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【『魔弾の射手』キャスト・インタビュー】 マックス役 テノール片寄純也~「マックスの心の苦悩をうまく表現できたら」
(二期会オペラ名場面集付)

類まれなる雄雄しい声をもって、2002年『ニュルンベルクのマイスタージンガー』での二期会デビュー以来、数々の舞台に出演してきたテノール片寄純也。特に2010年代以降の二期会公演での活躍が目覚しく、2011年『サロメ』ヘロデ、12年『パリアッチ(道化師)』カニオ、同年『パルジファル』題名役、16年『ナクソス島のアリアドネ』バッカスと、いずれもその持ち味が存分に活かされた役を歌ってきました。
同時に、『サロメ』のペーター・コンヴィチュニー、『パルジファル』のクラウス・グート、『ナクソス島』のカロリーネ・グルーバーら世界的演出家との協働も成功させてきました。
本年7月の『魔弾の射手』マックス役に向けて、話を聞きました。


片寄純也

     *     *     *

――『魔弾の射手』のマックスはどのような役ですか?

片寄: マックスは若い射撃の名手ですが、最近、調子を崩し深刻なスランプに悩んでいます。愛するアガーテと結婚するためには射撃大会で優勝することが条件でした。不安な気持ちでいっぱいのマックスに悪魔に魂を売った同僚の猟師カスパールが魔弾を使えと誘惑し、その誘惑に負け魔弾を手に入れてしまいます。
 
 
――ワーグナーやR.シュトラウス作品の役とくらべて、マックスはどのような印象がありますか?

片寄: 私はウェーバーという作曲家はモーツァルトからのドイツオペラの伝統を引き継ぎ『魔弾の射手』を作曲しドイツ・ロマン派オペラを確立、後のドイツ・ロマン派オペラの頂点と位置付けられているワーグナーに多大な影響を与えた人物として認識していました。
今回、『魔弾の射手』の譜読みを進めていくと、確かにマックスの歌うアリアの中にもモーツァルトが作曲した『魔笛』やワーグナーが作曲した『さまよえるオランダ人』に似たところがあり、とても興味深かったです。
お客様にもお聴きいただければ、きっと私と同じように感じてもらえると思います。
 
 
――では、『魔弾の射手』の見どころ、聴きどころを。

片寄: マックス、アガーテ、カスパールにも素晴らしいアリアがありますが、やはり3幕で男声合唱が歌う『狩人の合唱』でしょう。一度耳にすれば、すぐに口ずさむことができるくらい親しみやすい明るい曲で一番の聴きどころではないでしょうか。
 
 
――コンヴィチュニー演出の魅力は?

片寄: コンヴィチュニーさんとは2011年『サロメ』でご一緒させていただきました。ふつう、テノール歌手というのは、演じながらも声の出方がすごく気になるものなのですが、『サロメ』の時は与えられた演技をこなしていたらいつの間にかオペラが終わっていた記憶があります。それだけ演じることに集中させてもらえたので、今回も楽しみにしています。
 
 
――最後に、お客様にむけて。

片寄: 不安、絶望、嘲笑、拷問など、マックスの心の中に次々と浮かんでくる「苦悩」がうまく表現できるよう稽古に励みます。ご来場お待ちしております!

     *     *     *

ワーグナー作品を中心にヒロイックな声が求められる役を、著名演出家の舞台で重ねてきた片寄。そうした意味で、今回の『魔弾の射手』マックスは、最新の片寄純也を体感する絶好の機会となるでしょう!

片寄の出演日は、7月18日(水)と21日(土)。良いお席はどうぞお早目に。

▼『魔弾の射手』公演情報ページはこちら
《ハンブルグ州立歌劇場との共同制作》 C.M.v.ウェーバー『魔弾の射手』 - 東京二期会オペラ劇場

 指揮:アレホ・ペレス、演出:ペーター・コンヴィチュニー、管弦楽:読売日本交響楽団
 2018年7月18日(水)18:30、19日(木)14:00、21日(土)14:00、22日(日)14:00 東京文化会館大ホール

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

 
 
【テノール片寄純也 東京二期会オペラ 名場面集】


 2011年2月 R.シュトラウス『サロメ』ヘロデ役(後列中央)〔撮影:鍔山英次〕


 2012年7月 レオンカヴァッロ『パリアッチ(道化師)』カニオ役(左から2人目)〔撮影:三枝近志〕


 2012年9月 ワーグナー『パルジファル』パルジファル役(中央)〔撮影:三枝近志〕


 2016年11月 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』バッカス役(中央後)〔撮影:三枝近志〕
 
 

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東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』が開幕~今週末26日(土)、27日(日)も日生劇場へ!

11月23日(水・祝)、日生劇場において東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』が開幕しました!
初日の舞台写真から今回の公演をご紹介いたします。(舞台写真をクリックすると拡大でご覧いただけます)
〈プロローグ〉
作曲家はじめアーティストたちが連れてこられたのは、ウィーンの大邸宅の殺風景な地下室。奥に広がる暗い駐車場がここの敷地と建物の大きさを窺わせます。

中央に邸宅の執事長。左手には『ナクソス島のアリアドネ』の歌手たち。そして、右手に舞踏教師とツェルビネッタと愉快な仲間たち。一番左が偉大な『ナクソス島』の楽譜を抱える作曲家。



邸宅の主人の気まぐれで、オペラと喜劇を同時に上演をせよとの命に、一同大混乱。当初は憤慨していた作曲家もツェルビネッタへの想いから上演を認めてしまいます。

後半は〈オペラ『ナクソス島のアリアドネ』〉
中央には悲しみに沈むアドリアドネ。周りにいるのは上演を観ている邸宅に招かれたゲストたち。



ツェルビネッタをはじめとする一座の即興喜劇も同時に…

バッカスとアリアドネの邂逅シーンを作曲家も満足げに見守ります――
が、やがてテーブルを囲む誰しもが陶酔するように物語の中に溶け込んでいき――

音楽と舞台の色合いが融合していくラストへ。
皆様は何をお感じになられるでしょうか。

201611_ariadne_20.jpg 劇場内では、今回の公演プログラムを販売しています。
ライプツィヒ歌劇場プロダクションのドラマトゥルク、アレクサンダー・マイアー・ドルツェンバッハ氏の解説がご鑑賞の際に大きなインスピレーションの鍵となると思います。ぜひご一読ください。
プログラムの表紙は舞台の色彩感を反映させました。

公演は残すところ今週末26日(土)、27日(日)の2日。
まだお席もございますので、ぜひ週末は有楽町(日比谷)の日生劇場へお出かけください!

▼公演情報ページはこちら
2016年11月公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼公演タイムテーブル、当日券情報はこちら
11月公演『ナクソス島のアリアドネ』 公演当日のご案内 - オペラの散歩道(二期会blog)
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

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◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】では、前売券が公演当日の開演1時間前までご予約が可能です!!
チケットはご来場の途中にお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取いただけます(※)ので、余裕をもってお越しいただけます!是非ご利用ください!!
24時間受付、予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)
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11月公演『ナクソス島のアリアドネ』 公演当日のご案内

いよいよ明日、11月23日(水・祝)から日比谷の日生劇場にて、ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス作曲『ナクソス島のアリアドネ』が開幕します!
こちらに公演当日のご案内を致します。 【11/22(火)13:30掲載】

=NISSAY OPERA 2016 提携=
東京二期会オペラ劇場 <ライプツィヒ歌劇場との提携公演>
2016年11月公演 R.シュトラウス作曲 『ナクソス島のアリアドネ』 プロローグと1幕のオペラ
<日本語字幕付原語(ドイツ語)上演>
指揮:シモーネ・ヤング/演出:カロリーネ・グルーバー
当日券と公演タイムテーブルのご案内
11月23日(水・祝)
11月24日(木)
11月26日(土)
11月27日(日)
当日券
S,A
S,A,B若干
S,A
S,A
当日券販売
/窓口受付
16:00~
13:00~
13:00~
13:00~
ピロティ開場
16:15
13:15
13:15
13:15
開場
16:30
13:30
13:30
13:30
開演
17:00
14:00
14:00
14:00
〈プロローグ〉
約40分
休憩予定時刻
17:40~18:05
14:40~15:05
14:40~15:05
14:40~15:05
〈オペラ〉
約85分
終演予定
19:30
16:30
16:30
16:30
日生劇場
=アクセス=
<JR>
[山手線][京浜東北線]=「有楽町駅」日比谷口徒歩10分
<地下鉄>
[千代田線][日比谷線][都営三田線]=「日比谷駅」A13番出口徒歩1分
[有楽町線]=「有楽町駅」徒歩10分
[丸ノ内線]=「銀座駅」徒歩10分

お車のお客様は日生劇場ウェブサイトをご覧ください
>>アクセス - 日生劇場|東京・日比谷

※上記、当日券予定は11/22(火)13:00現在での予定です。以降の販売状況により、券種によっては発売終了となる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の進行により変動する場合がございますので、あらかじめご了承ください。

▼公演情報ページはこちら
2016年11月公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

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      *     *     *

ariadne2016_campaign_thumb.jpg 《東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』プレミエ・キャンペーン》
11月23日(水・祝)初日公演にご来場のお客様、ペア70組様に、「甲州 酵母の泡」ハーフボトルを1本プレゼントいたします。
※16:15ピロティ開場時より先着順受付
▼キャンペーン詳細はこちら
11/23(水・祝) 『ナクソス島のアリアドネ』プレミエ・キャンペーン!~ペア先着70組のお客様に、国産スパークリングワインをプレゼント - 二期会blog
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序幕だけの作曲家も〈オペラ〉に登場!サプライズが待っている『ナクソス島のアリアドネ』へ!
~メゾソプラノ白土`理香 インタビュー

2002年東京二期会/新国立劇場『ナクソス島のアリアドネ』公演にて作曲家役を演じ、14年ぶりの二期会公演に同役で登場となるメゾソプラノ白土理香(しらつち りか)。長年ウィーンで活動中の白土が、今回は作曲家役のために一時帰国しました。それほどまでに想い入れの深いこの作品の魅力について、自身の言葉でお伝えいたします。
(※白土の「土」の字は、正しくは「土」の右上に「`」)
      *     *     *

201611_shiratsuchi_rika_01.jpg 白土: R.シュトラウスのオペラはウィーンでとても人気があります。中でも『ばらの騎士』『サロメ』そして『ナクソス島のアリアドネ』はウィーン国立オペラ劇場のレパートリーにも入っており、シーズン中には何度も上演されます。ウィーン気質を色濃く登場人物に盛り込んだホフマンスタールの言葉の芸術と、ウィットに富んだシュトラウスの音楽、そして官能的なメロディーはウィーンの人々に大変愛されています。私にとっても作曲家の役は特別な意味を持っています。それはウィーンに来て初めてこの役に出会った事です。その後ミュンヘン国際音楽コンクールで賞をいただいたのも作曲家のアリアでした。

