
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エドガール 福井 敬(4/23)
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エドガール 樋口達哉(4/24)

フィデーリアは聴きどころを2つ。
第1幕冒頭の小アリア「昼の花よ」は、フィデーリアの登場の場面で、4月の花咲く丘を軽やかに下りながら、エドガールを見つけます。彼女はエドガールにアーモンドの花がついた枝を渡します。明るい平和な曲想で彼女の人柄を表す1曲です。アーモンドの花の花言葉は「希望」ですね。
もう1つは第3幕のアリア「あらゆる苦しみよりも」を挙げます。戦死したとされるエドガールを庇い、彼の罪は祖国のために戦ったことで償われたはずと訴えます。彼と共に故郷に戻って天国での平安を願うと歌う、まさに彼女の名前の語源《Fidele 貞節な》を示す感動的なシーン。
オペラを通じて、このフィデーリアのキャラクターに、恋人を思い待ち続ける蝶々夫人や、『トゥーランドット』のリューのような性格の萌芽を感じて頂けるかと思います。
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フィデーリア 髙橋絵理(4/23)
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フィデーリア 大山亜紀子(4/24)

次回は、プッチーニがほとんど書くことが無かったメゾソプラノの主要役、ティグラーナにスポットを当てます。
隠れた主役の聴きどころとは?

*     *     *


▼『エドガール』公演情報ページはこちら
2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ

2022年4月23日(土)17:00、24日(日)14:00 Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
Gettii←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!


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二期会初演!2022年4月プッチーニ『エドガール』~フィデーリア役大山亜紀子にインタビュー「最後まで想いを貫く純粋な人」

4月公演、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ第4弾プッチーニ『エドガール』。キャスト紹介4人目はフィデーリア役で出演するソプラノ大山亜紀子です。
ヴェルディ、プッチーニのヒロインを歌いつづける二期会のディーヴァのひとり。『蝶々夫人』題名役でデビュー後、『仮面舞踏会』アメーリア、『オテロ』デズデモナで好演。新国立劇場鑑賞教室では『トスカ』題名役を演じ、昨年も『ファルスタッフ』アリーチェで華々しいアンサンブルの中心として大役を果たしました。
そして、今回のフィデーリア。神様の愛に忠実、誠実な人という意味の名前のとおりの役柄で、いかにもプッチーニのヒロインらしい感じがします。その場の状況や、情動、感情で行動に走ってしまう人物ばかりのこのオペラの中で、フィデーリアだけは、一貫して恋人エドガールのことを想い、信じています。トスカ、蝶々さん、リューへと続く、プッチーニのほとんどライフワークのような女性を、大山はどのような思いをもって臨むのか、話を聞きました。

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2009年11月 東京二期会オペラ劇場『蝶々夫人』より 蝶々夫人役

――フィデーリアは、どのような役、人物でしょうか?

大山: 今回演じますフィデーリアは、どのような状況になっても、愛するエドガールのことを最後まで想い貫く純粋な人だと思います。普通ならとても愛していたとしても、裏切られ、自分の元を去った時点で終わりですよね。

――フィデーリアの見どころ、聴きどころのシーンを教えてください。

大山: 一番好きな場面は、第三幕のエドガールに別れの言うシーンです。彼の棺(実際は違いますが)に対し「愛する人、私もそのうちそちらに行きます。待っていてくださいね」と吐露するシーンは、メロディーも素敵で、最初はフィデーリアだけで歌っていきますが、最後には合唱も彼を讃えて歌い気持ちを盛り上げるところは聴きごたえがあると思います。

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2010年2月 東京二期会オペラ劇場『オテロ』より デズデモナ役

――まさかそのとき、自分ひとりが命を落とすとは、思っていなかったかもしれませんね・・・ところで、Bunkamuraのある渋谷で、アフター、ビフォアー・オペラを楽しむおすすめスポットは?

大山: なかなか渋谷に降り立たずよくわかりません(笑)
もしよろしければ、皆様教えてください。「ここのお店のこれがおいしいからおすすめですよ!」とか「ここは面白いからぜひ行ってみてください!」など、お待ちしております(笑)

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2021年7月 東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』より アリーチェ役

――では、皆様、大山にぜひお便りお待ちしています!最後に、お客様へ向けてメッセージをお願いいたします。

大山: なかなか上演されない作品です。私も今回初めて知りました。是非会場に足をお運びいただき、プッチーニの音楽を楽しんでいただけたらと思います。会場にてお待ちしております。

*     *     *


▼『エドガール』公演情報ページはこちら
2022年4月公演 G.プッチーニ『エドガール』<セミ・ステージ形式上演> - 東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ
2022年4月23日(土)17:00、24日(日)14:00* Bunkamuraオーチャードホール
指揮:アンドレア・バッティストーニ/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
*…フィデーリア 大山亜紀子 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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7月公演 ヴェルディ『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー
[8]アリーチェ大山亜紀子「すばやく臨機応変なアリーチェ。本当にかっこいい女性」

東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』キャスト・インタビュー第8弾は、アリーチェ役のソプラノ大山亜紀子(7/17,19出演)です!
ヴェルディ、プッチーニの主要な役を中心として活躍する大山。二期会では『蝶々夫人』タイトルロールでデビュー以降、『仮面舞踏会』アメーリア、『オテロ』のデズデモナを好演。そして『カヴァレリア・ルスティカーナ』ではサントゥッツァにも挑戦し好評を博しました。今回のアリーチェは初役。「アリーチェが上司だったら女性でも惚れる(笑)」と語っていた、憧れの女性を演じる意気込みをどうぞお聞きください!


