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9月プッチーニ〈三部作〉:キャストから登場人物紹介『ジャンニ・スキッキ』編~ドナーティ家の遺族たちを「攻略」すると、面白さは100倍に!

プッチーニが生涯最後に書き下ろしたオペラが、中世のフィレンツェを舞台にした喜劇『ジャンニ・スキッキ』です(『トゥーランドット』は絶筆作)。大富豪ドナーティ一族によるドタバタの遺産相続紛争を、成金ジャンニ・スキッキが狡猾な知恵で蹴散らし、家柄をこえて愛しあった若いラウレッタとリヌッチョが結ばれます。
1幕もののわりに登場人物の多いオペラですが、それぞれの思惑を持ち合わせた遺族たちの個性が見えてくると、面白さは倍増どころか100倍に!
それでは各キャストからのメッセージをどうぞ。

<ジャンニ・スキッキ>
今井俊輔(7日・9日)「ジャンニ・スキッキは、フィレンツェの知恵者で、ラウレッタの父親です。頭の回転が早く、カリスマ性もあります。また、成り上がり者でもあるので、大富豪のブオーゾ・ドナーティ一族からは嫌われています。娘のラウレッタを溺愛していて、娘のためならどんなことでもしてしまうのではないか、という子煩悩の親父です」
上江隼人(6日・8日)「イタリアのお父さんのイメージと重なりますね(笑) ジャンニ・スキッキのキャラクターは、ダンテの「神曲」地獄編に出てきます。他人の遺言書を書き換えて財産を自分のものにしたことで地獄に落ちた、と書かれています。
この地獄落ちのキャラクターをプッチーニは最後の天国の音楽の中に登場させます。プッチーニの集大成、〈三部作〉、是非、聴きに来て下さい」
<ラウレッタ>
新垣有希子(6日・8日)「ラウレッタはジャンニ・スキッキの愛娘。とても大切に育てられましたことはオペラの中でもよくわかります。敵対しているドナーティ家との確執も、娘の幸せ(ドナーティ家の若者リヌッチョとの結婚を認める)のために覆してしまうのですから。
有名なアリア「私のお父さん」の他、親戚たちの人間的なやりとりや駆け引きが音楽でうまく描かれている所がものすごく好きです。お稽古場でもいつも笑わせてもらっています!お楽しみに!」
舟橋千尋(7日・9日)「ラウレッタを演じます。父譲りなのか、周りの状況をみて瞬時に対応出来る、賢い女性です。今回の演出では、ラウレッタの置かれている状況が、一風変わったものになっていますので、そこにもご注目ください」
<リヌッチョ>
前川健生(7日・9日)「リヌッチョはフィレンツェの大富豪ブオーゾの甥っ子で、またジャンニ・スキッキの娘ラウレッタと恋仲でもあります。リヌッチョ自身もブオーゾの遺産は必要としているのですが、彼の場合、ラウレッタと結婚するためにお金がほしいのです」
新海康仁(6日・8日)「彼も他の親戚と同じくブオーゾ・ドナーティの血筋を引く人。したたかな面も持ち合わせていると思っています。彼のアリアは、歌詞のなかにフィレンツェの有名な場所、人が出てきて、音楽も耳に残る、まるで町のPRソングです。そして、ジャンニ・スキッキとラウレッタが登場して若い二人が引き裂かれそうになるアンサンブルも聴きどころです」
前川 「ドナーティ家が全員歌っているときにリヌッチョだけが歌ってないことが多く、足並みが揃っていないことが多いです。このオペラは全編を通してコミカルなものですが、リヌッチョが歌うと突然メロドラマっぽくなるシーンがいくつかあり、彼だけちょっと空気が読めていない(?)ところがあり、まさに私にピッタリの役です(笑)
また、思ったことはバシッという正義感に溢れている人物で、快活としたところがとても魅力的です」
<ツィータ>
与田朝子(7日・9日)「大金持ちブオーゾのいとこの役です。ブオーゾの遺産をめぐって親戚たちが欲望をぶつけあいます」
中島郁子(6日・8日)「ツィータは、亡くなったブオーゾ・ドナーティの従妹で、リヌッチョの伯母。60歳の独身女性。彼女は、とにかくジャンニ・スキッキの事が大嫌い!リヌッチョとラウレッタの結婚には大反対です。そんな彼女ですが、ブオーゾの遺言書の書き換えをうまくやってくれそうなスキッキに、親族達と共に全てを託すことを決めます。
ジャンニ・スキッキが現れた場面でのツィータの怒る様(四重唱)、その後、スキッキに遺産をたくさん分けてもらえるようにと彼に取り入り、彼を褒め称える様(三重唱)など、音楽の聴きどころ、観どころもたくさんあります」
<ゲラルド>
児玉和弘(6日・8日)「ドナーティ家の一人で他の親族同様に自分のことばかりを考えています。ゲラルドは親戚一同によるアンサンブルとしてドナーティ家のバラバラさであったり纏まりであったりが多く、聴きどころのひとつになっています」
新津耕平(7日・9日)「大富豪ブオーゾの甥です。妻がネッラ、息子がゲラルディーノです。他の親族と同じく遺産を狙っています。妻の尻に敷かれています。素直で秘密は隠せません」
<ネッラ>
小松崎 綾(6日・8日)「ネッラは、ゲラルドの妻です。7歳になる息子ゲラルディーノがいますが、欲深く、息子の動向よりもブオーゾの遺産が気になって仕方がありません。一番聴いて頂きたいのは、物語後半に女性3人でジャンニ・スキッキをブオーゾに変装させるシーンで歌われる三重唱です。
“少しでも多く遺産を手に入れよう”という皆の下衆な思惑と、プッチーニらしい美しいメロディーとのギャップが面白いです」
鈴木麻里子(7日・9日)「最初は、他の親族に圧倒され気遅れしていますが、次第により多くの遺産を手にするために大胆になっていきます。ブオーゾの遺産を賭けて、ジャンニ・スキッキに対抗する親族一同のチームワークが見どころです!」
<ベット>
大川 博(6日・8日)「ベットはブオーゾの義兄弟で、貧しく、汚い格好、年齢不詳となっています。何とも怪しさが漂う役だと思います。多額の遺産が修道院に寄付されるという噂を聞きつけ、遺産を巡るドタバタ劇に発展させる、ちょっとしたキーマンでもあります」
原田 圭(7日・9日)「謎多きベットですが、僕はどこか憎めない、面白い人物だと思っています。亡くなったブオーゾの義理の弟ということになっていますが、この人、実は何者かわかりません。もっと言えば親族であるかどうかも疑わしいし、年齢も不詳、まさに謎だらけの人物です」
<シモーネ>亡くなったブオーゾの従兄弟。
清水那由太(6日・8日)「強欲な一族の最年長で、今回は体にもガタがきています。
そう目立つ類の役ではないのですが、要所要所の一族を代表した主張などが皆様の印象残ればと思います」
北川辰彦(7日・9日)「シモーネはおじいちゃん。13世紀末(日本だと鎌倉時代)に70歳まで生きるというのはなかなかの長寿ですね。フィレンツェの郊外の小さな市の市長までしたけど、今は皆に敬われてるのか、厭われてるのか・・・・・・長生きするしぶとさも、市長になる知恵も、力もあったのに、老いたということがどれだけ影響を及ぼすか」
<マルコ>
小林啓倫(7日・9日)「マルコは、シモーネの息子、45歳、バリトン、となっています。親族は皆お金に汚く、貪欲で、見栄っ張りで、互いにいがみ合っていますが、マルコは何かあればすぐに年老いた父であるシモーネに助けを求めたり、妻のチェスカが金と色気でスキッキを籠絡する時も任せっきりにしています。何でも人任せにして人のせいにするマルコ。
人間の嫌な部分を一身に背負う親戚一同、その中でもマルコは「他力本願、無責任、漠然とした不平不満を持つ人」の象徴として、精一杯嫌な人間を演じさせて頂きたいと思います」
小林大祐(6日・8日)「マルコの音楽を見てみると、親族の中で一人だけ違う音を歌ったり違う歌詞を歌ったりしていて、そういう所をうまくキャラクターにも活かしたいと思います。愛すべきマルコ、お楽しみに!」
<チェスカ>
塩崎めぐみ(6日・8日)「チェスカは、マルコの妻です。シモーネは義理の父になります。今回の演出では、チェスカはとにかく「見栄っ張り」と事あるごとに言われています。ドナーティ家の親戚一同は、皆、決して良い人間とは言い難いのですが、なぜか憎めないキャラクターばかりです。そんなチェスカを演じるのは、本当に楽しいです。皆様にも楽しんで頂けると嬉しいです!」
小林紗季子(7日・9日)「義父シモーネと夫マルコに遺産を少しでも多くもらってもらうために奮闘します。シモーネが沢山もらえたらいつかはマルコとチェスカのものになるわけですし(笑)。とても有名なこのオペラですが悲劇の2作品を観ていただいた後に笑っていただけるように頑張りたいと思います。私はフィレンツェに留学をしていたので所々にフィレンツェらしい言い回しもあるのでクスッと笑えて楽しいです。今回私は3作すべてで歌わせていただき、メゾはどうしても年上の役が多いのでチェスカは若い女性なので楽しみたいと思います」
<スピネロッチョ>
倉本晋児(6日・8日)「お医者さんの役です。プライドが高いが、間抜けで、(亡くなったはずの)ブオーゾが元気だと勘違いして、自分の腕とボローニャ大学の偉大さを誇って帰っていきます」
後藤春馬(7日・9日)「スピネロッチョはおそらく腕のない医者ですが、自信は誰よりもあります。今回はいわゆる“いつもの”とは違うスピネロッチョを楽しんでいただけると思います」
<公証人アマンティオ>
香月 健(6日・8日)「大富豪ブォーゾの遺言作成のために呼ばれた公証人。ジャンニの大ドンデン返しに、知ってか知らずか、ひと役買うことになります。
親族たちの楽しそうな(大変そうな!)アンサンブルには参加できませんが、作品の終盤に、グッチョ、ピネッリーノ等とともに新鮮な風を吹かせられたらと思っています」
岩田健志(7日・9日)「公証人アマンティオは、物語の終盤でブオーゾになりすましたジャンニ・スキッキによって嘘の遺言状を書く(本人は嘘とは気づいていない)という役割ですが、今回の演出ではちょっとなにかを察している節を感じさせるところがちらほらあります。そのほかの見所は、今回僕のかぶるカツラが妙にフィットしているので是非そちらにも注目して欲しいです(笑)」
<ピネッリーノ>
湯澤直幹(6日・8日)「終盤に登場する、ブオーゾのお抱え靴屋さんの役です。今回の演出では、喜劇を最後に盛り上げる重要なキーマンとなっています。劇中では、その昔、葬式で悲劇的要素を際立たせるために雇われていた泣きのプロ“泣き屋”的な要素を持つ人物となっています。
今回のピネリーノは、「ブオーゾさん、生前はよく靴を仕立てて差し上げましたね...」と、ブオーゾの死をとても悲劇的な”泣き”で悲しみます」
高田智士(7日・9日)「今回の“偽の”遺書作成にあたり、証人として登場します。
ピネッリーノは死んだブオーゾさんの数十年来のお抱え靴屋さんだと思っていましたが、今回少し違うようです。それに、どうやらピネッリーノもお金が大好きなようです...歌いづらい格好で登場するのですが、それは何故なのか・・・」 
<グッチョ>
寺西一真(6日・8日)「染め物屋さんのグッチョです。公証人、ピネッリーノと共に登場し物語の展開を見守る役割になります。が...」
岸本 大(7日・9日)「正直、ブオーゾとは顔馴染み程度。証人をするとお礼をもらえるので、それが目的です。ただの証人のはずが、予想外の出で立ちで現れます。一瞬しか現れませんのでお見逃しなく」

 
東京二期会オペラ劇場プッチーニ〈三部作〉は、いよいよ9月6日(木)プレミエ。
みなさまのご来場をお待ちしております!
 