Q2. 作曲家役はどのような役ですか?
白土: 若く才能溢れる若者、作曲家。喜怒哀楽を激しく表し、感情の起伏に大きく揺れ動かされながら、理想像が現実によって壊されていく中、恋に落ちるも序幕の最後では絶望の底へとつき落とされて行きます。彼の芸術の理想を歌う時、心から共感でき役と一体になれる幸福感を感じることができます。

Q3. 指揮シモーネ・ヤングと演出カロリーネ・グルーバーについて
白土: 世界で活躍される女性指揮者ヤングさんと同じく女性演出家グルーバーさん同じ女性としてお二人のご活躍をとても誇りに思い、また今回ご一緒させていただける幸せに感謝しております。お会いするまでとても緊張しておりましたが、お二人ともフレンドリーに私たちに接してくださり、気さくなお人柄をお持ちになった方々です。お二人共、稽古場では妥協されずに我慢強く、私たちをご指導くださっています。

Q4. 稽古場の雰囲気はいかがでしょう?
白土: 英語ドイツ語日本語が飛び交うインターナショナルな雰囲気の中、ベテランの方々そして若く才能にあふれる二期会の方々に囲まれ、エネルギッシュな稽古場の雰囲気に触発されております。

Q5. 今回のプロダクションの魅力はどこにあるでしょうか?
白土: 何といってもヤングさん率いるシュトラウスの素晴らしい音楽、それに応える素晴らしい歌手たち。
また今回の演出では様々なサプライズが皆さんに用意されています。シュトラウスの楽譜上では序幕で去ってしまう作曲家も今回は劇中劇オペラに参加し、実際に自分の作った作品の中に登場します。芸術と愛を純粋に求める、その願いは叶えられるのでしょうか?どうぞその答えを探しにぜひ劇場に足を運んでみて下さい。
201611_shiratsuchi_rika_02.jpg
(2002年の舞台から:中央右が白土)

▼公演詳細はこちらから
ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
11/23(水・祝)17:00、24(木)14:00、26(土)14:00、27(日)14:00 日生劇場
(白土の出演日は、23日と26日です)
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
S席 15,000円、A席 13,000円、B席 9,000円、学生席 2,000円(税込)
※11/18現在、23(祝)、26(土)、27(日)公演のB席が予定数終了となりました。

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◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】なら、24時間いつでもどこでもご予約可能!
座席もご指定いただけます
チケットはお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取(※)
予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)

※※学生席も販売中!※※
二期会オペラ公演は28歳未満の学生さんなら2,000円でご鑑賞頂けます!
・受付は、公演の前日まで二期会チケットセンター電話(03-3796-1831)のみ。
・事前の決裁が必要です。
▼学生席のお求め方法等、詳しいご案内はこちらをご覧ください。
学生席について - 二期会チケットセンター

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11月公演『ナクソス島のアリアドネ』~執事長役・多田羅迪夫インタビュー
才能豊かな新しい世代の歌手たちとともに

今月23日から開幕する、『ナクソス島のアリアドネ』。
稽古が佳境を迎える中、執事長役で全日出演するバス・バリトン多田羅迪夫に話を聞きました。
多田羅迪夫は、1975年から81年にかけてドイツ・ハイデルベルク、ならびにゲルゼンキルヒェン市立歌劇場の専属歌手としてドイツでキャリアを積み、帰国後早くからモーツァルト、ワーグナー、そしてリヒャルト・シュトラウスの作品をレパートリーとして、東京二期会の伝統の支柱ともいえるドイツ・オペラの上演を舞台の第一線で支えてきました。
今回は、演出カロリーネ・グルーバーの希望により執事長役を務めることとなりました。多田羅とグルーバーとの初邂逅は2004年。グルーバー初来日のプロダクションに多田羅が主演し、強い信頼関係を築いてきました。
      *     *     *

201611_tatara_michio_02.jpg 「私が演じる執事長は、作品の舞台となるウィーンにおいて、エスタブリッシュメントの頂点にいるようなお金持ちの伯爵家に仕えています。あるお祝いの席で、食事の終わった後、9時に花火を打ち上げるまでの間に、オペラ『ナクソス島のアリアドネ』と道化芝居『浮気なツェルビネッタと4人の恋人たち』を上演することとなっていましたが、時間が足りない。そこで一計、この2つの物語を同時に上演するように、これは伯爵の命であるから、と作曲家たちに伝えます。
ですが、今回の演出で、私の役で特に重要な点は、伯爵そのものが執事長に扮して、彼らに無理難題を押し付けていく、という設定にあります。
通常なら、執事長は、伯爵の権威を背景にして、いわば「虎の威を借る狐」のようにして、慇懃無礼に振る舞うものです。が、今回のカロリーネ・グルーバーの演出では、執事長が伯爵という権威そのものである、ということになる。そうなれば、通常、他者の権威を借りることででてくるある種の「いやらしさ」は、多少薄まってくるでしょう。そのかわり、伯爵本人が周りの者を直接振りまわし、それを面白がる、という面がでてくる。ここが今回の演出で私の役において重要な点だと思います。ですから、あまり、こう卑屈でないように演じることを心がけたいですね。
『ナクソス島のアリアドネ』は、1971年に二期会が日本初演をし、今回が4回目の上演となります。前回からは8年ぶりです。加賀清孝公演監督も述懐していましたが、8年前とは全く新しいキャストになりました。このリヒャルト・シュトラウスのスコアはひじょうに難しいドイツ語と音楽の連続なのですが、ほとんどが初役の若手歌手中心でキャスティングされているにもかかわらず、非常に高い水準で演奏ができています。これだけの登場人物で、しかもダブルキャストで高いレベルを保てることができるようになった(キャストは全33名)というのは、若手が順調に成長してきた証であると言えます。今回の公演は、そのことをプレゼンテーションすることのできる、日本のオペラ界のエポックメイキング的な上演という意味合いがあると思います。
もちろん、若手だけではありません。私も含めてですが、小森輝彦さんのようにドイツの歌劇場で専属歌手として長年活躍されてきた歌手も出演しますし、私たちの経験が、現場を通じて、若い歌手にも役に立つという思いはあります。重要なことですが、二期会の公演というのは、いろいろな世代が集まりひとつの作品を作り上げています。また文化はそうであらなければならないと思います。
それにつけても、若い歌手の成長というのは、嬉しいものです。今回の公演は、二期会で初めての女性指揮者と女性演出家のプロダクションとなりましたが、お二人ともドイツ語圏で活動されていることで、稽古はほとんどドイツ語、時々英語で進行しています。こうしたヨーロッパの劇場とまったく同じような状況にも、もちろん日本語通訳の方はいらっしゃるけれども、若い人たちが元の言語に反応し、笑ったり、対応しているのを見ると、30年も前のことと思い比べると、もう隔世の感がありますね。」
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      *     *     *
オペラの代表的な語り役のひとつでもある『ナクソス島のアリアドネ』の執事長は、多田羅自身のブログで紹介されているように、ルネ・コロなど往年の名歌手がこの役を演じることで舞台に味わいと深みを醸しだしてきました。
ウィーン初演から100年、そして日本初演(二期会初演)から45年のメモリアルイヤーに、東京二期会の各世代のエキスパートが集結して贈る『ナクソス島のアリアドネ』にどうぞご期待ください。
▼公演詳細はこちらから
ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
11/23(水・祝)17:00、24(木)14:00、26(土)14:00、27(日)14:00 日生劇場
(多田羅迪夫は全日程出演します!)
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
S席 15,000円、A席 13,000円、B席 9,000円、学生席 2,000円(税込)
※11/15現在、23(祝)、26(土)、27(日)公演のB席が予定数終了となりました。

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◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】なら、24時間いつでもどこでもご予約可能!
座席もご指定いただけます
チケットはお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取(※)
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(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)

※※学生席も販売中!※※
二期会オペラ公演は28歳未満の学生さんなら2,000円でご鑑賞頂けます!
・受付は、公演の前日まで二期会チケットセンター電話(03-3796-1831)のみ。
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11/23(水・祝)公演初日『ナクソス島のアリアドネ』~指揮シモーネ・ヤングからのメッセージ!

「再びの日本で、リヒャルト・シュトラウスを愛する友人と新たに出会えることを楽しみにしています」
11月公演『ナクソス島のアリアドネ』公演の開幕が近付いてきました!
すでにB席が23日(水・祝)、26日(土)、27日(日)公演で予定販売数が終了。S、A席もよいお席はどうぞお早めにお申し込みください。
さて、先日行われた 指揮シモーネ・ヤングと演出カロリーネ・グルーバー来日記者会見 の様子は、様々なメディアで取り上げていただいています。
同日にシモーネ・ヤングのメッセージも収録しましたので、今日はこちらを公開いたします!

      *     *     *
おはようございます!
この美しいオペラ、『ナクソス島のアリアドネ』を指揮するために、再び日本に来ることができ、とても幸せです。
『ナクソス島のアリアドネ』はたいへん素晴らしい作品です。なぜなら、このオペラはたいへんぐれたコメディでもあり、しかし同時にシリアスなテーマもあります。資金の援助に左右される芸術家の世界が描かれています。これは100年前の主題ですが、現代にも通じています。リヒャルト・シュトラウスの、直截的で、美しく、おかしみがあり、感情に訴える音楽が、作品を身近に感じさせます。そして、指揮者、演出家、出演者たちが一丸となって、この小さな宝石のような作品を作り上げるために協働しています。
今回、私は東京二期会とご一緒し、若い歌手たちによるすばらしいチームとの仕事をとても楽しんでいます。まだ稽古を始めてまもない時期ですが、すばらしい才能と大きなエネルギー、そして細部にまでわたる注意深さもあり、とてもクリエイティブな仕事ができています。そういうところが、私は大好きなのです!
また、もちろん欧州ではよく知られていることですが、これまで、私は『ばらの騎士』や『エレクトラ』など、ほとんどのリヒャルト・シュトラウスのオペラを指揮してきました。そうした私のこれまでの経験をもって、日本の歌手のみなさんに、そして聴衆の皆様にお届けできるかと思うととても光栄です。私たちの演奏により、聴衆の皆様が、わくわくして、感動してくださることを切に願っています。
そして、日本で、リヒャルト・シュトラウスの作品への愛と尊敬の念をもった新しい友人と出会えることを楽しみにしています。ありがとうございました。
      *     *     *

公演をより楽しむためのおすすめポイント特集(PDFファイル)
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ライプツィヒ歌劇場で絶賛
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秋の日比谷で楽しむオペラ
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世界最高峰の女性指揮者

▼公演詳細はこちらから
ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
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(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