みなさんこんにちは。東京二期会オペラ劇場『ファルスタッフ』公演において、アリーチェ役にて出演いたします大山亜紀子です。
アリーチェはとっても頭の回転が速い、知的な女性だと思います。ファルスタッフを懲らしめるために、作戦を考え、指示し、みんなで実行に移すのですが、実行中、思いもよらない展開が起こります。しかし、そんな場面においても彼女は素早く臨機応変に対応し、成功に導いていくんです。本当にかっこいい女性だなと思います。もし、私だったら恐らく動揺して・・・失敗したと思います。
『ファルスタッフ』は喜劇ということもありますが、最後まで突き進むという感覚があります。そのなかでアンサンブルを重視する場面がいくつもあり、大変面白く思います。たとえば第1幕2場に男性陣と女性陣が一緒に歌うアンサンブルがありますが、男性陣は2分の2拍子、女性陣は8分の6拍子、これが一つになって大きなアンサンブルになっているんです。そして、オペラの最後の最後で出てくる「大フーガ」。これは、ソリスト10人と合唱全員で歌われる、大アンサンブル。大変聴きごたえのある曲だと思います。

大変な時期だとは存じますが、ぜひ会場にお越しいただき、この喜劇の最後まで突き進む感覚、そして素晴らしいアリアやアンサンブルの音楽を体感していただきまして、見終わったあと笑顔でお帰りいただけたらと思います。会場にてお待ちしております。

*     *     *


▼『ファルスタッフ』公演情報ページはこちら
二期会創立70周年記念公演 2021年7月公演 G.ヴェルディ『ファルスタッフ』 - 東京二期会オペラ劇場

2021年7月16日(金)18:30、17日(土)14:00*、18日(日)14:00、19日(月)14:00* 東京文化会館 大ホール
*…アリーチェ 大山亜紀子 出演日

●公演のご予約・お問合せは《発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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「二期会サマーコンサート2018」豪華キャストによる2夜連続公演 公演迫る!

長年に亘り、好評を頂いている「二期会サマーコンサート」。
今年はヴァージョンアップして、二期会ならではの豪華キャストが勢ぞろい。わが国オペラ界を牽引してきた著名な歌手から次代を担う新星まで、2夜連続で公演します。

8月23日(木)第一夜は、イタリアオペラからアリアと重唱、8月24日(金)第二夜は、ドイツ・オペラとフランスオペラのプログラム。福井 敬が歌う「誰も寝てはならぬ」(オペラ『トゥーランドット』より)さながらに、重鎮たちの名演奏や重唱に酔いしれ、選ばれし旬の若手たちと出会える歌合戦の会場は、まるで歌の殿堂のよう。

今回の出演者の中から、三人のフレッシュなアーティストに、自身の演奏曲について解説していただきました。

【8月23日出演】 テノール 市川浩平
「ドニゼッティ『愛の妙薬』より “人知れぬ涙”」
ドニゼッティのオペラの中で、特に有名な『L'elisir d'amore(愛の妙薬)』。主人公のネモリーノが恋するアディーナの涙をみて歌う愛のアリア、「Una furtiva lagrima(人知れぬ涙)」は、珠玉のオペラアリアとして有名です。『愛の妙薬』という題名ですが、ネモリーノが、恋がかなう愛の妙薬(惚れ薬)と信じて、アディーナを射止めようと、高値で買った秘薬で、実は安ワイン。それでも結末はハッピーエンド!
そして、私はワインが大好き。中でも畑の個性、作り手の哲学を感じるワインは格別!最近醸造技術の進歩で最近は、味わいが均一化されつつあるようですが、昔の歌手は一声聴くだけで「この声はっ!」とわかる歌手も多かったですね。私も、この声・音楽は「市川浩平だ!」とわかっていただけるような演奏が出来るよう日々精進を重ねて参ります。
 
【8月24日出演】 ソプラノ 朝倉春菜
「J.シュトラウスII世『こうもり』より “田舎娘の姿で”」
オペレッタ『こうもり』の中で女優志望の女中アデーレによって歌われるアリアです。前日の舞踏会で、自分のパトロンになってくれると言った刑務所長のフランクの元へ、本当にパトロンになってくれるようフランクの仕事場まで押しかけます。「私にはこんなに女優の才能があるの!」と、アデーレは色々な役を演じてみせます。ある時は純朴な田舎娘、ある時は偉大な女王様、そしてある時はパリのマダムが若い男と浮気してるところへ突然ダンナが帰って来て見つかってしまう、でも最後には許してもらうの!という一場面まで。「私の才能を見たら女優にするしかないでしょう!?」と、フランクを口説きます。
アデーレはとても愛すべきキャラクター。そのちゃっかりさにいつも楽しまされる、私の大好きな役です。
 
【8月24日出演】 テノール 隠岐速人
「マスネ『ウェルテル』より 春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」
マスネが2年の歳月をかけて制作したものの、ヒットまで時間のかかった名作オペラ《ウェルテル》は、ゲーテの実体験を基にした小説『若きウェルテルの悩み』が原作となっています。この小説は当時の若者たちを虜にし、主人公ウェルテルの生き様を模倣して失恋して自殺する若者が出るほど人気を博しました。
第3幕で歌われるこのアリア「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか?」は、若く純粋な青年ウェルテルの悲痛な叫びです。ウェルテルはシャルロッテに一目惚れしたのですが彼女にはすでに婚約者がいました。その後結婚したシャルロッテと再会したウェルテルは再び思いを告げますが、断られてしまいます。ウェルテルはそれでも諦めきれずその思いをオシアンの詩に託します。

出演者一同、ご来場をお待ち申し上げております。
両日とも良いお席が少なくなっておりますので、ご予約はお急ぎください。

■■■ 公演情報 ■■■
二期会サマーコンサート2018 ☆2夜連続公演☆

<第一夜>イタオペ三昧パートII ~イタリアオペラよりアリア重唱~
日時:8月23日(木) 18:30開演(18:00開場)
出演:【ソプラノ】大倉由紀枝、大山亜紀子、清野友香莉、谷原めぐみ、中村真紀、山口清子、横山恵子、吉田愼知子/【メゾソプラノ】森永朝子/【テノール】市川浩平、城 宏憲、福井 敬、星 洋二、吉田 連/【バリトン/バス】大井哲也、佐藤泰弘、友清 崇、成田博之、増原英也/【ピアノ】鳥井俊之

<第二夜>重厚華麗な独仏オペラ ~ドイツ、フランスオペラよりアリア重唱~
日時:8月24日(金) 18:30開演(18:00開場)
出演:【ソプラノ】朝倉春菜、熊谷美奈子、品田昭子、田崎美香、橋爪ゆか、藤井玲南、増田のり子、松田昌恵/【メゾソプラノ】磯地美樹、押見朋子、杉山由紀/【テノール】隠岐速人、金山京介、菅野 敦、成田勝美/【バリトン/バス】青戸 知、石崎秀和、大塚博章、小森輝彦、鹿野由之/【ピアノ】山田武彦

司会:大野徹也(両日)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
   (「渋谷駅」JR西口より徒歩5分)
料金:全席指定・各夜 A席4,500円、B席4,000円(税込)
   ※二期会オペラ愛好会会員割引あり

▼両日の演奏曲や順序はホームページでご確認いただけます
二期会サマーコンサート2018【2夜連続公演】 - 東京二期会

●ご予約・お問合せ
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」でもお求めいただけます!!

