各公演ご案内第2回は、1日目を飾るブラームス・ワルツ集「2つの愛の歌」から。
出演のメゾソプラノ加納悦子がブラームス歌曲の聴きどころと、その魅力をお届けします。
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ブラームスの歌曲を歌うとき、いつもシャープ・フラットといった臨時記号に気を付けています。これらがミソなのです。ブラームスの歌は一見どっしり構えて安定していますが、よく観察すると、多くの色があるので、これが臨時記号になって書かれていると私は思っています。
例えば《愛の歌・ワルツ集》と同じ詩人、ゲオルグ・フリードリヒ・ダウマーの詩による《Wie bist du, meine Königin なんと君は、私の女王様》というブラームスの曲があります。各節の終わりに “wonnevoll, wonnevoll!=「喜びいっぱい、喜びいっぱいに」”が繰り返される、たおやかな愛の歌で、演奏していても聴いていても穏やかな心地よさに包まれます。
歌い始めから全然臨時記号がありません(譜読みが簡単!)。第2節目の終わりに現れる1回だけの臨時記号【♭】がついた言葉を見ると、“Ach=「あぁ」”という溜息。そこで「ヨハネス・ブラームスはこのように、ふと少し低く溜息を漏らしたのだなぁ」と読み取る訳です。そのあとの第3節では思いが千々に乱れ♯と♭のオンパレードになり、ブラームスのパッションの開花となるのです(素敵!)。
音符と言葉の世界で想像、ときに妄想の翼を広げながら、特にブラームスでは、全体を簡単に俯瞰しただけでは分からないが、分け入って詳しく味わってみると、彼の魅力、言い換えればエロスが垣間見られるというのが、ブラームス歌曲の楽しみの一つだと私は思っています。
![]() バリトン 小森輝彦 | ![]() ソプラノ 佐々木典子 | ![]() メゾソプラノ 加納悦子 |
![]() テノール 松原 友 | ![]() ピアノ 小林道夫 | ![]() ピアノ 井出德彦 |
さて、家庭音楽という分野(?)があって、まさしく家族や仲間が睦まじく合唱・合奏するためにある音楽ですが、まずは楽しめるように、それほど難しくない曲で、でも十分芸術的な雰囲気が溢れている、といったらブラームスの《愛の歌・ワルツ集》は代表的な作品です。“ブンチャッチャー・ブンチャッチャー”のリズムの「レントラー」という南ドイツ圏特有の素朴なワルツに乗せて、男女の恋愛についての〈あれやこれや〉が歌われていきます。
ただし「それほど難しくない」と言いましたが、ここにもヨハネス・ブラームスのエロスは漂っていて、めまぐるしい転調があり(つまり予期せぬシャープやフラットです。)、特に!!その転調を四人の歌手の内側!にいる人(アルト!)が一生懸命お仕事をして成し遂げていると自負しています。《愛の歌》の数々に出現する情緒の揺らぎやパッションの表現を、声楽アンサンブルの内側の声の人が担っている、とでも言いましょうか。見え隠れしながら奮闘する、真の愛の奉仕です。
また、この曲集はピアノが連弾なので、家族や仲間との演奏ももちろん楽しいのですが、時には思いを寄せている二人が連弾するのも、時々指が触れたりしてスリリングですね。
私にとってはドイツ・ケルン音大留学中に、学内のリート・クラスの演奏会で歌って以来の《愛の歌》です。恋愛の〈あれやこれや〉には多分もうドギマギしません。しかしこのブラームスの〈あれやこれや〉にはうろたえてしまう。今年の二期会Daysの《愛の歌》のメンバーは各々が恋のい・ろ・はを熟知しつつも、ブラームスの音楽に翻弄されて、皆でドギマギするのでしょうか。
1874年に公表された《愛の歌》作品52と、好評を博して翌年公表された《新・愛の歌》作品65の計33曲。全て三拍子、ワルツです。ドイツ・リートを愛してやまない四人の歌手と二人のピアニストの手に汗握る丁々発止が生まれますように。
――加納悦子
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■■■ 公演情報 ■■■ NIKIKAI Days@Blue Rose 2021 ■会場:サントリーホール ブルーローズ ■料金(全席指定・税込): プレミアム席6,000円(オリジナルクリアファイル付)、普通席4,500円 | |||||||
<第1日 ブラームス・ワルツ集「2つの愛の歌」> ■日時:2021年5月16日(日) 14:00開演 ■出演: 佐々木典子(ソプラノ)、加納悦子(メゾソプラノ)、松原 友(テノール)、 小森輝彦(バリトン)、小林道夫(ピアノ)、井出德彦(ピアノ) |
![]() | ←24時間受付、予約&発券手数料0円、セブン-イレブン店頭でお受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!! |
「NIKIKAI Days @ Blue Rose 2020」
2/3(月)よりチケット一般発売開始!!
第1日は、オペラ『光太夫』(演奏会形式)。第2日は、ブラームス・ワルツ集「2つの愛の歌」。そして第3日は、<タイトルロールな歌姫(ディーヴァ)たち>をお届けします。
日本人が手がけたオペラ『光太夫』は、初演から27年ぶりの待望の再演。ロシア語(日本語字幕付)で上演いたします。
小林道夫さんをピアニストにお迎えする ブラームス・ワルツ集「2つの愛の歌」では、ドイツ・リートをライフワークとする日本のトップ歌手とピアニストによる夢の共演。
そして、これまでにオペラ公演で主役を演じている女声歌手たちを集めた<タイトルロールな歌姫(ディーヴァ)たち>。華と実力を兼ね備えた今最も注目される歌姫たちの競演です。
いずれも見逃せない話題の公演、いよいよ2月3日(月)よりチケット発売開始です!
席種は、オリジナルクリアファイル付「プレミアム席」と「普通席」の2種をご用意しております。どうぞお早目に良いお席をお求めください!!
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■■■ 公演情報 ■■■ NIKIKAI Days@Blue Rose 2020 ■会場:サントリーホール ブルーローズ ■料金(全席指定・税込): プレミアム席6,000円(オリジナルクリアファイル付)、普通席4,500円 |
<第1日 ファルハング・フセイノフ作曲 オペラ『光太夫』> ■日時:2020年5月29日(金) 19:00開演 ■出演: 長田雅人(指揮)、松本康子(ピアノ)、大山大輔(ナレーター)、太田麻衣子(構成) <キャスト> 光太夫:加耒 徹(バリトン)、ソフィア:内田智子(ソプラノ)、 ラックスマン:岸本 力(バス)、エカテリーナII:小野綾香(メゾソプラノ)、ほか | |
<第2日 ブラームス・ワルツ集「2つの愛の歌」> ■日時:2020年5月30日(土) 14:00開演 ■出演: 佐々木典子(ソプラノ)、加納悦子(メゾソプラノ)、松原 友(テノール)、 小森輝彦(バリトン)、小林道夫(ピアノ)、井出德彦(ピアノ) | |
<第3日 タイトルロールな歌姫(ディーヴァ)たち> ■日時:2020年5月31日(日) 14:00開演 ■出演: 田崎尚美、岡田昌子、森谷真理(以上ソプラノ)、 加藤のぞみ、中島郁子、池田香織(以上メゾソプラノ) 山岸茂人(ピアノ) |
▼演奏予定曲等、公演情報ページはこちらから
・NIKIKAI Days @ Blue Rose 2020 - 主催・制作コンサート - 二期会21
●ご予約・お問合せは 《好評発売中》
二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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NIKIKAI Days @ Blue Rose 2018 公演紹介(5)
~7/1(日)は「The いぶし銀」:池田直樹からのメッセージ
NIKIKAI Days @ Blue Rose2018 最終日の7月1日(日)は「The いぶし銀」と題し、ベテランの二人のバリトン、池田直樹と直野 資が出演します。
1950年生まれの池田と、1945年生まれの直野。様々なメディアの発達で現在では手軽に入手が出来るようになった海外の劇場の情報も、当時は苦労して調べなければならなかった…そんな時代に、東京藝術大学卒業後、池田はドイツのミュンヘンで、直野はイタリア・パロマで、本場のオペラを学びました。そして帰国後は、わが国のオペラを牽引してきた二人。今や重鎮といわれる存在ながら、軽妙な語り口に、オペラへの情熱がやむことはありません。
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<池田直樹よりお客様へメッセージ>
落語好きの私は、歌曲集「冬の旅」から5曲(菩提樹、あふれる涙 他)を落語風に喋ったあと、冬の旅を辿る青年として語り、歌い始めます。後半は、器楽名曲に私が歌詞を付けた3曲を。
「爺、線上のありゃ!? G線上のアリア」は、80才の誕生日を前に、若い日、綱渡りのスターだった爺さんの、再挑戦の様子を歌ったもの。その他、ワーグナーのオペラ・アリアもお届けします。
直野さんは、イタリア一色の世界を披露されます。
ご期待ください。
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東京二期会2011年4月公演 『フィガロの結婚』(宮本亜門演出)より
バルトロ役の池田(左)とマルチェリーナ役の清水華澄
池田からのメッセージにもあるように、直野が歌うイタリアオペラも魅力。
これまで演じてきたリゴレット(『リゴレット』)、スカルピア(『トスカ』)、ロドリーゴ(『ドン・カルロ』)、ジェルモン(『椿姫』)... etc.。長い友情で結ばれたイタリアの往年の歌手たちとの思い出。
そんな直野にしか語れないイタリアオペラの濃い世界を、司会の佐々木典子と語ります。
ピアノはこれまで多くの歌手たちと名演を重ねてきた、森島英子がつとめます。
東京二期会2005年6月公演 『椿姫』(栗山昌良演出)より
ジェルモン役の直野(左)とヴィオレッタ役の佐々木典子
同じ世代の方にも、ぐっと若い世代の方々にも、そのエネルギーを感じていただきたい、NIKIKAI Days2018最終日の「The いぶし銀」。夢のステージをお届けします。ぜひお運びください!