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二期会オペラ公演は28歳未満の学生さんなら2,000円でご鑑賞頂けます!
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シモーネ・ヤング&カロリーネ・グルーバー来日記者会見レポート

10月27日(木)、11月公演『ナクソス島のアリアドネ』の指揮シモーネ・ヤングと演出カロリーネ・グルーバーの来日記者会見を行いました。
会場は『ナクソス島のアリアドネ』の稽古場。舞台装置の一部や様々な小道具が会見会場を囲む中、中山欽吾東京二期会理事長の挨拶の後、ヤング、グルーバーの二人が登壇しました。
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歌手と楽譜の中に深く入り込み、オーケストラとともに紡ぎ合う宝石のような音楽

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シモーネ・ヤング
「13年ぶりの来日となりました。そして『ナクソス島のアリアドネ』を初めて指揮を
したのが1989年ですので、それから30年近く経とうとします。このオペラは36名の小さいオーケストラの作品ですが、オケと舞台上の歌手とが響き合い、まるで宝石のような音楽が生まれる、すばらしい作品です。また、カロリーネと日本で共に仕事ができることを嬉しく思います。
今回の来日では、東京交響楽団と大阪フィルハーモニー交響楽団の演奏会でも指揮をし、ブラームスを演奏します。ブラームスは、私が10年間務めていたハンブルクゆかりの作曲家です。ハンブルクでも多く演奏しましたし、録音もしました。私のブラームスを日本の皆様にお聴きいただけることをたいへん嬉しく思います。
そしてまた『ナクソス島のアリアドネ』のリハーサルに戻ってきます。今はまだ来日して2日ですが、もうすでに歌手の皆さんとこのオペラの全曲を練習することができました。歌手の方とともに楽譜の中に深く入りこんでいくのは、とても楽しい作業です。私自身もこの公演をとても楽しみにしていますし、ここにいらしている皆様が来て下さることを願っています」

新しい愛をみつけ再び生きていく物語

「これまで欧州で何度も協働してきたシモーネさんと、ここ東京でご一緒できることを嬉しく思います。
『ナクソス島のアリアドネ』は、2008年ライプツィヒで初演したプロダクションです。ホフマンスタールの台本は意味が多層的で、文章の奥に実に様々なテーマが隠されています。私はそこに一貫した赤い糸を通し、この作品から2つのテーマを強調したいと思いました。
ひとつは芸術家が抱える問題です。100年前も現在も、芸術はお金の下で、妥協を余儀なくされています。プロローグでは、作曲家や歌手や俳優たちが、殺風景な地下のガレージに招き入れられます。彼らの価値は、大富豪にとって、劇後の花火やご馳走よりも取るに足らぬものとして扱われています。
そして、オペラが始まり、強調したい2つ目のテーマがあります。アリアドネの物語は、テセウスに棄てられ、孤独に死をばかり考えていたアリアドネが、バッカスと出会うことで、新しい愛をみつける物語です。私は、アリアドネだけではなく、2幕に登場するすべての人物が「新しい愛をみつけ」、最後は全員が、シェイクスピアの『真夏の夜の夢』のように、幸せになるのだ、と考えています。このアリアドネの物語のように、新しい愛をみつけることで人は絶望から再生できるだろうかという問題は、私にとっても大変重要なテーマとなっています」
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カロリーネ・グルーバー

そして、キャストを代表して、新国立劇場オペラ研修所時代にグルーバーの指導を受けたツェルビネッタ役の清野友香莉と、すでに2011年『ドン・ジョヴァンニ』マゼット役でグルーバー演出の舞台に立っているハルレキン役の近藤 圭が公演にむけての意気込みを語りました。

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ツェルビネッタ役
清野友香莉
「まさか自分が、二期会デビューをツェルビネッタ役でできるなんて思っていなかったので、オーディションの結果をいただいたときは飛び上がって喜びました。このような素晴らしい指揮者と演出家に、仕事でご一緒できることに本当に幸せを感じています。そして、新国立劇場オペラ研修所でも国立音楽大学でも先輩でいらした近藤 圭さんとも、こうして共演できることを、とても嬉しく思っています」
「2011年二期会『ドン・ジョヴァンニ』でカロリーネさんの演出で演じて、すぐに惚れこんでしまいました。僕は、舞台で演じるときには、つねに正直でありたい、と思っているのですが、彼女の演出では、自然とそのときの心理や状態に入っていけるのです。今回も、カロリーネさんの口から『正直でいなければいけない』という言葉を聞いて、ほっとしました。
また、昨年までハンブルクで研修をしていたのですが、その州立歌劇場の音楽監督をされていたのがシモーネ・ヤングさんで、たくさんのオペラ、コンサートを聴かせていただきました。もちろんハンブルクでのお二人による『死の都』『リア王』も観て、本当にすばらしかったです。今回もすばらしい舞台になることを、確信しています」
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ハルレキン役
近藤 圭

開幕は11月23日(水)。皆様のご来場お待ちしています!
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▼「チケットぴあ」の会見レポート
ウィーンに続き二期会《ナクソス島のアリアドネ》 - チケットぴあ[クラシック オペラ・声楽]
▼「ぶらあぼ」の会見レポート
初演から100年!日本初演を果たした東京二期会が《ナクソス島のアリアドネ》を上演 - WEBぶらあぼ
▼公演詳細はこちらから
ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

Gettii 《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】なら、24時間いつでもどこでもご予約可能!
座席もご指定いただけます
チケットはお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取(※)
予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)

※※学生席も販売中!※※
二期会オペラ公演は28歳未満の学生さんなら2,000円でご鑑賞頂けます!
・受付は、公演の前日まで二期会チケットセンター電話(03-3796-1831)のみ。
・事前の決裁が必要です。
▼学生席のお求め方法等、詳しいご案内はこちらをご覧ください。
学生席について - 二期会チケットセンター

■■■ シモーネ・ヤング オーケストラ・コンサート情報 ■■■
《東京交響楽団》
◆名曲全集 第122回<後期>
 日時:2016年11月3日(木) 14:00開演
 会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
 曲目:ドヴォルザーク「チェロ協奏曲 ロ短調」作品104
    ブラームス「交響曲 第4番 ホ短調」作品98
◆第646回 定期演奏会
 日時:2016年11月5日(土) 18:00開演
 会場:サントリーホール
 曲目:ドヴォルザーク「チェロ協奏曲 ロ短調」作品104
    ブラームス「交響曲 第4番 ホ短調」作品98
◆第99回 新潟定期演奏会
 日時:2016年11月6日(日) 17:00開演
 会場:りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
 曲目:ドヴォルザーク「チェロ協奏曲 ロ短調」作品104
    ブラームス「交響曲 第4番 ホ短調」作品98
▼詳しくはこちら
東京交響楽団
《大阪フィルハーモニー交響楽団》
◆第503回 定期演奏会
 日時:2016年11月11日(金)19:00/12日(土)15:00
 会場:フェスティバルホール
 曲目:ブラームス「悲劇的序曲」作品81
    ブラームス「運命の歌」作品54
    ブラームス「交響曲第2番 ニ長調」作品73
▼詳しくはこちら
大阪フィルハーモニー交響楽団

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今をときめくオペラ歌手が集結!11月公演『ナクソス島のアリアドネ』 タイトルロールのソプラノ田崎尚美メッセージ

東京二期会オペラ劇場11月公演『ナクソス島のアリアドネ』、11月23日のプレミエまであと1か月を切りました。いよいよ演出のカロリーネ・グルーバーも来日し、本舞台を想定した立ち稽古が始まっています。
今回、プリマ・ドンナ/アリアドネ役を演じるソプラノ田崎尚美(11月24日・27日出演)。
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二期会では、2011年R.シュトラウス『サロメ』(コンヴィチュニー演出)タイトルロールのカヴァーを務めた後、2012年ワーグナー『パルジファル』(グート演出)のクンドリ役でデビュー。その後2014年モーツァルト『イドメネオ』(ミキエレット演出)のエレットラ役で出演したときは、最後の壮絶なアリアで大きな賞賛を浴びました。今年9月のワーグナー『トリスタンとイゾルデ』(デッカー演出)ではイゾルデのカヴァーキャストを務めました。いずれもソプラノの大役にして、欧州歌劇場との共同制作/提携の舞台で、その国際的スケール感をいかんなく発揮しています。
今回の舞台にかける想いを、稽古場で収録しました。

映像には入っていませんが、「今回の舞台は、同世代の歌手のみなさんがたくさん集まりました。今までと違った稽古場の雰囲気というか、自分の考えや思ったことを出し合って、切磋琢磨して作り上げています」と語っていた田崎。
アーティストたちが想いを寄せ合うことで構築されていく稽古場。1か月後の完成した舞台をどうぞお楽しみに!
▼公演詳細はこちらから
ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
 田崎尚美 出演日:11月24日(木)、27日(日)
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11/23(水・祝) 『ナクソス島のアリアドネ』プレミエ・キャンペーン!~ペア先着70組のお客様に、国産スパークリングワインをプレゼント

プレミエ公演を華やかにお迎えいただこうと、毎公演初日に実施しているプレミエ・キャンペーン。今年も、7月『フィガロの結婚』、9月『トリスタンとイゾルデ』では、バラの花を進呈させていただきました。
次回公演の11月『ナクソス島のアリアドネ』では、スパークリングワインをご用意いたします!

東京二期会オペラ劇場
◇◆◇ R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』プレミエ・キャンペーン ◆◇◆
201610_winesparkling.jpg 11月23日(水・祝)初日公演にご来場のお客様、ペア70組様に、「甲州 酵母の泡」ハーフボトルを1本プレゼントいたします。※限定70本受付先着順
「甲州 酵母の泡」は、甲州種ぶどうのみで造られた純国産のスパークリングワインです。
ワイン専門誌『ワインの王国』で、最高5つ星を獲得。
今年5月に開催された「伊勢志摩サミット」の会場でもセレクトされました。
日生劇場でオペラ鑑賞のあとは、どうぞお二人で乾杯を!
 ・受付場所:日生劇場 ピロティ (エントランス・ロビー)
 ・受付開始:16時15分のピロティ開場時より先着順で受付、引換券をお渡しいたします。
        終演後にワインとお引換えをいたします。
ariadne2016_campaign_thumb.jpg ■■■ 公演情報 ■■■
東京二期会オペラ劇場
《ライプツィヒ歌劇場との提携公演》
R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』
プロローグと1幕のオペラ・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2016年11月
     23日(水・祝) 17:00開演 <★プレミエ・キャンペーン実施日>
     24日(木) 14:00開演
     26日(土) 14:00開演
     27日(日) 14:00開演
    (各日とも 開場は開演の30分前/ピロティ開場は開演の45分前) 
会場:日生劇場
料金:S席15,000円、A席13,000円、B席9,000円、学生席2,000円
指揮:シモーネ・ヤング
演出:カロリーネ・グルーバー
管弦楽:東京交響楽団

▼公演情報ページはこちら
2016年11月公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
▼開演1時間前までご予約可能!

