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二期会アーティストが多数出演~びわ湖ホールプロデュースオペラ:ワーグナー《ニーベルングの指環》第1日『ワルキューレ』終演

去る、3月3日(土)、4日(日)に開催された、びわ湖ホールプロデュースオペラ:ワーグナー『ワルキューレ』は、天候にも恵まれ、熱気のうちに幕を閉じました。

世界的な歌手と共に、二期会アーティストも大活躍。この壮大なプロダクションの一翼を担いました。思わず引き込まれた名場面の数々。舞台写真と一緒にご紹介します。
(☆=3日公演、◆=4日公演より/写真提供:公益財団法人びわ湖ホール)





敵に追われたジークムントは倒れこむように、見知らぬ家にたどり着きます。家の主、フンディングは、妻ジークリンデによく似た面差しのジークムントを警戒します。



フンディンクが眠っている間に、ジークリンデはジークムントのもとへ。二人の心が通い合ったとき、冬の嵐が春に変わり、木々の葉が風にそよぎます。



真の勇士のみが手にするというノートゥンク(剣)を、ジークムントが見事、引き抜きます。





ヴォータンは、愛娘ブリュンヒルデに、ジークムントを助けるように命じますが、婚姻の女神にして妻のフリッカにたしなめられ、その命令を撤回します。



ジークリンデを助けて岩山へ帰ってきたブリュンヒルデを取り囲むワルキューレたち。



ジークムントの言葉に心を動かされたブリュンヒルデはヴォータンの命令に背いてまで、助けようとしました。



終幕。ブリュンヒルデが深い眠りについた岩山は、ヴォータンによって火で守られるのです。

ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。2019年は『ジークフリート』です。ご期待ください。

【公演概要】
びわ湖ホールプロデュースオペラ
ワーグナー作曲『ワルキューレ』

日時:2018年3月3日(土),4日(日) 両日14:00開演
会場:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール
指揮:沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)
演出:ミヒャエル・ハンペ
美術・衣裳:ヘニング・フォン・ギールケ
照明:齋藤茂男
音響:小野隆浩(びわ湖ホール)
演出補:伊香修吾
管弦楽:京都市交響楽団

出演: 3日 4日
ジークムント アンドリュー・リチャーズ 望月哲也
フンディング 斉木健詞 山下浩司
ヴォータン ユルゲン・リン 青山 貴
ジークリンデ 森谷真理 田崎尚美
ブリュンヒルデ ステファニー・ミュター 池田香織
フリッカ 小山由美 中島郁子
ゲルヒルデ 小林厚子 基村昌代
オルトリンデ 増田のり子 小川里美
ワルトラウテ 増田弥生 澤村翔子
シュヴェルトライテ 高橋華子 小林昌代
ヘルムヴィーゲ 佐藤路子 岩川亮子
ジークルーネ 小林紗季子 小野和歌子
グリムゲルデ 八木寿子 森 季子
ロスワイセ 福原寿美枝 平舘直子
太字=二期会アーティスト

 
 

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年末年始テレビ&ラジオ 二期会アーティスト出演情報

2017年もあとわずかとなりました!
今日は年末年始にテレビ、ラジオで放送されるクラシック音楽番組の中から、二期会アーティストが出演する番組をご紹介いたします。(12/26追記)

《《二期会アーティスト多数出演!京都市交響楽団 マーラー「千人の交響曲」》》
本年3月25日・26日に開催された、広上淳一指揮・京都市交響楽団 第610回定期演奏会 マーラー「千人の交響曲」のライブ収録映像が、大晦日にBSフジで放送されます。
福井 敬を始めとする二期会アーティストが多数出演した本公演は、京都市交響楽団の創立60周年シーズンの最後を飾り、高揚感と荘厳さを併せ持つ京響=広上ならではの演奏で、大変話題になりました。どうぞお見逃しなく!



◆◆◆放送情報◆◆◆
京都市交響楽団「千人の交響曲」
放送日時:2017年12月31日(日)あさ8:00~9:30(1回放送)
放送局:BSフジ
出演:
(指揮)広上淳一
(管弦楽)京都市交響楽団
(ソリスト)ソプラノ髙橋絵理田崎尚美、石橋栄実/メゾソプラノ清水華澄富岡明子/テノール福井 敬/バリトン小森輝彦/バス ジョン ハオ
(合唱)京響コーラス、京都市少年合唱団ほか
(2017年3月25日&26日 京都コンサートホール・大ホールでのライブ収録)
▼放送情報ページはこちら
『京都市交響楽団「千人の交響曲」』 - BSフジ
 
 
《《読響・第九コンサート2017》》
12月19日にサントリーホールでライブ収録されたサッシャ・ゲッツェル指揮・読売日本交響楽団のベートーヴェン第九をノーカット放送。今年も読響「第九」のソリストには、二期会からメゾソプラノ清水華澄とバス妻屋秀和が出演しました。真夜中の放送ですが、どうぞご覧ください。

◆◆◆放送情報◆◆◆
読響・第九コンサート2017
放送日時:2017年12月28日(木)午前2:34~3:59(収録:12/19公演)
放送局:日本テレビ(関東地区)
出演:
(指揮)サッシャ・ゲッツェル
(ソリスト)ソプラノ インガー・ダム=イェンセン/メゾソプラノ清水華澄/テノール ドミニク・ヴォルティヒ/バス妻屋秀和
(合唱)新国立劇場合唱団
▼そのほかの放送内容についてはこちら
読響・第九コンサート2017[SS] 指揮サッシャ・ゲッツェル|番組表 - 日本テレビ
 
 
《《N響「第9」演奏会》》
今年のN響「第9」公演のソリストに、二期会からメゾソプラノ加納悦子、テノール福井 敬、バリトン甲斐栄次郎の3名が出演。12月22日(金)の初日公演の模様が、NHK-FMでのラジオ生中継と、大晦日夜8時からEテレでテレビ放送されます。クリストフ・エッシェンバッハの指揮のもと奏でる歓喜の歌にどうぞご期待ください。

◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
N響「第9」演奏会
・ラジオ放送
放送日時:2017年12月22日(金)19:00~20:30(NHKホールより生中継)
放送局:NHK-FMラジオ
・テレビ放送
放送日時:2017年12月31日(日)20:00~21:20(収録:12/22公演)
放送局:NHK Eテレ
出演:
(指揮)クリストフ・エッシェンバッハ
(ソリスト)ソプラノ市原 愛/メゾソプラノ加納悦子/テノール福井 敬/バリトン甲斐栄次郎
(合唱)東京オペラシンガーズ
▼公演詳細、放送についてはこちら
ベートーヴェン「第9」演奏会(2017年12月22日)|コンサート詳細 - NHK交響楽団
 
 
《《サントリー1万人の第九》》
12月3日(日)に大阪城ホールで開催された「サントリー1万人の第九」の模様が、12月23日(土・祝)午後2時よりMBS、TBSほか各局で放送されます。
1983年大阪城ホール完成と共に産声を上げた「サントリー1万人の第九」。35回目となる今年の公演のソリストに二期会からはソプラノ鷲尾麻衣とメゾソプラノ谷口睦美が出演いたしました。
1万人が高らかに歌い上げる歓喜の歌はまさに大迫力!演奏とドキュメントでおおくりする放送をどうぞお楽しみに!

◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
1万人の第九2017 ~日本中の想いが集う日~
放送日時:2017年12月23日(土・祝)14:00~14:54
放送局:MBS、TBS、CBC、RKB、HBC、IBC、TBC
(※上記の他、UTY、TUY、MRO、SBC、MRT、RBCでも放送されますが、日時が異なります)
出演:
(総監督・指揮)佐渡 裕
(管弦楽)1万人の第九オーケストラ(兵庫芸術文化センター管弦楽団)/スーパーキッズ・オーケストラ/大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部
(ソリスト)ソプラノ鷲尾麻衣/メゾソプラノ谷口睦美/テノール吉田浩之/バリトン キュウ・ウォン・ハン
(合唱)1万人の第九合唱団
(公演ゲスト)くるり、服部百音(ヴァイオリン)、小栗 旬
(司会)羽鳥慎一、豊崎由里絵(MBSアナウンサー)
(放送出演)国分太一、又吉直樹、いとうあさこ
▼放送の詳細、公演についてはこちら
サントリー1万人の第九 - MBS
 
 
《《うたに恋して》》
世代を超えて愛されている名曲を次々と紹介する、BS日テレのスペシャル番組『うたに恋して!』。
オペラアリアはもちろん、ミュージカル、昭和歌謡、J-POP、映画主題歌や日本のうたまで名曲の数々を2時間たっぷりとお届けします。

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左から:大沼 徹、下園理恵、辰巳真理恵、はいだしょうこさん、嘉目真木子、中川晃教さん、村上公太

◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
うたに恋して! ~歌がつむぐ名曲ものがたり~
放送日時:2017年12月26日(火)よる10:00~
放送局:BS日テレ(再放送)
出演[敬称略]:
はいだしょうこ、中川晃教、小松亮太
嘉目真木子下園理恵辰巳真理恵村上公太大沼 徹、中鉢 聡
演奏:冨平恭平、MAKI(以上ピアノ)、トウキョウ・モーツァルトプレイヤーズ メンバー
MC:ロバート キャンベル、春野恵子(浪曲師)
▼番組ページはこちら
うたに恋して!~歌がつむぐ名曲ものがたり~ - BS日テレ
 
 
《《ラジオ深夜便》》
NHK「ラジオ深夜便」で毎回好評をいただいている、テノール高田正人出演の“ミッドナイトオペラ”。
今回は午後11時台には「絶望オペラ」、午前0時と1時台には「恋の駆け引き天国と地獄」をテーマに高田正人ならではの視点で解説していきます。どうぞお楽しみください。


高田正人(左)とアンカーの遠藤ふき子さん

◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
NHK「ラジオ深夜便」
放送日時:2017年12月29日(金)よる23時台/30日(土)午前0時台および1時台
放送局:R1 NHKラジオ第1
出演:遠藤ふき子(アンカー)、高田正人
▼番組ページはこちら
ラジオ深夜便(12月29日) - NHKオンライン
 
 
《《新春恒例!NHKニューイヤーオペラコンサート》》
2018年も新春恒例の「NHKニューイヤーオペラコンサート」が、1月3日(火)19:00よりNHK EテレとFMで生放送されます!!
二期会からはソリスト12名、そして合唱団が出演。61回目を迎える今回は「幻想と現実の間」をテーマに国内外で活躍する歌手たちによる競演を存分にお楽しみください。

◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
「第61回NHKニューイヤーオペラコンサート」
放送日時:2018年1月3日(水)19:00~21:00(NHKホールより生中継)
放送局:NHK Eテレ、NHK-FM
二期会の出演者:
(ソプラノ)大村博美、幸田浩子、嘉目真木子、盛田麻央、守谷由香
(メゾソプラノ)小泉詠子、清水華澄
(テノール)櫻田 亮、福井 敬
(バリトン)上江隼人、黒田 博
(バス)妻屋秀和
(合唱)二期会合唱団

▼全出演者は公演ページをご覧ください
第61回 NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKプロモーション
▼番組(公演)の最新情報はこちら
第61回 NHKニューイヤーオペラ 制作進行中!|トピックス|NHKクラシック - NHKオンライン
 
 
《《NHKナゴヤニューイヤーコンサート》》
名古屋で毎年開催され、その模様が中部地方で放送されている「NHKナゴヤニューイヤーコンサート」。28回目を迎える2018年は大人気フトメンユニットのIl DEVU(イル・デーヴ)が初登場!!
角田鋼亮さん指揮の名古屋フィルハーモニー交響楽団との共演で「川の流れのように」「時代」、そしてIL DEVUソロで「朧月夜」をお届けします。
愛知県芸術劇場からお届けする極太のハーモニーをお楽しみに!

◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
NHKナゴヤニューイヤーコンサート2018
放送日時:2018年1月8日(月・祝)16:45~18:00
放送局:NHK総合テレビ(中部7県のみの放送)
出演:IL DEVU(イル・デーヴ)[テノール望月哲也大槻孝志、バリトン青山 貴、バスバリトン山下浩司、ピアノ河原忠之]、森 麻季(ソプラノ)、藤原道山(尺八)、牛田智大(ピアノ)、水越菜生(バイオリン)、中村滉己(津軽三味線)、日原暢子(箏)
吹奏楽:愛知工業大学名電高等学校吹奏楽部アンサンブルメンバー
指揮:角田鋼亮
管弦楽:名古屋フィルハーモニー交響楽団
※2018年1月3日(水)17:00開演 愛知県芸術劇場コンサートホールで収録 
▼詳細はイベント情報ページをご覧ください
NHKナゴヤニューイヤーコンサート2018|イベント・インフォメーション - NHKオンライン

年末年始もどうぞお楽しみください!
 
 

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7月公演『ばらの騎士』デビュー・キャストにインタビュー!~三人の孤児役・田崎美香「聴いているだけなのにまるで薔薇の香りを嗅いだような気持ち」

2015年二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『ジューリオ・チェーザレ』クレオパトラ役で主演デビューを果たし、7月『ばらの騎士』では「三人の孤児」役で出演が決まっているソプラノ田崎美香。
姉は、二期会オペラ『パルジファル』クンドリー、『イドメネオ』エレットラ、『ナクソス島のアリアドネ』題名役等に出演してきたソプラノ田崎尚美で、姉妹コンサートも度々開催しています。
今回の『ばらの騎士』では、東京・愛知・大分3都市で出演を予定しています。クレオパトラの思い出とともに、本公演にむけての意気込みを聞きました。

201705_tasaki_mika.jpg ■三人の孤児
 (東京:7/27・30、愛知:10/28・29、大分:11/5出演)
田崎美香(たさき みか)
*声種: ソプラノ
*出身地: 福島県会津若松市
*主なレパートリー: 『エジプトのジューリオ・チェーザレ』クレオパトラ、『ランメルモールのルチア』ルチア
*趣味: 温泉巡り、折り紙
*好きな○○: 好きな「漫画」=ドラゴンボール

<インタビュー>
――同世代のアーティストどうしで濃密な稽古を重ねて作った二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『ジューリオ・チェーザレ』クレオパトラ。当時の思い出や学ばれたことは?
田崎: なかなか勉強する機会が無いバロックオペラに出演できてとても幸せでした。特に印象に残っていることは、ダ・カーポ部分の装飾についてです。バロックオペラでは、繰り返し同じメロディーが出てくる時に変奏するのが通例ですが、毎回の稽古で違う装飾を自分たちで作って来るよう宿題をだしていただき、家に帰っては頭を悩ませていたことが強く印象に残っています。その経験が功を奏して、今ではバロック音楽や歌手による変奏を必要とする曲に取り組む時に、自分で考えることが楽しくなりました。
――今回は規模も大きく変わって、キャストもベテランからフレッシュなアーティストまで、様々な方が集結する中、田崎さんは東京、愛知、大分公演まで出演する予定です。まずは、R.シュトラウス『ばらの騎士』の魅力について。
 
田崎: 『ばらの騎士』はR.シュトラウスのオペラの中でも大好きな作品です。特にオクタヴィアンとゾフィーが出会う二重唱では、聴いているだけなのにまるで薔薇の香りを嗅いだような気持ちになります。視覚、聴覚に加え嗅覚までも刺激してくれるところが、このオペラの魅力の一つでもあると思います。
――本公演にむけての意気込みをお願いいたします。
田崎: この度は本公演に関わることが出来てとても嬉しいです。二期会本公演としては今回デビューですのでとても緊張しておりますが、素晴らしいキャストの方々と一緒に舞台を作っていくことを楽しみながら、頑張っていきたいと思います。皆様のご来場心よりお待ちしております。

■■■ 公演情報 ■■■
二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演シリーズ
《グラインドボーン音楽祭との提携公演》
東京二期会、愛知県芸術劇場、東京文化会館、iichiko総合文化センター、
読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作

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PDFちらし
R.シュトラウス『ばらの騎士』 東京公演
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2017年7月
    26日(水) 18:00開演★(D席 売切)
    27日(木) 14:00開演(D席 売切)
    29日(土) 14:00開演(S席 残少/C席、D席 売切)
    30日(日) 14:00開演(D席 売切)
    (各日とも開場は開演の60分前)
 <★26日公演ではプレミエ・キャンペーンを開催>
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席17,000円~D席5,000円、学生席2,000円
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
演出:リチャード・ジョーンズ
管弦楽:読売日本交響楽団

▼東京公演の情報ページはこちら
2017年7月公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』<東京公演> - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!

▼10/28・29愛知公演、11/5大分公演の情報・チケットのお求めについてはこちら
グラインドボーン音楽祭との提携公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』<愛知・大分公演> - 東京二期会

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今をときめくオペラ歌手が集結!11月公演『ナクソス島のアリアドネ』 タイトルロールのソプラノ田崎尚美メッセージ

東京二期会オペラ劇場11月公演『ナクソス島のアリアドネ』、11月23日のプレミエまであと1か月を切りました。いよいよ演出のカロリーネ・グルーバーも来日し、本舞台を想定した立ち稽古が始まっています。
今回、プリマ・ドンナ/アリアドネ役を演じるソプラノ田崎尚美(11月24日・27日出演)。
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二期会では、2011年R.シュトラウス『サロメ』(コンヴィチュニー演出)タイトルロールのカヴァーを務めた後、2012年ワーグナー『パルジファル』(グート演出)のクンドリ役でデビュー。その後2014年モーツァルト『イドメネオ』(ミキエレット演出)のエレットラ役で出演したときは、最後の壮絶なアリアで大きな賞賛を浴びました。今年9月のワーグナー『トリスタンとイゾルデ』(デッカー演出)ではイゾルデのカヴァーキャストを務めました。いずれもソプラノの大役にして、欧州歌劇場との共同制作/提携の舞台で、その国際的スケール感をいかんなく発揮しています。
今回の舞台にかける想いを、稽古場で収録しました。