 
(8月22日:隠岐速人の演奏曲解説を追記しました)
 
 

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「Nikikai Days@Blue Rose 2016」閉幕!

「Nikikai Days@Blue Rose 2016」にご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。
7月1日~3日に開催しました本年度二期会デイズも、おかげさまで無事閉幕いたしました。
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第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>
(左から)上江隼人、中島康晴、大山亜紀子、横山恵子、富岡明子、樋口達哉、河原忠之
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第2日<わたしの特別な作曲家>
(左から)大澤一彰、山口道子、秋葉京子、多田聡子、又吉秀樹、坂下忠弘
201607_days_review_03.jpg 撮影:池上直哉
第3日<オペラ『ドン・ジョヴァンニ』>
(前列左から)石野真穂、三井清夏、針生美智子
(後列左から)近藤 圭、望月哲也、髙橋啓三、宮本益光、池田直樹、林 正子、髙田恵子
▼今年度の公演内容はこちらからご覧いただけます
Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート|二期会21

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開幕まで1週間!「Nikikai Days@Blue Rose 2016」稽古場レポート
~第1日〈華麗なるイタリア・オペラの世界〉

7月1日(金)~3日(日)の3日間、サントリーホール ブルーローズで開催の「Nikikai Days (二期会デイズ)」。開幕まであと1週間と迫る中、連日熱気溢れるリハーサルが行われています。
写真は二期会会館にて行われた、第1日〈華麗なるイタリア・オペラの世界〉のリハーサル風景です。
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先日開催されたばかりの日生劇場でも好評を博した、ロジーナ富岡明子とフィガロ上江隼人(右端)。そしてイタリア・ミラノから一時帰国しての出演となる中島康晴(右から2人目)のアルマヴィーヴァ伯爵が加わっての『セビリアの理髪師』三重唱のリハーサルにて。ピアノは河原忠之(左端)。
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続いて、樋口達哉と横山恵子による『トスカ』の二重唱。
樋口のマリオ・カヴァラドッシもイメージぴったり。来年2月には東京二期会『トスカ』にもカヴァラドッシ役で出演することが発表されました!
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『ドン・カルロ』からは樋口と上江による、有名な友情の二重唱を。大山亜紀子(写真)によるエリザベッタのアリア「世のむなしさを知る神」では、哀しみと清らかさにあふれる祈りが美しく心に沁み入ります。
そして、横山恵子のトゥーランドット登場のアリアは、まさにトリを飾るに相応しい、至高の芸術の域に達しています。このほか、それぞれが極め付けの名アリアを披露致します。
二期会主催公演ならではの豪華出演者による夢の共演をどうぞお聴き逃しなきよう、一同ご来場をお待ち申し上げております。
お席も残り少なくなってまいりました。どうぞチケットは急ぎお求めください!

■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai Days@Blue Rose 2016
第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>

日時:2016年7月1日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全指定席・税込) 4,500円 =発売中=
出演:(ソプラノ)大山亜紀子、横山恵子
   (メゾソプラノ)富岡明子
   (テノール)中島康晴、樋口達哉
   (バリトン)上江隼人
   (ピアノ)河原忠之
▼Nikikai Days 公演情報ページはこちら
Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
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●公演のお問合せ、チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831 へ
(月~金:10~18時/土:10~15時/日・祝 休)

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日生劇場:NISSAY OPERA 2016 ロッシーニ『セビリアの理髪師』が開幕!

ローマで『セビリアの理髪師』が初演されて今年で200年。
「ラ・ラ・ラ・レ~ラ♪」とフィガロが陽気に歌う〈私は町の何でも屋〉や、ロジーナが恋への憧れを歌う躍動感溢れる〈今の歌声は〉等をはじめとした名曲ぞろいの愉しいオペラ・ブッファが、今夏リニューアルされたばかりの日生劇場で開幕しました。
当公演は、6月18日(土)・19日(日)の一般公演に先駆け、中高生を対象とした「ニッセイ名作シリーズ」公演として6月13日より上演され、オペラ初体験の生徒たちが目を輝かせて音楽に聴き入っていました。

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18日(土) ロジーナ
富岡明子
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19日(日) フィガロ
上江隼人

(NISSAY OPERA 2016『セビリアの理髪師』より 写真提供:日生劇場 撮影:三枝近志)
バリトン上江隼人より、昨年のヴェルディ・フェスティバルでのコメントと、19日『セビリアの理髪師』に向けてのメッセージが届いております。
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201606_kamie_hayato_01.jpg 去年の10月にブッセート(イタリア)のヴェルディ・フェスティバルの『リゴレット』では大変貴重な経験ができました。歴史のある劇場で偉大な歌手が歌ってきたリゴレット像をどのように進化させていくのかと演出家のマエストロAlessioさんと話した結果、肉体的な歪みではなく、心の歪みを強調するためにあえて背虫の演技は外しました。楽譜には(背虫)と書いてあるので、それを心の歪みとして表現するかということを、キャラクターでの呼吸や言葉をもっと重視して作りました。大変貴重な経験となりました。
現在は日生劇場の『セビリアの理髪師』でフィガロを歌わせて頂いております。良い舞台が作れるよう皆で刺激し合いながら必死に頑張っております。会場で皆様にお目にかかれるのを楽しみにしております。  ―― 上江隼人
写真:2015年10月のFestival Verdiでリゴレットに扮する上江
Teatro G.Verdi(Busseto)にて
▼2015年ヴェルディ・フェスティバル『リゴレット』の公演情報
RIGOLETTO Teatro Giuseppe Verdi di Busseto - Teatro Regio Parma(パルマ王立劇場)

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■■■ 公演情報 ■■■
NISSAY OPERA 2016
G.ロッシーニ『セビリアの理髪師』
日時:2016年6月18日(土)・19日(日) 両日14:00開演
会場:日生劇場(東京・日比谷)
指揮:園田隆一郎
演出:粟國 淳
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
キャスト:
 ロジーナ 富岡明子(6/18)・中島郁子(6/19)
 フィガロ 青山 貴(6/18)・上江隼人(6/19)
 バルトロ 増原英也(6/18)/フィオレッロ 清水勇磨(両日) ほか
▼オペラ『セビリアの理髪師』のご予約・お問合せは「日生劇場」へ
NISSAY OPERA 2016『セビリアの理髪師』 - 日生劇場
 03-3503-3111 (10:00~18:00)
 ※当公演の二期会チケットセンターでのチケットお取扱は終了いたしました。