=◆FMラジオ出演情報◆= コンサートを前に、池田直樹がFMサルース「Afternoon SALUS」に出演します。 2018年6月14日(木) 13:15頃から約20分間。 イッツコムスタジオ・たまプラーザ(横浜市青葉区)からの生放送です。周辺の方はFM84.1MHzでお聴き頂けるほか、FMサルースのウェブサイトよりライブカメラでの視聴も可能です。こちらもお楽しみに。 ▼ネットでの視聴はこちらから ・横浜市青葉区のコミュニティFM - FMサルース 84.1MHz |
![]() チラシ(PDFファイル) |
■■■ 公演情報 ■■■ NIKIKAI Days@Blue Rose 2018 第3日 The いぶし銀 日時:2018年7月1日(日) 14:00開演(13:30開場) 会場:サントリーホール ブルーローズ 料金:全指定席 一般¥4,500(税込) 出演:池田直樹(バリトン)、直野 資(バリトン)、森島英子(ピアノ) 佐々木典子(司会) |
予定プログラム:
・シューベルト 歌曲集「冬の旅」より (池田)
・デ・クルティス 「君を求めて」 (直野)
・モーツァルト 歌劇『フィガロの結婚』より 「もう飛ぶまいぞこの蝶々」 (池田)
・ジョルダーノ 歌劇『アンドレア・シェニエ』より 「祖国を裏切る者」 (直野)
ほか
▼NIKIKAI Days 2018 の公演概要ページはこちら
・NIKIKAI Days @ Blue Rose 2018 - 二期会21
●お問合せ・ご予約:二期会チケットセンター 03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日祝 休)
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復活2年目!~二期会サマーコンサート2017
今年はイタリア・オペラのシャワーをお楽しみください
昨年、渋谷・大和田さくらホールに会場を移し、6年ぶりに復活した「二期会サマーコンサート」。
「データから見た二期会オペラ~最多公演演目は何?」というテーマで二期会オペラの歴史60年を振り返り、上演数の多い演目をピックアップ。そのアリアや重唱をお聴きいただき、大好評を博しました。
今年はさらに出演者も増やし、新入会員をお披露目する「クリスタルコーナー」も含め、二期会主催公演ならではの豪華キャストでお届けします。ピアニストは、歌に寄り添う流麗な音色で魅了する山岸茂人。夏に相応しいイタリア・オペラの名曲の数々をお楽しみください。
司会はテノール大野徹也とソプラノ佐々木典子。当コンサートをご案内いたします。
出演者一同、ご来場をお待ち申し上げております。
![]() チラシ(PDFファイル) |
■■■ 公演情報 ■■■ 二期会サマーコンサート2017 イタ・オペ三昧 ~声のシャワー!浴びてみませんか?~ 日時: 2017年8月18日(金) 18:30開演(18:00開場) 会場: 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール 料金: 全席指定 A席¥4,500<残席僅少> B席¥4,000 出演: (ソプラノ) 大倉由紀枝、大西ゆか、熊田アルベルト彩乃(※)、小松崎 綾、 醍醐園佳、福田美樹子(※)、山本美樹、鷲尾麻衣 (メゾソプラノ) 菅 有実子、小泉詠子、永井和子 (テノール) 糸賀修平、大澤一彰、前川健生、水船桂太郎、山田精一 (バリトン) 大沼 徹、上江隼人、黒田 博、小林由樹、野村光洋、原田勇雅 (バス) 小鉄和広 (ピアノ) 山岸茂人 ※…クリスタルコーナー(新入会員)出演者 |
▼予定プログラム等、演奏会詳細はこちら
・二期会サマーコンサート2017 イタ・オペ三昧 ~声のシャワー!浴びてみませんか?~ - 東京二期会
A席は残り僅かとなりました。良い席お急ぎお求めください。
▼ご予約・お問合せは
・二期会チケットセンター TEL:03-3796-1831
(月~金:10:00~18:00/土:10:00~15:00/日祝 休)
ウィーンの時のうつろい、『ばらの騎士』の魅力
~〈二期会プレ・ソワレ〉イベントレポート
〈グラインドボーン音楽祭との提携公演〉2017年7月R.シュトラウス『ばらの騎士』公演に先立ち、去る6月23日(金)にドイツ文化会館 OAGホールにおいて、プレイベント 「クラシカ・ジャパンPresents〈二期会プレ・ソワレ〉オペラ『ばらの騎士』とウィーンの魅力」を開催しました。
解説に日本リヒャルト・シュトラウス協会の広瀬大介さん(写真右)を迎え、二期会ソプラノ会員の佐々木典子(同左)、幸田浩子(同中央)が登場。ウィーンを舞台にしたオペラ『ばらの騎士』の魅力を語りました。
佐々木典子はザルツブルグ モーツァルテウム芸術大学オペラ科卒業、ウィーン国立歌劇場オペラスタジオを経て、6年間の長きにわたりウィーン国立歌劇場専属歌手として活躍(1986~91)。幸田浩子は、2000年にウィーン・フォルクスオーパーと専属契約し、その間、『ファルスタッフ』ナンネッタ、『魔笛』夜の女王等数々の公演に出演しました。ウィーンをよく知る二人とともに、『ばらの騎士』の世界へ誘います。
まず、クラシカ・ジャパンの提供で、1994年ウィーン歌劇場で上演された、カルロス・クライバーの指揮する序曲のシーンを上映。
クライバーは、この年の10月に来日し、『ばらの騎士』を指揮。この公演を見た、ということを、多くのファンが自慢の種にする名演でした。
つづいての話題は、佐々木と幸田が初共演を果たし、二期会初演でもあった2003年のケルン市立歌劇場との提携『ばらの騎士』公演に。
2003年 東京二期会公演より
ギュンター・クレーマーの演出は、貴族風のかつらもなく、舞台上は竹林、というもので、その新しさも話題になりました。
2003年 東京二期会公演より
3幕の元帥夫人と、ゾフィーのシーンを振り返り、この元帥夫人を演じた佐々木は、「この時は、演出家から、映画の『危険な関係』のグレン・クローズみたいに演じてほしい、と言われてずいぶん研究したのです」と話す。「私自身、初役でしたし、ドイツのケルンと一緒のプロダクションで、キャストは全員日本人歌手ということで全員が精一杯やりつくした舞台でした」。同じ組でゾフィーを演じた幸田は当時ウィーンに住んでいて、「ウィーンっ子が帰ってきた!という印象を覚えています」と佐々木。
そして、その5年後の2008年3月、再び佐々木と幸田は共演(この時は組は別)。今度はびわ湖ホール・神奈川県民ホール共同制作ベルリン・コーミッシェ・オーパーとのプロダクションで、指揮は沼尻竜典、演出はアンドレアス・ホモキ。
(写真提供:公益財団法人 びわ湖ホール)
幸田は「5年経ってみると、最初の時よりも俯瞰して観ることができるようになり、ゾフィーを演じながらも元帥夫人に親近感(シンパシー)を感じるようになりました。作品の中では元帥夫人はまだ32歳なのです。時がうつろう、というこの作品の優しいけれど深い世界に共感するようになりました」と語る。