映像には入っていませんが、「今回の舞台は、同世代の歌手のみなさんがたくさん集まりました。今までと違った稽古場の雰囲気というか、自分の考えや思ったことを出し合って、切磋琢磨して作り上げています」と語っていた田崎。
アーティストたちが想いを寄せ合うことで構築されていく稽古場。1か月後の完成した舞台をどうぞお楽しみに!
▼公演詳細はこちらから
ライプツィヒ歌劇場との提携公演 R.シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』 - 東京二期会オペラ劇場
 田崎尚美 出演日:11月24日(木)、27日(日)
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

Gettii 《便利!》
◎二期会チケットセンターのオペラ公演インターネット予約【Gettii(ゲッティ)】なら、24時間いつでもどこでもご予約可能!
座席もご指定いただけます
チケットはお近くのセブン-イレブンでお支払&お受取(※)
予約手数料0円。左の「Gettii」ボタンからお進みください。
(※…Gettii予約券は公演会場、二期会チケットセンターでの支払・受取は出来ません)

※※学生席も販売中!※※
二期会オペラ公演は28歳未満の学生さんなら2,000円でご鑑賞頂けます!
・受付は、公演の前日まで二期会チケットセンター電話(03-3796-1831)のみ。
・事前の決裁が必要です。
▼学生席のお求め方法等、詳しいご案内はこちらをご覧ください。
学生席について - 二期会チケットセンター

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クラシック音楽専門各誌に二期会アーティストが続々登場!

いよいよ“芸術の秋”も佳境を迎えるところ、これから年末の「第九」「メサイア」、ニューイヤーへ向けて二期会アーティストが出演する演奏会も目白押しです。
今月発行のクラシック音楽専門各誌でも、特集やインタビューなどに二期会アーティストが登場する、たくさんの読み応えある記事が掲載されていますので、ご紹介いたします。

201610_ongaku_gendai_11.jpg ■「音楽現代」11月号
岸本 力 第30回記念バス・リサイタル(10/31東京文化会館小ホール マネジメント:東京二期会)紹介記事。岸本のコメントとともに。
成田博之 2ndCD 「バリトン・リサイタル2016」(EXTONより8/26リリース)に寄せたインタビュー。訊き手・菅野泰彦氏。
▼「音楽現代」最新号の情報はこちらから
株式会社 芸術現代社 - インターネットショッピングモール匠屋
201610_ongaku_no_tomo_11.jpg ■「音楽の友」11月号
◆特集II 《次世代テノール・スターを探せ!》
「アンケート企画・次世代スターはこの人」
オペラに詳しい音楽評論家16名に年齢・国籍問わず調査。
二期会の俊英らの名前も挙がりました。
河野典子氏:リリコからリリコスピントまでを持ち役にできる美声の城 宏憲
小山 晃氏:ドイツから帰国した升島唯博、活躍著しい大槻孝志、豊かな資質を秘める安冨泰一郎
「日本のテノールだって、スゴイ!」(文:岸 純信氏)
花形テノール福井 敬、百花繚乱時代時代に活躍した成田勝美、現在・未来のスターとして、樋口達哉望月哲也小原啓楼鈴木 准糸賀修平山本耕平城 宏憲についてご紹介頂きました。
「福井 敬インタビュー」(取材・文:岸 純信氏)
“日本が誇るスター・テノール 歌手人生を振り返る”の見出しで、1992 年二期会『ラ・ボエーム』でデビュー以来、第一線をひた走る福井 敬を特集して頂きました。
▼「音楽の友」最新号の情報はこちらから
音楽の友 今月号の内容 - 音楽之友社
201610_bravo_11.jpg ■「ぶらあぼ」11月号
◆Pick Up
「バリトン与那城 敬インタビュー」(取材・文:室田尚子氏)
北とぴあ国際音楽祭『ドン・ジョヴァンニ』(11/25・27北とぴあさくらホール:指揮・寺神戸 亮、演出・佐藤美晴)に題名役で出演。10/25にはルーテル市ヶ谷ホールにてリサイタルも開催!
◆11月の注目公演 
松原 友テノールリサイタル」(11/26東京文化会館小ホール 後援:東京二期会)
▼本誌全編をデジタルマガジン「eぶらあぼ」でもお読みいただけます
ぶらあぼ 11月号 - WEBぶらあぼ
201610_hanna_11.jpg ■隔月刊「ハンナ」11月号
◆表紙を飾るのはソプラノ森谷真理。日生劇場『後宮からの逃走』(11/11・13)コンスタンツェ役出演のため、ウィーンより一時帰国中です。
国際的に活躍する現在までの軌跡と今回の役への想いをインタビュー特集「HANNA SPECIAL TALK」でご紹介頂きました。
◆連載「声楽家たちはいま」
ソプラノ田崎尚美とバリトン加耒 徹が登場。東京二期会11月公演『ナクソス島のアリアドネ』にも出演する期待される逸材たちです。
▼「ハンナ」最新号の情報はこちらから
隔月刊 ハンナ - ハンナ

ぜひ、各誌をお手に取ってご覧ください!