写真のメゾソプラノ富岡明子とバリトン上江隼人は、7月1日(金)19時からサントリーホール ブルーローズで開催の「二期会デイズ@ブルーローズ2016」第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>に出演! 
2人のほか、ミラノ在住の中島康晴(テノール)、イタリアの声を持つプリマ大山亜紀子(ソプラノ)、オペラ界の貴公子 樋口達哉(テノール)とディーヴァ横山恵子(ソプラノ)の最強コンビ等、内外で活躍する二期会スター歌手たちによる夢の共演。極め付きのアリアに加え、『セビリアの理髪師』三重唱、『ドン・カルロ』友情の二重唱、『トスカ』二重唱等々、至福の演奏をどうぞお楽しみに。
■■■ 主催公演情報 ■■■
Nikikai Days@Blue Rose 2016
第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>

日時:2016年7月1日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全指定席・税込) 4,500円 =発売中=
出演:(ソプラノ)大山亜紀子、横山恵子
    (メゾソプラノ)富岡明子
    (テノール)中島康晴、樋口達哉
    (バリトン)上江隼人
    (ピアノ)河原忠之
▼Nikikai Days 公演情報ページはこちら
Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
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●公演のお問合せ、チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831 へ
(月~金:10~18時/土:10~15時/日・祝 休)
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【Nikikai Days 2016情報】7/1(金)第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>
ソプラノ横山恵子からのメッセージ

7月1日から3日間、サントリーホール ブルーローズにて開催の「二期会デイズ(Nikikai Days@Blue Rose 2016)」。
開幕となる第1日は、内外で活躍する二期会スター歌手たちによる夢の共演。
極め付きのオペラ・アリアに加え、『セヴィリアの理髪師』、『ドン・カルロ』、『トスカ』から名シーンの重唱による、至福の演奏をお届けします。
今回の出演者紹介は、ソプラノ横山恵子。東京二期会9月公演 ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』にてイゾルデ役で主演する横山が、一足先に開催される「二期会デイズ」においては、樋口達哉との『トスカ』の二重唱と、当り役のひとつでもあるトゥーランドット姫のアリアなど、プッチーニ・オペラのヒロインとして登場します。
       *      *      *

201606_yokoyama_keiko.jpg トスカとトゥーランドット役の激しいキャラクターが大好きな私です。
そしてわたくしの役は最後まで元気でハッピーエンドが少ないので、1曲は姫として終われるトゥーランドットを是非今回入れさせていただきたいとおもいました。トスカは女性の目からみても可愛い女性、私もあやかって役に成り切り嫉妬深いく可愛いトスカをがんばります。
               横山恵子

       *      *      *
横山をはじめ、大山亜紀子、富岡明子、中島康晴、樋口達哉、上江隼人の、旬の歌手たちが一堂に会する、二期会21主催公演ならではの豪華企画!
この貴重な機会をどうぞお聴き逃しなきよう、会場にてお待ち申し上げます。
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2014年2月 東京二期会公演 ヴェルディ『ドン・カルロ』で
エリザベッタをつとめる横山 (撮影:三枝近志)
■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai Days@Blue Rose 2016
第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>

日時:2016年7月1日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全指定席・税込) 4,500円 =発売中=
出演:(ソプラノ)大山亜紀子、横山恵子
    (メゾソプラノ)富岡明子
    (テノール)中島康晴、樋口達哉
    (バリトン)上江隼人
    (ピアノ)河原忠之
演奏予定曲:
・ヴェルディ『椿姫』より “パリを離れて”
   大山亜紀子(ヴィオレッタ)、中島康晴(アルフレード)
・ロッシーニ『ラ・チェネレントラ』より “悲しみと涙のうちに生まれて”
   富岡明子(アンジェリーナ)
・ロッシーニ『セビリアの理髪師』より “私は町の何でも屋”
   上江隼人(フィガロ)
・ロッシーニ『セビリアの理髪師』より 三重唱“ああ思いがけないこの喜び”
   富岡明子(ロジーナ)、中島康晴(伯爵)、上江隼人(フィガロ)
・ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より “我が祖先の墓よ”
   中島康晴(エドガルド)
・ヴェルディ『ドン・カルロ』より 二重唱“我らの胸に友情を”
   樋口達哉(ドン・カルロ)、上江隼人(ロドリーゴ)
・ヴェルディ『ドン・カルロ』より “世のむなしさを知る神”
   大山亜紀子(エリザベッタ)
・プッチーニ『トスカ』より “妙なる調和”
   樋口達哉(カヴァラドッシ) 
・プッチーニ『トスカ』より 二重唱“マリオ!マリオ!”
   横山恵子(トスカ)、樋口達哉(カヴァラドッシ)
・プッチーニ 『トゥーランドット』より “この宮殿の中で”
   横山恵子(トゥーランドット)
▼Nikikai Days 公演情報ページはこちら
Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
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●公演のお問合せ、チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831 へ
(月~金:10~18時/土:10~15時/日・祝 休)

▼こちらより2010年6月掲載のインタビューなどがご覧いただけます
横山恵子の今|ピックアップ・アーティスト バックナンバー - 二期会21

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【Nikikai Days 2016情報】7/1(金)第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>
ミラノ・スカラ座でも活躍したテノール中島康晴が二期会デビュー!