元帥夫人のモノローグ(1幕)について佐々木は、「元帥夫人の、人生ってこんなものかしら、という思いは、ウィーンの街に住む人々にも通じていて、どんなにきらびやかな時があっても、いつか翳っていくもの、とこの街の歴史がそう思わせる。2回の世界大戦があって、その歴史の中で華やかな貴族社会が消えていく、物哀しさと喪失感があるのです。1幕の最後にオクタヴィアンに『教会に行って、それから病気のおじのところへ行くわ、私が行くと喜んでくれるの』という台詞があって、こういう場面は、私がウィーンにいた時、しばしば身近にあったことです。人生がめぐっていくということ、“神様が決めたことだから”とことさら悲劇的に言うのではない受け止め方が格好いいでしょう?」と。
(写真提供:公益財団法人 びわ湖ホール)
オクタヴィアンについて、「この時代、身分の高い人々の世界では、Liebhaber(愛人)がいる、というのは普通のことで、オクタヴィアンの前にも後にも、そういう人はいたと思います。『彼は彼の人生を生きていくのだから』という、その現実を元帥夫人は受け入れるのです。」(佐々木)
「ゾフィーは、オクタヴィアンが初めて出会った同世代の女の子。ゾフィーは修道院から出てきたばかりで憧れの高貴な人、オクタヴィアンが突然目の前に現れ、困っているところを助けてくれるのですから、恋に落ちるに決まっています。愛する人に愛される幸せを感じていると同時に、怖れやおののき、不安を感じている様子が音楽に描かれています。」(幸田)
イベントの後半は、ソプラノ北村さおり(元帥夫人)、斉藤園子(ゾフィー)、メゾソプラノ和田朝妃(オクタヴィアン)により、二重唱「私はあなたを前からよく存じておりました」(ゾフィー/オクタヴィアン)と、三重唱「夢なのでしょうか」(元帥夫人/オクタヴィアン/ゾフィー)をお聴きいただきました。北村は、本公演の元帥夫人役のカヴァーとして、斉藤は帽子屋役、和田は三人の孤児役として稽古にのぞんでいます。
(左:ゾフィー 斉藤園子、右:オクタヴィアン 和田朝妃)
(右:元帥夫人 北村さおり)
今年7月、東京二期会はじめ国内6団体の共同制作によりお贈りする、グラインドボーン音楽祭との提携公演『ばらの騎士』。
どうぞお楽しみに!
■■■ 公演情報 ■■■
二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演シリーズ
《グラインドボーン音楽祭との提携公演》
東京二期会、愛知県芸術劇場、東京文化会館、iichiko総合文化センター、
読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作
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R.シュトラウス『ばらの騎士』 東京公演 オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演 日時:2017年7月 26日(水) 18:00開演★(D席 売切) 27日(木) 14:00開演(D席 売切) 29日(土) 14:00開演(S、A席 残少/B、C、D席 売切) 30日(日) 14:00開演(C、D席 売切) (各日とも開場は開演の60分前) <★26日公演ではプレミエ・キャンペーンを開催> (残席状況は、当記事掲載時点での状況です) 会場:東京文化会館 大ホール 料金:S席17,000円~D席5,000円、学生席2,000円 指揮:セバスティアン・ヴァイグレ 演出:リチャード・ジョーンズ 管弦楽:読売日本交響楽団 |
▼公演情報ページはこちら
・2017年7月公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』<東京公演> - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
・二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)
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←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!! |
【速報!】『ばらの騎士』プレイベント 6/23(金)開催決定!~幸田浩子と佐々木典子が登場!クラシカ・ジャパンPresents〈二期会プレ・ソワレ〉オペラ『ばらの騎士』とウィーンの魅力
速報です!
クラシック音楽専門チャンネル「クラシカ・ジャパン」の協賛により、7月『ばらの騎士』東京公演のプレ・イベントの開催が、下記の通り決定いたしました。本日より二期会チケットセンターにてご予約の受付(無料)を開始いたします!
■■■ イベント情報 ■■■ クラシカ・ジャパンPresents《二期会プレ・ソワレ》 オペラ『ばらの騎士』とウィーンの魅力 |
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日時: | 2017年6月23日(金) 18:30開場/19:00開演 | |||||||
会場: | ドイツ文化会館 OAGホール (地図) 青山一丁目駅(地下鉄 銀座線・半蔵門線・都営大江戸線)出口4より徒歩7分 |
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料金: | 入場無料(※要事前予約) | |||||||
出演: | <おはなし> 幸田浩子(ソプラノ/『ばらの騎士』ゾフィー役)、佐々木典子(ソプラノ/元ウィーン国立歌劇場専属歌手)
<演奏>
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●ご予約・お問合せ:《本日より受付開始!》 ・二期会チケットセンター TEL 03-3796-1831 (月~金10:00~18:00、土10:00~15:00、日祝休) FAX 03-3796-4710 または メール でも24時間受付いたします |
2003年二期会創立50周年記念公演『ばらの騎士』元帥夫人とゾフィー役で共演した幸田と佐々木。オペラの舞台でもあるウィーンでともに活躍したふたりならではのトークを、映像などを交えながらたっぷりとお楽しみいただきます。トークの後は、『ばらの騎士』の生演奏も。
もちろん今回も入場無料。どうぞお越しください!
▼7月26日ジャパン・プレミエ!『ばらの騎士』東京公演の詳細ページはこちら
・2017年7月 グラインドボーン音楽祭との提携公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』〈東京公演〉 - 東京二期会
【放送予定】リートからオペラまで、1/20(金) と1/22(日)に放送される3番組をご紹介!