 
▼プッチーニ〈三部作〉公演情報ページはこちら
2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場

 2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
 指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

●お問合せ・チケットのご予約は
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の
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9月公演プッチーニ〈三部作〉:キャストから登場人物紹介『外套』編~20世紀初頭パリに生きた貧しくもバイタリティ溢れる人々

1910年、舞台はパリのセーヌ川の倉庫が立ち並ぶ船着場。登場人物たちはそこで働く市井の人々。〈三部作〉の最初に幕を開ける『外套』では、そうした貧しいながらもバイタリティ溢れる人物たちが登場します。幼児の死、妻の不貞、愛人の殺害といった非常に重苦しいドラマの展開の中で描こうとしているものは、人間の強烈な個性と、生きていくことの意味と力なのかもしれません。それぞれの登場人物と見どころをキャスト自らがご紹介いたします。

<ミケーレ>
今井俊輔(7日・9日)「貨物船の船長でミケーレという役を演じさせていただきます。年老いていて妻のジョルジェッタとは25歳の年齢差があります(ミケーレの年齢設定は50歳)」
上江隼人(6日・8日)「ミケーレはバリトンにとって発声的にも、芝居的にもとても難易度の高い役です。譜面を通して感じたことは、『外套』は他の作品に比べてぎこちない世界観が見事に音楽になっているように感じます」
今井 「ミケーレはジョルジェッタとの子を無くし、打ちひしがれ、時も過ぎ髪の毛も灰色になってしまった。その過程で、貝のように自分を守るかのように「外套」を身にまとい、殻に閉じこもってしまった。無口ながらも、それでもなんとか妻と幸せだった頃に戻りたいと切実に願っている。また、とても父性に溢れる人物だと感じます」
上江 「子供の事を今でも背負いながら生きている彼はいつしか、妻に対しても自分を閉ざし、屈折してしまったのかもしれません。ぎこちなさ、もどかしさをどう表現するかがネックになってくると思います」
<ジョルジェッタ>
北原瑠美(6日・8日)「ジョルジェッタはミケーレの妻です。幼い息子を亡くしてしまったことから夫婦の間は冷め、ジョルジェッタは年若いルイージとの不倫に走ります。」
文屋小百合(7日・9日)「ジョルジェッタは、夫と仕事の話もでき、部下の世話もこなすしっかりした女性です。子どもを亡くしたことをきっかけに夫婦の関係も冷めてしまっています。悲しみを引きずっている夫にはうんざり…私だって悲しいのに!子どもがいたらきっとよい夫婦でいられたかもしれない…」
北原 「彼女自身は決して特別なヒロインでも、悪女でもありません。ごく平凡な女性なのだと思います。しかし、そんな等身大の彼女の渇望する姿に共感し、魅力を感じます。ジョルジェッタのアリアには陸上の生活に焦がれる若い女性らしいエネルギーが満ち溢れており、ルイージとの二重唱における切羽詰まった熱情、ミケーレとの苦悩をぶつけ合うシーンなども見ごたえ、聴き応えがあると思います」
<ルイージ>
芹澤佳通(7日・9日)「ルイージは20才の青年で、ミケーレ船長のもとで積み荷の荷降ろしをしています。彼はミケーレの妻、ジョルジェッタと不倫関係にあり、ミケーレの目を盗んでは逢い引きを重ねています」
樋口達哉(6日・8日)「感情を直線的に表してしまう若い船乗り。
いつまで経っても、どこまで行っても何一つ変わらない現実、今の暮らしには絶望しかなく、早くこの生活から抜け出したいという思い。心の中でも「負のスパイラル」が続くというやるせなさ。もう、どうしようもないというツラさ。――俺はこのままでいいのか?―― 過ぎてゆく青春をアリアで嘆きます」
芹澤 「ルイージには2曲のアリアがあり、2曲目のアリア「お前の唇が欲しい」は、感情のたがが外れ、ジョルジェッタへの溢れ出る思いが狂気へと変貌していくほど激しい曲。命がけで歌います…」
樋口 「2つのジョルジェッタとの二重唱も聴かせます!辛いながらも暗い情熱に溢れたジョルジェッタ。同じ旋律を追いかけながらの甘美で優美な旋律。しかしながら、お互いの気持ちには微妙なズレが……後半の二重唱も、ダメだとわかっちゃいるけど、盛り上がったら止まらない想いが溢れてきます!」
<ティンカ>
児玉和弘(6日・8日)「私が演じるティンカは、港で働く中年(設定では35歳)で、肉体労働者。アル中です」
新津耕平(7日・9日)「『外套』に出演する男性はそれぞれ共通する点、重なる点があると思っています。ルイージが仕事に邁進すればミケーレになり、家庭の幸福を選べばタルパになり、どちらも選ばず、逃げ出すこともしないと、酒に溺れるティンカになる。だからなのか、自分にない「若さ」と「女」を持つルイージには嫉妬しています」
<タルパ>
北川辰彦(7日・9日)「タルパは人生に大きな欲もなく、ただ毎日同じ日々を過ごしてきたのではないでしょうか。毎日同じように起きて、仕事して、帰って妻と飼い猫と一杯のワインを愛でる。そしてまた明日のために寝る。唯一夢見るは、小さな家を買うこと。何もないことが幸せ(設定では55歳)」
清水那由太(6日・8日)「日常に閉塞感を覚えつつもそれをどうすることもできない、どうにかする術を知らないひとりの人間として、本番当日の舞台にいられたらと思います」
<フルーゴラ>
塩崎めぐみ(6日・8日)「私が演じるフルーゴラは、「ゴミ拾い」を生業にしていながら、他の登場人物とは違い、人生を前向きに捉えています。「個々の価値観で、状況は色々な風に捉える事が出来る」と言うメッセージが、この役を通して訴えられているように感じつつ、役作りに取り組んでおります」
小林紗季子(7日・9日)「イタリア語のfrugolare(くまなく探す)からフルーゴラとあだ名がつけられました。他の人にはゴミであっても彼女にとっては宝物であり、毎日色々なものを探しだし、旦那のタルパに見せています。また、フルーゴラが拾い集めてきたものをジョルジェッタに見せるアリアがあります!オペラの内容はドロドロな人間模様ですが音楽はとても美しく素晴らしいです」
<流しの唄うたい>
高田正人(6日・8日)「流しの歌うたいです。一見物語に関係の無い、気楽なキャラクターに見えますが、「恋に生きたものは、恋に死んで行く」という歌詞は、ある意味この「外套」という物語の本質を突いているのかもしれません」
西岡慎介(7日・9日)「ヨーロッパを旅したり、生活をすれば、今でもレストランや、街の通りなどで良く見ることができる、街から街へと渡り歩く歌い手です。それが流しの唄うたいの姿です」
<若い恋人たち>を代表して
新海康仁(6日・8日)「ストーリーの中心にあるドロドロした恋愛模様とは真逆で、幸せいっぱいのカップルで、突然現れます。陰湿な物語の中にあって爽やかな印象を与え、それによってより暗さが強調されるのです」
新垣有希子(6日・8日)
「今回の演出では、『ジャンニ・スキッキ』の娘ラウレッタと、リヌッチョが一瞬だけここに登場します。本当に一瞬ですので、皆様、お見逃がしなく!!」

 
▼プッチーニ〈三部作〉公演情報ページはこちら
2018年9月公演 G.プッチーニ〈三部作〉 外套/修道女アンジェリカ/ジャンニ・スキッキ - 東京二期会オペラ劇場

 2018年9月6日(木)18:30、7日(金)14:00、8日(土)14:00、9日(日)14:00 新国立劇場オペラパレス
 指揮:ベルトラン・ド・ビリー、演出:ダミアーノ・ミキエレット、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部
 〈主催〉公益財団法人東京二期会
 〈共催〉公益財団法人新国立劇場運営財団、公益財団法人日本オペラ振興会

▼プッチーニ〈三部作〉プレ講座&ミニ・ライブ(入場無料)開催迫る!ご予約はお早めに
プッチーニの魅力を語りつくし、歌いつくす!8/16(木)は、すみだパークギャラリーで〈三部作〉プレイベント開催! - オペラの散歩道(二期会blog)

●プレ・イベントおよび〈三部作〉のお問合せ・ご予約は
 二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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ブログで繋ぐ!「第13回 二期会研究会駅伝コンサート【7/29(日)公演】」
出演研究会紹介[5] イタリアオペラ研究会

今年もやってまいりました!二期会研究会による夏の風物詩、「第13回二期会研究会駅伝コンサート」。
今回も満を持して出演する10の研究会が、駅伝のように歌の“たすき”を繋ぎます。16:00開演から20:10の終演予定まで実に4時間10分(休憩含む)のロングラン!もちろん、途中曲間での出入りはご自由ですので、お客様の“ペース”でお楽しみいただけます。

さて出演研究会紹介は第5回。先週の「ロシア東欧オペラ研究会」に続き、「イタリアオペラ研究会」に“たすき”を繋ぎます。

     *     *     *

<17:35~>【イタリアオペラ研究会】 ~ヴェルディ不朽の名作たち~
[出演]小松崎 綾、根岸奏好、石橋佳子、伊藤 潤、新海康仁(助演)、山口邦明(助演) /[ピアノ]早川揺理

私たちは、今回の駅伝コンサートでは、ヴェルディ不朽の名作をお届けします。

☆ジルダ役 根岸奏好より(『リゴレット』より 二重唱“ジョヴァンナ、私後悔しているの…”)
ジルダとマントヴァ公爵が初めて出会い、お互いに惹かれ合う愛の重唱です。居るはずのない公爵が目の前に突然現れ、驚きを隠せないジルダに公爵が愛を語り、恋に落ちていく心の変化を上手く表現できたら良いなと思っています。

☆エボリ役 石橋佳子より(『ドン・カルロ』より “ヴェールの歌”)
エボリが初めて登場する印象的な場面で歌うアリアです。歌で「物語」を語っていくひとり芝居のアリアで情景をきちんとエレガントに表現するのが難しい・・・のです。優雅に、華やかにお届けできるようがんばります!

☆レオノーラ役 小松崎 綾より(『イル・トロヴァトーレ』より 三重唱“静かな夜だ!”)
この三重唱は第一幕、暗闇の中で女官のレオノーラが人違いをすることから、男同士の闘いへと発展してしまう場面です。ご一緒させて頂くのは伊藤 潤さんと山口邦明さん、こんなに素敵な二人の男性に取り合われることなんてめったにないので、楽しんで演奏したいと思います。

イタリアオペラの面白さはドラマの中で、技術と直感がバランス良く音に現れることです。イタリア語がわからなくても、何となく雰囲気で伝わってくるそんなエネルギーのある演奏を目指しています。イタリアの巨匠、ヴェルディの名作を通して、そのエネルギーをお楽しみください。(総監督 上江隼人)


イタリアオペラ研究会 稽古風景より

     *     *     *

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公演チラシ(PDF)
■■■ 公演情報 ■■■
第13回 二期会研究会駅伝コンサート
日時:2018年7月29日(日) 16:00開演(15:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
   (JR「上野駅」公園口より徒歩1分)
料金:一般¥4,000、学生¥2,000 全席自由・出入り自由
   (学生券は二期会チケットセンターのみ発売)
企画・構成:二期会研究会駅伝コンサート実行委員会

予定時刻と出演研究会:
・16:00~ オペレッタ研究会 ~エメリッヒ・カールマンの世界~
・16:20~ フランス歌曲研究会 ~ドビュッシー没後100年を記念して~
・16:40~ イタリア歌曲研究会 ~没後150年ロッシーニのヴェネツィア~
   <休憩15分>
・17:15~ ロシア東欧オペラ研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
17:35~ イタリアオペラ研究会 ~ヴェルディ不朽の名作たち~
・17:55~ <特別コーナー>ヴェルディ『ナブッコ』より 合唱“行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って”
   <休憩15分>
・18:15~ ドイツ歌曲研究会 ~ドイツ歌曲への誘い~
・18:35~ 日本歌曲研究会 ~日本の歌の情景~
・18:55~ ロシア歌曲研究会 ~リムスキー=コルサコフ没後110年記念~
   <休憩15分>
・19:30~ オペラ・ワークショップ研究会 ~その恋果たしてハッピーエンド?~女はみんな、恋をする。~
・19:50~ 英語の歌研究会 ~L.バーンスタイン生誕100年~
   <終演予定 20:10>

*やむを得ぬ事情により出演者・演奏内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承下さい
*記載の時刻はあくまでも予定ですので、お早めのご来場をおすすめします
*未就学児のご入場はお断り申し上げます


▼出演者・演奏予定曲等 公演詳細はこちらから
第13回 二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会

●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
   (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)

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年末年始テレビ&ラジオ 二期会アーティスト出演情報

2017年もあとわずかとなりました!
今日は年末年始にテレビ、ラジオで放送されるクラシック音楽番組の中から、二期会アーティストが出演する番組をご紹介いたします。(12/26追記)

《《二期会アーティスト多数出演!京都市交響楽団 マーラー「千人の交響曲」》》
本年3月25日・26日に開催された、広上淳一指揮・京都市交響楽団 第610回定期演奏会 マーラー「千人の交響曲」のライブ収録映像が、大晦日にBSフジで放送されます。
福井 敬を始めとする二期会アーティストが多数出演した本公演は、京都市交響楽団の創立60周年シーズンの最後を飾り、高揚感と荘厳さを併せ持つ京響=広上ならではの演奏で、大変話題になりました。どうぞお見逃しなく!