7月1日から3日間、サントリーホール ブルーローズにて開催の「二期会デイズ(Nikikai Days@Blue Rose 2016)」。
開幕となる第1日は、内外で活躍する二期会スター歌手たちによる夢の共演。
極め付きのオペラ・アリアに加え、『セヴィリアの理髪師』、『ドン・カルロ』、『トスカ』から名シーンの重唱による、至福の演奏をお届けします。
今回の注目のひとつは、ヴェルディ『オベルト』のリッカルド役に26歳の若さで日本人テノールとして初めてスカラ座主役デビューを飾るなど、現在はミラノを拠点に世界各国の歌劇場で活躍する中島康晴が二期会アーティストとして初登場します!
公演に向けて中島からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。
       *      *      *

201605_nakajima_yasuharu.jpg テノールの中島康晴です。万緑の候、みなさま如何お過ごしでしょうか。
ミュンヘン、ミラノ、そして4月には京都でのロームミュージックフェスティバルコンサート出演の為、一時帰国しておりました。
さて、昨年末より二期会に入会しましたこと、お知らせします。そして、本年7月1日に二期会主催ガラ・コンサートに出演することになりました。これが私の二期会デビュー・コンサートになります。
私が歌うアリアは、ドニゼッティ作曲『ランメルモールのルチア』より“我が祖先の墓よ”、他にヴェルディ作曲『椿姫』からヴィオレッタとアルフレード(中島)の二重唱、ロッシーニ作曲『セヴィリアの理髪師』からロジーナ、フィガロと伯爵(中島)の三重唱を歌う予定です。東京で皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

       *      *      *
国際的にも稀な正統派ベルカント歌手として世界の歌劇場に認められたその声に、どうぞご期待ください!
▼公式ページより中島の歌声が試聴いただけます!
中島康晴(テノール歌手)公式ホームページ

■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai Days@Blue Rose 2016
第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>

日時:2016年7月1日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全指定席・税込) 4,500円 =発売中=
出演:(ソプラノ)大山亜紀子、横山恵子
    (メゾソプラノ)富岡明子
    (テノール)中島康晴、樋口達哉
    (バリトン)上江隼人
    (ピアノ)河原忠之
演奏予定曲:
・ヴェルディ『椿姫』より “パリを離れて”
   大山亜紀子(ヴィオレッタ)、中島康晴(アルフレード)
・ロッシーニ『ラ・チェネレントラ』より “悲しみと涙のうちに生まれて”
   富岡明子(アンジェリーナ)
・ロッシーニ『セビリアの理髪師』より “私は町の何でも屋”
   上江隼人(フィガロ)
・ロッシーニ『セビリアの理髪師』より 三重唱“ああ思いがけないこの喜び”
   富岡明子(ロジーナ)、中島康晴(伯爵)、上江隼人(フィガロ)
・ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より “我が祖先の墓よ”
   中島康晴(エドガルド)
・ヴェルディ『ドン・カルロ』より 二重唱“我らの胸に友情を”
   樋口達哉(ドン・カルロ)、上江隼人(ロドリーゴ)
・ヴェルディ『ドン・カルロ』より “世のむなしさを知る神”
   大山亜紀子(エリザベッタ)
・プッチーニ『トスカ』より “妙なる調和”
   樋口達哉(カヴァラドッシ) 
・プッチーニ『トスカ』より 二重唱“マリオ!マリオ!”
   横山恵子(トスカ)、樋口達哉(カヴァラドッシ)
・プッチーニ 『トゥーランドット』より “この宮殿の中で”
   横山恵子(トゥーランドット)
▼Nikikai Days 公演情報ページはこちら
Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
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●公演のお問合せ、チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831 へ
(月~金:10~18時/土:10~15時/日・祝 休)

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二期会WEEK@サントリーホール2014閉幕!

二期会WEEK@サントリーホール2014にご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。
6月23日~29日に渡って開催した本年度の二期会WEEKも、おかげさまで無事閉幕いたしました。

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第1夜 「The JADE★アコースティック」
(左から)黒田 博、高野二郎、樋口達哉、成田博之、高田正人、北川辰彦

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第2夜 「歌曲の世界 R・シュトラウス生誕150年によせて~ベルリンゆかりの作曲家たち~」
(左から)室井 摂、河野紘子、山崎裕視、梅園絵美子、薗田真木子、北村典子、坂本貴輝、坂下忠弘

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第3夜 三浦環 生誕130周年 オペラ朗読劇『ある晴れた日に...オペラ歌手 三浦環物語』
(左から)古橋郷平、朴 令鈴、岩田真奈、大山亜紀子、嘉目真木子、桜田ゆみ、多田羅迪夫

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第4夜 日西修好400周年記念 「スペイン音楽のダイヤモンド ビバ☆エスパーニャ!」 
(左から)アントニオ・アロンソ、平松加奈、ゆう間郁子、塩田美奈子、井ノ上了吏、小貫岩夫、新宮由理、堀井義則、井ノ上ひろみ

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第5夜 「オペレッタへの旅 ~ウィーンから新作へ~」
(後列左から)臼木由利子→宮澤奈々↗加藤史幸↘梶井龍太郎→前田史音↗荻原萌子↘大上幸子→竹村靖子↑新井英梨↘秋山雪美↗(第3夜出演の)多田羅迪夫→古橋郷平(客演)
(前列左から)加賀清孝↗北澤 幸↓増井めぐみ→鈴木恵梨奈→森 朋子↘船越 優→矢崎貴子↑福原悠理亜↗山中敦子→近藤 均(サプライズゲスト)

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第6日 「Concert for KIDS ~3才からのクラシック(R)~」
(後列左から)鷲尾麻衣、上原正敏、礒 絵里子、海野幹雄
(前列左から)石野真穂、浜 まゆみ

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第7日 二期会マイスタージンガー 「歌の花束コンサート」
(後列左から)浅井隆仁、松本宰二、高田正人、岡本泰寛
(前列左から)水戸見弥子、三宅理恵、髙橋絵理、小林紗季子、喜田美紀

▼今年度の公演内容はこちらからご覧いただけます。
二期会WEEK@サントリーホール2014 - 二期会21

そして、来年度の二期会WEEKは、2015年6月22日(月)~28日(日)を予定しております。
次回もまた、多くのお客様のご来場を心よりお待ちしております!