二期会アーティストが出演する、近日放送予定の番組をご案内いたします。
◆テレビ番組
「クラシック倶楽部」 <ソプラノ佐々木典子 出演>
![]() ソプラノ 佐々木典子 |
1月20日(金)あさ5時 NHK BSプレミアムで放送の「クラシック倶楽部」では、昨年2016年11月23日にいずみホール(大阪)で開催された「シューベルト こころの奥へ vol.2 歌曲集《白鳥の歌》 三原 剛、佐々木典子」の模様を放送いたします。 オペラのみならず、リート歌手としても高い実力を持つ佐々木典子のシューベルトを、どうぞお楽しみください。 |
◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
「クラシック俱楽部」~三原剛&佐々木典子 シューベルトを歌う
放送日時:2017年1月20日(金) あさ5:00~5:55
放送局:NHK BSプレミアム
出演:佐々木典子(ソプラノ)、千葉かほる(ピアノ)、ほか
曲目:
シューベルト 「糸を紡ぐグレートヒェン」D.118、「アヴェ・マリア」D.839、ほか
(2016年11月 いずみホールでの公演から)
▼番組詳細ページ
・クラシック倶楽部 三原剛&佐々木典子 シューベルトを歌う - NHKオンライン
◆FMラジオ番組(1)
「オペラ・ファンタスティカ」 <バリトン与那城 敬、ソプラノ臼木あい、バス畠山 茂 出演>
1月20日(金)午後2時から放送される「オペラ・ファンタスティカ」では、昨年2016年11月に開催された北とぴあ国際音楽祭 『ドン・ジョヴァンニ』が放送されます。
同公演には、バリトン与那城 敬がドン・ジョヴァンニ役で、ソプラノ臼木あいがドンナ・アンナ役で、バス畠山 茂が騎士長役で出演しました。オリジナル楽器のオーケストラで上演された話題の公演を、是非チェックなさってください。
![]() ドン・ジョヴァンニ 与那城 敬 (バリトン) |
![]() ドンナ・アンナ 臼木あい (ソプラノ) |
![]() 騎士長 畠山 茂 (バス) |
◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
「オペラ・ファンタスティカ」
- 北とぴあ国際音楽祭公演“ドン・ジョヴァンニ” -
放送日時:2017年1月20日(金) ひる14:00~18:00
放送局:NHK FM
出演:
与那城 敬(バリトン):ドン・ジョヴァンニ
臼木あい(ソプラノ):ドンナ・アンナ
畠山 茂(バス):騎士長 ほか
曲目:
モーツァルト 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』
(2016年11月 北とぴあ さくらホールでの公演から)
▼番組詳細ページ
・オペラ・ファンタスティカ - 北とぴあ国際音楽祭公演“ドン・ジョヴァンニ” - - NHKオンライン
◆FMラジオ番組(2)
「ブラボー!オーケストラ」 <メゾソプラノ小山由美 出演>
![]() メゾソプラノ 小山由美 |
そして1月22日(日)よる19時20分から同じくNHK FMで放送される「ブラボー!オーケストラ」では、メゾソプラノ小山由美が出演した、日本センチュリー交響楽団第212回定期演奏会の演奏をお届けいたします。 曲目は、13世紀ロシアの英雄とドイツ騎士団の闘いをドラマチックに描いたプロコフィエフ作曲「アレクサンドル・ネフスキー」です。戦いに倒れた兵士たちを悼み歌われる哀歌にどうぞご期待ください。 |
◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
「ブラボー!オーケストラ」
- 日本センチュリー交響楽団定期演奏会 -
放送日時:2017年1月22日(日) よる19:20~20:20
放送局:NHK FM
出演:
小山由美(メゾソプラノ)
大阪センチュリー合唱団、大阪音楽大学合唱団(合唱)
日本センチュリー交響楽団(管弦楽)
アラン・ブリバエフ(指揮)
曲目
プロコフィエフ 「アレクサンドル・ネフスキー」
(2016年10月 ザ・シンフォニーホールでの公演から)
▼番組詳細ページ
・ブラボー!オーケストラ - 日本センチュリー交響楽団定期演奏会 - - NHKオンライン
完売間近!! 今年の夏は熱くなります!!
「二期会サマーコンサート2016」予定演奏曲目発表!
今夏、6年ぶりに復活する「二期会サマーコンサート」が装いも新たに渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて開催されます!
今年のテーマは「データから見た二期会オペラ~最多公演演目は何?」。
これまでの二期会オペラの歴史60年を振り返り、最多公演演目をピックアップ。古くから二期会オペラを観てくださっている方は懐かしさを感じたり、また納得したり、これから二期会オペラを観てくださる方には沢山のオペラの名曲を存分に楽しめる、大変贅沢なプログラミングになっています。出演者もこれまでの二期会オペラで主要な役を演じてきた豪華な歌手陣が一堂に会します。
公演を間近に控え、注目の演奏予定曲も決まりましたので、こちらに発表いたします!
![]() 公演チラシ(PDF) |
■■■ 公演情報 ■■■ 二期会サマーコンサート2016 データから見た二期会オペラ ~最多公演演目は何?~ 日時:2016年8月25日(木) 18:30開演(18:00開場) 会場:渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール (JR渋谷駅西口より徒歩5分) 料金:全指定席 |
演奏予定曲と出演者:
<クリスタルコーナー(新入会員による)>
・グノー 『ファウスト』より 「この清らかな住まい」~〈テノール伊藤達人〉
・ジョルダーノ 『アンドレア・シェニエ』より 「祖国の敵か?!」~〈バリトン清水勇磨〉
・ヴェルディ 『運命の力』より 「神よ平和を与えたまえ」~〈ソプラノ西側槙里子〉
・ヴェルディ 『イル・トロヴァトーレ』より
「ああ、愛しい人~見よ、あの恐ろしい炎を」~〈テノール城 宏憲〉
――――――――――
<データから見た二期会オペラ~最多公演演目は何?>
※※ ランキングと演奏曲順は当日発表! ※※
【モーツァルト】
・『コシ・ファン・トゥッテ』より 「この心をあなたに」
(ドラベッラとグリエルモの二重唱)~〈メゾソプラノ竹本節子&バリトン成田博之〉
・『フィガロの結婚』より 「もう飛ぶまいぞこの蝶々」~〈バリトン久保和範〉
・『ドン・ジョヴァンニ』より 「酒がまわったら」(シャンパンの歌)~〈バリトン今井俊輔〉
・『魔笛』より 「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え~〈ソプラノ針生美智子〉
【ヴェルディ】
・『仮面舞踏会』より 「お前こそ心を汚すもの」~〈バリトン成田博之〉
・『イル・トロヴァトーレ』より 「よいか?夜が明けたら息子の首をはねろ」
(レオノーラとル-ナ伯爵の二重唱)~〈ソプラノ文屋小百合&バリトン今井俊輔〉
・『椿姫』より 「パリを離れて」
(ヴィオレッタとアルフレードの二重唱)~〈ソプラノ三井清夏&テノール松村英行〉
【プッチーニ】
・『ラ・ボエーム』より 「あなたの愛の呼ぶ声に」(告別の歌)~〈ソプラノ三井清夏〉
・『トスカ』より 「三人の密偵と…馬車一台で」(テ・デウム)~〈バリトン今井俊輔〉
・『蝶々夫人』より 「ある晴れた日に」~〈ソプラノ文屋小百合〉
・『トゥーランドット』より 「誰も寝てはならぬ」~〈テノール松村英行〉
【マスネ】
・『ウェルテル』より 「ウェルテル!誰に言い当てることが出来たでしょうか」
(手紙の歌)~〈メゾソプラノ手嶋眞佐子〉
【ビゼー】
・『カルメン』より 「恋は野の鳥」(ハバネラ)~〈メゾソプラノ竹本節子〉
【ワーグナー】
・『ジークフリート』より 「ノートゥング!宿望の剣よ!」~〈テノール大野徹也〉
・『タンホイザー』より 「おごそかなこの広間よ」~〈ソプラノ佐々木典子〉
【R.シュトラウス】
・『薔薇の騎士』より 「気高くも美しき花嫁に」(銀の薔薇の献呈)
~〈ソプラノ佐竹由美&メゾソプラノ手嶋眞佐子〉
・『ナクソス島のアリアドネ』より 「偉大なる王女様」~〈ソプラノ佐竹由美〉
【J.シュトラウス】
・『こうもり』より 「しなやかな身のこなし」(時計の二重唱)
~〈ソプラノ佐々木典子&テノール大野徹也〉
【オッフェンバック】
・『天国と地獄』より 「今何かを感じたけれど」(ハエの二重唱)
~〈ソプラノ針生美智子&バリトン久保和範〉
(ピアノ:鳥井俊之)
こうして並べると、一目瞭然、何とも贅沢なプログラムです!