◆◆◆放送情報◆◆◆
京都市交響楽団「千人の交響曲」
放送日時:2017年12月31日(日)あさ8:00~9:30(1回放送)
放送局:BSフジ
出演:
(指揮)広上淳一
(管弦楽)京都市交響楽団
(ソリスト)ソプラノ髙橋絵理田崎尚美、石橋栄実/メゾソプラノ清水華澄富岡明子/テノール福井 敬/バリトン小森輝彦/バス ジョン ハオ
(合唱)京響コーラス、京都市少年合唱団ほか
(2017年3月25日&26日 京都コンサートホール・大ホールでのライブ収録)
▼放送情報ページはこちら
『京都市交響楽団「千人の交響曲」』 - BSフジ
 
 
《《読響・第九コンサート2017》》
12月19日にサントリーホールでライブ収録されたサッシャ・ゲッツェル指揮・読売日本交響楽団のベートーヴェン第九をノーカット放送。今年も読響「第九」のソリストには、二期会からメゾソプラノ清水華澄とバス妻屋秀和が出演しました。真夜中の放送ですが、どうぞご覧ください。

◆◆◆放送情報◆◆◆
読響・第九コンサート2017
放送日時:2017年12月28日(木)午前2:34~3:59(収録:12/19公演)
放送局:日本テレビ(関東地区)
出演:
(指揮)サッシャ・ゲッツェル
(ソリスト)ソプラノ インガー・ダム=イェンセン/メゾソプラノ清水華澄/テノール ドミニク・ヴォルティヒ/バス妻屋秀和
(合唱)新国立劇場合唱団
▼そのほかの放送内容についてはこちら
読響・第九コンサート2017[SS] 指揮サッシャ・ゲッツェル|番組表 - 日本テレビ
 
 
《《N響「第9」演奏会》》
今年のN響「第9」公演のソリストに、二期会からメゾソプラノ加納悦子、テノール福井 敬、バリトン甲斐栄次郎の3名が出演。12月22日(金)の初日公演の模様が、NHK-FMでのラジオ生中継と、大晦日夜8時からEテレでテレビ放送されます。クリストフ・エッシェンバッハの指揮のもと奏でる歓喜の歌にどうぞご期待ください。

◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
N響「第9」演奏会
・ラジオ放送
放送日時:2017年12月22日(金)19:00~20:30(NHKホールより生中継)
放送局:NHK-FMラジオ
・テレビ放送
放送日時:2017年12月31日(日)20:00~21:20(収録:12/22公演)
放送局:NHK Eテレ
出演:
(指揮)クリストフ・エッシェンバッハ
(ソリスト)ソプラノ市原 愛/メゾソプラノ加納悦子/テノール福井 敬/バリトン甲斐栄次郎
(合唱)東京オペラシンガーズ
▼公演詳細、放送についてはこちら
ベートーヴェン「第9」演奏会(2017年12月22日)|コンサート詳細 - NHK交響楽団
 
 
《《サントリー1万人の第九》》
12月3日(日)に大阪城ホールで開催された「サントリー1万人の第九」の模様が、12月23日(土・祝)午後2時よりMBS、TBSほか各局で放送されます。
1983年大阪城ホール完成と共に産声を上げた「サントリー1万人の第九」。35回目となる今年の公演のソリストに二期会からはソプラノ鷲尾麻衣とメゾソプラノ谷口睦美が出演いたしました。
1万人が高らかに歌い上げる歓喜の歌はまさに大迫力!演奏とドキュメントでおおくりする放送をどうぞお楽しみに!

◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
1万人の第九2017 ~日本中の想いが集う日~
放送日時:2017年12月23日(土・祝)14:00~14:54
放送局:MBS、TBS、CBC、RKB、HBC、IBC、TBC
(※上記の他、UTY、TUY、MRO、SBC、MRT、RBCでも放送されますが、日時が異なります)
出演:
(総監督・指揮)佐渡 裕
(管弦楽)1万人の第九オーケストラ(兵庫芸術文化センター管弦楽団)/スーパーキッズ・オーケストラ/大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部
(ソリスト)ソプラノ鷲尾麻衣/メゾソプラノ谷口睦美/テノール吉田浩之/バリトン キュウ・ウォン・ハン
(合唱)1万人の第九合唱団
(公演ゲスト)くるり、服部百音(ヴァイオリン)、小栗 旬
(司会)羽鳥慎一、豊崎由里絵(MBSアナウンサー)
(放送出演)国分太一、又吉直樹、いとうあさこ
▼放送の詳細、公演についてはこちら
サントリー1万人の第九 - MBS
 
 
《《うたに恋して》》
世代を超えて愛されている名曲を次々と紹介する、BS日テレのスペシャル番組『うたに恋して!』。
オペラアリアはもちろん、ミュージカル、昭和歌謡、J-POP、映画主題歌や日本のうたまで名曲の数々を2時間たっぷりとお届けします。

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左から:大沼 徹、下園理恵、辰巳真理恵、はいだしょうこさん、嘉目真木子、中川晃教さん、村上公太

◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
うたに恋して! ~歌がつむぐ名曲ものがたり~
放送日時:2017年12月26日(火)よる10:00~
放送局:BS日テレ(再放送)
出演[敬称略]:
はいだしょうこ、中川晃教、小松亮太
嘉目真木子下園理恵辰巳真理恵村上公太大沼 徹、中鉢 聡
演奏:冨平恭平、MAKI(以上ピアノ)、トウキョウ・モーツァルトプレイヤーズ メンバー
MC:ロバート キャンベル、春野恵子(浪曲師)
▼番組ページはこちら
うたに恋して!~歌がつむぐ名曲ものがたり~ - BS日テレ
 
 
《《ラジオ深夜便》》
NHK「ラジオ深夜便」で毎回好評をいただいている、テノール高田正人出演の“ミッドナイトオペラ”。
今回は午後11時台には「絶望オペラ」、午前0時と1時台には「恋の駆け引き天国と地獄」をテーマに高田正人ならではの視点で解説していきます。どうぞお楽しみください。


高田正人(左)とアンカーの遠藤ふき子さん

◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
NHK「ラジオ深夜便」
放送日時:2017年12月29日(金)よる23時台/30日(土)午前0時台および1時台
放送局:R1 NHKラジオ第1
出演:遠藤ふき子(アンカー)、高田正人
▼番組ページはこちら
ラジオ深夜便(12月29日) - NHKオンライン
 
 
《《新春恒例!NHKニューイヤーオペラコンサート》》
2018年も新春恒例の「NHKニューイヤーオペラコンサート」が、1月3日(火)19:00よりNHK EテレとFMで生放送されます!!
二期会からはソリスト12名、そして合唱団が出演。61回目を迎える今回は「幻想と現実の間」をテーマに国内外で活躍する歌手たちによる競演を存分にお楽しみください。

◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
「第61回NHKニューイヤーオペラコンサート」
放送日時:2018年1月3日(水)19:00~21:00(NHKホールより生中継)
放送局:NHK Eテレ、NHK-FM
二期会の出演者:
(ソプラノ)大村博美、幸田浩子、嘉目真木子、盛田麻央、守谷由香
(メゾソプラノ)小泉詠子、清水華澄
(テノール)櫻田 亮、福井 敬
(バリトン)上江隼人、黒田 博
(バス)妻屋秀和
(合唱)二期会合唱団

▼全出演者は公演ページをご覧ください
第61回 NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKプロモーション
▼番組(公演)の最新情報はこちら
第61回 NHKニューイヤーオペラ 制作進行中!|トピックス|NHKクラシック - NHKオンライン
 
 
《《NHKナゴヤニューイヤーコンサート》》
名古屋で毎年開催され、その模様が中部地方で放送されている「NHKナゴヤニューイヤーコンサート」。28回目を迎える2018年は大人気フトメンユニットのIl DEVU(イル・デーヴ)が初登場!!
角田鋼亮さん指揮の名古屋フィルハーモニー交響楽団との共演で「川の流れのように」「時代」、そしてIL DEVUソロで「朧月夜」をお届けします。
愛知県芸術劇場からお届けする極太のハーモニーをお楽しみに!

◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
NHKナゴヤニューイヤーコンサート2018
放送日時:2018年1月8日(月・祝)16:45~18:00
放送局:NHK総合テレビ(中部7県のみの放送)
出演:IL DEVU(イル・デーヴ)[テノール望月哲也大槻孝志、バリトン青山 貴、バスバリトン山下浩司、ピアノ河原忠之]、森 麻季(ソプラノ)、藤原道山(尺八)、牛田智大(ピアノ)、水越菜生(バイオリン)、中村滉己(津軽三味線)、日原暢子(箏)
吹奏楽:愛知工業大学名電高等学校吹奏楽部アンサンブルメンバー
指揮:角田鋼亮
管弦楽:名古屋フィルハーモニー交響楽団
※2018年1月3日(水)17:00開演 愛知県芸術劇場コンサートホールで収録 
▼詳細はイベント情報ページをご覧ください
NHKナゴヤニューイヤーコンサート2018|イベント・インフォメーション - NHKオンライン

年末年始もどうぞお楽しみください!
 
 

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9月Bunkamuraにてバッティストーニ指揮×東京フィルのコンサートが開催されます
9/8(金)・10(日)はヴェルディ『オテロ』(演奏会形式)、9(土)は10代のためのプレミアムコンサート

9月8日から10日までの3日間、BunkamuraオーチャードホールにてA.バッティストーニ指揮、東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートが開催され、二期会アーティストが多数出演致します。

まず、9月8日(金)と10日(日)は、ヴェルディ作曲オペラ『オテロ』(演奏会形式)。
二期会からエミーリアに清水華澄、ロデリーゴに与儀 巧、ロドヴィーコにジョン ハオ、モンターノに斉木健詞が出演。
バッティストーニ指揮する東京フィルハーモニー交響楽団のドラマティックな音楽と、メディアアーティストの真鍋大度が率いるライゾマティクスリサーチによる最先端テクノロジーを駆使した映像とのコラボレーションにご期待ください!


清水華澄

与儀 巧

ジョン ハオ

斉木健詞

■■■ 公演情報(1) ■■■
ヴェルディ:オペラ『オテロ』(全4幕・演奏会形式)
日時:2017年9月8日(金)19:00
   2017年9月10日(日)15:00
会場:Bunkamuraオーチャードホール
二期会からの出演者
 エミーリア:清水華澄
 ロデリーゴ:与儀 巧
 ロドヴィーコ:ジョン ハオ
 モンターノ:斉木健詞
指揮:アンドレア・バッティストーニ(東京フィル首席指揮者)
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

▼公演情報ページはこちら
ヴェルディ:オペラ『オテロ』(演奏会形式)全4幕(原語上演・字幕付き) - Bunkamura
 

そして、9月9日(土)は、10代の子どもたちにむけてバッティストーニによる日本で初めての教育プログラムのコンサート「はじめての演奏会オペラ」。
ヴェルディ、プッチーニなどイタリアを代表する作品をバッティストーニのお話とともにオペラ界で活躍する歌手たちの演奏をお楽しみいただきます。この演奏会には二期会からソプラノ木下美穂子とバリトン上江隼人が出演致します。


木下美穂子

上江隼人

■■■ 公演情報(2) ■■■
10代のためのプレミアムコンサート「はじめての演奏会オペラ」
~イタリア・オペラ編~

日時:2017年9月9日(土)15:30
会場:Bunkamuraオーチャードホール
二期会からの出演者
 ソプラノ:木下美穂子
 バリトン:上江隼人
指揮:アンドレア・バッティストーニ(東京フィル首席指揮者)
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

▼公演情報ページはこちら
Bunkamura × Sony Music Foundation 10代のためのプレミアム・コンサート - Bunkamura
 

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復活2年目!~二期会サマーコンサート2017
今年はイタリア・オペラのシャワーをお楽しみください

昨年、渋谷・大和田さくらホールに会場を移し、6年ぶりに復活した「二期会サマーコンサート」。
「データから見た二期会オペラ~最多公演演目は何?」というテーマで二期会オペラの歴史60年を振り返り、上演数の多い演目をピックアップ。そのアリアや重唱をお聴きいただき、大好評を博しました。
今年はさらに出演者も増やし、新入会員をお披露目する「クリスタルコーナー」も含め、二期会主催公演ならではの豪華キャストでお届けします。ピアニストは、歌に寄り添う流麗な音色で魅了する山岸茂人。夏に相応しいイタリア・オペラの名曲の数々をお楽しみください。
司会はテノール大野徹也とソプラノ佐々木典子。当コンサートをご案内いたします。
出演者一同、ご来場をお待ち申し上げております。

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チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会サマーコンサート2017
イタ・オペ三昧 ~声のシャワー!浴びてみませんか?~

日時: 2017年8月18日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場: 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
料金: 全席指定 A席¥4,500<残席僅少> B席¥4,000
出演:
(ソプラノ)
 大倉由紀枝、大西ゆか、熊田アルベルト彩乃(※)、小松崎 綾、
 醍醐園佳、福田美樹子(※)、山本美樹、鷲尾麻衣
(メゾソプラノ)
 菅 有実子、小泉詠子、永井和子
(テノール)
 糸賀修平、大澤一彰、前川健生、水船桂太郎、山田精一
(バリトン)
 大沼 徹、上江隼人、黒田 博、小林由樹、野村光洋、原田勇雅
(バス)
 小鉄和広
(ピアノ)
 山岸茂人
   ※…クリスタルコーナー(新入会員)出演者

▼予定プログラム等、演奏会詳細はこちら
二期会サマーコンサート2017 イタ・オペ三昧 ~声のシャワー!浴びてみませんか?~ - 東京二期会
A席は残り僅かとなりました。良い席お急ぎお求めください。
▼ご予約・お問合せは
二期会チケットセンター TEL:03-3796-1831
(月~金:10:00~18:00/土:10:00~15:00/日祝 休)

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新春恒例「第60回NHKニューイヤーオペラコンサート」
1月3日(火)19:00~21:00 NHK Eテレ&NHK-FMで生放送!!