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演奏予定曲が全て決定!10/8(土)二期会オペラ講座 第39回 『トスカ』~力強き女性の系譜~

お馴染み、青島広志氏の軽妙なトークと、実力派歌手の出演で毎回好評いただいている「二期会オペラ講座」。
このたび当日演奏予定の曲目全てが決定しましたので、ブログ読者の皆様にいち早くお知らせいたします!
東京二期会が2017年2月に上演予定のプッチーニ『トスカ』から、有名シーンをたっぷりとお聴きいただき、そのほかの様々なオペラ作品も青島氏の軽妙なトークと二期会歌手の演奏で俯瞰しながら、お届けいたします。
出演は11月『ナクソス島のアリアドネ』に出演のソプラノ田崎尚美、2月『トスカ』に出演のテノール城 宏憲とバリトン増原英也。皆、若手ながら着々と大きな舞台で成果を上げ続けており、今後ますますの活躍が期待される歌手陣です。
これを見ればあなたもオペラ通!是非お誘い合わせの上、ご来場ください。

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チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ講座(通算第39回)
ブルーアイランド音楽辞典『大作曲家による究極のオペラ縦断』シリーズ(20)
『トスカ』~力強き女性の系譜~

日時:2016年10月8日(土) 19:00開演(18:30開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール
参加費:(全自由席)
 一般¥3,000、学生¥1,000
 (二期会オペラ愛好会会員割引あり)
出演:
 青島広志(お話しとピアノ)
 田崎尚美(ソプラノ)、城 宏憲(テノール)、増原英也(バリトン)
演奏予定全曲目
 プッチーニ作曲『トスカ』より
  ・”妙なる調和”(城)
  ・”私たちの可愛い家に行きたくないの?”[愛の二重唱](田崎&城)
  ・”行け、トスカ”(増原)
  ・”彼を助けて!”(田崎&増原)
  ・”歌に生き、愛に生き”(田崎)
  ・”星は光りぬ”(城)
 プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』より
  ・”ミミ、君はもう戻ってこない ”(城&増原)
 チレア作曲『アドリアーナ・ルクブルール』より
  ・”私は神のいやしいしもべです”(田崎)
 ベートーヴェン作曲『フィデリオ』より
  ・”悪人よ、どこへ急ぐ?”(田崎)
 ヴェルディ作曲『オテロ』より
  ・”クレド”[ヤーゴの信条](増原)
▼チケットのお求めはこちら
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831

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▲田崎尚美 東京二期会2012年9月 R.ワーグナー『パルジファル』クンドリ役(撮影:三枝近志)
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▲城 宏憲 東京二期会2016年2月 G.ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』マンリーコ役 (撮影:三枝近志)
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▲増原英也 G.ヴェルディ『リゴレット』タイトルロール(写真中央、イタリア・ミラノにて)
ご来場お待ちしております!

▼2月『トスカ』の本公演情報はこちら
2017年2月公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場
 2月15日(水)18:30、16日(木)14:00、18日(土)14:00、19日(日)14:00/東京文化会館大ホール
 9月24日(土)より愛好会先行予約が始まりました。良い席お早目に!
 チケット予約と同時に二期会オペラ愛好会へのご入会可能(電話受付のみ)です。
 一般発売は10月15日(土)受付開始です。
▼『トスカ』チケットのお求めはこちら
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

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インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
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歌姫トスカの魅力満載!!
第39回二期会オペラ講座 『トスカ』~力強き女性の系譜~

青島広志氏の軽妙なトークと、実力派歌手の出演で毎回好評いただいている「二期会オペラ講座」。
今回は、11月公演『ナクソス島のアリアドネ』に出演の田崎尚美、2月公演『トスカ』に出演の城 宏憲、増原英也の共演でオペラを彩る力強い女性像に迫ります。
『トスカ』は歌姫トスカの悲恋が、プッチーニの最高にドラマチックな旋律で描き出される名作。
オペラの中でも屈指の人気を持つこの演目を、青島広志が様々な作品のヒロインを俯瞰して、皆様にお届けします。
これを見ればあなたもオペラ通!是非お誘い合わせの上、ご来場ください。

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チラシ(PDFファイル)
■■■ 公演情報 ■■■
二期会オペラ講座(通算第39回)
ブルーアイランド音楽辞典『大作曲家による究極のオペラ縦断』シリーズ(20)
『トスカ』~力強き女性の系譜~

日時:2016年10月8日(土) 19:00開演(18:30開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール
参加費:(全自由席)
 一般¥3,000、学生¥1,000
 (二期会オペラ愛好会会員割引あり)
出演:
 青島広志(お話しとピアノ)
 田崎尚美(ソプラノ)、城 宏憲(テノール)、増原英也(バリトン)
演奏予定曲:
 プッチーニ作曲『トスカ』より
  ・”妙なる調和”(城)
  ・”行け、トスカ”(増原)
  ・”歌に生き、愛に生き”(田崎)
 プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』より
  ・”ミミ、君はもう戻ってこない ”(城&増原)
 チレア作曲『アドリアーナ・ルクブルール』より
  ・”私は神のいやしいしもべです”(田崎)
              ほか

▼チケットのお求めはこちら
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
ご来場お待ちしております!

▼2月『トスカ』の本公演情報はこちら
2017年2月公演 G.プッチーニ『トスカ』 - 東京二期会オペラ劇場
 チケットは9月24日(土)より愛好会先行予約、10月15日(土)より一般発売開始です!

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9月公演『トリスタンとイゾルデ』二期会初演に向けて、プレ・イベント〈トーク&コンサート【90席限定!】〉を開催します!

今秋9月10日(土)のR.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』二期会プレミエ(初演)を記念して、これに先立つ8月28日(日)にプレ・イベント、トークとカヴァー・キャストによるコンサート《二期会プレ・ソワレ》を開催します!
トークには2015年9月東京二期会『ダナエの愛』を演出、2018年には同『ローエングリン』の演出が決まった、映画監督・演出家の深作健太氏、コンサートには当公演のカヴァー・キャストからトリスタン役のテノール菅野 敦とイゾルデ役のソプラノ田崎尚美による出演で、『トリスタンとイゾルデ』の観どころ、聴きどころをご紹介いたします。
90席限定となっておりますので、どうぞお早目にお申込みください!
■■■ イベント情報 ■■■
《二期会プレ・ソワレ》 
90席限定!9/10(土)二期会初演記念プレミエにむけて
『トリスタンとイゾルデ』トーク&コンサート

日時:2016年8月28日(日)17:45開場 18:00開演 (19:30終演予定)
会場:My Space ASPIA アスピアホール
   (渋谷区幡ヶ谷2-14-3  京王新線幡ヶ谷駅北口から徒歩2分)
   ・アクセス - My Space ASPIA