コンサート冒頭には、4人の新入会員をお披露目する「クリスタルコーナー」も入れ、二期会での今後の活躍がますます期待される、輝かしく新しい声をいち早くお届けします。
ピアニストには、これまでに数々のオペラや歌曲を作曲しながら、ソロとして、伴奏ピアニストとしても多くの歌手達と共演し、繊細で品格ある演奏に定評がある、鳥井俊之を迎えます。
チケットは<残席僅少>となり、完売必至です。B席のみの発売となりますが、どうかお急ぎ求めください。
●チケットのご予約は
・二期会チケットセンター TEL:03-3796-1831
いよいよチケット発売!! 今年の夏は熱くなります!!
「二期会サマーコンサート2016」
6年ぶりに復活する「二期会サマ―コンサート」が装いも新たに今夏、渋谷区総合センター 大和田さくらホールにて開催されます!
今回のテーマは「データから見た二期会オペラ~最多公演演目は何?」。
これまでの二期会オペラの歴史60年を振り返り、最多公演演目をピックアップ。古くから二期会オペラを観てくださっている方は懐かしさを感じたり、また納得したり、これから二期会オペラを観てくださる方には沢山のオペラの名曲を存分に楽しめる、大変贅沢なプログラミングになっています。出演者もこれまでの二期会オペラで主要な役を演じてきた豪華な歌手陣が一堂に会します。
サマーコンサートの冒頭には新入会員のお披露目の「クリスタルコーナー」も入れまして、今後二期会での活躍がますます期待される、輝かしく新しい声をいち早くお届けします。
ピアニストには、これまでに数々のオペラや歌曲を作曲しながら、ソロとして、伴奏ピアニストとしても多くの歌手達と共演し、繊細で品格ある演奏に定評がある、鳥井俊之を迎えます。
チケットは3月24日(木)より販売開始します!
全席指定となりますので、良いお席はお早めに!
▼予定演奏曲、ご予約等、詳しいご案内はこちらから
・二期会サマーコンサート2016 - 東京二期会
いよいよ明日に迫る!『ダナエの愛』舞台上演日本初演
タイトルロール佐々木典子からのメッセージ
『ダナエの愛』舞台上演日本初演はついに明日10月2日(金)となりました!
タイトルロールを務めるソプラノ佐々木典子より皆さまへメッセージです。
佐々木: 「『ダナエの愛』が戦後70年を迎えるこの時期に、演奏される、舞台上演されることはとても意味があることだと思います。
(リヒャルト・シュトラウスにより)戦争の時代に作曲されましたが、作曲者の存命時にはゲネプロまで行われたにも関わらず上演されなかった。
この作品自体も素晴らしいものですが、この作品に関わった人々の思いが込められているオペラなのだということを強く感じています。
その方々の思いも含めてお伝えできればと思っています。」
▼公演詳細ページはこちら。佐々木の出演日は10月3日(土)です!
・東京二期会オペラ劇場2015年10月公演 R.シュトラウス『ダナエの愛』 - 東京二期会
(2015年10月2・3・4日/東京文化会館大ホール)
▼10月2日と3日の公演ではプレミエ・キャンペーンを開催します!
・2015年10月公演『ダナエの愛』~プレミエ・キャンペーン発表! - 二期会blog
9/4(金)ドイツ文化会館ホールで『ダナエの愛』プレトーク&プレコンサート開催!
リヒャルト・シュトラウス『ダナエの愛』の舞台上演日本初演にむけて、日本リヒャルト・シュトラウス協会主催によるプレトーク&プレコンサートが、9月4日(金)19:00から、東京・赤坂のドイツ文化会館ホールにて開催されます。
![]() 深作健太 |
![]() 佐々木典子 |
![]() 小森輝彦 |
プレトークには、演出の深作健太監督が登場!昨年9月の記者発表以来、公の場で『ダナエ』について語る機会です。あらためてオペラ初演出にむけての意気込み、稽古場の様子、舞台コンセプトについて、大いに語ります。
また、プレコンサートには、二期会が誇るドイツ・オペラのエキスパートの二人、タイトルロールのソプラノ佐々木典子とユピテル役のバリトン小森輝彦が出演します。初演を前に『ダナエ』の一部を生演奏で聴けるのは、ここしかありません!
もちろん、日本リヒャルト・シュトラウス協会の会員でない一般の方もご来場いただけます。多くのクラシック音楽ファン、オペラ・ファン、そしてドイツが大好きな方にお集まりいただきたい企画です!お問い合わせ・お申し込みは、日本リヒャルト・シュトラウス協会様までどうぞ。
![]() チラシ(クリックで拡大) |
■■■ イベント情報 ■■■ 【第163回例会:講演と演奏 オペラ《ダナエの愛》】 ◆日 時:2015年9月4日(金) 19時 ~ 21時 ◆会 場:ドイツ文化会館ホール(東京・赤坂) ▼会場アクセスはこちら ・アクセス - ドイツ文化会館ホール ◆お問合せ/お申し込み: 日本リヒャルト・シュトラウス協会(平日13:00-17:00不定休) TEL: 03-3582-1266 E-mail: japanrs@tkk.att.ne.jp ※非会員の方の入場料は、一般2,000円(年誌付)、学生1,000円(年誌無)となります。 |
▼協会のご案内ページはこちら
・お知らせ - 日本リヒャルト・シュトラウス協会
▼『ダナエの愛』公演詳細はこちら
・2015年10月公演 R.シュトラウス『ダナエの愛』<舞台上演日本初演> - 東京二期会オペラ劇場
NHK「ラジオ深夜便」にソプラノ佐々木典子が登場します。(12月24日早朝放送)
NHKで毎夜放送の「ラジオ深夜便」。
12月23日(火)深夜から明けて、24日(水)の早朝午前4時台にソプラノ佐々木典子が登場します。
日本を代表するソプラノ歌手として活躍する佐々木典子は、武蔵野音楽大学に学び、ザルツブルクのモーツァルテウム芸術大学のオペラ科を首席で卒業。音楽の都・ウィーンでウィーン国立歌劇場の専属ソリストとして7年間舞台に立ち、帰国後日本の音楽界で活躍。東京藝術大学教授として後進の育成にも力を注いでいます。2014年はこれまでの活躍が認められ、東燃ゼネラル音楽賞の洋楽部門本賞にも輝きました。
海外留学からプロのへ道、ウィーン時代の思い出、ウィーンのクリスマス、今後の抱負など、佐々木典子の魅力に迫ります。
収録のスタジオにて
聞き手(写真右)はディレクターの村島章恵(むらしま あきよし)さん
◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
NHK「ラジオ深夜便」
〔明日へのことば〕 わがソプラノ人生は楽し~佐々木典子
放送日時:12月24日(水)早朝4:05ごろ~
放送局:NHK ラジオ第1 および NHK FM
◆楽しいお話とともにすてきな歌声もCDより2曲お届けします。
♪ R.シュトラウス<4つの歌曲>から、“バラの花環”
ソプラノ:佐々木典子 ピアノ:山田武彦
[CD「R.シュトラウス:歌曲集“至福のうた”」(ナミ・レコードWWCC-7627)より]
♪ ヨハン・シュランメル「ウィーンはいつもウィーン」
ソプラノ:佐々木典子 演奏:東京カンマーコレーゲン
[CD「ウィーンはいつもウィーン シュランメル讃歌」(ナミ・レコードWWCC-7282)より]
▼番組ホームページはこちら
・NHK ラジオ深夜便 - NHKオンライン
佐々木典子リサイタル 歌曲の夕べ「愛と死」
本年、東燃ゼネラル音楽賞本賞を受賞したソプラノ佐々木典子が綴るリヒャルト・シュトラウスの世界。
生誕150年にふさわしいオール・リヒャルト・シュトラウスプログラムをご堪能ください!