今年も新春恒例「NHKニューイヤーオペラコンサート」が1月3日(火)19:00より生放送されます。
今回は60回目の記念すべき公演であり、これまでのオペラの歩みを振り返り、未来へと繋げる夢の舞台をお届け致します。
二期会からは大村博美、森谷真理(以上ソプラノ)、池田香織、清水華澄(以上メゾソプラノ)、櫻田 亮、福井 敬、与儀 巧(以上テノール)、上江隼人、久保和範、黒田 博(以上バリトン)、ジョン ハオ、妻屋秀和(以上バス)、そして二期会合唱団が出演いたします。
新しい年の幕開けを飾る最高のステージにどうぞご期待ください。

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大村博美
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森谷真理
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池田香織
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清水華澄
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櫻田 亮
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福井 敬
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与儀 巧
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上江隼人
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久保和範
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黒田 博
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ジョン ハオ
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妻屋秀和

◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
第60回 NHKニューイヤーオペラコンサート
放送日時:(生放送)2017年1月3日(火)19:00~21:00
          NHK Eテレ、NHK-FM
     (再放送)2017年1月14日(土)15:00~19:00
          NHK Eテレ
二期会の出演者とプログラム(出演順):
 ★オープニング★ ~二期会合唱団
  レオンカヴァルロ『道化師』から “ほら、急げ”
 ◆大村博美(ソプラノ)―ノルマ
  ベッリーニ『ノルマ』から “清らかな女神よ”
 ◆上江隼人(バリトン)―フィガロ
  ロッシーニ『セビリアの理髪師』から “私は町のなんでも屋”
 ◆妻屋秀和(バス)―ドン・バジリオ
  ロッシーニ『セビリアの理髪師』から “かげぐちはそよ風のように”
 ◆森谷真理(ソプラノ)―エレットラ
  モーツァルト『イドメネオ』から “心乱れ 怒りが込み上げる”
 ◆黒田 博(バリトン)―ドン・ジョヴァンニ
  久保和範(バリトン)―レポレルロ
  ジョン ハオ(バス)―騎士長
  モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』から 地獄落ち
 ◆櫻田 亮(テノール)―バヤゼット
  ヘンデル『タメルラーノ』から “非道な者よ、お前に戦いを挑むために”
 ◆二期会合唱団
  ヨハン・シュトラウスII『こうもり』第2幕 フィナーレから
 ◆与儀 巧(テノール)―ドン・カルロ
  ヴェルディ『ドン・カルロ』から 友情の二重唱 “われらの胸に友情を”
 ◆清水華澄(メゾソプラノ)―アムネリス
  ヴェルディ『アイーダ』から 二重唱 “すでに神官たちは待っています”
 ◆二期会合唱団
  ワーグナー『ローエングリン』から 婚礼の合唱
 ◆池田香織(メゾソプラノ)―イゾルデ
  ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』から イゾルデの愛の死
 ◆福井 敬(テノール)―ウェルテル
  マスネ『ウェルテル』から オシアンの歌 “春風よ、なぜ私を目ざますのか”
 ★エンディング★ ― 出演者全員、二期会合唱団
  ヴェルディ『ファルスタッフ』から “すべてこの世は冗談”
指揮:広上淳一
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
司会:石丸幹二、 高橋美鈴アナウンサー
※やむを得ぬ事情により、出演者、曲目に変更が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。
▼公演詳細ページ
第60回 NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKプロモーション
▼Eテレ&FMで生放送!自宅でも、車でも、お楽しみいただけます。(番組ホームページ)
第60回NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKオンライン

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2016-2017年越し おすすめコンサート情報

二期会アーティストが出演する、2016-2017年末年始のコンサートをご紹介します。
今年も大晦日の「ジルベスターコンサート」や新年の「ニューイヤーコンサート」など、たくさんのコンサートが予定されています。この大晦日~お正月もコンサートを楽しみながら過ごしましょう。
■■■ 2016年12月31日(土) ■■■
◆日本を代表する演奏家によるカウントダウン◆
横浜みなとみらいホール・ジルヴェスターコンサート2016-2017
今年もこの日のためだけに集まったスペシャルな出演者とプログラムが揃いました。
ここでしか聴けない、豊潤なサウンドをお楽しみください。
・開演21:00~終演予定24:20
≪出演≫ソプラノ鷲尾麻衣、テノール望月哲也
▼公演詳細ページ
ジルヴェスターコンサート2016-2017 - 横浜みなとみらいホール
◆新年は本場ウィーンの香りで◆
サントリーホール ジルヴェスター・コンサート 2016-2017
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団
<オペレッタ『こうもり』で始まる新年のカウントダウン!>

今年もウィーン・フォルクスオーパー交響楽団の演奏とともに・・・
サントリーホール30周年『感動的なフィナーレ』、そして31年目の新たな幕開け。
・開演22:00~終演予定24:20
≪出演≫バリトン&進行役 宮本益光
▼公演詳細ページ
サントリーホール ジルヴェスター・コンサート 2016-2017 ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団 - サントリーホール
◆今年の大晦日もやっぱりベートーヴェン!◆
ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2016
大みそか恒例のベートーヴェン全交響曲演奏会は今年で14回目!
ベートーヴェンの音楽にどっぷりと浸かる年の瀬。
・会場:東京文化会館 大ホール
・開演13:00(出入り自由)~第九22:40~終演予定23:50
≪出演≫アルト山下牧子、バリトン青戸 知
▼公演詳細ページ
ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2016 - 東京文化会館
◆関西での年越しはこちら!◆
久石 譲 ジルベスターコンサート2016
・会場:フェスティバルホール(大阪)
・開演17:00~
≪出演≫ソプラノ安井陽子
▼公演詳細ページ
久石 譲 ジルベスターコンサート2016 - キョードー大阪
びわ湖ホール ジルヴェスター・コンサート2016-2017
・会場:びわ湖ホール大ホール(滋賀)
・開演22:00~
≪出演≫ソプラノ並河寿美
▼公演詳細ページ
びわ湖ホール ジルヴェスター・コンサート2016-2017 - びわ湖ホール
■■■ 2017年 お正月 ■■■
◆クラシック初めは元旦から!◆
群馬交響楽団 第27回元旦コンサート オペラの名曲で綴る人間賛歌
オペラ・オペレッタの名曲の数々をお楽しみください。
・2017年1月1日(日・祝)13:30開演
・会場:群馬音楽センター
≪出演≫ソプラノ青木エマ、テノール又吉秀樹
▼公演詳細ページ
第27回元旦コンサート オペラの名曲で綴る人間賛歌 - 群馬交響楽団
◆永遠に輝くオペラの名曲◆
オリックス劇場・ニューイヤーコンサート
・2017年1月2日(月・休)15:00開演
・会場:オリックス劇場(大阪)
≪出演≫ソプラノ並河寿美
▼公演詳細ページ
ニュー・イヤー・コンサート 2017 - キョードー大阪
◆新年はこれを観ずして、聴かずして始まらない!◆
第60回 NHKニューイヤーオペラコンサート
泣いて 笑って 歌って 人生はオペラだ!
・2017年1月3日(火)19:00開演
・会場:NHKホール
≪出演≫ソプラノ 大村博美、森谷真理/メゾソプラノ 池田香織、清水華澄/テノール 櫻田 亮、福井 敬、与儀 巧/バリトン 上江隼人、久保和範、黒田 博/バス ジョン ハオ、妻屋秀和
▼公演詳細ページ
第60回 NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKプロモーション
▼Eテレ&FMで生放送!自宅でも、車でも、お楽しみいただけます。(番組ホームページ)
第60回NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKオンライン

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「Nikikai Days@Blue Rose 2016」閉幕!

「Nikikai Days@Blue Rose 2016」にご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。
7月1日~3日に開催しました本年度二期会デイズも、おかげさまで無事閉幕いたしました。
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第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>
(左から)上江隼人、中島康晴、大山亜紀子、横山恵子、富岡明子、樋口達哉、河原忠之
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第2日<わたしの特別な作曲家>
(左から)大澤一彰、山口道子、秋葉京子、多田聡子、又吉秀樹、坂下忠弘
201607_days_review_03.jpg 撮影:池上直哉
第3日<オペラ『ドン・ジョヴァンニ』>
(前列左から)石野真穂、三井清夏、針生美智子
(後列左から)近藤 圭、望月哲也、髙橋啓三、宮本益光、池田直樹、林 正子、髙田恵子
▼今年度の公演内容はこちらからご覧いただけます
Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート|二期会21

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開幕まで1週間!「Nikikai Days@Blue Rose 2016」稽古場レポート
~第1日〈華麗なるイタリア・オペラの世界〉

7月1日(金)~3日(日)の3日間、サントリーホール ブルーローズで開催の「Nikikai Days (二期会デイズ)」。開幕まであと1週間と迫る中、連日熱気溢れるリハーサルが行われています。
写真は二期会会館にて行われた、第1日〈華麗なるイタリア・オペラの世界〉のリハーサル風景です。
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先日開催されたばかりの日生劇場でも好評を博した、ロジーナ富岡明子とフィガロ上江隼人(右端)。そしてイタリア・ミラノから一時帰国しての出演となる中島康晴(右から2人目)のアルマヴィーヴァ伯爵が加わっての『セビリアの理髪師』三重唱のリハーサルにて。ピアノは河原忠之(左端)。
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続いて、樋口達哉と横山恵子による『トスカ』の二重唱。
樋口のマリオ・カヴァラドッシもイメージぴったり。来年2月には東京二期会『トスカ』にもカヴァラドッシ役で出演することが発表されました!
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『ドン・カルロ』からは樋口と上江による、有名な友情の二重唱を。大山亜紀子(写真)によるエリザベッタのアリア「世のむなしさを知る神」では、哀しみと清らかさにあふれる祈りが美しく心に沁み入ります。
そして、横山恵子のトゥーランドット登場のアリアは、まさにトリを飾るに相応しい、至高の芸術の域に達しています。このほか、それぞれが極め付けの名アリアを披露致します。
二期会主催公演ならではの豪華出演者による夢の共演をどうぞお聴き逃しなきよう、一同ご来場をお待ち申し上げております。
お席も残り少なくなってまいりました。どうぞチケットは急ぎお求めください!

■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai Days@Blue Rose 2016
第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>

日時:2016年7月1日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全指定席・税込) 4,500円 =発売中=
出演:(ソプラノ)大山亜紀子、横山恵子
   (メゾソプラノ)富岡明子
   (テノール)中島康晴、樋口達哉
   (バリトン)上江隼人
   (ピアノ)河原忠之
▼Nikikai Days 公演情報ページはこちら
Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
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●公演のお問合せ、チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831 へ
(月~金:10~18時/土:10~15時/日・祝 休)

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日生劇場:NISSAY OPERA 2016 ロッシーニ『セビリアの理髪師』が開幕!

ローマで『セビリアの理髪師』が初演されて今年で200年。
「ラ・ラ・ラ・レ~ラ♪」とフィガロが陽気に歌う〈私は町の何でも屋〉や、ロジーナが恋への憧れを歌う躍動感溢れる〈今の歌声は〉等をはじめとした名曲ぞろいの愉しいオペラ・ブッファが、今夏リニューアルされたばかりの日生劇場で開幕しました。
当公演は、6月18日(土)・19日(日)の一般公演に先駆け、中高生を対象とした「ニッセイ名作シリーズ」公演として6月13日より上演され、オペラ初体験の生徒たちが目を輝かせて音楽に聴き入っていました。

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18日(土) ロジーナ
富岡明子
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19日(日) フィガロ
上江隼人

(NISSAY OPERA 2016『セビリアの理髪師』より 写真提供:日生劇場 撮影:三枝近志)
バリトン上江隼人より、昨年のヴェルディ・フェスティバルでのコメントと、19日『セビリアの理髪師』に向けてのメッセージが届いております。
      *      *      *      *      *

201606_kamie_hayato_01.jpg 去年の10月にブッセート(イタリア)のヴェルディ・フェスティバルの『リゴレット』では大変貴重な経験ができました。歴史のある劇場で偉大な歌手が歌ってきたリゴレット像をどのように進化させていくのかと演出家のマエストロAlessioさんと話した結果、肉体的な歪みではなく、心の歪みを強調するためにあえて背虫の演技は外しました。楽譜には(背虫)と書いてあるので、それを心の歪みとして表現するかということを、キャラクターでの呼吸や言葉をもっと重視して作りました。大変貴重な経験となりました。
現在は日生劇場の『セビリアの理髪師』でフィガロを歌わせて頂いております。良い舞台が作れるよう皆で刺激し合いながら必死に頑張っております。会場で皆様にお目にかかれるのを楽しみにしております。  ―― 上江隼人
写真:2015年10月のFestival Verdiでリゴレットに扮する上江
Teatro G.Verdi(Busseto)にて
▼2015年ヴェルディ・フェスティバル『リゴレット』の公演情報
RIGOLETTO Teatro Giuseppe Verdi di Busseto - Teatro Regio Parma(パルマ王立劇場)

      *      *      *      *      *
■■■ 公演情報 ■■■
NISSAY OPERA 2016
G.ロッシーニ『セビリアの理髪師』
日時:2016年6月18日(土)・19日(日) 両日14:00開演
会場:日生劇場(東京・日比谷)
指揮:園田隆一郎
演出:粟國 淳
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
キャスト:
 ロジーナ 富岡明子(6/18)・中島郁子(6/19)
 フィガロ 青山 貴(6/18)・上江隼人(6/19)
 バルトロ 増原英也(6/18)/フィオレッロ 清水勇磨(両日) ほか
▼オペラ『セビリアの理髪師』のご予約・お問合せは「日生劇場」へ
NISSAY OPERA 2016『セビリアの理髪師』 - 日生劇場
 03-3503-3111 (10:00~18:00)
 ※当公演の二期会チケットセンターでのチケットお取扱は終了いたしました。

写真のメゾソプラノ富岡明子とバリトン上江隼人は、7月1日(金)19時からサントリーホール ブルーローズで開催の「二期会デイズ@ブルーローズ2016」第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>に出演! 
2人のほか、ミラノ在住の中島康晴(テノール)、イタリアの声を持つプリマ大山亜紀子(ソプラノ)、オペラ界の貴公子 樋口達哉(テノール)とディーヴァ横山恵子(ソプラノ)の最強コンビ等、内外で活躍する二期会スター歌手たちによる夢の共演。極め付きのアリアに加え、『セビリアの理髪師』三重唱、『ドン・カルロ』友情の二重唱、『トスカ』二重唱等々、至福の演奏をどうぞお楽しみに。
■■■ 主催公演情報 ■■■
Nikikai Days@Blue Rose 2016
第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>