出演:深作健太(映画監督・演出家)~2015年東京二期会『ダナエの愛』演出/
          2018年東京二期会『ローエングリン』演出予定
    聞き手 井内美香(音楽ライター)
    テノール 菅野 敦(トリスタン)
    ソプラノ 田崎尚美(イゾルデ)
    ピアノ 木下志寿子
演奏予定曲:
    R.ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』より
    ・前奏曲  ・第2幕より二重唱  ・第3幕より「愛の死」
料金:全席自由 1,000円(税込)
お問合せ・ご予約:
    二期会チケットセンター 03-3796-1831 (FAX 03-3796-4710)
    受付時間:平日10:00~18:00/土曜10:00~15:00/日・祝休業
    オーダーフォームからもお申込みいただけます。→こちら

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共同制作公演『さまよえるオランダ人』三都市ツアーまもなく!!

いよいよ3月5日(土)から、びわ湖ホール・神奈川県民ホール・iichiko総合文化センター・東京二期会・京都市交響楽団・神奈川フィルハーモニー管弦楽団・九州交響楽団共同制作公演、ワーグナー『さまよえるオランダ人』三都市ツアーがスタートします。
今週初め、小雪の舞う中、まずは舞台スタッフが、最初の開催地であるびわ湖ホールに入りました。

【3/5,6 びわ湖ホール プロデュースオペラ「さまよえるオランダ人」】本日よりびわ湖ホール大ホールでは、3月5日、6日公演のワーグナー作曲 歌劇「さまよえるオランダ人」の仕込みが始まりました!続々と運び込まれる舞台セット。どんどんと舞台が出来上がってきています。今回の装置家ギールケさん渾身の舞台セット。どんな舞台ができあがるのか、本番をお楽しみに!チケットは好評発売中です!!

Posted by びわ湖ホール on 2016年2月23日

舞台装置の準備も順調です。
今回も指揮・沼尻竜典と演出・ミヒャエル・ハンペのゴールデン・タッグで、連日熱のこもったリハーサルを重ねてきました。キャストもまもなく劇場に到着します。全3幕のこのオペラを1幕仕立てでお送りする今回のプロダクション。息をもつかせぬ展開にご期待ください!
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演出:ミヒャエル・ハンペ(左)と指揮:沼尻竜典
また、2月27日(土)はびわ湖ホールのロビーにてプレイベント「『さまよえるオランダ人』ロビーコンサート」が開催されます。こちらは、カヴァーキャストのバリトン友清 崇とソプラノ田崎尚美が出演します。
▼ロビーコンサート詳細はこちら
歌劇『さまよえるオランダ人』ロビーコンサート – びわ湖ホール
 2月27日(土) 11:00開演 びわ湖ホール・メインロビー
本役ではないものの、稽古場では演出家から大きな信頼を寄せられているという二人の歌が聴けるのはここだけですので、あわせてのご紹介です。
■■■ 公演情報 ■■■
《共同制作公演》
R.ワーグナー『さまよえるオランダ人』
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
会場と日時:
【びわ湖公演】 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール
    2016年3月5日(土)、6日(日) 両日14:00開演
【神奈川公演】 神奈川県民ホール 大ホール
    2016年3月19日(土)、20日(日) 両日14:00開演
【大分公演】 iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ
    2016年3月26日(土) 14:00開演
指揮:沼尻竜典(びわ湖・神奈川公演)、大勝秀也(大分公演)
演出:ミヒャエル・ハンペ
管弦楽:京都市交響楽団(びわ湖公演)、
     神奈川フィルハーモニー管弦楽団(神奈川公演)、
     九州交響楽団(大分公演)
▼3都市の公演概要はこちら
2016年3月 共同制作公演 R.ワーグナー『さまよえるオランダ人』 - 東京二期会
▼プレミエ公演は3月5日(土)びわ湖ホール!どうぞお見逃しなく!
びわ湖ホール プロデュースオペラ ワーグナー作曲 歌劇『さまよえるオランダ人』(全3幕/休憩なし)(ドイツ語上演・日本語字幕付) - 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール

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『イドメネオ』キャスト、稽古場からのメッセージ

東京二期会オペラ劇場『イドメネオ』初日まで、あと13日!
本番にむけて、稽古場はますますエキサイティングになっています!
モーツァルトの音楽と演出ミキエレットの世界観が折り重なった空間に、今、キャストがどのような想いを持って臨んでいるのか。イドメネオ、イリア、エレットラ、イダマンテ役の8人の歌手から、お客様へのメッセージを預かってきました!

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イドメネオ 与儀 巧
「イドメネオは、自分の息子であるイダマンテを殺さなければならない、という過酷な運命に晒されています。この役は9年前にも演じたことがあるのですが、自分も息子を授かる身となった今、よりリアルな心情をもって役にむかい、演じられるのではないかと思って、今から楽しみにしております」

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イドメネオ 又吉秀樹
「まだ若い自分が、イドメネオの王として威厳や年輪を、どう表現したらいいかと、いろいろ試行錯誤をしてきましたが、稽古場では、もう一度、頭の中を白紙の状態に戻して、新しい演出コンセプトや役作りを、どんどん吸収できるようにしていきたいです。音楽からも、若いモーツァルトの燃えたぎるような情熱を、毎日感じています!」

201408_idomeneo_aragaki_tsunezuka.jpg 左から新垣、経塚
イリア 新垣有希子
「父も兄も祖国も愛する国民も、戦争で喪ってしまった孤独なイリアの悲しみはあまりにも大きすぎて、私には想像がつかないくらいなのです。それでも、日常にある小さな葛藤を私なりに増幅させて、少しでも彼女の悲しみに近づけるように、日々、役作りに励んでおります。人間の本質というのは変わらず、今も戦争は絶え間なくありながら、愛もある。そのような人間の姿を、この舞台で、皆で表現できたら、と思います」
イリア 経塚果林
「憎しみを乗りこえて、勇気をもって、愛を与えるイリアは、まるで特別で理想上のような存在です。でも、稽古を重ねる中で、イリアを突き動かしているものは、人間誰しもが胸に持っているナチュラルな心なのだと、思うようになりました。今回の演出はそれをリアルにまっすぐに伝えるものになると、私は確信しています!」