![]() |
■■■ 公演情報 ■■■ 歌曲の夕べ“愛と死” 生誕150年記念リヒャルト・シュトラウス 日時:2014年12月10日(水)19時開演 会場:横浜みなとみらいホール小ホール 出演:佐々木典子(ソプラノ)、平島誠也(ピアノ) 曲目:《オール・リヒャルト・シュトラウス・プログラム》 「献呈」「万霊節」「婚礼の歌」「わが子へ」 「6つのブレンター歌曲集」より “夜に” “あなたの歌が私の心に響いたとき” “愛の神” 「4つの最後の歌」 ほか 料金:全席指定¥5,000 お問合せ:タッシ・アーツ 03-5272-1370 ・コンサートカレンダー - みなとみらいホール |
![]() 公演チラシ(JPEG 表) |
![]() 公演チラシ(JPEG 裏) |
佐々木典子、東燃ゼネラル音楽賞洋楽部門本賞受賞
ソプラノ佐々木典子が、第44回東燃ゼネラル音楽賞洋楽部門本賞を受賞し、去る9月18日に贈賞式が、10月23日には紀尾井ホールにて受賞記念コンサートが行われました。(同賞は昭和46年モービル音楽賞として創設)
武蔵野音大、ザルツブルク・モーツァルテウム芸大で研鑽を積み、6年にわたりウィーン国立歌劇場の専属ソリストとして活躍。帰国後はR.シュトラウス『ばらの騎士』元帥夫人等、多くの作品で聴衆の心を捉えてきた佐々木。日本を代表するソプラノとして約30年に及ぶ実績が認められ、今回栄えある受賞となりました。
写真は授賞式にて
(東燃ゼネラル石油株式会社 代表取締役社長武藤 潤氏よりトロフィーを授与された佐々木)
また、今週末のNHK-Eテレ「クラシック音楽館」より<コンサート・プラス>のコーナーで、2012年に津田ホールで行われた佐々木のリサイタルから、その一部が放送されます。オール・リヒャルト・プログラムに挑み、今も多くの人の心に残っている佐々木の歌声を、ぜひお聴きください。
◆◆◆ 放送情報 ◆◆◆
「クラシック音楽館」
放送日時:2014年11月9日(日) 21:00~22:58
放送局:NHK-Eテレ
内容:
●コンサートプラス
「二期会ゴールデンコンサートin津田ホールVol.36佐々木典子」より
リヒャルト・シュトラウス作曲:歌劇『カプリッチョ』より最後の場
(ソプラノ)佐々木典子 (ピアノ)千葉かほる
▼番組ホームページはこちら
・クラシック音楽館 - NHKオンライン
夏の始まりを彩った『ホフマン物語』。歌手が輝いた最高の舞台!
フランスの名匠ミシェル・プラッソンの指揮、粟國 淳の幻想的な演出、大きな盛り上がりを見せた、オッフェンバックのオペラ『ホフマン物語』。
タイトルロールのホフマン役、福井 敬、樋口達哉の熱演に、若手歌手も大奮闘。
多くの方のご来場、誠にありがとうございました。
ホフマンと3人の女性の恋物語、と一言では語りつくせない、次々と繰り出される魔法のようなシーン、その余韻がいつまでも消えませんでした。
舞台写真とともに、この素晴らしい公演を振り返ります。
写真撮影:三枝近志(☆…7月31日・8月3日組、◆…8月1日・4日組)
会場:新国立劇場オペラパレス
<舞台写真はクリックで拡大表示します>
☆
ホフマン(福井 敬)とニクラウス(加納悦子)。「ホフマンは女の人に溺れ、酒に溺れ、ちっとも芸術に身が入らない。」そんなホフマンを何とかして芸術の道に連れ戻そうとする芸術の女神ミューズが、ニクラウスに姿を変えて現れる。青年貴族のようなはつらつとした身のこなしに、思わず見惚れ、聴き惚れ。
◆
ホフマン(樋口達哉)とリンドルフ(大沼 徹)の対決。
ふてぶてしい態度のリンドルフ、「飲み代は払う性質でね、スカンピン殿」。
字幕=本谷麻子=も素晴らしく、作品の理解を助けてくれました。
☆
ホフマンの最初の恋人オランピア(安井陽子)。本当に人形のような動きと、超人的な高音のパッセージ。でも超絶技巧の機械ではなくて、あたたかさときらめきを感じさせるのは、安井ならではの歌唱力。
◆
スパランツァーニ(右=羽山晃生)と、コシュニーユ(左=新津耕平)が見守る中、歌を止めないオランピア(佐藤優子)。佐藤は、今回が二期会オペラデビュー。
◆
「光れ!ダイヤモンド」ダペルトゥット(大沼 徹)は、憎らしい悪魔役を堂々と演じた。
◆
第2幕「あなたの影がほしいの、どうしてもほしいの」と迫るジュリエッタ(菊地美奈)。
☆
光り輝くダイヤモンドと引き換えに、ホフマンを籠絡する妖艶な美女ジュリエッタ(佐々木典子)。
☆
影を取られておののくホフマン。マジックミラーを使った演出。不思議でした!
「ホフマンあなたが好きよ、でもさからえないわ、口づけひとつでダイヤモンドが手に入るのよ」
☆
病のために、歌ったら死ぬ、というアントニア(木下美穂子)。短い命と知って、音楽への情熱を燃え上がらせる激しさに、思わず引き込まれてしまいます。
◆
歌姫ステラからホフマンへの手紙をリンドルフに売り渡す、召使アンドレと、アントニアの屋敷で芸術家を気取る老いた使用人フランツは一人二役。フランス風の皮肉も効いて巧みな芝居が注目された田中健晴。
◆
高橋絵理のアントニア。一年前の『パリアッチ(道化師)』ネッダとまた違う一面を見事に開花させました。情感あふれる繊細な音楽性、声の美しさが、きらきらした瞬間。
そしてアントニアの母の声(7/31・8/3=与田朝子、8/1・4=小林紗季子)も、姿は見せない役ですが、その声の存在は大きい。2階席の下手のバルコニーで歌っているのですが、舞台上と一体となって、すばらしい効果をあげました。
☆
悪魔(小森輝彦)がヴァイオリンを弾きながら、「歌え!」と、囁(ささや)く瞬間、額縁の中の優しい母の面差しは、死神に変わる。この仕掛けも見事でした。
◆
命のない人形だったオランピア、生きたまま去ったジュリエッタ、そして死んでしまったアントニア。でも3人は一人だったのだ! 歌姫ステラ!!!