日時:2016年7月1日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全指定席・税込) 4,500円 =発売中=
出演:(ソプラノ)大山亜紀子、横山恵子
    (メゾソプラノ)富岡明子
    (テノール)中島康晴、樋口達哉
    (バリトン)上江隼人
    (ピアノ)河原忠之
▼Nikikai Days 公演情報ページはこちら
Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
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●公演のお問合せ、チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831 へ
(月~金:10~18時/土:10~15時/日・祝 休)
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【Nikikai Days 2016情報】7/1(金)第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>
ソプラノ横山恵子からのメッセージ

7月1日から3日間、サントリーホール ブルーローズにて開催の「二期会デイズ(Nikikai Days@Blue Rose 2016)」。
開幕となる第1日は、内外で活躍する二期会スター歌手たちによる夢の共演。
極め付きのオペラ・アリアに加え、『セヴィリアの理髪師』、『ドン・カルロ』、『トスカ』から名シーンの重唱による、至福の演奏をお届けします。
今回の出演者紹介は、ソプラノ横山恵子。東京二期会9月公演 ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』にてイゾルデ役で主演する横山が、一足先に開催される「二期会デイズ」においては、樋口達哉との『トスカ』の二重唱と、当り役のひとつでもあるトゥーランドット姫のアリアなど、プッチーニ・オペラのヒロインとして登場します。
       *      *      *

201606_yokoyama_keiko.jpg トスカとトゥーランドット役の激しいキャラクターが大好きな私です。
そしてわたくしの役は最後まで元気でハッピーエンドが少ないので、1曲は姫として終われるトゥーランドットを是非今回入れさせていただきたいとおもいました。トスカは女性の目からみても可愛い女性、私もあやかって役に成り切り嫉妬深いく可愛いトスカをがんばります。
               横山恵子

       *      *      *
横山をはじめ、大山亜紀子、富岡明子、中島康晴、樋口達哉、上江隼人の、旬の歌手たちが一堂に会する、二期会21主催公演ならではの豪華企画!
この貴重な機会をどうぞお聴き逃しなきよう、会場にてお待ち申し上げます。
201606_yokoyama_keiko_02.jpg
2014年2月 東京二期会公演 ヴェルディ『ドン・カルロ』で
エリザベッタをつとめる横山 (撮影:三枝近志)
■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai Days@Blue Rose 2016
第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>

日時:2016年7月1日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全指定席・税込) 4,500円 =発売中=
出演:(ソプラノ)大山亜紀子、横山恵子
    (メゾソプラノ)富岡明子
    (テノール)中島康晴、樋口達哉
    (バリトン)上江隼人
    (ピアノ)河原忠之
演奏予定曲:
・ヴェルディ『椿姫』より “パリを離れて”
   大山亜紀子(ヴィオレッタ)、中島康晴(アルフレード)
・ロッシーニ『ラ・チェネレントラ』より “悲しみと涙のうちに生まれて”
   富岡明子(アンジェリーナ)
・ロッシーニ『セビリアの理髪師』より “私は町の何でも屋”
   上江隼人(フィガロ)
・ロッシーニ『セビリアの理髪師』より 三重唱“ああ思いがけないこの喜び”
   富岡明子(ロジーナ)、中島康晴(伯爵)、上江隼人(フィガロ)
・ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より “我が祖先の墓よ”
   中島康晴(エドガルド)
・ヴェルディ『ドン・カルロ』より 二重唱“我らの胸に友情を”
   樋口達哉(ドン・カルロ)、上江隼人(ロドリーゴ)
・ヴェルディ『ドン・カルロ』より “世のむなしさを知る神”
   大山亜紀子(エリザベッタ)
・プッチーニ『トスカ』より “妙なる調和”
   樋口達哉(カヴァラドッシ) 
・プッチーニ『トスカ』より 二重唱“マリオ!マリオ!”
   横山恵子(トスカ)、樋口達哉(カヴァラドッシ)
・プッチーニ 『トゥーランドット』より “この宮殿の中で”
   横山恵子(トゥーランドット)
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Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
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●公演のお問合せ、チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831 へ
(月~金:10~18時/土:10~15時/日・祝 休)

▼こちらより2010年6月掲載のインタビューなどがご覧いただけます
横山恵子の今|ピックアップ・アーティスト バックナンバー - 二期会21

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【Nikikai Days 2016情報】7/1(金)第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>
ミラノ・スカラ座でも活躍したテノール中島康晴が二期会デビュー!

7月1日から3日間、サントリーホール ブルーローズにて開催の「二期会デイズ(Nikikai Days@Blue Rose 2016)」。
開幕となる第1日は、内外で活躍する二期会スター歌手たちによる夢の共演。
極め付きのオペラ・アリアに加え、『セヴィリアの理髪師』、『ドン・カルロ』、『トスカ』から名シーンの重唱による、至福の演奏をお届けします。
今回の注目のひとつは、ヴェルディ『オベルト』のリッカルド役に26歳の若さで日本人テノールとして初めてスカラ座主役デビューを飾るなど、現在はミラノを拠点に世界各国の歌劇場で活躍する中島康晴が二期会アーティストとして初登場します!
公演に向けて中島からメッセージが届いておりますので、ご紹介いたします。
       *      *      *

201605_nakajima_yasuharu.jpg テノールの中島康晴です。万緑の候、みなさま如何お過ごしでしょうか。
ミュンヘン、ミラノ、そして4月には京都でのロームミュージックフェスティバルコンサート出演の為、一時帰国しておりました。
さて、昨年末より二期会に入会しましたこと、お知らせします。そして、本年7月1日に二期会主催ガラ・コンサートに出演することになりました。これが私の二期会デビュー・コンサートになります。
私が歌うアリアは、ドニゼッティ作曲『ランメルモールのルチア』より“我が祖先の墓よ”、他にヴェルディ作曲『椿姫』からヴィオレッタとアルフレード(中島)の二重唱、ロッシーニ作曲『セヴィリアの理髪師』からロジーナ、フィガロと伯爵(中島)の三重唱を歌う予定です。東京で皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

       *      *      *
国際的にも稀な正統派ベルカント歌手として世界の歌劇場に認められたその声に、どうぞご期待ください!
▼公式ページより中島の歌声が試聴いただけます!
中島康晴(テノール歌手)公式ホームページ

■■■ 公演情報 ■■■
Nikikai Days@Blue Rose 2016
第1日<華麗なるイタリア・オペラの世界>

日時:2016年7月1日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:サントリーホール ブルーローズ
料金:(全指定席・税込) 4,500円 =発売中=
出演:(ソプラノ)大山亜紀子、横山恵子
    (メゾソプラノ)富岡明子
    (テノール)中島康晴、樋口達哉
    (バリトン)上江隼人
    (ピアノ)河原忠之
演奏予定曲:
・ヴェルディ『椿姫』より “パリを離れて”
   大山亜紀子(ヴィオレッタ)、中島康晴(アルフレード)
・ロッシーニ『ラ・チェネレントラ』より “悲しみと涙のうちに生まれて”
   富岡明子(アンジェリーナ)
・ロッシーニ『セビリアの理髪師』より “私は町の何でも屋”
   上江隼人(フィガロ)
・ロッシーニ『セビリアの理髪師』より 三重唱“ああ思いがけないこの喜び”
   富岡明子(ロジーナ)、中島康晴(伯爵)、上江隼人(フィガロ)
・ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より “我が祖先の墓よ”
   中島康晴(エドガルド)
・ヴェルディ『ドン・カルロ』より 二重唱“我らの胸に友情を”
   樋口達哉(ドン・カルロ)、上江隼人(ロドリーゴ)
・ヴェルディ『ドン・カルロ』より “世のむなしさを知る神”
   大山亜紀子(エリザベッタ)
・プッチーニ『トスカ』より “妙なる調和”
   樋口達哉(カヴァラドッシ) 
・プッチーニ『トスカ』より 二重唱“マリオ!マリオ!”
   横山恵子(トスカ)、樋口達哉(カヴァラドッシ)
・プッチーニ 『トゥーランドット』より “この宮殿の中で”
   横山恵子(トゥーランドット)
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Nikikai Days @ Blue Rose 2016 - 主催・制作コンサート - 二期会21
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●公演のお問合せ、チケットのご予約は
二期会チケットセンター 03-3796-1831 へ
(月~金:10~18時/土:10~15時/日・祝 休)

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開幕!イル・トロヴァトーレ!!

公演前のゲネプロも終了し、いよいよ開幕となりました!
A.バッティストーニの指揮により、初共演となる東京都交響楽団から次々と美しく力強い旋律が生み出され、皆さまを幻想的なオペラの世界に誘います。
▼公演詳細ページはこちら
2016年2月公演 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 - 東京二期会オペラ劇場
演出のL.マリアーニによるプロダクションは、パルマ王立歌劇場、フェニーチェ劇場に続き、今回の東京公演で3プロダクション目となりますが、演出家より「今回の東京公演が、今までの同舞台の中で一番優れている。もっとも素晴らしい出来」と語ってくれました。
間もなくとなった公演を先日行われたゲネプロの写真を交えつつ、少しだけお見せします!

(さらに…)

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2016年2月公演『イル・トロヴァトーレ』~ルーナ伯爵役:上江隼人インタビュー

2015年東京二期会『リゴレット』でタイトルロールを務め、指揮者のアンドレア・バッティストーニの日本でのオペラ公演で必ず共演を続けているバリトン上江隼人。
日本のみならずイタリアでも活躍を続ける上江に、このオペラの魅力をインタビュー致しました。

― 自身の演じるルーナ伯爵について
ルーナ伯爵は第2幕のアリアが特に有名で、バリトンの中では珍しい「愛のアリア」で、レオノーラへの恋心が歌われています。
普通バリトンのアリアですと「復讐するぞ!」のような愛の歌とはかけ離れたものが多いですが(笑)、その意味で珍しい役柄ですね。
― 指揮のバッティストーニについて
彼の指揮で特筆するべきことは歌手やオーケストラに対する”バランス感覚”だと思います。
普通、指揮者と歌手の間にはテンポ感覚等の面で、お互いに見合ってしまうようなことがままありますが、バッティストーニと共演する時はそれが全くありません。
本当に自分の役や歌う事に集中ができる、とても素晴らしい指揮者だと思います。
先日第1回目のマエストロによる音楽稽古が行われ、そこで彼は、今までお客さまが聞いたことがない『イル・トロヴァトーレ』にしたいと話していました。
その力になれるように、出演者皆で精一杯頑張っていきたいと思います。
― 『イル・トロヴァトーレ』の魅力とは?
このオペラはヴェルディ中期の作品ですが、当時の通常である劇場からの依頼による作曲ではなく、ヴェルディ自身が描きたい内容を詰め込んだオペラです。
様式としては『リゴレット』で形式的なナンバーオペラからの脱却がなされたのに、『イル・トロヴァトーレ』ではナンバー形式が復活しています。
ただ、私としてはその形式的な形をとることで、ヴェルディ自身が以降のオペラへ向けての懸け橋とした重要な作品だと思います。
ベルカントの最終地点であり、ベルカント・オペラから新しいジャンルとなるヴェリズモ・オペラへの経過となった作品ではないかと思います。
日本国内ではなかなか演奏機会のないこのオペラですが、海外では同じヴェルディの『椿姫』にも並ぶ人気演目です。
今回は国内でご覧頂ける貴重な機会だと思います是非会場でご覧いただければ。
スタッフ一丸となって良い舞台としたいと思います。
歌声に溢れる『イル・トロヴァトーレ』公演に是非ご期待ください。

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PDFちらし
■■■ 公演情報 ■■■
パルマ王立歌劇場とヴェネツィア・フェニーチェ劇場との提携公演
《東京二期会オペラ劇場》
G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』
オペラ全4部・日本語字幕付き原語(イタリア語)上演
日時:2016年2月 (★…上江隼人の出演日)
     17日(水) 18:30開演★
     18日(木) 14:00開演
     20日(土) 14:00開演★
     21日(日) 14:00開演
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席13,500円~C席8,000円
指揮:アンドレア・バッティストーニ
演出:ロレンツォ・マリアーニ
管弦楽:東京都交響楽団

▼キャスト一覧、チケット情報等、公演詳細はこちらをご覧ください
2016年2月公演 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』 - 東京二期会オペラ劇場

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バリトン上江隼人、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」に登場!