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今をときめくオペラ歌手が集結!11月『ナクソス島のアリアドネ』公演から ハルレキン:加耒 徹&近藤 圭 インタビュー

11月23日から日生劇場で開幕する『ナクソス島のアリアドネ』公演。今回の公演にも、ベテランから若手まで実力派の歌手が集結しています。
先日、『ナクソス島のアリアドネ』の音楽稽古(演技なしの音楽のみの稽古)でスタジオを訪れたハルレキン役の二人のバリトン、加耒 徹と近藤 圭にインタビューを行いました。

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加耒 徹
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近藤 圭

ハルレキンというよりも、イタリア語の「アルレッキーノ」と言われたほうがピンとくる方も、多いのではないでしょうか。『ナクソス島のアリアドネ』は、いろいろな意味でオペラの歴史が詰まった作品ですが、ハルレキンたちの登場でおわかりのように、イタリア伝統の仮面劇コメディア・デラルテの要素も取り入れられています。本来は幕間劇として演じられるコメディア・デラルテですが、オペラのパトロンの気まぐれな命令のせいで、真面目なオペラの本篇にそのキャラクターたちが登場することになった、というのが、『ナクソス島のアリアドネ』です。譬えとしては間違っていますが、「つるの恩返し」や「もも太郎」のような民話の世界にドラえもんやのび太君が入りこんで行ったりするのと、アイデアは近いような気がします。
さて、その喜劇チームのリーダー的存在が、ハルレキンです。加耒と近藤に、舞台にむけての意気込みを聞きました。

      *     *     *
加耒: 東京二期会オペラ劇場『ナクソス島のアリアドネ』ハルレキン役の加耒 徹です。
近藤: 同じくハルレキン役の近藤 圭です。
<ハルレキン役とは?>
加耒: オペラに出てくる4人の道化師がおりまして、中でも(ハルレキンは)お調子者というか、ひじょうに頭が良くて…
近藤: 『魔笛』のパパゲーノと、『フィガロの結婚』のフィガロを混ぜたような、楽しくて、陽気で、頭のいい…そういう役ですね。
加耒: フットワークが軽い感じですね。
近藤: ムードメーカーです。
加耒: (オペラの幕の)最初、孤独の島で、アリアドネが嘆いているのですけれども、(そこにハルレキンたちが)突然入ってくるのですね。みんなで慰めようよ、と。
オペラ・セリアの中から、ぽんと、喜劇の音楽と演技が出てくる。(そこが)私たちの役割かなあと思います。
<演出:カロリーネ・グルーバーについて>
近藤: カロリーネ・グルーバーさんは、実は2011年の、あれも日生劇場でしたけど、オペラ『ドン・ジョヴァンニ』のマゼット役で、彼女の演出でやらせていただいたのですけれど。彼女は、演出で「こうしろ、ああしろ」と動きのことは言わないのですけれど、何かそういうシチュエーションを作って、演じる者を本気にさせるといいますか、自動的に動いちゃう。そういう魔法のような演出をする、もう、僕の大、大尊敬する演出家です!
加耒: 楽しみですね。
近藤: 楽しみです。どういう演出になるか。
加耒: やっぱり、このオペラ自体が、演出によってガラッと色も変わるという作品なので。
もともと(ハルレキンは)道化師の陽気な音楽で書かれているので、どういう動きになるのかなあ、というのが楽しみですね。
<指揮:シモーネ・ヤングについて>
近藤: 実は、昨年まで、ドイツのハンブルクのほうで勉強していたのですけれど、そこのハンブルク州立歌劇場の音楽総監督がシモーネ・ヤングさんで。もういろいろオペラやコンサートを聴かせていただいたのですけれども、本当に魅力的、といいますか、指揮も踊るような感じで。
加耒: (大きくうなずく)
近藤: それでリハーサルとかも、すごい何回も見せていただいたりもしたのですけど…
(つづきは、動画でご覧ください)
▼<11/23公演プレミエ・キャンペーン開催決定!>公演詳細はこちらから
ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
 加耒 出演日:11月23日(水・祝)、26日(土)
 近藤 出演日:11月24日(木)、27日(日)
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

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【キャスト出演情報】『ナクソス島のアリアドネ』タイトルロール:ソプラノ林 正子
10/2(日)R.シュトラウス協会特別演奏会&10/19(水)みなとみらい・マチネに出演

『トリスタンとイゾルデ』に続くライプツィヒ歌劇場提携公演第2弾は、R.シュトラウスの名作『ナクソス島のアリアドネ』。11月23日(水・祝)より日生劇場にて上演いたします。
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 ライプツィヒ歌劇場でのプレミエ公演より
今年は、本作品のウィーンでの第2版初演からちょうど100年。記念すべき年に、指揮シモーネ・ヤング、演出カロリーネ・グルーバーを迎えてお贈りします。指揮、演出ともに女性となるオペラ公演は、二期会史上初です。

201609_simone_young.jpg 指揮
シモーネ・ヤング  
201609_caeoline_gruber.jpg 演出
カロリーネ・グル―バー

舞台の上でも、女性歌手の活躍が際立つ作品。メゾソプラノ演じる作曲家のリリックなモノローグ、コロラトゥーラの代表役のひとつツェルビネッタの超絶技巧、そしてラストの、リリック・ソプラノによるアリアドネの、バッカスとの情熱的な愛の二重唱…それぞれの主役にすばらしい歌が用意されていて、聴きどころ満載のオペラなのです!

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ソプラノ 林 正子
今日は『アリアドネ』のキャストから、タイトルロールで出演するソプラノ林 正子(11/23・26)が、本公演に先立ってR.シュトラウスに向き合うステージをご紹介します。

◆ひとつは、10月2日(日)18時30分、東京ドイツ文化センター内ホールでの日本リヒャルト・シュトラウス協会の第168回例会が、「林 正子特別演奏会」として催されます。
林は、シュトラウス初期の『8つの詩』と晩年の『4つの最後の歌』を演奏予定。一般の方も2,000円でご入場可能です。(学生1,000円 さらにお得なキャンペーンもあるそうです)。
■■■ 公演情報 ■■■
日本リヒャルト・シュトラウス協会
第168回例会 特別演奏会

日時:2016年10月2日(日) 18:30開演
   (18:10より会員総会あり)
会場:東京ドイツ文化会館内 OAGホール(青山一丁目)
料金:日本リヒャルト・シュトラウス協会会員 1,000円
   一般 2,000円、学生 1,000円
出演:林 正子(ソプラノ)、井出徳彦(ピアノ)
▼日本リヒャルト・シュトラウス協会 第168回例会特別演奏会 詳細はこちら
第168回例会 特別演奏会のお知らせ
●お申込・お問合せは
日本リヒャルトシュトラウス協会
TEL 03-3582-1266(平日13時~17時・不定休)
メールで問合せ

◆そしてもうひとつが、10月19日(水)、横浜みなとみらいホール小ホールでの「みなとみらい クラシック・マチネ~名手と楽しむヨコハマの午後~」に出演。
12時10分からの第1部と、14時30分からの第2部で構成されており、それぞれ「出発点」、「到達点」というテーマが付けられています。歌曲だけでなく、昨年演じた『ダナエの愛』からのモノローグも演奏予定とか。各部の入場料は1,000円で、両方セットで聴ける1日券1,800円という嬉しい価格ですが、すでに第1部は予定販売数が終了しているそうです。第2部にお急ぎください!
■■■ 公演情報 ■■■
みなとみらいクラシック・マチネ
林正子(ソプラノ)
~R.シュトラウス(1864~1949)創作の出発点と到達点~

日時:2016年10月19日(水)
   第1部 12:10開演(11:30開場)=予定販売数終了
   第2部 14:30開演(13:50開場)=発売中
   ※各部別プログラム・入れ替え制
会場:横浜みなとみらいホール 小ホール
料金:全席指定 各部1,000円
出演:林 正子(ソプラノ)、石野真穂(ピアノ)
▼みなとみらいクラシック・マチネ~林 正子 詳細はこちら
林正子(ソプラノ) ~R.シュトラウス(1864~1949)創作の出発点と到達点~ - 横浜みなとみらいホール
●ご予約・お問合せは
横浜みなとみらいホールチケットセンター
TEL 045-682-2000(10:00~18:00)
      *     *     *
2010年『サロメ』、昨年の『ダナエの愛』に続いての主演。今や二期会のシュトラウス・オペラ公演に欠かせないソプラノとなった林 正子を、この10月からどうぞご堪能ください!

▼林 正子の出演は23日と26日!『ナクソス島のアリアドネ』公演情報はこちら
2016年11月公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
 11月23日(水・祝)17:00、24日(木)14:00、26日(土)14:00、27日(日)14:00/日生劇場
▼『ナクソス島のアリアドネ』チケットのお求めはこちら
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

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9月20日(火):ソプラノ上田純子とバリトン近藤 圭が「ラリアンス・オペラ・コレクションwith二期会」に出演します~11月公演『ナクソス島のアリアドネ』キャスト・プレ・コンサート

本格フレンチと本格オペラの歌声で毎回ご好評をいただいている「ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会」。
12回目を迎える9月20日(火)は、11月公演『ナクソス島のアリアドネ』のキャストから、ソプラノ上田純子、バリトン近藤 圭が出演します!ピアノは松原裕子。
エコー役で11月23日・26日公演に出演予定の上田純子は、文化庁海外研修制度によりウェールズにて研鑽を積んだ期待のソプラノ。賞歴も多く、イタリア声楽コンコルソソプラノ特賞、第8回東京音楽コンクール声楽部門第1位などに輝いています。
また、ハレルキン役で24日・27日に出演予定の近藤 圭。毎週土曜日放送のBSフジ「レシピ・アン ~リゾートとオペラの出会い~ 」に出演しているので、ご存じの方も多いことでしょう。好評を得た2011年二期会『ドン・ジョヴァンニ』マゼット役につづいて、今回の『ナクソス島』でもカロリーネ・グルーバーの演出に挑みます。

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ソプラノ
上田純子
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バリトン
近藤 圭
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ピアノ
松原裕子

さて、今回のオペラ・コレクション。
秋の夜長にふさわしく、オペラの名曲に、夜、星、月にちなんだ曲を取り入れました。天井が高いレストラン・ラリアンスならではの豊かな音響で、夜空をご想像いただきながら、特別なディナーをお楽しみにください!
■■■ イベント情報 ■■■
《ラリアンス オペラ・コレクション with 二期会》
仲秋の夜を彩る、星月とオペラとフレンチと…