その美しい登場には客席からため息が。ステラを演じたのは、ダンサーの今村たまえ。
プラッソンは今秋80歳。酷暑の東京に顔をしかめながらも、ユーモアあふれるマエストロ。連日、集中した稽古を重ね、オーケストラ、歌手共に素晴らしいオペラの舞台を作りあげました。
カーテンコール(撮影:堀 衛)
☆
◆
帆かけ舟
【放送予定】東京フィル創立100周年記念「グレの歌」
東京フィルハーモニー交響楽団の創立100周年記念公演として、当初2011年3月20日に予定されていたシェーンベルク作曲「グレの歌」。
東日本大震災の影響で公演が中止・延期となりましたが、それから2年、世界初演(1913年2月23日)からちょうど100年目となる2013年2月23日に復活上演されました。総勢300名近い演奏家が奏でる、20世紀音楽史に残るモニュメントです。
この渾身の演奏が4月21日(日)よる9時より、NHK-Eテレの新番組「クラシック音楽館」で放送されます。ぜひお聴きください。
左から望月哲也、加納悦子、佐々木典子
◆◆◆放送情報◆◆◆
クラシック音楽館
-東京フィルハーモニー交響楽団特別演奏会“グレの歌”-
放送日時:2013年4月21日(日) よる9:00~11:00 (120分)
放送局:NHK-Eテレ
出演:[指揮]尾高忠明、[管弦楽]東京フィルハーモニー交響楽団、
[ヴァルデマル王]望月哲也(テノール)、[トーヴェ]佐々木典子(ソプラノ)、
[山鳩]加納悦子(アルト)、ほか
[合唱]新国立劇場合唱団
収録:2013年2月23日/東京・オーチャードホール
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びわ湖・神奈川県民ホール『タンホイザー』無事に終演
春にはまだ早い3月10日、びわ湖ホールで幕を開けた、神奈川県民ホール・びわ湖ホール・東京二期会・京都市交響楽団・神奈川フィルハーモニー管弦楽団共同制作公演『タンホイザー』。
びわ湖面いっぱいに水鳥が浮かぶ風景、晴れた早春の週末、期待が高まります。
世界一流の歌劇場で活躍している演出のミヒャエル・ハンペは77歳。故ヘルベルト・フォン・カラヤンと長年にわたり共同制作を行ってきました。彼の舞台人生は、そのまま、社会の変動を映した数々の演出手法の歴史ともいえるでしょう。しかし、時の流行にとらわれない、彼の豊かで優しく、また自然な舞台には、聴衆からの大きな信頼があったようにも思われます。
びわ湖の評判がじわじわと広がって、神奈川県民ホールにもたくさんのお客様。
ワーグナーのオペラは、歌手にとっても、オーケストラにとっても“特別”です。
タイトルロールのタンホイザー役は「テノール殺し」と言われるほど、長丁場の耐久力と表現力が求められる難役。果敢に挑んだ福井敬は、颯爽とこの英雄を演じ、見事な歌唱の連続に熱い拍手が送られました。
写真とともに、公演の様子をお伝えします。
◆びわ湖公演(提供:びわ湖ホール)
◇神奈川公演(撮影:青柳 聡)
◆
歓楽の世界ヴェーヌスベルクは、愛欲の女神ヴェーヌスが支配しています。妖艶なヴェーヌス(小山由美)が引き止めますが、ついに振り切って、タンホイザーは純粋な乙女エリーザベトが待つ、ヴァルトブルク城に帰ります。
◆ヴェーヌスベルクからかえってきたタンホイザー。
◇
「誇り高い私の殿堂に挨拶します!」
エリーザベトの登場。愛するタンホイザーの帰りを喜び、晴れ晴れとした美しさ。清らかな乙女によって救済される、というワーグナー・オペラの定形。
◆
歌合戦のシーン。領主、ヘルマン(妻屋秀和)。堂々として豊かな声が、客席に広がっていき、その存在感で圧倒しました。竪琴をかき鳴らす演技に、ヴォルフラム(黒田 博)、ビテロルフ(萩原 潤)、ラインマル(山下浩司)等は、オーケストラのハープ奏者と打ち合わせをするという念の入れよう。チームワークのよさを感じさせた場面です。
◇
鮮やかに場面を制するエリーザベトを、佐々木典子、安藤赴美子が演じました。
◆
タンホイザーは官能的な愛を歌いあげ、神聖な歌合戦を穢したとして、追放されてしまいます。
◆
エリーザベトは、巡礼に加わってローマに赴いたタンホイザーが許されて帰ることをひたすら祈りますが、その願いは果たされませんでした。
底知れない喪失感を劇的に表現し、同時に清らかさと真の強さを見せ、伸びやかな声で聴衆を魅了しました。
◆
再びヴェーヌスベルクの世界に向かおうとするタンホイザーを「エリーザベト」の名が救うのです。
彼の罪が許されないのと同じく、決して緑が生えることはない、と言われた枯れ木の杖が芽吹き、
奇蹟が起きます。姫の願いはかなえられ、タンホイザーは救済されました。
沼尻竜典芸術監督のもと、最高の歌手の布陣でお送りするびわ湖・神奈川のプロジェクト。
次回2013年公演は『椿姫』に決まりました。ぜひお越しください。
ありがとうございました。
帆かけ舟
NHK BSプレミアムに「二期会ゴールデン佐々木典子」放送決定
先日開催された「二期会ゴールデンコンサートin津田ホールVol.36佐々木典子」が、
4月16日(月)午前6時~6時55分、NHK BSプレミアム「クラシック倶楽部」にて放送されます※。
収録時には、リヒャルト・シュトラウスに込めた演奏家としての想いや、自身が惹かれたリヒャルトの魅力を語っていましたので、演奏はもちろん、佐々木のインタビューにもご期待ください。
※55分の番組用に本プログラムから数曲を省略されての放送となります。
◆◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆◆
放送局:NHK BSプレミアム
番組名:クラシック倶楽部
放送日時:2012年4月16日(月) あさ6:00~6:55
出演:佐々木典子(ソプラノ)、千葉かほる(ピアノ)
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・クラシック倶楽部 - NHK BS オンライン
◆◆◆演奏会レビュー◆◆◆
ウィーンで長く音楽活動の実績を重ねた佐々木が「大好き」というリヒャルト・シュトラウス。
コンサートでは、前半、その歌曲が作品番号順に演奏されました。
〈夜〉〈サフラン〉〈万霊節〉といった初期の佳品では、美しい詩の脚韻が、実に丁寧に歌い重ねられていきました。
〈ツェツィーリエ〉から一気に華やかで豊かな音楽がひろがると、「オペラ作曲家」リヒャルト・シュトラウスの姿が浮かびあがり、用意されていた後半のプログラムでは、『カプリッチョ』と『ばらの騎士』が取り上げられました。マドレーヌとマルシャリンという気品高い女性を、このシンプルなステージに、何か演技らしい演技をするということもなく、まるでオペラから抜けだしてきたかのように描き出した佐々木。プログラムの終尾には「四つの最後の歌」から〈夕映えにて〉を、この日のプログラムの中でもとりわけ深い想いをもって演奏したように思われました。
森を闇で覆う〈夜〉から始まり、〈セレナーデ〉を歌い、〈あすの朝〉を迎えた後、結ばれたふたりの〈満ちたりた幸福〉。〈わが子へ〉寄せる愛情を〈自慢話〉と〈こもり歌〉に込めて、気位の高い女性とともに、〈夕映え〉の中で「これが…死というものか?」と最期の感興にいたるーー
この日のプログラムは、リヒャルト・シュトラウスのどこまでもつづいていくような楽想と相まって、作曲家の人生がつづられた、まるで大きなひとつのモノローグのようでした。
アンコールに、ふたたび、〈あすの朝〉。
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佐々木典子のリヒャルト・シュトラウス
3月17日(土)二期会ゴールデンコンサートin津田ホールVol.36には、ソプラノ佐々木典子が登場。当シリーズ最多となる3度目のソロ・リサイタルです。
昨年も、佐々木は、名ピアニスト河原忠之のリサイタル・シリーズ2011~歌霊(うただま)~第2回「リヒャルト・シュトラウス」に望月哲也とともに出演、東京シティ・フィル定期(指揮:金聖響)では、「四つの最後の歌」のソロを務めました。ライフワークとしてR.シュトラウス作品に取り組んできたアーティストらしい真摯な姿勢と実績で、確固たる日本のシュトラウス歌いとしての地位を築いています。
満を持してのオール・リヒャルト・シュトラウス・プログラム。
全曲目は、こちらです。
Program | |
「8つの歌」作品10より | 〈夜〉 〈サフラン〉 〈万霊節〉 |
「6つの歌曲」作品17より | 〈セレナーデ〉 |
「素朴な歌」作品21より | 〈思いのすべて〉 〈わたしの心の王冠〉 |
「乙女の花」作品22より | 〈矢車草〉 |
「4つの歌曲」作品27より | 〈ツェツィーリエ〉 〈明日の朝〉 |
「4つの歌曲」作品36より | 〈薔薇の花環〉 |
「6つの歌曲」作品37より | 〈満ち足りた幸福〉 〈わが子に〉 |
「3つの歌」作品43より | 〈お母さんの戯れ〉 |
「8つの歌曲」作品49より | 〈子守唄〉 〈黄金色に輝くなかを〉 |
休憩 | |
『カプリッチョ』より | マドレーヌのモノローグ“言葉と音楽” |
『ばらの騎士』より | マルシャリン第1幕のモノローグ “行ってしまったわ、あの高慢で、最低な男が…” |
「4つの最後の歌」より | 〈夕映えに〉 |
リートに織り交ぜられた『ばらの騎士』マルシャリンと『カプリッチョ』のマドレーヌは、二期会オペラでの印象も深いことでしょう。
2008年2,3月 舞台芸術共同制作公演『ばらの騎士』より
2009年11月公演 東京二期会オペラ劇場『カプリッチョ』より
また、現在、佐々木はびわ湖ホールにて『タンホイザー』公演の稽古大詰め。
純粋で高潔な女性、エリーザベトの演唱にも期待が寄せられています。
3月11日(日)のびわ湖ホールと3月24日(土)の神奈川県民ホールに出演。いずれも14時開演です。
なお、残席極僅少とのことですので、こちらもチケットのお求めはお早めに!