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エレットラ 大隅智佳子
「エレットラは、私の憧れていた役のひとつです。今回の舞台は、エレットラの持つ女の情念、情熱、恨みなど、胸に内に凝り固まっている感情が、強く表にでる舞台になると思います。一方で、彼女にはとてもかわいらしい部分もあり、女性のかわいさと激しさの両面をあわせて演じてみたいと思います。それと、今回のエレットラは、とてもカラフルです!」

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エレットラ 田崎尚美
「私の中のエレットラは、気高い人。プライドが高く、自分が一番だと思っているから、嫉妬もすれば、復讐もする。素直に生きようとした結果そうなってしまう、と思っています。粗野な言動が表に立つときも、私の中では、美しくありたいと思う面を内に持ちつつ、演じたいと思っています」

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イダマンテ 山下牧子
「イダマンテは、愛と希望を信じてまっすぐに生きていく!というところがとても素敵だなあと思い、苦しみつつも、幸せに稽古をしています。現実の世界でも紛争は絶えまなく続いています。それに対して、愛というものが絆をつむぐことができるではないか。私たちが、舞台をとおして、音楽をとおして伝えられるように、挑戦している姿をぜひご覧いただきたいです!」

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イダマンテ 小林由佳
「イダマンテは、自分の気持ちが大好きなイリアに伝わらないときは、第1幕のアリアのように自分の服を全部脱ぎすててでも伝えようとする、若くてまっすぐな人。オペラの最後に、彼がより成長する出来事があります。私は、それが、人が一生のなかで最も成長するきっかけとなる出来事なのではないかと思っています。イダマンテの成長する姿を、ぜひ見てください!」
   *  *  *
▼公演情報はこちら!
2014年9月公演『イドメネオ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼オンラインでも予約可能!チケット情報・お申込みはこちら!
二期会チケットセンター TEL.03-3796-1831

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【レビュー】9月公演 R.ワーグナー『パルジファル』終演

あらゆる社会的取り決めを超えて、各々が責任を負う心構えがなければ ~ 演出:クラウス・グート
ワーグナー・オペラの第一人者、飯守泰次郎氏を指揮に迎え、二期会随一の実力派の歌手が揃った『パルジファル』。
チューリッヒ歌劇場(スイス)、バルセロナ・リセウ大劇場(スペイン)との共同制作によって、プロジェクターによる映像投影をはじめ、テクニカル面でも高度な課題をクリアし、回り舞台(盆)はリセウから運ばれました。
5時間の長大な作品が内包する、壮大な物語を、単なるファンタジーではない、1913年以降の史実として、あらためて問いかける明晰な演出が、その百年後の日本に届けられたことに、深い感慨を持たずにいられません。
舞台写真とともに、公演を振り返ります。
写真撮影:三枝近志(◇…9月13・16日組、★…9月15・17日組)
<舞台写真はクリックで拡大表示します>


物語の始まり。老王ティトゥレル(大塚博章・中央)は、アムフォルタス(大沼 徹・左)を後継者に決め、もう一人の息子クリングゾル(友清 崇・右)には冷淡な態度を取る。


クンドリ(田崎尚美・右)が貴重な薬、バルサムを持って駆けこんでくる。左はグルネマンツ(山下浩司)


王アムフォルタス(左上)は、クリングゾルに聖槍を襲われ、槍の傷に苦しむ。


クンドリが長く姿を見せないとき、われわれに不幸なことが起こるのだ。
グルネマンツが語って聞かせる。


老王ティトゥレル(左)は、聖杯の儀式を行うように、アムフォルタスに迫る。右はパルジファル(片寄純也)


クリングゾルの怪しい悪の魅力。


Die Zeit ist da. (時は来た)
クリングゾルに操られるクンドリ(橋爪ゆか)。


クリングゾルの魔術によって、出現した花園と花の乙女たち。


魔性の女、クンドリが「パルジファル」と呼びかけると、たちまちにして、パルジファルは己を自覚する。


クンドリは、パルジファルにパルジファルの母、ヘルツェライデについて語る。


クンドリの誘惑が失敗したことを見てとり、クリングゾル(泉 良平)は、聖槍を振るうが、パルジファル(福井 敬)の頭上で、ぴたりと止まる。


パルジファルは、グルネマンツ(小鉄和広)のもとに帰って来る。


聖杯の騎士たちとともに、王アムフォルタスの城を目指すパルジファル。
パルジファルの歩み、騎士たちの歩みが、第一次世界大戦以後の歴史に重なっていく。


絶対的な庇護者を求めた結果について。
時はやってきて、現実となり、また過去となる。その繰り返し。
ただ苦しい状況であるからといって、決して無自覚でいてはならない。
救いがあるとしたら、それは他者への共感の中にあるのではないか、と。


カーテンコール写真。
(撮影:堀衛)

5日間で、4回の長大な公演を支え続けた読売日本交響楽団の壮大な響きは圧巻でした。
舞台装置、衣裳、小道具は再び、チューリッヒに、回り舞台はバルセロナに帰っていきました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

帆かけ舟

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被災した心に届け希望の力

二期会オペラ講座
-東北関東大震災からの復興を願う渾身の演奏
2011年3月29日(火)、カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」にて通算第30回目となるオペラ講座「親子の邂逅に見る作曲家の心情!」が開催されました。
震災の影響で多くの公演が中止や延期となる中、節電を配慮して会場を従来のスタジオから、照明をあまり必要としない硝子張りのサロンに移しての上演となりましたが、会場は演奏を待ちわびていた満席のお客様で溢れ音楽を通じて心のふれあいの輪が広がりました。
この日は親子の情愛を描くオペラの聴きどころシーンを中心にモーツァルト、ヴェルディ、ドニゼッティ、プッチーニの名曲を出演者たちが心を込めて熱唱し、来場したお客様からは「震災の不安の中で、心までも委縮してしまうような日々を送っていたが、今日は音楽の力が癒してくれた。生きてゆくエネルギーを貰いました」「心が震えました。高揚して体温迄上がったような気がします」など、口ぐちに喜びの声が聞かれました。