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「二期会WEEK@2014」第3夜〈三浦環物語〉~公演直前の稽古場から

「二期会WEEK@サントリーホール2014」6月25日(水)の公演となる第3夜は、「三浦環 生誕130周年 オペラ朗読劇『ある晴れた日に…オペラ歌手三浦環物語』」。
公演迫る稽古場の様子をご紹介いたします。
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第一部、袴姿で登場する環を演じる嘉目真木子
オペラ『オルフェウス(オルフェオとエウリディーチェ)』(グルック・森鴎外訳日本語)から
<ぶらあぼ 東京MDE>さんから

明治36年(1903年)7月、上野の東京音楽学校(現在の東京藝術大学)本科2年に在籍していた、19歳の三浦 環(みうら たまき)は、日本人による最初のオペラ、グルック作曲『オルフェオとエウリディーチェ』(当時は『オルフェウス』と題した)の主役を演じます。
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第一部のクライマックス。多田羅迪夫(中央)演じる三浦政太郎と再婚した環はドイツへ渡ることを決意。
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第二部の劇中オペラ『蝶々夫人』ハイライトより
蝶々さん(大山亜紀子)とピンカートン(古橋郷平)の「愛の二重唱」
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シャープレス(多田羅・右)と蝶々さん(大山・中央)の「手紙の二重唱」
写真左はスズキを演じる(岩田真奈)
蝶々夫人のアリア「ある晴れた日に」は何度聴いても感動します。大山亜紀子、まさに蝶々さんになりきっています。
第一部で森鴎外、三浦政太郎を演じる多田羅は、第二部ではシャープレス、プッチーニにも扮して登場。和服に口髭姿からイタリア人作曲家に大変身する様子も楽しみです。
■■■ 公演情報 ■■■
二期会WEEK@サントリーホール2014
第3夜「三浦環 生誕130周年 オペラ朗読劇『ある晴れた日に...オペラ歌手 三浦環物語』」

芸術監督:多田羅迪夫  脚本:桜田ゆみ
【日時】2014年6月25日(水) 19:00開演(18:30開場)
【会場】サントリーホール ブルーローズ
【登場人物/キャスト】
三浦 環(第1部)/エウリディーチェ:嘉目真木子
三浦 環(第2部)/蝶々夫人:大山亜紀子
瀧 廉太郎/ピンカートン/ほか:古橋郷平
オルフェオ/スズキ/ほか:岩田真奈
森 鴎外/三浦政太郎/シャープレス/プッチーニ:多田羅迪夫
語り:桜田ゆみ
ピアノ:朴 令鈴
【演奏予定曲】
・組歌『四季』(瀧 廉太郎)より「花」
・オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』(グルック/森鴎外 訳)より
・オペラ『蝶々夫人』(プッチーニ)よりハイライト
・歌曲集『冬の旅』(シューベルト)より「菩提樹」
・カンタータ『心と口と行いと生活で』(バッハ)より「主よ、人の望みの喜びよ」
【ご来場プレゼント】
第3夜にご来場のお客様に、日本を代表する高級チョコレートメーカーのメリーチョコレートより、メリーこだわりのチョコレートとココアパウダー、生クリーム、牛乳をあわせて作り上げた食物繊維3000mg配合の「チョコレートドリンク」をプレゼントいたします。濃厚な味わいと豊かなカカオの香りが特徴です。
▼公演情報ページ、ご予約はこちらから
二期会WEEK@サントリーホール2014 - 二期会21
▼WEBぶらあぼANNEX特設ページに素敵な写真を多数掲載いただいています
稽古場レポート:第3夜〈三浦環物語〉 - WEBぶらあぼ
▼キャスト陣の公式サイト・ブログも是非ご覧ください!
MAKIKO YOSHIME OFFICIAL BLOG(嘉目真木子)
ソプラノ歌手 大山亜紀子WEBサイト
古橋郷平のホームページ
オペラ歌手 多田羅 迪夫 紹介ブログ
桜田ゆみオフィシャルサイト
お席も残り少なくなってまいりましたが、一同、ご来場をお待ち致しております。

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二期会アーティスト出演、ベートーヴェン「第九」放送情報

年末。今年も全国各地でベートーヴェン「第九」演奏会が多数開催され、二期会アーティストも多く出演しております。
そんな中、二期会アーティストが出演する「第九」演奏会の放送情報が届きましたので、ご案内いたします。
普段なかなか演奏会場に足を運べない方も、是非ご家庭等でお楽しみください!

◆◆◆放送情報◆◆◆
★ららら♪クラシック
「たどりついたよろこび~ベートーベン“第9”~」

放送日時:2013年12月14日(土) よる21:30~22:00
     2013年12月16日(月) あさ10:25~10:55(再放送)
放送局:NHK Eテレ
主な出演者:
  指揮:ズービン・メータ/管弦楽:NHK交響楽団
  ソプラノ:並河寿美/テノール:福井 敬  ほか
(収録:2011年4月10日 東京文化会館)
▼番組ホームページはこちら
ららら♪クラシック - NHKオンライン

★N響《第9》演奏会
放送日時:2013年12月21日(土) よる18:00~20:10 <生放送>
放送局:NHK FMラジオ
主な出演者:
  指揮:エド・デ・ワールト/管弦楽:NHK交響楽団
  アルト:加納悦子/テノール:望月哲也/バリトン:甲斐栄次郎  ほか
(NHKホールより生中継)
▼詳細ページはこちら
放送予定 - NHK交響楽団
▼ネットラジオでも生放送がお楽しみ頂けます
らじる★らじる - NHKネットラジオ

★TOKYO FM 夢の第九コンサート2013
放送日時:2013年12月28日(土) 22:00~20:55
放送局:TOKYO FM(ラジオ/東京地域)
主な出演者:
  指揮:西本智実/管弦楽:IlluminArt Philharmonic Orchestra
  ソプラノ:大山亜紀子/アルト:山下牧子
  テノール:小原啓楼/バリトン:成田博之
(収録:2013年12月13日 東京国際フォーラム ホールA)
▼公演ホームページはこちら
TOKYO FM 夢の第九コンサート2013 - TOKYO FM

★N響《第9》演奏会
放送日時:2013年12月31日(火) よる20:00~
放送局:NHK Eテレ
主な出演者:
  指揮:エド・デ・ワールト/管弦楽:NHK交響楽団
  アルト:加納悦子/テノール:望月哲也/バリトン:甲斐栄次郎  ほか
(収録:2013年12月21日 NHKホール)
▼詳細ページはこちら
放送予定 - NHK交響楽団

※これらの情報は2013年12月14日現在のもので、各放送局の都合により変更になる場合がございます。

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【レビュー】『カヴァレリア・ルスティカーナ』『パリアッチ(道化師)』無事終演

東京二期会オペラ劇場初登場となる田尾下 哲の新演出が話題となったヴェリズモ・オペラの傑作『カヴァレリア・ルスティカーナ』『パリアッチ(道化師)』。
舞台写真とともに、公演を振り返ります。
写真撮影:三枝近志(◇…7月13・15日組、★…7月14・16日組)
<舞台写真はクリックで拡大表示します>