クラシック界の新星たちによるフレッシュな演奏をじっくり楽しめる番組、「リサイタル・ノヴァ」。
今回は、この2月に東京二期会『リゴレット』でタイトル・ロールを演じるバリトンの上江隼人が登場致します。
イタリアに居を構え、現地の風土を肌で感じてきた上江ならではの深みあるナポリ民謡や、彼自身が永遠のテーマと掲げるヴェルディの作品等をお届けするプログラム。中でも、満を持して臨む『リゴレット』からのアリア2曲は必聴です。
ぜひお聴きください!
201501_kamie_hayato_02.jpg 上江隼人
◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
「リサイタル・ノヴァ」上江隼人(バリトン)
放送局:NHK-FMラジオ
放送日時:
  (本放送)2015年2月1日(日) よる20:20~21:00  
  (再放送)2015年2月6日(金) あさ9:20~10:00
【プログラム】
■クレシェンゾ「つばめは古巣へ」
■カルディルロ「つれない心」
■ブロージ「ベネチアの幻影」
■ベルリーニ:歌劇『清教徒』から“命をかけて”
■ヴェルディ:歌劇『リゴレット』から“同じ穴のむじな“
■ヴェルディ:歌劇『リゴレット』から“悪魔め、鬼め“
■ボッシ「あなたを信じられない」
 (ピアノ:村上尊志)
▼番組ホームページはこちら
リサイタル・ノヴァ - NHKオンライン
ノヴァの皆さん|リサイタル・ノヴァ - NHKオンライン(出演者への7つの質問がご覧いただけます)
▼ネットラジオでもお楽しみいただけます!
らじる★らじる - NHKネットラジオ
※局の都合により放送予定が変更になる場合があります。

▼2月19日(木)と21日(土)の公演に上江隼人がタイトル・ロールで出演します!
2015年2月公演 G.ヴェルディ『リゴレット』 - 東京二期会
●『リゴレット』チケットのお申込は
二期会チケットセンター 03-3796-1831
 (月~金:10:00~18:00/土:10:00~15:00/日祝:休)
 ~良い席お早めに!
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2月公演G.ヴェルディ『リゴレット』
~「リゴレットに聞く」その2:上江隼人

2015年2月19日に幕を開ける、東京二期会オペラ劇場G.ヴェルディ『リゴレット』。
公演に向けて順調に稽古が進む中、二人のタイトルロールにお話を伺いました。
今回の「リゴレットに聞く」は、2014年『ドン・カルロ』ロドリーゴの好演も記憶に新しい上江隼人。
公演に向けての思いを語ってもらいました。
201501_kamie_hayato.jpg 上江隼人
201501_kamie_doncarlo.jpg 2014年2月 東京二期会『ドン・カルロ』ロドリーゴ役
【『リゴレット』の聴きどころ。そして今回演じる役について】
ヴェルディ中期の作品たるリゴレットは、今までの作風からの大きな転換を迎えた作品であると思います。音楽とドラマを今まで以上に重視し、音楽と歌詞の緊密な結びつきを実現した素晴らしい作品。
本来、ヴェルディはこの作品を「呪い」と名付けたかったようです。ワグナーのライトモチーフではありませんが、この呪いの旋律は序曲に始まり、リゴレットのみならず、モンテローネやジルダにも現れ、物語全編をつらぬくテーマとして創られています。
そのことも是非ご注目頂ければ。
リゴレットはヴェルディのタイトルロールの中で大役です。声だけでなく演じる力も要求されます。そして、この曲がかかれた時代のヴェルディは『リゴレット』以外にも『スティフェリオ』『椿姫』『トロヴァトーレ』等、世間では少し陰のあるキャラクターを主役としている傾向があると思います。彼が何故そのような題材を選んだのか、何を伝えたかったのか?そのようなことを自分の中で読み解けたらと思います。
【ヴェルディのオペラにおける、バリトンの魅力とは?】
ヴェルディ本人がバリトンであり、歌の事を誰よりも良く理解していた作曲家。
彼の旋律を歌うごとに自身が律せられ、新たな発見があります。本当に学ぶことが多いと稽古を通じて感じています。
【今回のプロダクションはイタリアでも人気のアンドレア・バッティストーニを指揮に迎え、演出面もパルマ王立歌劇場の伝統的な舞台装置や、衣裳も楽しみです。今回のプロダクションについては?】
1987年プレミエの歴史ある舞台。数々の偉大な歌手たちが関わったプロダクションであり、彼らが身につけた衣裳をつけて演じることになります。その意味でも歴史の重みを感じられる舞台になると感じており、今からわくわくしています。
また、マエストロとは2012年東京二期会「ナブッコ」、イタリアで「スティフェリオ」でも競演しました。私より若いマエストロですが、それを感じさせない音楽性、統率力、カリスマ性を兼ね備えたまさに、オペラ指揮者の為に生まれてきた人なのだと感じます。約二年ぶりとなりますが、今回も共演できることを大変光栄に思います。
2012nabucco_curtain_kamie.jpg
2012年2月 東京二期会オペラ劇場 G.ヴェルディ『ナブッコ』公演
カーテンコールより、写真中央がナブッコ:上江隼人、右隣がバッティストーニ
201501_kamie_stiffelio.jpg
2012年 パルマ王立歌劇場『スティフェリオ』スタンカー役
      *     *     *
ヴェルディの内面を深く掘り下げることを目指す上江隼人がリゴレットをどう演じるのか。
期待は高まるばかりです!是非会場にてご観覧ください。

▼公演情報ページはこちら
2015年2月公演 G.ヴェルディ『リゴレット』 - 東京二期会
▼お問合せ・チケットご予約はこちら
二期会チケットセンター Tel. 03-3796-1831
 (月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00)

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【レビュー】NHKニューイヤーオペラコンサート2015

皆様、新年あけましておめでとうございます。
ブログでは新年のご挨拶がすっかり遅くなってしましましたが、本年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
さて新年と言えば・・・
“恋する喜び 恋する哀しみ”をテーマに年始を華やかに彩った、「NHKニューイヤーオペラコンサート2015」が1月3日(土)夜7時~9時にNHKホールで開催され、その模様が全国に生放送されました。
58回目を迎えた今回も国内外で活躍するキャストが集結し、多くのオペラの物語の核となる「恋」を高らかに歌い上げる中、二期会からも沢山のソリストと二期会合唱団が出演し、コンサートに華を添えました。ソリストの出演シーンを中心にレポート致します。
ムソルグスキー作曲『ボリス・ゴドノフ』より「ボリス皇帝に祝福あれ」の合唱で豪華絢爛に開幕し、望月哲也が『ラ・ボエーム』より「冷たい手を」で恋の始まりをしっとりと歌い上げ、『ファウスト』では妻屋秀和がメフィストフェレスに扮し迫力ある「金の子牛の歌」を熱唱。続く「逃げろ、逃げろ」では愛する人の死を前に、苦悩に満ちたファウストを山本耕平が好演。
25周年を迎えたバッハ・コレギウム・ジャパンをゲストに演奏されたバロック・オペラの傑作『リナルド』からは、愛する人を想い歌う「涙の流れるままに」を臼木あい、恋人の心変わりに復讐を誓う「私は戦いを挑み」を山下牧子がそれぞれ熱唱。
後半では、『カヴァレリア・ルスティカーナ』より、グラスを片手に恋のきらめきを賛美する、乾杯の歌「酒をたたえて」を与儀 巧が情熱的に歌い上げました。悲劇『リゴレット』からは、昨年11月のびわ湖ホール『リゴレット』の麗しいジルダ役が記憶に新しい幸田浩子が「慕わしいひとの名は」を、同じくびわ湖ホールにてマントヴァ公を演じ絶賛を博した福井 敬が、女心の歌「風の中の羽のように」を、四重唱「美しい乙女よ」では、幸田福井と共に上江隼人が、失恋に悲しむ愛娘に寄りそうリゴレットで登場。上江は同役で2月に東京二期会『リゴレット』に出演します。
フィナーレは、『椿姫』の乾杯の歌を全員で歌い、華々しくエンディングを迎えました。
満員御礼で大入り袋が配られるなど、大盛況のうちに幕を閉じた「NHKニューイヤーオペラコンサート2015」。新たな年の始まりに音楽が共にあります事に、心より感謝申し上げます。
201501_nhk_newyear.jpg
終演後、勢揃いしたソリスト達。
左から福井 敬、上江隼人、山本耕平、臼木あい、望月哲也、幸田浩子、山下牧子、与儀 巧、妻屋秀和。
▼コンサートの詳細はこちらをご覧ください
第58回 NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKプロモーション
▼演奏曲はこちらをご覧ください
第58回NHKニューイヤーオペラコンサート 出演者と曲目のお知らせ - NHKクラシックトピックス|NHK

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【まとめ】2014-2015年末年始、二期会アーティスト番組出演情報

いよいよ年の瀬。この年末年始に放送される音楽番組から、二期会アーティストの登場する番組を一覧にまとめました。
普段なかなか演奏会場に足を運べない方も、是非テレビ・ラジオでお楽しみください!

◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
★札響FMコンサート~特別演奏会 札響の第9~
放送日時:2014年12月27日(土) 13:00~15:25<生放送>
放送局:NHK FM(ラジオ/北海道地方)
主な出演者:
  指揮:尾高忠明/管弦楽:札幌交響楽団
  ソプラノ:横山恵子/メゾソプラノ:金子美香
  テノール:鈴木 准、バリトン/吉川健一
(札幌コンサートホールKitaraより生中継)
▼番組詳細ページはこちら
札響FMコンサート~特別演奏会 札響の第9~ - NHKオンライン 番組表

★マリア・カラス変奏曲~名盤を通して知る大芸術家~-第1変奏-
放送日時:2014年12月27日(土) 19:30~21:00
放送局:NHK FM(ラジオ)
出演:ソプラノ幸田浩子 ほか
(昨年末に放送された番組の再放送)
▼番組詳細ページはこちら
マリア・カラス変奏曲~名盤を通して知る大芸術家~ -第1変奏- - NHKオンライン 番組表
▼本放送時の番組内容紹介記事はこちら(日付が昨年のものですのでご注意)
幸田浩子、3夜連続NHK-FMに出演 - 二期会blog
「マリア・カラス変奏曲~名盤を通して知る大芸術家~」放送 - NHKクラシック ブログ

★TOKYO FM 夢の第九コンサート2014
放送日時:2014年12月27日(土) 22:00~22:55
放送局:TOKYO FM(ラジオ/東京地域)・他JFN系列全国37局ネット
主な出演者:
  指揮:西本智実/管弦楽:IlluminArt Philharmonic Orchestra
  ソプラノ:文屋小百合/アルト:山下牧子 ほか
(収録:2014年12月15日 国立代々木競技場 第二体育館)
▼公演ホームページはこちら
TOKYO FM 夢の第九コンサート2014 - TOKYO FM

★マリア・カラス変奏曲~名盤を通して知る大芸術家~-第2変奏-
放送日時:2014年12月28日(日) 19:30~21:00
放送局:NHK FM(ラジオ)
出演:ソプラノ幸田浩子 ほか
(昨年末に放送された番組の再放送)
▼番組詳細ページはこちら
マリア・カラス変奏曲~名盤を通して知る大芸術家~ -第2変奏- - NHKオンライン 番組表

★マリア・カラス変奏曲~名盤を通して知る大芸術家~-第3変奏-
放送日時:2014年12月29日(月) 19:30~21:00
放送局:NHK FM(ラジオ)
出演:ソプラノ幸田浩子 ほか
(昨年末に放送された番組の再放送)
▼番組詳細ページはこちら
マリア・カラス変奏曲~名盤を通して知る大芸術家~ -第3変奏- - NHKオンライン 番組表

★N響《第9》演奏会
放送日時:2014年12月31日(水) 20:00~21:15
放送局:NHK Eテレ
主な出演者:
  指揮:フランソワ・グザヴィエ・ロト/管弦楽:NHK交響楽団
  アルト:山下牧子/テノール:福井 敬/バリトン:甲斐栄次郎  ほか
(収録:2014年12月22日 NHKホール)
▼詳細ページはこちら
放送予定 - NHK交響楽団

★東急ジルベスターコンサート 2014-2015
放送日時:2014年12月31日(水) 23:30~24:45<生放送>
放送局:テレビ東京系列・BSジャパン
主な出演者:
  司会:宮本亜門、松丸友紀(テレビ東京アナウンサー)
  指揮:山田和樹/管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
  ソプラノ:幸田浩子/テノール:山本耕平  ほか
(Bunkamuraオーチャードホールより生中継)
▼番組詳細ページはこちら
東急ジルベスターコンサート 2014-2015 - テレビ東京

★The Crossover New Year Special! Classic&Pops 2015
放送日時:2015年1月1日(木・祝) 21:00~22:00<生放送>
放送局:東京MXテレビ(MX1:091ch・東京都および東京近郊エリア)
主な出演者:
  司会:朝岡 聡/コメンテーター:尾崎亜美
  The JADE[テノール樋口達哉・高野二郎、バリトン成田博之、バスバリトン北川辰彦]
  La Dill[カウンターテナー彌勒忠史、バリトン岩田健志・坂下忠弘、テノール金山京介]  ほか
(半蔵門より生放送)
▼番組詳細ページはこちら
The Crossover New Year Special! Classic&Pops 2015 - TOKYO MX

★第58回NHKニューイヤーオペラコンサート ~恋する喜び 恋する哀しみ~
放送日時:2015年1月3日(土) 19:00~21:00
放送局:NHK Eテレ・NHK FM
二期会からの出演者:
  ソプラノ:臼木あい、幸田浩子/メゾソプラノ:山下牧子
  テノール:福井 敬、望月哲也、山本耕平、与儀 巧
  バリトン:上江隼人/バス:妻屋秀和
(NHKホールより生中継)
▼公演概要ページはこちら
第58回NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKオンライン

※これらの情報は2014年12月25日現在のもので、各放送局の都合により変更になる場合がございます。

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『リゴレット』指揮者バッティストーニ試聴ページ(無料)をフル活用しよう!