日時:2016年9月20日(火) 18:00開店
    第1ステージ 19:30~/第2ステージ 20:30~
    ※ご予約はお好きな時間で承ります
会場:神楽坂「ラリアンス」
    (「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
コースと料金:(ステージ・サービス料・税込)
    ・ムニュ"神楽"コース 8,500円~
    ・シェフ"大堀"コース 13,500円~
    ※ミュージックチャージ等の特別料金は一切かかりません
出演:上田純子(ソプラノ)、近藤 圭(バリトン)、松原裕子(ピアノ)
予定プログラム:
 第1ステージ
 ・プッチーニ 「太陽と愛」
 ・R.シュトラウス 「ひそやかな誘い」
 ・プッチーニ 『ラ・ボエーム』より 「私の名前はミミ」
 ・モーツァルト 『フィガロの結婚』より 「もう飛ぶまいぞこの蝶々」
 第2ステージ
 ・モーツァルト 『ドン・ジョヴァンニ』より 「シャンパンの歌」
 ・ドヴォルザーク 『ルサルカ』より 「月に寄せる歌」
 ・モーツァルト 『魔笛』より 「恋の痛みを知る人は」
▼詳細・ご予約・お問合せはこちらから
神楽坂ラリアンス
 東京都新宿区神楽坂2-11 TEL03-3269-0007
▼上田純子と近藤 圭が出演する『ナクソス島のアリアドネ』情報はこちら
2016年11月公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼『ナクソス島のアリアドネ』チケットのお求めはこちら
二期会チケットセンター TEL03−3796−1831

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【放送予定】9/4(日)&11(日)夜6時更新~インターネットラジオ番組「林田直樹のカフェ・フィガロ」でバスバリトン多田羅迪夫が深イイ話

ライプツィヒ歌劇場との提携公演、東京二期会11月R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』に執事長役で全日出演する多田羅迪夫。
本公演の演出カロリーネ・グル―バーとは、彼女の日本デビューとなった2005年の東京二期会A.ツェムリンスキー『フィレンツェの悲劇』に主演した時からの昵懇の仲。今回の『アリアドネ』について多田羅は、「1693年からの歴史がある欧州トップクラスのライプツィヒ歌劇場との提携公演。音楽も舞台も日本の聴衆を満足させるに足る充実のプロダクション。国際的に最も有名な女性指揮者、気鋭のシモーネ・ヤングの指揮とともに必ずや楽しんで頂ける公演になると自負しています。」と語っています。
多田羅自身は今回、演出家の希望もあり、ルネ・コロなども同役を務めている執事長役で全日出演。丁々発止のドイツ語の滑舌もなめらかに様々な国際プロダクションで蓄積した存在感を示してくれることでしょう。
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林田さん(左)と『ナクソス島のアリアドネ』のチラシを手にする多田羅
さて今回、多田羅は音楽ジャーナリストの林田直樹さんがお届けするクラシック音楽探求番組「林田直樹のカフェ・フィガロ」の収録に臨みました。番組の中では、思い出の演奏や自身の「第九」バリトンソロの聴き比べ(第2回目)、R.シューマン《リーダー・クライス》作品39から「月の夜」、J.ブラームス《甲斐なきセレナーデ》作品84からNo.4「ライン下流地方の民謡」等の演奏も流しながら、小澤征爾、故 朝比奈 隆、故 若杉 弘等の巨匠たちとの思い出や、音楽界の現在、未来についての汲めども尽きぬ興味深い話の数々を展開します。どうぞお楽しみに!

201609_tatara_michio_01.jpg ◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
林田直樹のカフェ・フィガロ
ゲスト 多田羅迪夫

放送局:ブルーレディオドットコム(インターネットラジオ放送)
放送更新日:
 (第1回)2016年9月4日(日) 夜6時
 (第2回)2016年9月11日(日) 夜6時
※無料会員登録をされるとバックナンバーが更新日より3ヶ月間、世界中でお聴き頂けます。
▼番組聴取、無料会員登録はこちらのページから
林田直樹のカフェ・フィガロ - カルチャー&エンターテイメント放送局 ブルーレディオドットコム

▼プロフィールはこちら
多田羅 迪夫 (タタラ ミチオ)|二期会アーティスト検索 - 二期会21

<多田羅迪夫 出演情報>
▼執事長役で全日出演!
ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
日時:2016年11月23日(水・祝)17:00/24日(木)14:00/26日(土)14:00/27日(日)14:00
会場:日生劇場
▼J.S.バッハ  「コーヒー・カンタータ」BWV211他がお聴き頂けます
二期会バッハ・バロック研究会15周年記念コンサート:バッハ&ペルゴレージ~心に響くバロックの調べ~ - 東京二期会
日時:2016年10月1日(土)13:30開演
会場:Hakuju Hall(白寿ホール)

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【メディア掲載情報】9月公演『トリスタンとイゾルデ』キャストが続々!
ブライアン・レジスターが「ぶらあぼ」に、福井 敬&横山恵子が「ハンナ」に登場

今月発行のクラシック音楽誌に、9月公演『トリスタンとイゾルデ』主役3人のインタビューがそれぞれ掲載されました。
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まずは、トリスタン役のテノール福井 敬とイゾルデ役の横山恵子が、揃って歌・合唱・オペラの専門誌「ハンナ」9月号に登場!
〈愛しのオペラ・キャラ!〉という特集で、それぞれテノール代表、ソプラノ代表としてご自身の愛するレパートリーを紹介しています。もちろんトリスタンとイゾルデ役についても。
同誌では、二人に加えて、次回『ナクソス島のアリアドネ』アリアドネ役で主演する、ソプラノ林 正子のインタビュー記事も掲載。11月のオペラ公演の前に出演する「みなとみらい クラシック・マチネ~名手と楽しみヨコハマの午後」をご紹介しています。こちらのコンサートもオール・リヒャルト・シュトラウス・プログラム。
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▼掲載記事のご案内はこちら
隔月刊 ハンナ
定期購読のお申込みもこちらからできます。
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そして、初来日となるブライアン・レジスターの日本初のインタビューは、クラシック音楽情報誌「ぶらあぼ」9月号に掲載されました!インターネット上では、電子書籍版「eぶらあぼ」で全文がお読みいただけます。
幼い頃からアカデミックに音楽に触れているうち次第に声楽の道が開かれ、ヘルデンテノールの才能が開花していった半生と、トリスタン役への洞察について語っています。
▼こちらからご覧いただけます
ぶらあぼ2016年9月号 - WEBぶらあぼ
余談ですが、東京に来たら稽古場での公用語(?)がまさかのドイツ語で驚いた!とか。
確かに、日本では(少なくとも二期会では)、イタリア・オペラのときの稽古場はイタリア語が、ドイツ・オペラではドイツ語が飛び交うことが多いですね。もしかして、こういう柔軟さも日本ならではのことなのでしょうか?
      *     *     *
さて、『トリスタンとイゾルデ』の魅力に迫るプレイベント、映画監督・深作健太が語る《二期会プレ・ソワレ》は、今週末28日(日)午後6時から幡ヶ谷アスピアホールにて開催!
第2幕の二重唱と名曲〈愛の死〉も、稽古場さながらの距離感でお聴きいただけます。
お席はまだありますので、どうぞお越しください!
▼詳しいごあんないはこちらの記事をご覧ください
9月公演『トリスタンとイゾルデ』二期会初演に向けて、プレ・イベント〈トーク&コンサート【90席限定!】〉を開催します! | 2016.8.8 - オペラの散歩道(二期会blog)

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8/4(木)メゾソプラノ杉山由紀の「トラストシティ・ランチタイムコンサート」
~11月公演『ナクソス島のアリアドネ』作曲家役に抜擢された逸材を聴く!

今年11月『ナクソス島のアリアドネ』で作曲家役をつとめるメゾソプラノ杉山由紀が、8月4日(木)「丸の内トラストシティ・ランチタイムコンサート」にソロ出演します! ピアノはリヒャルト・シュトラウスを得意とする朴令鈴です。
杉山は、武蔵野音大大学院時代に出場した全日本学生音楽コンクールで第1位。二期会オペラ研修所では、マスタークラスを最優秀の成績で修了した証として贈られる最優秀賞と川﨑静子賞に加えて、予科・本科・マスタークラスの3年間無遅刻無欠席の研修生に贈られる「所長賞」も受賞しました!
昨年の二期会ニューウェーブ・オペラ『ジューリオ・チェーザレ』タイトルロールでデビューを飾り、今回、東京二期会オペラ劇場でメゾの大役に挑みます。
そして、来週のソロ・コンサート。
杉山に話を聞きました。
――『ナクソス島のアリアドネ』の作曲家にむけて、今の心境と意気込みを。
杉山: 学生時代から憧れていたズボン役で、この度、二期会本公演でデビューさせていただけることをとても嬉しく思っております。憧れていた皆様方と同じ舞台に立てることを大変光栄に思うと同時に、緊張もしております。
2008年の二期会公演『ナクソス島のアリアドネ』を拝見させていただき、音楽に対して純粋な思いを寄せる作曲家役に心惹かれました。その思いを胸に一役入魂、全身全霊で頑張ります!
――「丸の内トラストシティ・ランチタイムコンサート」のプログラムについて。
杉山: ドイツ語で上演される『ナクソス島のアリアドネ』にちなみ、ドイツに留学した山田耕筰の日本歌曲とドイツリートから、おなじみの曲と私の好きな曲を。そしてオペラからは、イタリア・ドイツ・フランス語で歌われるズボン役のアリアを選曲致しました。
後半に『ナクソス島のアリアドネ』より「先生、お許しください」を演奏致します!皆様のご来場、お待ちしております。

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メゾソプラノ
杉山由紀
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ピアノ
朴令鈴

■■■ 公演情報 ■■■
森トラスト ランチタイムコンサート 丸の内トラストシティ
第256回 二期会シリーズ≪真夏に贈るオペラ・アリア≫

日時:2016年8月4日(木) 12:10開演
会場:丸の内トラストタワーN館 1Fエントランスロビー
    ・アクセス
料金:無料
出演:杉山由紀(メゾソプラノ)、朴令鈴(ピアノ)
演奏予定曲:
  山田耕筰 「鐘が鳴ります」「曼珠沙華」「この道」
  メンデルスゾーン 「歌の翼に」
  モーツァルト 「ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時」
  シューベルト 「糸を紡ぐグレートヒェン」
  グルック 『オルフェオとエウリディーチェ』より 「エウリディーチェを失って」
  モーツァルト 『フィガロの結婚』より 「恋とはどんなものかしら」
  シュトラウス 『ナクソス島のアリアドネ』より 「先生、お許しください!」
▼森トラスト ランチタイムコンサート 丸の内トラストシティの情報ページはこちら
丸の内トラストシティ|コンサートスケジュール|ランチタイムコンサート - 森トラスト株式会社
▼目標だった『ナクソス島』~杉山由紀の出演は、11月24日(木)と27日(日)
ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場