N.Y.で活躍する、幹子S・マックアダムスの洗練された装置にもご注目ください。

『カヴァレリア・ルスティカーナ』はシンプルでインパクトのあるモノトーン


『パリアッチ』ではポップな色彩と、1960年代を表すTVの撮影セット

指揮はイタリア、ミラノ生まれのパオロ・カリニャーニ。
イタリア各地の歌劇場、ウィーン、パリ、メトロポリタン、ケルン、ジュネーヴ、バルセロナ等、世界一流の歌劇場を指揮し、フランクフルト・オペラの音楽総監督を10年務めたというキャリアながら、毎日、リュックをひょいと担いでプールに通い、颯爽と稽古場に登場。梅雨明けした東京の暑さをものともせず熱の入った稽古を繰り返し、イタリア・オペラの世界を日本で、現代の東京で作り上げました。
『カヴァレリア・ルスティカーナ』の幕開け。

トゥリッドゥ(岡田尚之)と、ローラ(富岡明子)がよりを戻してしまったのを知ったサントゥッツァ(大山亜紀子)の悲しみ。


有名な合唱<オレンジの花は香り>。今回はローラ(澤村翔子)と村の有力者で馬車屋のアルフィオ(松本 進)の結婚式の場面として描かれました。兵役から戻った恋人トゥリッドゥ(大澤一彰)を見て、思わず、ブーケを落とすローラ。


彼の母親ルチア(池田香織)が営む酒屋を訪ねたサントゥッツァ(清水華澄)は、トゥリッドゥの心変わりを訴えます。


サントゥッツァの名アリア<ママも知る通り>。嘆くルチア(栗林朋子)。


トゥリッドゥに戻ってくるように、何度も頼むサントゥッツァ。でもサントゥッツァとの仲は、ローラへのあてつけで始まったのだし、もともと恋仲だったローラとよりを戻したトゥリッドゥは、追いすがれば追いすがるほど冷淡になり、まったく取り合わないのです。


ローラがアルフィオと結婚さえしなければ、サントゥッツァはこんな惨めな思いはしなくて済んだのに、子まで宿して、村人には陰口をたたかれ、哀れでならない。一方、ローラは美人でお金持ち。トゥリッドゥはローラと教会に行ってしまいます。


トゥリッドゥは、村の復讐のしきたりに従い、ローラの夫アルフィオと決闘することになりました。
母親のルチアにそれとなく別れを告げるトゥリッドゥ。<母さん、この酒は強いね>。
そして「もし戻らなかったら、サンタの母親になってやってほしい」と。
岡田は素晴らしく熱く輝く声で、トゥリッドゥを演じました。


アルフィオ(小川裕二)とトゥリッドゥの決闘シーン。トゥリッドゥは殺され、幕となります。

『パリアッチ』

トニオ(上江隼人)が、テレビのインタビュー番組に出ているシーンから、始まります。今回の演出では、トニオがすべての糸を引く。ネッダに横恋慕し、その夫カニオの嫉妬を操る、という難しい役回りでしたが、自在に舞台に出入りし、邪心を隠し持つ野心的な人物を演じて、強い印象を残しました。


鮮やかに降り立つ座長カニオ(大野徹也)とその妻で女優のネッダ(嘉目真木子)。


ネッダのアリア<鳥の歌>。いつの日か大スターになる!新進女優の華麗な演技。


高橋絵理が演じるネッダ。遊び、夢に夢見るような可憐さ。言葉と声と音楽・・・豊かな表現力を開花させました。


トニオ(桝 貴志)がネッダに言い寄りますが、相手にもしないどころかあざ笑うのです。


ネッダにとって、シルヴィオ(塩入功司)こそが本当の愛。
塩入は、艶やかで深みのある美声。


ネッダは、ついにシルヴィオ(与那城 敬)と駆け落ちすることを承知します。
与那城はこれまでにも二期会オペラに数々登場していますが、さすがのいい男ぶり。


一番の聴かせどころカニオのアリア<衣裳をつけろ>。
ネッダの裏切りを知り心ここにあらずですが、芝居の時間です。道化師Pagliaccio。


ネッダは《コロンビーナ》を、ペッペ(小原啓楼)は《アルレッキーノ》を演じます。


ペッペ(与儀 巧)が演じる《アルレッキーノ》のセレナータ。可笑しさと明るさがあって、ペッペの存在がこのオペラの重苦しさを救っている気がします。


芝居と現実の境を見失って次第に正気を失っていくカニオ(片寄純也)。激情と豊かな音楽を堪能させ、客席を沸かせました。


「助けて!」と叫ぶネッダに走り寄ったシルヴィオがカニオを刺し、カニオはシルヴィオを刺す。3人とも死んでしまうという壮絶な結末。

2作品とも惨劇で幕が降ります。人と人との関係で湧き上がる感情、嫉妬、怒り、絶望の究極の結末。生身の人間は、それでも日々演じ、仮面をかぶり、別の顔を見せているものです。本当の自分はどこにいるのか分からなくなっているのは、何も劇中人物だから、なのではなくて、その状況をどこか他人が操作しているような感覚があるからなのではないでしょうか。
この幾層にも重ねられた演出に、見事にこたえた歌手たちに大きな拍手が送られました。そして、楽譜に書かれた言葉が、生きた人間の言葉として歌われたことは、何よりも音楽の力でもあって、大きな感動を呼びました。
ご来場、ありがとうございました。

帆かけ舟

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『オテロ』デズデモナ役で出演した大山亜紀子が当選者様にメッセージ

ohyama_akiko_100309.jpg『オテロ』ご来場のお客様対象“メールマガジン登録キャンペーン”では、多くの方からご応募をいただきありがとうございました。
そのキャンペーンは、「全キャストのサイン入り公演プログラム」を抽選10名様に、さらにその中の1名様に、「デズデモナ役・大山亜紀子が舞台で使用した指輪」をプレゼント!というもの。
当選者には先週ご連絡をさせていただきました。
そして昨日、「デズデモナの指輪」が当選された方宛に大山が直筆メッセージを書き、感謝の気持ちを込めて発送させていただきました。
『オテロ』鑑賞の記念にしていただければ幸いです。

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公演後記 栗山昌良演出
悠久の美『蝶々夫人』

東京文化会館大ホールにおいて去る10月9日から4日間、ジャック・デラコート指揮、栗山昌良演出で、『蝶々夫人』が上演されました。その舞台をご覧ください。
★印…9・11日組キャストから(撮影:鍔山英次)
☆印…10・12日組キャストから(撮影:三枝近志)