東京二期会オペラ劇場次回公演は、2015年2月『リゴレット』!
まずは「プレミエ・ウェルカム・キャンペーン」。
今回、東京二期会オペラ劇場としては初めて、2月19日(木)のプレミエ(初日)公演を、他の日よりもお得な料金設定にしました。オペラはまずはプレミエ公演をご覧いただきたい!欧米なら通常の公演日よりもチケット代が高い場合も多いプレミエですが、二期会オペラは少しお買い得です。
そして、クラシック音楽のオンライン図書館、ナクソス・ミュージック・ライブラリーとの提携による東京二期会試聴サイト(15分間無料)では、『リゴレット』も引き続き、全曲試聴可能です。
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東京二期会オペラ劇場『リゴレット』のページから――
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「NAXOS」と書かれたバナー画像をクリック!
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《『リゴレット』を試聴する》からは、カルロ・リッツィ指揮ウェールズ・ナショナル・オペラの全曲版のほか、マリア・カラスが歌うジルダのアリア「慕わしき御名」が聴けます。
そして、指揮のアンドレア・バッティストーニ!
《A.バッティストーニを試聴する》からは、パルマ王立劇場での『スティッフェーリオ』『ファルスタッフ』『アッティラ』の3本がフルで試聴いただけます。
ちなみに、パルマの『スティッフェーリオ』といえば、試聴CDには入っていませんが、今回の『リゴレット』のタイトルロール上江隼人も、パルマで同演目に主役スタンカー役で出演しています!
日本コロムビアから東京フィルハーモニー交響楽団との共演で、すでに2枚のアルバム(マーラー〈交響曲第1番〉『レコード芸術』特選、レスピーギ〈ローマ三部作〉)をリリースしているバッティストーニ。新譜の情報も今か今かと待ち遠しいところです。
最新情報も、『リゴレット』ページのリンクバナーから、どうぞ!
▼公演ページはこちらから
2015年2月公演G.ヴェルディ『リゴレット』 - 東京二期会オペラ劇場

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二期会謝恩新年会2014!

新しい年の幕開けを、お客様と二期会アーティストとともにお祝いする、歌とお食事の宴。1月24日(金)、東京二期会賛助会と二期会オペラ愛好会のお客様にお集まりいただき、神楽坂のフレンチレストラン、ラリアンスにて「二期会謝恩新年会」を開催しました!
開幕は、『ドン・カルロ』より「友情の二重唱」
2月公演で実際に共演するテノール山本耕平とバリトン上江隼人が、お客様の目の前で力強いハーモニーを響かせました。
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続いて、エボリ公女役メゾソプラノ谷口睦美の「ヴェールの歌」テバルド役のダブルキャスト加賀ひとみと青木エマは揃って登場。
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そして、『椿姫』より「乾杯の歌」です。
総勢15名のソリストが歌い合い、約80名の二期会アーティスト全員が大合唱!
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司会は、ソプラノ二見麻衣子とバリトン加賀清孝。
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今年の公演の紹介もさせていただきました。
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お楽しみコーナーは「二期会クイズ」
懐かしの舞台写真やプログラムの写真なども。
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テノール成田勝美、メゾゾプラノ成田伊美(よしみ)親子による「オー・ソレ・ミオ」二期会新年会だけの特別なデュオでした。
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新入会員のご紹介も新年会に欠かせません。
『こうもり』の「乾杯の歌」を全員で披露しました。
これからも応援よろしくお願いいたします!
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会場となったラリアンス様にも、東京二期会法人賛助会にご入会いただいています。大理石の床に自然光のふりそそぐ高い天井という贅沢な空間で、残響がとても美しいのです。舞台装置のような中央階段も印象的。
もちろんお料理もあざやかで美味でした。
ラストも歌で!お客様とご一緒に「早春賦」と『カルメン』の「闘牛士の歌」で締めくくりました。
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お客様と親密な距離で触れあうことのできた新年会。
二期会会員一同、お客様にこれからもっと「二期会」をお楽しみいただけるように頑張ろう、と心に誓えた日となりました。
ご来場ありがとうございました。
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▼会場となったラリアンス様のウェブサイトはこちら
神楽坂のフレンチレストラン・結婚式場[株式会社ラリアンス] http://www.lalliance.jp/
▼東京二期会賛助会、二期会オペラ愛好会のご案内はこちら
賛助会入会のご案内|東京二期会へのご支援について - 東京二期会
二期会オペラ愛好会のご案内|オペラを楽しむ - 東京二期会

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神奈川県民ホール「ファンタスティック・ガラコンサート2013」

今年で8回目を迎える神奈川県民ホール「ファンタスティック・ガラ・コンサート」。今回のテーマは冬期オリンピック開催に因んで『煌めきのオペラ&バレエ~氷上の舞・宴』と題してフィギアスケートで取り上げられた珠玉の名曲の数々をお届けします。歌あり、オケあり、バレエあり。最高に幸せな気持ちになれるコンサートです。
二期会からはメゾソプラノ林 美智子、テノール大澤一彰、バリトン上江隼人が出演します!
ちなみに今年は11月開催です。どうぞお見逃しなく!

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林 美智子
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大澤一彰
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上江隼人

■■■公演情報■■■
第20回神奈川国際芸術フェスティバル
ファンタスティック・ガラコンサート2013
煌めきのオペラ&バレエ~氷上の舞・宴
日時:2013年11月30日(土) 15:00開演(14:15開場)
会場:神奈川県民ホール 大ホール
出演:(指揮)松尾葉子 (司会)別所哲也
   (ソプラノ)砂川涼子 (メゾソプラノ)林 美智子
   (テノール)大澤一彰 (バリトン)上江隼人
   (ピアノ)務川慧悟
   (バレエ)上野水香・高岸直樹(東京バレエ団)
   (管弦楽)神奈川フィルハーモニー管弦楽団
予定プログラム:
 【オペラ】
 プッチーニ:『トゥーランドット』より 氷のような姫君の心も、誰も寝てはならぬ
 ビゼー:『カルメン』より ハバネラ
 ヴェルディ:『椿姫』より プロヴァンスの海と陸   ほか
 【バレエ】
 チャイコフスキー:バレエ『白鳥の湖』第2幕より アダージョ
 リスト:愛の夢 第3番 高岸直樹振付(ピアノと共演)
 【オーケストラ】
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番より
 リムスキー=コルサコフ:シェヘラザード~第3楽章 若い王子と王女   ほか
▼詳細・お申込・お問合せはこちら
ファンタスティック・ガラコンサート2013 煌めきのオペラ&バレエ~氷上の舞・宴 - 神奈川県民ホール

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【レビュー】『カヴァレリア・ルスティカーナ』『パリアッチ(道化師)』無事終演

東京二期会オペラ劇場初登場となる田尾下 哲の新演出が話題となったヴェリズモ・オペラの傑作『カヴァレリア・ルスティカーナ』『パリアッチ(道化師)』。
舞台写真とともに、公演を振り返ります。
写真撮影:三枝近志(◇…7月13・15日組、★…7月14・16日組)
<舞台写真はクリックで拡大表示します>

N.Y.で活躍する、幹子S・マックアダムスの洗練された装置にもご注目ください。

『カヴァレリア・ルスティカーナ』はシンプルでインパクトのあるモノトーン


『パリアッチ』ではポップな色彩と、1960年代を表すTVの撮影セット

指揮はイタリア、ミラノ生まれのパオロ・カリニャーニ。
イタリア各地の歌劇場、ウィーン、パリ、メトロポリタン、ケルン、ジュネーヴ、バルセロナ等、世界一流の歌劇場を指揮し、フランクフルト・オペラの音楽総監督を10年務めたというキャリアながら、毎日、リュックをひょいと担いでプールに通い、颯爽と稽古場に登場。梅雨明けした東京の暑さをものともせず熱の入った稽古を繰り返し、イタリア・オペラの世界を日本で、現代の東京で作り上げました。
『カヴァレリア・ルスティカーナ』の幕開け。

トゥリッドゥ(岡田尚之)と、ローラ(富岡明子)がよりを戻してしまったのを知ったサントゥッツァ(大山亜紀子)の悲しみ。


有名な合唱<オレンジの花は香り>。今回はローラ(澤村翔子)と村の有力者で馬車屋のアルフィオ(松本 進)の結婚式の場面として描かれました。兵役から戻った恋人トゥリッドゥ(大澤一彰)を見て、思わず、ブーケを落とすローラ。


彼の母親ルチア(池田香織)が営む酒屋を訪ねたサントゥッツァ(清水華澄)は、トゥリッドゥの心変わりを訴えます。


サントゥッツァの名アリア<ママも知る通り>。嘆くルチア(栗林朋子)。


トゥリッドゥに戻ってくるように、何度も頼むサントゥッツァ。でもサントゥッツァとの仲は、ローラへのあてつけで始まったのだし、もともと恋仲だったローラとよりを戻したトゥリッドゥは、追いすがれば追いすがるほど冷淡になり、まったく取り合わないのです。


ローラがアルフィオと結婚さえしなければ、サントゥッツァはこんな惨めな思いはしなくて済んだのに、子まで宿して、村人には陰口をたたかれ、哀れでならない。一方、ローラは美人でお金持ち。トゥリッドゥはローラと教会に行ってしまいます。


トゥリッドゥは、村の復讐のしきたりに従い、ローラの夫アルフィオと決闘することになりました。
母親のルチアにそれとなく別れを告げるトゥリッドゥ。<母さん、この酒は強いね>。
そして「もし戻らなかったら、サンタの母親になってやってほしい」と。
岡田は素晴らしく熱く輝く声で、トゥリッドゥを演じました。


アルフィオ(小川裕二)とトゥリッドゥの決闘シーン。トゥリッドゥは殺され、幕となります。

『パリアッチ』

トニオ(上江隼人)が、テレビのインタビュー番組に出ているシーンから、始まります。今回の演出では、トニオがすべての糸を引く。ネッダに横恋慕し、その夫カニオの嫉妬を操る、という難しい役回りでしたが、自在に舞台に出入りし、邪心を隠し持つ野心的な人物を演じて、強い印象を残しました。


鮮やかに降り立つ座長カニオ(大野徹也)とその妻で女優のネッダ(嘉目真木子)。


ネッダのアリア<鳥の歌>。いつの日か大スターになる!新進女優の華麗な演技。


高橋絵理が演じるネッダ。遊び、夢に夢見るような可憐さ。言葉と声と音楽・・・豊かな表現力を開花させました。


トニオ(桝 貴志)がネッダに言い寄りますが、相手にもしないどころかあざ笑うのです。


ネッダにとって、シルヴィオ(塩入功司)こそが本当の愛。
塩入は、艶やかで深みのある美声。


ネッダは、ついにシルヴィオ(与那城 敬)と駆け落ちすることを承知します。
与那城はこれまでにも二期会オペラに数々登場していますが、さすがのいい男ぶり。


一番の聴かせどころカニオのアリア<衣裳をつけろ>。
ネッダの裏切りを知り心ここにあらずですが、芝居の時間です。道化師Pagliaccio。


ネッダは《コロンビーナ》を、ペッペ(小原啓楼)は《アルレッキーノ》を演じます。


ペッペ(与儀 巧)が演じる《アルレッキーノ》のセレナータ。可笑しさと明るさがあって、ペッペの存在がこのオペラの重苦しさを救っている気がします。


芝居と現実の境を見失って次第に正気を失っていくカニオ(片寄純也)。激情と豊かな音楽を堪能させ、客席を沸かせました。


「助けて!」と叫ぶネッダに走り寄ったシルヴィオがカニオを刺し、カニオはシルヴィオを刺す。3人とも死んでしまうという壮絶な結末。

2作品とも惨劇で幕が降ります。人と人との関係で湧き上がる感情、嫉妬、怒り、絶望の究極の結末。生身の人間は、それでも日々演じ、仮面をかぶり、別の顔を見せているものです。本当の自分はどこにいるのか分からなくなっているのは、何も劇中人物だから、なのではなくて、その状況をどこか他人が操作しているような感覚があるからなのではないでしょうか。
この幾層にも重ねられた演出に、見事にこたえた歌手たちに大きな拍手が送られました。そして、楽譜に書かれた言葉が、生きた人間の言葉として歌われたことは、何よりも音楽の力でもあって、大きな感動を呼びました。
ご来場、ありがとうございました。

帆かけ舟

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岡田昌子、上江隼人、平成24年度(第23回)五島文化賞オペラ新人賞を受賞!

2012年2月公演『ナブッコ』で絶賛を博したソプラノ岡田昌子とバリトン上江隼人が、第23回五島記念文化賞オペラ部門平成24年度オペラ新人賞を受賞、去る4月11日に東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで贈呈式が行われました。
授賞式のために一時帰国した岡田は、祝賀パーティーで『ナブッコ』アビッガイッレのアリアをドラマティックに披露、喝采を浴びました。
今回の受賞により、イタリアにおいて長期計画で研鑽を積む予定で、さらなる飛躍を目指します。
okada_shoko_1204.jpg 岡田昌子  kamie_hayato_1204.jpg 上江隼人
イタリア・ミラノ在住の上江は、『ナブッコ』での日本主役デビューで見事タイトル・ロールの重責を果たしましたが、すでにイタリアにおいては若手のホープとして以前より注目されています。2011年10月にはパルマ郊外のブッセートで行われたパルマ王立歌劇場主催のヴェルディ・フェスティバルに登場、『トロヴァトーレ』の主役ルーナ伯爵を歌い、一躍内外の脚光を浴びました。
現在はパルマ王立歌劇場『スティッフェリオ』(ヴェルディ)スタンカー伯爵役での出演に向け稽古を重ねているため、受賞式には帰国出来ず、映像での出演となりました。
「今回は稽古期間も長く、貴重な経験となりました。次​のパリアッチに生かせるよう、日々ハングリー精神を忘れ​ずに頑張ります!」と気力も充実の上江。
その『スティッフェリオ』の指揮が、同じ『ナブッコ』で日本デビューし、絶賛を博したアンドレア・バッティストーニというのもまた深い縁を感じます。

2人の今後の活躍にどうぞご注目ください!