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8/1(月)は、11月『ナクソス島のアリアドネ』で二期会オペラデビューするテノール伊藤達人のディナーコンサート@アルテリーベ東京

東京二期会オペラ劇場にて、またひとり新進アーティストがデビューを飾ります。
テノール伊藤達人(いとう・たつんど)が、2016年11月公演『ナクソス島のアリアドネ』にプリゲッラ役で出演します。
伊藤は福島県出身。新国立劇場オペラ研修所第14期を修了し、2014年二期会に入会。『ナクソス島』はこれまでの歩みの節目に幾度か携わってきた演目で、新国立劇場オペラ研修所修了公演ではテノール歌手/バッカスを歌い、14年パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)ではスカラムッチョ役を演じてきました。
その本公演に先立って、伊藤の歌声をお聴きいただける機会があります!8月1日(月)のアルテリーベ東京(新橋)での月曜フレッシュコンサートに、伊藤がソロ出演いたします。
前半はさまざまな言語の歌曲に、後半は月曜フレッシュらしい有名なオペラアリア・ナンバーがならびました。30歳という若さながら持ち前の幅広いレパートリーを生かした選曲がなされています。

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テノール
伊藤達人
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ピアノ
矢崎貴子

プログラムと詳細はこちら!
■■■ 公演情報 ■■■
アルテリーベ東京 月曜フレッシュコンサート
テノール伊藤達人 夏の夜の音楽会

日時:2016年8月1日(月) 18:00開店
    第1ステージ 19:00頃/第2ステージ 20:00頃
会場:アルテリーベ東京(JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分)
料金:5,141円(ビュッフェ形式・飲み放題・音楽料込)
出演:伊藤達人(テノール)、矢崎貴子(ピアノ)
演奏予定曲:
 第1部【歌曲】
  R.シュトラウス 〈ひそやかな誘い〉〈万霊節〉
  團 伊玖磨 〈ひぐらし〉〈紫陽花〉
  サティ 〈あなたが欲しい〉
  トスティ 〈理想〉〈暁は光から〉
 第2部【オペラアリア】
  ヴェルディ『リゴレット』より 「女心の歌」
  グノー『ファウスト』より 「この清らかな住まい」
  プッチーニ『ラ・ボエーム』より 「冷たき手を」
  R.シュトラウス『ばらの騎士』より 「愛について堅くよろわれて」
  レハール『微笑みの国』より 「君よ我が心のすべて」
▼ご予約・アクセスはこちら
アルテリーベ東京 TEL 03-3519-7007
▼『アリアドネ』ブリゲッラ・伊藤の出演日は23日と26日!
ライプツィヒ歌劇場との提携公演 2016年11月R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
※チケット絶賛発売中!

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11月公演『ナクソス島のアリアドネ』キャスト・プレ・コンサート
~7月6日(水)ソプラノ廣森 彩とテノール吉田 連が「ラリアンス・オペラ・コレクションwith二期会」に出演します

いよいよ本日7月2日(土)より、チケット一般発売が始まりました、11月公演R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』。早速、本キャストによるプレ・コンサートのご紹介です。
7月6日(水)、神楽坂のフレンチ・レストラン「ラリアンス」で毎回ご好評いただいているイベント「ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会」に、11月『ナクソス島のアリアドネ』の本キャストから、ナヤーデ役の廣森 彩とスカラムッチョ役の吉田 連の二人が、出演致します!
二人は『ナクソス島のアリアドネ』本公演でも同日に共演予定。今回の公演が、廣森、吉田とも二度目の二期会オペラ出演です。廣森は2012年の二期会ニューウェーブ『子どもと魔法』お姫様役でデビュー。一方の吉田は、今年2月の『イル・トロヴァトーレ』使者役で東京文化会館の舞台に立ちました。
とりわけフレッシュな歌声は、爽快な夏のフレンチにぴったりのはず。
フランス料理に和食の様式を取り入れたラリアンスのオリジナルの「フランコ・ジャポネ」にちなんで、今回のプログラムから日本の歌も取り入れてみました。

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ソプラノ
廣森 彩
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テノール
吉田 連
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ピアノ
冨田実里

■■■ イベント情報 ■■■
《ラリアンス オペラ・コレクション with 二期会》
~オペラで味わうヨーロッパの夏、日本の夏~

日時:2016年7月6日(水) 18:00開店
    第1ステージ 19:30~/第2ステージ 20:30~
    ※ご予約はお好きな時間で承ります
会場:神楽坂「ラリアンス」
    (「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
コースと料金:(ステージ・サービス料・税込)
    ・ムニュ"神楽"コース 8,500円~
    ・シェフ"大堀"コース 13,500円~
    ※ミュージックチャージ等の特別料金は一切かかりません
出演:廣森 彩(ソプラノ)、吉田 連(テノール)、冨田実里(ピアノ)
予定プログラム:
 ☆第1部☆
  R.シュトラウス「セレナーデ」「私は漂う」
  A.ララ「グラナダ」
  C.A.ビクシオ「マリウ、愛の言葉を」
  〈日本の夏メドレー〉夏は来ぬ~茶摘み~村祭り~浜辺の歌
 ☆第2部☆
  C.グノー『ファウスト』より「私は夢に生きたい」
  G.ドニゼッティ『愛の妙薬』より「人知れぬ涙」
  F.レハール『メリー・ウィドー』より「高鳴る調べに」
▼詳細・ご予約・お問合せはこちらから
ラリアンスオペラコレクションwith二期会 ~オペラステージとレストンディナーのコラボレーション~|イベント - 神楽坂ラリアンス
 東京都新宿区神楽坂2-11 TEL03-3269-0007

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なお、最近のラリアンスと二期会とのコラボレーション企画としては、去る5月18日に「ワインとオペラを愛でる会」を開催。(左 写真4枚)
二期会オペラ7月公演『フィガロの結婚』から、ソプラノ加藤早紀、宍戸茉莉衣、アルト石井 藍、同9月公演『トリスタンとイゾルデ』から、テノール新海康仁、同11月公演『ナクソス島のアリアドネ』から、メゾソプラノ杉山由紀、バリトン野村光洋、松井永太郎の、総勢7名もの本キャストが出演しました。
ワインも料理もそして歌唱も、「アッサンブラージュ~アンサンブル」をテーマに、複数の葡萄の品種から作られたワインを口にしては、モーツァルト・オペラの重唱曲で耳を潤していただくという、豪華な一夜を演出いたしました。

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平成28年度(第27回)五島記念文化賞・オペラ新人賞にソプラノ髙橋 維~7月は『フィガロの結婚』スザンナに

二期会所属のソプラノ髙橋 維(たかはし ゆい)が、平成28年度(第27回)五島記念文化賞・オペラ新人賞を受賞!去る4月14日には、ザ・キャピトルホテル東急にて行われた贈呈式に出席しました。
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▼五島記念文化賞についてはこちら
五島記念文化賞 受賞者のご紹介 - 公益財団法人五島記念文化財団 The Gotoh Memorial Foundation
髙橋は、ルーキー・イヤーの昨年(2015年)から二期会オペラに立て続けに出演。デビューとなった5月二期会ニューウェーブ『ジューリオ・チェーザレ』クレオパトラ役に始まり、7月には宮本亜門演出『魔笛』夜の女王、11月にはオペレッタ『ウィーン気質』ペピと、そのいずれの舞台でも鮮烈な印象を残しています。
201606_takahashi_yui_01.jpg 『ジューリオ・チェーザレ』より
201606_takahashi_yui_02.jpg 『魔笛』より
201606_takahashi_yui_03.jpg 『ウィーン気質』より
そして、今回の受賞を受けて、2017年3月からは五島記念文化財団の助成によりウィーンにて研修をスタートさせます。
髙橋本人から、コメントを受け取りました。

201606_takahashi_yui_04.jpg ――受賞の感想をお願いします。
髙橋: このような栄えある賞をいただけたことを心から感謝しております。いつも応援してくださる方々のおかげでここまで来ることができました。お客様からもたくさんのお祝いの言葉をいただき、大変嬉しかったです。本当にありがとうございます。
研修開始まで精一杯国内で活動させていただきますので、たくさん聴いていただけたら幸いです。研修ビフォーアフターも注目していただけたらと思います(笑)
研修を経て、成長した姿をお見せしたい…!と今から意気込んでおります!
――研修地にウィーンを選んだ理由は?
髙橋: もともと大学院ではドイツリートを中心に研究していましたし、ドイツ語圏でリートやオペラを学べたらな…という思いがずっとありました。
今後身に付けたいレパートリーを考えて、ウィーンが良いのでは、という思いと音楽の都への憧れもあって、昨年実際に滞在したんです。そこで幸運にも良い先生に巡り合うことができたので、研修地に決めました。

そして、髙橋は今年もオペラの舞台が続きます。
まずは7月二期会『フィガロの結婚』スザンナ、続いて9月あいちトリエンナーレ『魔笛』夜の女王、11月二期会『ナクソス島のアリアドネ』のツェルビネッタと…いずれもウィーンにゆかりの深い作品に出演を予定しており、驚異のペースで昨年を凌ぐ大役に挑戦していきます!
『フィガロの結婚』スザンナにむけての意気込みはこちら!

どうぞ今年も髙橋 維をお観逃しなく!お聴き逃しなく!
▼スザンナ髙橋 維の出演は、7月16日と18日。ご期待ください!
2016年7月公演《二期会名作オペラ祭》W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』 - 東京二期会オペラ劇場
 ―各席種ともに残席が少なくなってまいりました。ご予約お急ぎください!