通常は連続して一度に歌うことなどあり得ないようなテノールの難曲を鮮やかに歌い、琴線に触れる演奏と技術で魅了した大澤一彰。
(大澤一彰の公式サイトはこちら→オペラ歌手 テノール 大澤一彰
日本人離れした成熟したオーラのある演奏で『シモン・ボッカネグラ』のアメーリアや『ルクレツィア・ボルジア』の難曲を急な出演決定にもかかかわらず見事に自分のものにして、その場に居た人々をドラマに引き込んだ田崎尚美(2月公演『サロメ』ではサロメのカヴァー歌手だったので稽古場で何度もお会いしているのに、こんなに完成度の高い演奏をする逸材だったとは!彼女の二つ違いの妹さんも今春から二期会オペラ研修所マスタークラスに入所するそうです)。
そして、表情豊かな表現と音域の広さを活かして、バリトンからバスの役まで様々なキャラクターを演じ分けたバリトンの萩原潤。
アンコールで大澤が『トゥーランドット』‘誰も寝てはならぬ’、田崎が『シチリアの夕べの祈り』の‘皆さんありがとう’、萩原が『セビリャの理髪師』の‘私は町のなんでも屋’を芝居っ気たっぷりに歌い演じると、会場の熱気はピークとなりました。
青島広志さんの絶妙なトークと解説も加わり、舞台と会場はすっかり打ち解けた空気となり、帰りがけのお客様の明るい表情、寛いだ笑顔が印象的でした。
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左から 萩原潤、青島広志さん、田崎尚美、大澤一彰
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渾身の演奏を終えた演奏者たちの晴れやかな表情、そしてホールのご担当者の「震災後、公演の中止が続き寂しい思いでいましたが、平日の昼間にこんなにお客様が集まるなんて!やはり音楽が求められているのですね」という言葉に、あらためて音楽の必要性と底力を感じながら会場を後にしました。

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二期会オペラ講座(3月29日)出演者変更のお知らせ

3月29日(火)15:00開演の「二期会オペラ講座“親子の邂逅に見る作曲家の心情!”」(二期会会館第1スタジオ)に賛助出演を予定しておりました、小林菜美(ソプラノ)は都合により出演できなくなりました。代わりまして田崎尚美(ソプラノ)が出演いたします。なお講座内容に変更はございません。
あしからずご了承ください。

tasaki_naomi_110309.jpg 田崎尚美(たさき なおみ)ソプラノ
福島県会津若松市出身。東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。卒業時にアカンサス音楽賞及び同声会賞を受賞。同大学院修士課程オペラ科修了。二期会オペラ研修所第53期マスタークラス修了。修了時に優秀賞を受賞。
第55回全日本学生音楽コンクール(高校の部)東京大会第2位。第8回藤沢オペラコンクール奨励賞。これまでに竹村靖子、直野資の両氏に 師事。同声会主催「同声会新人演奏会」に出演。東京芸術大学オーケストラ定期「新生紹介演奏会」にて芸大フィルと共演。二期会オペラ研修所コンサート/新進声楽家の夕べでは最高難易度のオペラアリアで聴衆の喝采を得た。オペラでは芸大定期ヴェルディ『ファルスタッフ』アリーチェで出演。芸大オペラin君津、プッチーニ『ラ・ボエーム』ミミで出演。秦野音楽祭にて『アイーダ』(第2幕)タイトルロールを日フィルと共演。
コンサートでは、ベートーヴェン「第九」やマーラー四番のソリストとして出演。2011年2月二期会公演『サロメ』では、タイトルロールのカヴァーキャストとして参加し、スタッフ関係者の絶大な信頼を得た。技巧と強い声を併せ持つ稀有な声質で、将来を嘱望されている。
二期会会員

▼二期会オペラ講座内容の詳細はこちらをご覧ください
二期会オペラ講座のご案内(第30回) - オペラを楽しむ|東京二期会

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第八回藤沢オペラコンクール結果
第1位にソプラノ谷原めぐみ、第2位にメゾソプラノ小泉詠子

「第八回藤沢オペラコンクール」本選が、去る3月20日藤沢市民会館大ホールで開催され、ソプラノの 谷原めぐみ が第1位および福永賞を受賞しました。
本選ではベッリーニ『清教徒』から「ここであなたの優しい声が」とヴェルディ『オテロ』から「柳の歌」を歌い、その実力を発揮しました。尚、谷原は本年4月より「新国立劇場オペラ研修所」第13期生として新たな研鑽を積んでいます。
また第2位には、やはり若き実力派として注目を集めているメゾ・ソプラノ小泉詠子が選ばれています。
主催者によると今回の応募は21歳から35歳までの140人だったそうです。
tanihara_megumi.jpg 谷原めぐみ  koizumi_eiko.JPG 小泉詠子
そして今回の第1位〜奨励賞を受賞した6名が出演する記念演奏会が、5月29日(土)に藤沢市民会館大ホールで開催されます。
◆第8回藤沢オペラコンクール 記念演奏会
日時:2010年5月29日(土)15時開演
会場:藤沢市民会館大ホール
出演:第1位谷原めぐみ(S)、第2位小泉詠子(MS)、奨励賞田崎尚美(S)、奨励賞金原聡子(S)ほか
ゲスト:樋口達哉(T)、 初鹿野 剛(Br)ほか
主催・お問い合わせ:藤沢市みらい創造財団 芸術文化事業部 0466-28-1135
▼コンクールと記念コンサートの詳細はこちらをご覧ください
藤沢オペラコンクール - 藤沢市みらい創造財団 芸術文化事業部

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