▼こちらに第23回五島記念文化賞受賞者が紹介されています
第 23 回 五島記念文化賞 - 公益財団法人五島記念文化財団
▼パルマ王立歌劇場『スティッフェリオ』は只今公演期間中
STIFFELIO - Teatro Regio di Parma(パルマ王立歌劇場)
▼上江隼人は7月に『パリアッチ(道化師)』トニオ役で出演のため再び帰国します。
2012年7月公演『カヴァレリア・ルスティカーナ/パリアッチ(道化師)』 - 東京二期会オペラ劇場

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アンドレア・バッティストーニ指揮『ナブッコ』公演を振り返る

2月中旬、24歳の指揮者、Andrea Battistoniが、イタリアから来日、会う人すべてを魅了した3日間のオペラ公演『ナブッコ』。
▼『ナブッコ』公演詳細
オペラ公演ラインアップ 2012年2月公演「ナブッコ」 - 東京二期会
イタリア、パルマ王立歌劇場との提携公演が決まり、二期会の機関誌「二期会通信」Vol.288で紹介された、バッティストーニのインタビューでは、音楽に対する真摯な姿勢、そしてその若さでイタリアの主要な劇場、フェスティバルを次々と制覇し、パルマ歌劇場の首席指揮者をつとめるという経歴に、驚かれた方も多いでしょう。
▼「二期会通信」Vol.288掲載インタビュー記事
超新星 アンドレア・バッティストーニに聞く - オペラを楽しむ|東京二期会
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実際に彼が来てからはまさに旋風。ひとたび指揮台に上がれば、その眼に、「吸い込まれるようだ」と教えてくれた若い歌手勢。音楽稽古、通し稽古、オーケストラとの練習、舞台稽古と、ごく短期間の限られた回数のうちに、舞台裏から熱い空気が伝わってきたのです。
「聴きましたか?」「あの指揮者すごいです」「合唱がいいって」「若い!」・・・『ナブッコ』に命を吹き込んだ2週間。ゲネプロ(総通し稽古)を聴いた前理事長は、「たまげたね!」と絶賛。バッティストーニがもたらした音楽への情熱、時を共有する喜びに沸いた一瞬。オペラはやはり、劇場で作られるもの。
バッティストーニの音楽を聴いた人は、自分の中の何かが変わる気がしたのではないでしょうか。
二期会の若い歌手の力を最大限に引き出し、聴かせてくれた功績も大きい。

公演評、舞台写真とともに、この名舞台を振り返ります。
<舞台写真はクリックで拡大表示します>
★2月17日・19日組(撮影:三枝近志)
☆2月18日組(撮影:野村正則)

タイトルロールのナブッコ王を堂々と演じ、存在感も増した上江隼人。5月には、パルマでのバッティストーニの指揮によるヴェルディ『スティッフェリオ』のスタンカー伯爵に抜擢され、7月には、東京二期会オペラ劇場『パリアッチ(道化師)』のトニオで出演します。




ヴェルディ・オペラに欠かせない自尊心が高く美しい女性アビガエッレを歌った岡田昌子。
上江、岡田が五島記念財団の奨学金をダブル受賞しました。


ザッカーリアを歌ったジョン・ハオ。
気高さを感じさせる美声に長身痩躯で衣裳も映えます。この存在感、今後も貴重なバスの一人として、オペラの舞台を担っていくことでしょう。合唱は二期会合唱団。完成度の高い凝縮した響きで深い感動を呼びました。


中島郁子のフェネーナ。
ひとつひとつの表現、たたずまいが美しく、安定していました。


アビガエッレのドラマティックな音色と性格は、このオペラの非常に重要な要素。
このキャラクターは、ヴェルディのこの後の作品に通じていく魅力でもあります。
若手の多かった今回のプロダクションにおいて、イタリアオペラを数多く経験している板波利加がびしり、と引き締めました。


ナブッコ王を演じる若手バリトンの青山 貴。
この公演を通してまた大躍進。5月の東京オペラシティB→Cも期待され、今後が楽しみです。


そして、バッティストーニ。
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「柔軟な身体、楽想の転換時にも揺るがないリズム感、芯のあるフォルテシモなど、どこも魅力的」(読売新聞・沼野雄司氏)
「傑出した才能は序曲だけでも明白で、合唱団にも緻密な指示を送り、緩急自在のダイナミックな音楽」(音楽の友4月号・水谷彰良氏)。
そして熱い拍手を送ってくださったご来場の皆さま、ありがとうございました。

〜本公演のラジオ放送(予定)が決まりました〜(4/11追記)
放送局・番組名:NHK-FM オペラ・ファンタスティカ
放送日時:4月27日(金) 14:00~18:00
▼番組ホームページはこちらをご覧ください
オペラ・ファンタスティカ - NHKオンライン

帆かけ舟

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いよいよ今夜開幕!G.ヴェルディ『ナブッコ』

若き天才、アンドレア・バッティストーニを迎え、いよいよ東京二期会オペラ劇場『ナブッコ』が開幕します。
オーケストラも深みと輝きのある、ヴェルディ・サウンドを実現、合唱もすばらしい仕上がりです。
パルマ歌劇場からやって来た衣裳や装置、来日中のイタリア人照明家アルフィエーリによる照明、ステージは奥行きと陰影に富み、夢のような劇場空間を生み出しています。
出演者からも、「すごい指揮者!」「歌っていて楽しい」「イタリアの血ですね」等など、皆バッティストーニに魅せられ、士気が高い。
鋭い耳で瞬時に聴き分け、切れ味のよいテンポでぐいぐいと引っ張るバッティストーニ。「でも、妥協しないですね」と、アブダッロ役の塚田裕之が教えてくれました。
期待のタイトルロールのバリトン上江隼人、ドラマティックソプラノの板波利加の迫力、イズマエーレ役のテノール松村英行、二期会オペラデビューとなる、司祭長ザッカーリア役ジョン・ハオ、フェネーナ役中島郁子も、素晴らしい声です。
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舌を巻く完成度の高さ。
会う人すべてを虜にする類い稀なるバッティストーニの魅力。
彼が首席客演指揮者をつとめるパルマ王立歌劇場と日本の初の提携公演、日本側スタッフと一丸となって創り出す最高峰の芸術。
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今、この瞬間、この才能あふれるマエストロと出会えた幸せ、イタリア・オペラの輝き、ヴェルディならではの音楽、どうぞお楽しみください。
総本山ミラノ・スカラ座では、本年3月、4月の『フィガロの結婚』でのデビューに続い
て、来年には同じくスカラ座で、ヴェルディ最初のオペラ『オベルト』の新制作の指揮も決定しました。
YouTube公式 ぴあチャンネル
バッティストーニが語る東京二期会オペラ劇場「ナブッコ」

▼ネットニュース記事もご覧ください
「故郷を思う合唱に未来への希望を」新鋭イタリア人指揮者が日本デビュー - MSN産経ニュース
▼公演当日情報
伝説が始まる。2月17日~19日 G.ヴェルディ『ナブッコ』公演当日のごあんない - 二期会blog(2012/2/16)
▼公演詳細はこちら
『ナブッコ』公演詳細ページをみる - 東京二期会オペラ劇場

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『モーストリー・クラシック』最新号に、バッティストーニ&上江隼人が登場!

「鮮烈、という言葉が似合う指揮者」
『モーストリー・クラシック』最新3月号で、音楽評論家の加藤浩子さんに、このように紹介されているのは、東京二期会オペラ劇場2月公演『ナブッコ』の指揮者、アンドレア・バッティストーニです。
こちらのブログや『二期会通信』(オペラを楽しむ)で私たちも紹介してきましたが、専門誌上でも取り上げられました!
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記事では、「50年に一人」と囁かれるイタリア現地での熱狂ぶりと、バッティストーニ自身のヴェルディ・オペラに対する心酔的なまでの抜群の理解力が紹介されています。
もちろん、東京での『ナブッコ』の翌月には、すぐさまミラノ・スカラ座に『フィガロの結婚』でデビューすることにも言及されていました。
記事によれば、バッティストーニ自身「カラヤンやアッバード、ムーティと比べられるわけですから責任重大」と語っています。自らの存在の大きさを、この24歳の青年指揮者はしっかりと自覚しているのか・・・と思うと、なんだか、ゾクっとします。

そのバッティとならんで紹介されているのが、バリトン上江隼人!
ヴェルディ・バリトンに向かう上江の熱く、真摯な想いが伝わってきます。ぜひご一読ください。
2月の二期会『ナブッコ』でタイトルロールの大役を務めることは言うまでもありません。続く4月、今回の提携先であるパルマ王立歌劇場にて、バッティストーニの指揮によるヴェルディ『スティッフェリオ』のスタンカー伯爵に抜擢されたことが伝えられています!
▼パルマ王立歌劇場はこちら
Stifelio - Teatro Regio di Parma
王立歌劇場デビューを果たした上江の凱旋公演となるのが、二期会の7月『パリアッチ(道化師)』のトニオということになります。

ところで、二期会は、1952年2月25日、日比谷公会堂における『ボエーム』で歴史の歩みを始めました。
したがって、2012年2月17日にプレミエを迎える『ナブッコ』公演は、まさに、ちょうど60年目のオペラ公演となります。
今回『モーストリー・クラシック』で紹介された若き天才指揮者と、若き芸術的バリトンが、記念公演を大きく羽ばたかせる一翼を担っていることは間違いありません。ぜひご期待ください!
▼『ナブッコ』公演詳細はこちら
東京二期会オペラ劇場2月公演『ナブッコ』 - 東京二期会
▼『パリアッチ(道化師)』公演詳細はこちら
東京二期会オペラ劇場7月公演『カヴァレリア・ルスティカーナ』『パリアッチ(道化師)』 - 東京二期会

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『ナブッコ』タイトルロール、バリトン上江隼人がパルマで大活躍

来年2月17日~19日東京文化会館にて公演する東京二期会オペラ劇場『ナブッコ』。
17・19日にタイトルロールで二期会オペラ・デビューを飾る上江隼人は、まだ32歳の若手のホープです。この上江、ただいまパルマで評判のバリトンなのです。
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去る10月、上江は、『ナブッコ』の提携劇場であるパルマ王立歌劇場主催の「ヴェルディ・フェスティヴァル2011」に登場しました!
▼ヴェルディ・フェスティヴァル2011
Il Trovatore 14,16,21,24@Teatro Verdi di Busseto 26@Teatro Magnani di Fidenza - Festival Verdi2011
急遽代役での出演だったとのことですが、別のコンサートのため練習していたその声が、パルマ歌劇場の幹部の耳に驚きをもって迎えられ、またたくまにパルマ郊外ブッセートにあるヴェルディ劇場に立ち、『トロヴァトーレ』の主役ルーナ伯爵を歌い切りました。
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「今回、ヴェルディ・フェスティヴァルの舞台で歌わせていただける事になり、大変光栄に思っています。ブッセートはご存知の方も多いかと思いますが、ヴェルディの生まれ故郷です。その地でヴェルディ作品を歌うことは、私の夢でもありました。
今回の主催パルマ王立歌劇場では、すばらしい出会いにも恵まれ、良い環境で勉強させて頂きました」
と上江。
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このときのステージの様子が、なんと、今月発売の純文学雑誌『文学界』新年号の内田洋子さんのエセー「ピアニッシモのバリトン」で紹介されています。会場の空気が伝わってくるような文章で、上江の歌が情感豊かに響き、お客様を魅了した様子が書かれています。
『文学界』2012年1月号 - 文芸春秋社
「いかに憎々しいセリフを吐く場面でも、この青年バリトンにかかると、これほど恨みに思うものの本当はあなたのことが好きでたまらない、という大きな人間愛に溢れた心の奥が見えて来るのである」
「ふと見ると、劇場は静かに泣いていた」
(以上、本文より)
上江の歌は、文学になりました(微笑)。

さらに、後日談があります。
上江によれば、このブッセートでの『トロヴァトーレ』を鑑賞していた中に、在ミラノ日本国総領事がいらしたそうで、去る12月2日に領事館内で催された天皇陛下御誕生日パーティに総領事から直々に招待を受け、日伊両国国歌を独唱したそうです。歌手による国歌独唱は、パーティでは初めてのことだそうで、上江は名誉ある仕事を果たしました。

今、パルマ歌劇場付の音楽スタッフと『ナブッコ』の勉強を続けているという上江です。
2月の東京文化会館でも、私たちを虜にしてくれることでしょう!

■上江隼人からのメッセージ:
「『トロヴァトーレ』では、マエストロ、マリオッティ氏の作る考え抜かれた音楽を体で感じながら、感覚を研ぎ澄ませ、次の大役ナブッコにむけて僅かなエッセンスをも逃さずに吸収するつもりで、演奏に臨みました。これから本物のヴォーチェ・ヴェルディアーナ???により近づいていくためにも、欠かすことのできない大きな経験になりました!
これからも応援何卒よろしくお願いいたします!」

チケットのお申込み・公演に関するお問合せは
二期会チケットセンター 03-3796-1831

 (月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日・祝休業)
 ※Web予約なら24時間受付、座席指定可能、しかも手数料0円!
『ナブッコ』公演詳細ページ - 東京二期会オペラ劇場

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