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「二期会の流儀」  オペラの制作現場からーその16

 オペラの制作なんてどの団体でも似たり寄ったりだろうと思われる方も多いでしょうが、様々なプロダクションで出演経験のある歌手に聞いてみると、それぞれ個性があるようです。
 最近公演した『ナクソス島のアリアドネ』のプロローグでは、勿論劇中のことで大げさに描かれてはいるのですが、高慢で自己主張の強いプリマドンナや、テノール歌手が現れ、音楽教師や作曲家と丁々発止のやりとりが行われ、笑ってしまいます。多くのイタリアオペラでは、少数のスター歌手のアリアで全てが決まってしまうようなところがあるため、主役が特別待遇ということもあるでしょう。
 ご承知のように二期会の自主公演は出演資格を原則として二期会会員(準会員を含む)に限定しています。ですから、オーディションでの熾烈な競争があったにせよ、選ばれた歌手達は稽古場では皆対等です。最近の公演では、ドラマを重視する演出家が厳しい注文を出すのが当たり前になっているだけに、主役だからといってうかうかできません。1か月以上続く長丁場の稽古で、若手歌手達は自分たちと同じ目線で頑張る先輩の姿を見て、稽古に対する姿勢を学んでいきます。
 つまり、このチームワークの良さが《二期会の流儀》といえるでしょう。アンサンブルの良さということもできるでしょう。海外から参加する演出家や指揮者にもこのような現場の空気はすぐ分かるようです。例えばダブルキャストの稽古でも、チーム交代の休憩時間に次チームに今習った動作を申し送りする光景を見て、彼らは一様に、「休憩中に稽古をするなんて!」と驚き、「ダブルキャストで1か月の稽古では無理!」と断言していた演出家も、稽古終盤に向かってどんどん上がっていく歌手達のテンションをみて、公演のあとには「また一緒にやりたい」という発言になっていきます。
 『皇帝ティトの慈悲』に続いてコンヴィチュニーとともに『エフゲニー・オネーギン』を制作することになったのも、このような経験抜きには語ることができません。洋の東西を問わず、芸術家同士の真剣勝負は多くの果実を生みます。それがやがて歌手達自身の、そしてグループ全体の血肉となって進化していくのだと思わずにはいられません。(常務理事 中山欽吾)

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アリアドネの歓び、ツェルビネッタの輝き

東京二期会オペラ劇場『ナクソス島のアリアドネ』、6月26日(木)から29日(日)まで4日間の公演の幕が下りました。
ご来場ありがとうございました。
●公演ギャラリー●・・・2日目の公演から 撮影:三枝近志
(画像をクリックすると拡大表示されます)

横山恵子の風格にあふれるプリマドンナぶり 
左はテノール歌手(青柳素晴) 後ろにエコー(谷原めぐみ) 右はナヤーデ(吉村美樹)


作曲家 小林由佳は、今回が二期会オペラデビュー。才能あふれる青年作曲家を溌剌と演じました。


ベテラン田辺とおるが演じるちょっと意地悪な執事。(右は初鹿野剛が演じる音楽教師)


きらきらと輝く安井陽子のツェルビネッタ。仕草、眼差し、微笑み、すべてがツェルビネッタそのもの。大アリア「偉大なる王女様」は、高音の跳躍が続き、技巧的にも非常に難しい曲。1人舞台は10分以上ありますが、跳ねるように、嬉しそうに歌うツェルビネッタに客席は魅了され、息をのみます。満場の喝采!!


ツェルビネッタとその仲間の道化たち
安井陽子との息もぴったり。アンサンブルの出来は公演全体の印象を左右しますが、ダンスも相まって、客席からは笑いも!


アリアドネを守るエコーたち、この衣裳は、動いた時に、羽根の飾りがゆれてとても美しい。


艶やかなアリアドネ(横山恵子)に応える柔らかく甘いバッカスの声(青柳素晴)。シュトラウスならではの、音の波に浸る幸せ。

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夢の架け橋 ─ 鵜山仁演出『ナクソス島のアリアドネ』開幕

ウィーンのあるお屋敷で、『ナクソス島のアリアドネ』が上演される・・・
そんな設定で幕が開けるR.Straussのオペラ『ナクソス島のアリアドネ』。
芸術至上主義の気位の高いオペラ組と、臨機応変、芸達者揃いの踊り子、道化組。
オペラとコミックと同時に上演するハメになった。舞台上で、舞台が演じられる、劇中劇の中で、見せる役者たちの素顔や本音。R.シュトラウスならではの流麗さと軽やかさの中に、どちらが現実の舞台で、どちらが演じられている舞台か、混乱していく面白さ。
ラルフ・ワイケルト氏が、熟知したシュトラウスの音楽を巧みに操る中、演出鵜山仁が仕組んだ、人間のドラマが描かれます。
劇中の劇、を見る皆様は、劇の中のお客様、
二つの世界の架け橋を、是非、観にきてください。
≪公演の模様(撮影:鍔山英次)≫
アリアドネを慰める道化とツェルビネッタたち。中央が涙にくれるアリアドネ(佐々木典子)
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自由、素直さ、可憐なきらめきが、音楽にも台詞にも凝縮された難役ツェルビネッタを、見事に幸田浩子が体現。
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最後は、高橋淳のバッカス登場で大団円。
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初日のカーテンコール
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『ナクソス島のアリアドネ』公演詳細ページをみる

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『ナクソス島のアリアドネ』いよいよ初日!
公演タイムテーブルと当日券販売予定のご案内

東京二期会オペラ劇場2008年6月公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』の公演が迫りました。
当日の公演タイムテーブルと当日券販売予定を次の通りご案内いたします。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

6月26日(木)
6月27日(金)
6月28日(土)
6月29日(日)
当日券販売開始
17:00~
17:30~
12:30~
12:30~
販売予定券種
S,A,B,C,D
S,A,B,C
S,A,B,C
S,A,B,C,D
開場
17:30
18:00
13:00
13:00
開演
18:30
19:00
14:00
14:00
プロローグ
約45分
休憩予定時刻
19:15~19:35
19:45~20:05
14:45~15:05
14:45~15:05
オペラ
約85分
終演予定
21:00
21:30
16:30
16:30

※当日の販売状況により、券種によっては販売終了となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※公演タイムテーブルは、当日の進行によりずれる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
『ナクソス島のアリアドネ』公演詳細ページをみる

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6月公演『ナクソス島のアリアドネ』残席状況

東京二期会オペラ劇場6月公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』の公演が目前に迫りました。
現在の残席状況は次の通りとなっております。
6月24日現在

6月26日(木)
18:30
6月27日(金)
19:00
6月28日(土)
14:00
6月29日(日)
14:00
S席
A席
B席
C席
D席


凡例 ◎…100以上 ○…50~99 △…25~49
   ▲…10~24  ●…1~9   ×…予定販売数終了

お座席によっては販売終了となることがございます。ご希望のお座席は、お早めにお求めください!
チケットのお申込は 電話03-3796-1831 ファクス03-3796-4710

『ナクソス島のアリアドネ』公演詳細ページをみる

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『ナクソス島のアリアドネ』稽古場から

しとしと雨降りが多い6月ですが、稽古場にはカラッと晴れたナクソス島のビーチが出現。キャストたちは、思い思いにストレッチをしたり、楽譜を確認したり、久しぶりの共演となる顔ぶれもあって、よい雰囲気の中、稽古が進められています。
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『ナクソス島のアリアドネ』は、“劇中劇”が鍵となる設定ですから、出演する歌手たちは、オペラの中では“役者”を演じます。さらに、劇中の“劇”が始まる前の場面では、“演じていない役者”を演じるわけです。何だか鏡の中の鏡、みたいです。
R.Straussは、作曲家、指揮者として、歌劇場に日常的に出入りしていました。気位の高い女優や、プリマドンナ、テノール歌手・・・戯画化しつつ本音も交え、「ナクソス島のアリアドネ」が書かれました。寓意、洞察、暗示、裏にも表にも仕掛けがあり、鵜山氏の緻密な演出が注目されます。指揮者のラルフ・ワイケルト氏も稽古場に姿を見せました。いよいよ公演に向け、期待が高まります。(担A.M)
P6070031.JPG エコー(妖精たち)
P6070053.JPG 犬の縫いぐるみの登場シーンは?
zerb.jpg ツェルビネッタはパラソルの下・・・
『ナクソス島のアリアドネ』公演情報 - 東京二期会オペラ劇場

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飯塚新人音楽コンクール入賞者速報

去る6月8日に福岡県飯塚市で開催された飯塚新人音楽コンクールにおいて、真野路津紀(ソプラノ会員)が第1位、谷原めぐみ(同)が第3位にそれぞれ入賞いたしました。
尚、第3位の谷原めぐみは東京二期会オペラ劇場2008年6月公演『ナクソス島のアリアドネ』にエコー役で出演予定です。
写真:真野路津紀(左)と谷原めぐみ
   会場の飯塚市文化会館イイヅカコスモスコモンにて
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飯塚新人音楽コンクール - 飯塚文化連盟
『ナクソス島のアリアドネ』公演情報 - 東京二期会オペラ劇場

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「コンラッド東京」タイアップ宿泊プラン
“オペラ ナイト”『ナクソス島のアリアドネ』のごあんない

前回、昨年11月公演『天国と地獄』で好評につき完売となりました「コンラッド東京」とのタイアップ宿泊プラン“オペラ ナイト”を、6月公演R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』においてもご用意いたしました。
『ナクソス島のアリアドネ』のご鑑賞と、「コンラッド東京」ガーデンスイートをペアでご利用できる“限定”宿泊プランです。
期日は6月27日(金)・28日(土)・29日(日)の3日間、1日3室限定となっております。
オペラをお楽しみいただいた後は、東京ベイを一望できるガーデンスイートでお寛ぎください。
conrad_tokyo_logo.gifプラン詳細はこちらをご覧ください
コンラッド東京 webサイト

東京二期会オペラ劇場『ナクソス島のアリアドネ』公演詳細

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『ナクソス島のアリアドネ』立ち稽古始まる

%E3%83%8A%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%82%B9%E7%A8%BD%E5%8F%A42.jpg この5月28日、待望の立ち稽古が始まりました。演出の鵜山仁氏は新国立劇場の演劇部門芸術監督の多忙なスケジュールの中を、これから公演の始まる6月26日に向けて、満を持して新演出に取り組みます。
 この日、稽古に先立って関係者が芸能花伝舎稽古場に集合、出席者の紹介、栗林理事長からの挨拶に続いて、演出家の挨拶があり、2005年の『メリー・ウィドー』以来久しぶりに二期会オペラの装置を担当する堀尾幸夫氏から舞台装置の説明、二期会初登場の衣裳美術家原まさみ氏から衣裳の説明などと続き、両キャストの見守る中を早速一幕から稽古が始まりました。
 稽古場には実物大の装置のモックアップが組み立てられ、このオペラの劇中劇という条件を、いかに東京文化会館で再現するのか、これから演出家とプランナーの秘策が徐々に明らかにされていくことになります。写真は左から演出助手の澤田氏、演出家の鵜山氏、作曲家役の谷口、小林の両氏。

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音楽現代6月号 佐々木典子&幸田浩子対談が掲載されました

いよいよ来月に迫った『ナクソス島のアリアドネ』。現在発売中の雑誌「音楽現代」2008年6月号に掲載されたインタビュー記事でプリマドンナを歌う佐々木典子と、ツェルビネッタの幸田浩子が、批評家 岸純信氏を迎えてR.Strauss作品の魅力を語っています。
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佐々木典子
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幸田浩子
佐々木と幸田は2月にびわ湖ホールで、そして3月に神奈川県民ホールで、不朽の名作『ばらの騎士』に出演したばかり。アンドレアス・ホモキの演出で白と黒のコントラストの効いた緊張感のある舞台が印象的でしたが、沼尻竜典氏の熱い指揮もあいまって、非常に高い評価を受けた公演でした。二人は2003年にギュンター・クレーマーの『ばら』にも出演しています。
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大きな話題を呼んだ『ばらの騎士』
沼尻竜典指揮・A.ホモキ演出
2008年2月びわ湖ホールにて
近年、演奏の出来だけでなく、とみに演出が話題になることもあって、歌い手に対する演技の要求度は年々高くなっていく、といった話から、優秀な演出家との共同作業によって創り上げていく舞台は、自身を高めるきっかけになる、と公演に向け意欲的です。
佐々木がウィーン市立歌劇場で経験した『ナクソス島のアリアドネ』の舞台裏話を語れば、幸田もフォルクス・オーパーで子供たちが、目を輝かせて見る『魔笛』や『ヘンゼルとグレーテル』の楽しさを。また夜には、大人が優雅に着飾って集うウィーンの劇場には、まさに『ナクソス島』そのままの社交界が今も息づいている、と。
4月から5月にかけて散歩を楽しむウィーンの公園の、ライラックの香りを懐かしむ二人は、半分はウィーンっ子なのかも知れません。

インタビューの内容は、現在発売中の「音楽現代」6月号を是非ご覧ください!