ピンカートン(樋口達哉)は、東のくに─日本─への憧れからか、花のような蝶々さんと“かりそめの結婚”をすることに有頂天です。しかし、米国領事シャープレス(直野資)は、蝶々さんがピンカートンを心から愛していることを知って、軽率な行動を戒めます。



ピンカートン(小原啓楼)に挨拶をする、スズキ(小林由佳)。蝶々さんの傍らを離れない、真心あふれる気丈な女性を演じました。



花嫁行列を連ね、長崎港を見下ろす丘の上の家に姿を見せた、蝶々さん(文屋小百合)。今回、初役となった文屋の可憐さが注目されました。



蝶々さんが、結婚のために入信したことを知った伯父、ボンゾ(三戸大久)が、婚礼の最中にやって来て、“親戚の縁を切る”というので、大騒ぎになります。



親戚たちが帰ったあと、蝶々さん(大山亜紀子)を慰めるピンカートン。
やがて、夕闇が二人を包み、美しい二重唱となります。




ピンカートンがアメリカに帰って3年が経ちます。蝶々さんは、じっと信じて待ちます。
有名なアリア「ある晴れた日に」。



健気に待ち続ける蝶々さんですが、ゴロー(栗原剛)は、生活のために新しい旦那ヤマドリ(境信博)を勧めます。しかし、蝶々さんはきっぱりと断ります。



訪ねてきたシャープレスに、子どもを会わせる蝶々さん。大山は、2003年の公演でも蝶々さんを演じています。その心情の変化や成長がより細やかに表現されて、胸を打ちます。



アメリカ国旗を掲げた軍艦が入港し、蝶々さんとスズキは部屋中に花を撒き、美しく装ってピンカートンとの再会を心待ちにします。



しかしピンカートンは帰って来ません。次第に夜が明けていきます。蝶々さんのシルエット。栗山演出の名場面。



蝶々さんと坊やが、疲れて眠っている朝早く、ピンカートンがシャープレスに連れられてやって来ます。しかし、ピンカートンはアメリカ人の妻ケート(渡邊史)を伴っていました。子どもをケートに預けるように、説得を頼まれるスズキ(山下牧子)。控えめに振舞い続けるスズキですが、抑えた演技が、強い説得力を持つシーン。



ケート(谷原めぐみ)に対し、毅然とした態度で子どもを渡すことを告げる蝶々さん。30分後に、ピンカートンにこの家に来るよう伝えます。



蝶々さんと、坊やとスズキのお別れ。



ピンカートンの声が聞こえ、手を差し伸べる蝶々さん。
ひらひらと舞い散る花びらが、“誇り高く生きた武士の娘”の最期を語ります。


オペラ『蝶々夫人』は、日本が舞台だけに、美しい所作も期待されますが、見事に応えた二人の蝶々さんでした。またベテラン陣に加え、若手のメゾ・ソプラノ山下牧子と小林由佳が、栗山演出が要求する、奥ゆかしさと強さを秘めた日本女性スズキを演じたことも印象に残ります。
ご来場ありがとうございました。
(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)

▼公演詳細はこちらをご覧ください
2009年10月公演『蝶々夫人』- 公演記録|東京二期会

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『蝶々夫人』ゲネプロ!

東京二期会オペラ劇場『蝶々夫人』明日幕開けです!
当日のお天気も台風一過の素晴らしい日になるでしょう。
さて、公演に向けて、スタッフ、キャストは7日も遅くまで総仕上げとなる稽古を行い、その写真が現場から届きました。
◆7日ゲネプロ舞台の様子
右上写真、大山亜紀子(蝶々さん/9日・11日)と樋口達哉(ピンカートン/9日・11日)
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◆楽屋にて
左から 小原啓楼(ピンカートン/10日・12日)、谷原めぐみ(ケート/10日・12日)、
久保和範(シャープレス/10日・12日)、直野 資(シャープレス/9日・11日)、
佐藤泰弘(ボンゾ/9日・11日)、近藤政伸(仲介人ゴロー/9日・11日)
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長い年月を経ても少しも色あせることのない栗山演出の様式美の集大成ともいわれる『蝶々夫人』、二期会の精鋭たちが一丸となって益々パワーアップした公演となります。
1957年より、二期会『蝶々夫人』を演出し続けている栗山昌良氏は、今年83歳を迎えたとはとても信じられない俊敏な動きで、自らきめ細かに演技を指導しました。「『蝶々夫人』には毎回発見があり、プッチーニの素晴らしさ、奥深さをあらためて感じている」と氏の言葉の一言一言に説得力があり、その通り、ぎりぎりまで登場人物の心理や時代背景、所作のひとつひとつまで指導にも熱が入ります。
まさに総合芸術としてのオペラの魅力が凝縮された舞台は、老若男女、そして海外からのお客様にも大変好評です。
栗山氏は、来月の関西二期会『フィデリオ』も演出するという、まさに精力的な活躍ぶりです。
スタッフ、キャスト一同、ご来場をお待ち申し上げております。
▼公演詳細はこちらをご覧ください
2009年10月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』- 東京二期会オペラ劇場

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『蝶々夫人』稽古場フォトリポート!

普段はなかなか目にすることが出来ない稽古の様子を、ちょっとだけご紹介します。
今月から本格的な稽古に入りました。
XZ8E0009.jpg演出・栗山昌良氏からの『蝶々夫人』に対する熱のこもった指導。

”2人の蝶々さん”
XZ8E0138a.jpg06年に引き続き、今回2度目の蝶々さんを歌う大山亜紀子。
栗山氏からはさらに高いレベルを要求されている。

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018X6866.jpg本格的な舞台復帰となる文屋小百合。
厳しくも熱心な指導のもと、蝶々さんのいろはを身体に叩き込む。

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”蝶々さんとピンカートン”
018X6841.jpgプリモテノールとして大活躍中の樋口達哉。
ピンカートンは当たり役のひとつ。

XZ8E0065.jpgもうひとりのピンカートン、小原啓楼。
これが初役となる。

”スズキ”
栗山演出では、このスズキ役が特に重要視される。
初役の2人がこれに挑む。
018X6700.jpg山下牧子

018X6877.jpg小林由佳

(写真撮影:広瀬克昭)
▼『蝶々夫人』公演詳細はこちらをご覧ください。
2009年10月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』- 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求めはこちらから。
二期会チケットセンター - 東京二期会オペラ劇場

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