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「原語上演」  オペラの制作現場からーその11

 オペラを作ると言っても大変な時間と手数がかかります。今回はその歌詞についてお話ししましょう。歌手達は出演が決まればそのプロダクションで指定されている楽譜の譜読みから始め、やがてコレペティトゥアによる音楽稽古に続いて、複数の出演者達によるアンサンブル音楽稽古まで済ませた時点で立ち稽古に移ります。この段階で音楽と歌詞が頭に入っていることが要求されます。
 昔の二期会公演だと日本語訳詞上演が普通でしたから、自分の歌う歌詞も、相手役の歌っている内容も分かりましたが、1986年頃から字幕付き原語上演が増えて行くにつれて、原語指導が必要となってきました。オペラ歌手を目指す人たちにとっては、イタリア語、ドイツ語は上演頻度が高いためにある程度基礎的な素養が付いてきますし、特定の国のオペラを歌うために平素からその国の言葉を勉強している歌手もいます。しかし、それ以外は公演の都度覚えて歌わなければなりません。オペラがドラマである以上相手役の歌っている内容を理解しなければ、その歌に対する自分の反応を返すことはできませんから、何語で歌うにせよドラマの内容理解を深めることは演技を深めていく前提となるわけです。
 今年度に予定している二期会オペラをみると、『ナクソス島のアリアドネ』はドイツ語、『エフゲニー・オネーギン』はロシヤ語、日生劇場共催公演『マクロプロスの事』はチェコ語、『ラ・トラヴィアータ』はイタリア語と4本全て使用言語が異なるという大変なことになっています。勿論専門家による原語指導をつけますが、単なる会話と歌う場合のイントネーションや発音の強調などは異なるので、人選は誰でもネイティブであれば良いとは言えないのが苦労するところです。譜読みの前に歌詞の発音とその意味の理解をコーチについて行い、音楽稽古の段階で歌い回し(ディクション)を修正して、初めて立ち稽古に臨みます。
 一人で演奏するのと違い、大勢の出演者達のレベルを合わせ有機的な結びつきを強めることで、初めて素晴らしい舞台が出来上がることを思えば、この「仕込み」ともいえる事前の準備が、公演の質を高めるために不可欠のステップだとお分かり頂けると思います。(常務理事 中山欽吾)

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「演目を決める」 オペラの制作現場からーその8

 オペラ団体が演目を決めるのは、その団体の性格や方向性を示す上で重要なステップです。例えば〈イタリアオペラの藤原歌劇団〉に対して〈ドイツオペラの二期会〉というのが二期会に貼られてきたレッテルですね。
 今年に入って、『ワルキューレ』に続いて、6月の『ナクソス島のアリアドネ』、自主公演ではありませんが、びわ湖ホール神奈川県民ホールとの共催公演『ばらの騎士』まで含めるとドイツオペラが3本続くので、「やっぱり!」といわれそうです。そこで実際はどうかと調べてみました。
 まず藤原歌劇団ですが、藤原義江引退後の1964年以降2005年までのデータをみると、イタリア約78%、フランス約11%、その他11%(内モーツアルト6%)と、文字通り〈イタリアオペラの藤原〉です。創立以来のデータもほぼ同様です。
 一方、二期会はどうかというと、モーツァルトを含むドイツオペラが40%(純ドイツ20%+モーツァルト20%)、次いでイタリアオペラが27%、あとはジャンルとして見たオペレッタ12%、フランス、日本が各8%、英米、ロシア、東欧を合わせて5%となります。イタリアオペラではヴェルディの『オテロ』や『マクベス』など日本初演が7本(委託制作や研究生卒業公演も含む)もありますから、むしろオールラウンダーといった方が当たっています。
 二期会では芸術監督制をとらず、委員会で芸術上の狙いや観客の開拓など色々な角度から論議を重ね、およそ3年先までの演目、演出家、指揮者などを決めています。このような中・長期レベルでの計画は、創立50周年記念公演の立案を始めた1999年頃から意識して行うようになり、2001年から3年間で9本の記念オペラを上演しました。その後毎年、計画のローリングを行っています。
 芸術の世界で合議制というのは奇異に感じられるかもしれませんが、今年度のラインナップを始め、年間4〜5本の公演を続けてきたこの10年を振り返ってみると、「二期会オペラ」の方向性が決してドイツオペラ偏重ではないことがお分かり頂けると思います。(常務理事 中山欽吾)

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第七回藤沢オペラコンクール本選結果
バリトン初鹿野 剛が第一位受賞

2008年3月13日から20日まで6日間に渡って神奈川県藤沢市で開催された、第七回藤沢オペラコンクール(神奈川県藤沢市他主催・日本演奏連盟後援)において、バリトン会員の初鹿野 剛(はつかの たけし)が第1位並びに福永賞、同じくバリトン会員の友清 崇(ともきよ たかし)が第2位を受賞しました。
このコンクールは1992年から隔年開催され、今回が7回目。若手声楽家にとってはまさにオペラ界への登竜門となるコンクールで、これまでの入賞者らの国内外における活躍は言うまでもありません。
20日(木)に開催された本選には12人の若き声楽家たちが出場。二期会からは初鹿野、友清の他に真野路津紀(ソプラノ会員・入選)、安井陽子(ソプラノ会員・入選)、大沼 徹(二期会オペラ研修所第51期研修生・奨励賞)、堀 万理絵(二期会オペラ研修所第51期研修生・入選)がそれぞれ受賞致しました。
尚、受賞記念演奏会は6月1日(日)15時から藤沢市民会館大ホールにて、ゲストにテノールの福井 敬、本コンクール前回第一位の日比野 幸を迎えて開催されます。
以下はコンクール本選結果です。
第一位:初鹿野 剛
第二位:友清 崇
第三位:藤岡弦太
奨励賞:大沼 徹、中島郁子、岡田尚之
入選:真野路津紀、清水理恵、安井陽子、小野和歌子、堀 万理絵、小川里美
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受賞者のみなさん(前列)
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左から、(第二位)友清 崇、(第一位)初鹿野 剛、(第三位)藤岡弦太さん
*尚、東京二期会6月公演『ナクソス島のアリアドネ』に初鹿野 剛は音楽教師役で、安井陽子はツェルビネッタ役で出演予定です。
第七回藤沢オペラコンクール - 財団法人藤沢市芸術文化振興財団
『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場2008年6月公演
はつかのたけしについて。 - 初鹿野剛のblog

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はちきん谷口睦美、地元高知新聞で特集されました!

来たる6月の東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』に作曲家役で出演が決まっているメゾ・ソプラノの谷口睦美が地元高知の新聞に登場しまた。
谷口の素顔の一端を窺えるインタビュー内容になっています。
是非ご覧下さい。
新聞掲載記事■はちきん歌姫夢は世界 オペラ界新星・谷口さん − 高知新聞
※「はちきん」とは、土佐の言葉で、陽気ではつらつとした女性の様子を表します。
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2006年4月東京二期会オペラ劇場『皇帝ティトの慈悲』
「セスト」役に扮する谷口(中央)

[谷口睦美 今後の主な出演予定](演奏会名をクリックすると詳細がご覧頂けます)
■2008年6月26日(木)・28日(土) 東京二期会オペラ劇場
 『ナクソス島のアリアドネ
待望の二期会ゴールデンコンサートに今秋出演決定。
真価を披露します!
■2008年11月1日(土)16:00 二期会ゴールデンコンサートVol.23
 谷口睦美「豊穣-晩秋に味わう深く濃い音楽の恵み」
指揮者のユベール・スダーン氏に抜擢され、この春、東京交響楽団の下記2公演に出演いたします。
■2008年3月22日(土)18:00 東京交響楽団
 第554回 定期演奏会(サントリーホール) ・・・チケットは完売いたしました
 演奏曲;モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 K.427
■2008年4月9日(水)19:00 東京交響楽団
 東京交響楽団オープニング・ナイト(サントリーホール)
 演奏曲;シューベルト:「魔王」
      シューベルト:「キプロスの女王ロザムンデ」よりロマンス“満月は輝き”

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続々登場の歌い手達! オペラの制作現場からーその4

『ワルキューレ』、『ばらの騎士』という二つの代表的なドイツオペラを並行して制作した今回の公演は、何れもお客様から熱いご支持を頂くことができました。立ち稽古は何れも2か月近くに及びましたが、当初海外から招いた二人の演出家ともに、この期間でダブルキャストを仕上げるのは不可能と首を傾けていました。
しかし、幸いにもそれは杞憂に過ぎず、むしろ日本人歌手達の能力を強く印象づける結果となったのです。中でも『ワルキューレ』で二期会オペラデビューを果たした歌手は10名、何れもオーディションで選ばれ立派に舞台を務めてくれました。
実はこの時期、新国立劇場でも山田耕筰作曲の『黒船』の制作が行われていて、そこにも十数名の二期会会員が出演していました。6月にはR.シュトラウス作曲の『ナクソス島のアリアドネ』の公演が行われますが、キャストの過半はこれらの三作と重なっていません。
このように我が国を代表するレベルの公演に出演できる歌手達が続々と育ってきたのは、日本人の肉体的条件の向上、オペラ研修所の充実、音楽稽古から立ち稽古に至る長期間の充実した稽古、出演者同士のチームワーク、など幾つもの要素が重なった結果です。
歌手は舞台経験を踏む毎にジャンプするように実力が上がるのですが、長い制作期間を通じて、海外や新国立劇場で活躍する先輩歌手と一緒に過ごした濃密な時間そのものが、若い歌手達にとって何よりの刺激となったことも確かです。
我々制作を担当するものにとっては、どうすれば舞台経験を増やすことができるかが問われており、年間の制作本数や、演目毎の公演回数を何とか増加させようと決意を新たにしているところです。(常務理事 中山欽吾)

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