▼佐々木典子の「今」
・ピックアップ・アーティストVol.26佐々木典子 - 株式会社二期会21
▼ゴールデンコンサートの情報はこちら
・二期会ゴールデンコンサートin津田ホールVol.36佐々木典子 - 株式会社二期会21
日時:2012年3月17日(土) 16:00開演/15:30開場
会場:津田ホール(JR「千駄ヶ谷」駅前、都営地下鉄「国立競技場」A4出口前)
出演:佐々木典子(ソプラノ)、千葉かほる(ピアノ)
▼チケットのお求め・お問い合わせはこちら
・二期会チケットセンター
Tel.03-3796-1831/Fax.03-3796-4710
(平日10:00~18:00/土10:00~15:00/日祝休)
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扉の向こうのドン・ジョヴァンニ、時を超えて、交感する
東京二期会オペラ劇場2011年11月公演『ドン・ジョヴァンニ』は、ベルリン、シュトゥットガルト、ウィーンでキャリアを積み、ドレスデン歌劇場、ウィーン国立歌劇場等、一流の歌劇場で活躍を続ける演出家カロリーネ・グルーバーを迎え、11月23日にライン・ドイツオペラ(デュッセルドルフ/デュイスブルク)との国際共同制作のプレミエ公演が東京・日比谷の日生劇場で幕を開けました。
1カ月以上に及ぶ濃密な稽古の成果を発揮し、観客の心を揺さぶるメッセージ性の強い舞台となりました。
話題の多かった今回の公演を、舞台写真と共に、振り返ります。
★11月23・26出演組(撮影:鍔山英次)
☆11月24・27日出演組(撮影:三枝近志)
☆
☆
ドン・ジョヴァンニ(宮本益光)の屋敷に迷い込んだ、マゼット(近藤 圭)とツェルリーナ(盛田麻央)。皆、生きている時代の異なる人々。後ろでは、ドン・ジョヴァンニが次々と女性と出会っては消えていく。レポレッロは大塚博章。
☆
目に飛び込んでくるのは、アーノルド・ベックリンの「ユリウスとカリプソ」をモチーフにした大きな絵。
ドン・ジョヴァンニとは誰なのか?
★
奇妙な晩餐会。
テーブルにつくのは左からマゼット(北川辰彦)、レポレッロ(久保和範)、ツェルリーナ(嘉目真木子)。
☆
ドンナ・アンナ(文屋小百合)の父、騎士長(斉木健詞)はドン・ジョヴァンニに殺されてしまいます。婚約者のドン・オッターヴィオ(今尾 滋)が慰めますが、聞き入れる風ではありません。
★
sentire odor di femmina...
女の匂いがする。ドン・ジョヴァンニ(黒田 博=写真右)は鼻が効くのです。
現れるのは、ドンナ・エルヴィーラ(佐々木典子=写真左)。
★
レポレッロ(久保和範=中央)のカタログの歌。
Madamina, il catalogo è questo
7つの扉から出入りする登場人物。異なる時をつなぐ扉です。
1887年、1813年、1789年、1848年、…と年号が書かれていました。
☆
Il labbro è mentitor, fallace il ciglio!
唇は嘘つきで、目は偽り。
ドンナ・エルヴィーラ(小林由佳)は、ドン・ジョヴァンニを忘れることはできないのです。
愛の深さと気丈さと執着心は紙一重。魅力的なドンナ・エルヴィーラ像を見せてくれました。
☆
Poverina, poverina! 「可哀そうに!」
このいい男ぶり。
★
父を殺したのはドン・ジョヴァンニと知りつつ、魅かれているドンナ・アンナ(増田のり子=左)にCosa è stato? 「どうしました?」と暢気に聞くドン・オッターヴィオ(望月哲也=左から2番目)。
2人は同じものを見ても、まるで別の景色、なのですね。
しかし、ドン・オッターヴィオをここまで豊かに聴かせてくれる歌手もそう多くはいないです。
ドンナ・アンナには見えなかったとしても。
★
ドンナ・アンナが歌う強烈なアリア。
Era già alquanto avanzata la notte, 「私が夜一人でいるときに」
紗幕の後ろで、ドンナ・アンナとドン・ジョヴァンニの逢瀬が映ります。
真実はどちら? まるで、羅生門のような。
☆
ドン・ジョヴァンニは、ツェルリーナを誘惑します。
こちらもマゼットという新婚の夫がいますが、その魅力には抗しきれず。
★
☆
マゼットがツェルリーナの存在を無いもののようにして踊る中、Batti, batti, 「私をぶっていいから仲直りしましょう」というツェルリーナのアリア。
この複雑な演技をしつつ、アリアを歌うという、離れ技。
★
リベルタゲーム。Viva la liberta! 「自由万歳!」
びわ湖ホール公演では客席から参加してくださった方がいらっしゃったとか。
★
登場人物それぞれにカリプソの絵が降りてきます。
人は待ち望み、憧れずにはいられない。
★
騎士長の亡霊は、今回は“正しき人”として現れます。
長谷川 顯の堂々とした終幕の存在感。
★
地獄に落ちたドン・ジョヴァンニですが、また出てきて笑っています。
すると、ドンナ・アンナも、ドンナ・エルヴィーラも、ツェルリーナも服を脱ぎ捨てて、
花嫁のようなベールをまとって嬉しそうに踊る、というのは一体、何を表しているのでしょうか。
☆
ハッピーエンドとも取れますが、解けない謎を残したとも。
皆様の心に、ドン・ジョヴァンニと、彼をめぐる人々に思いが残れば、幸せに思います。
マエストロ沼尻竜典と、共に奏でたトウキョウ・モーツァルトプレーヤーズに支えられた公演でした。
ご来場ありがとうございました。
(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)
そして、日生劇場で4回の公演の後、12月4日に びわ湖ホールへ。
びわ湖ホールの公演当日は、良く晴れて、京都に向かう新幹線の窓から、虹を見ることができました。
びわ湖畔の山々も美しい紅葉に染まっていて、初冬ながら、おだやかな日曜日。
東京公演の様子も風の便りに伝わっていて、「何や観に行こか」という空気が柔らかい。
以下、びわ湖雑記。
前を歩いていた若いカップルの会話。
「ドン・ジョヴァンニの話は知っとるか?」
「知っとぅよ。女たらしが地獄に落ちる話やろ?」
この明快さ。一本!
京都市営地下鉄「蹴上」から「浜大津」に向かう途中。
「あぁ、しんど」「今日は日曜や」「今からアベック出てくる時間や」
京の女子高生恐るべし。
帆かけ舟
メゾソプラノ加納悦子のゴールデンコンサートが、NHK-BSプレミアムで放送されます。
今夏に開催した「二期会ゴールデンコンサートin津田ホールVol.33加納悦子」の模様が、明日11月1日の早朝、NHK-BSプレミアムのクラシック番組、海外・国内の一流アーティストのリサイタルが楽しめる「クラシック倶楽部」で放映されます。
◎放映情報
11月1日(火)あさ6:00~6:55
NHK BSプレミアム『クラシック倶楽部』
シェーンベルクとベルクを中心とした、あえていえば決して聴き慣れた作品ばかりではない、玄人向け(?)のプログラムでしたが、「新ウィーン楽派は18歳のときから大好きだった!」と言うとおり、1曲1曲に加納の深い共感を感じるコンサートでした。
▼レビューとアンケート
・コンサート・レビュー「二期会ゴールデンコンサートin津田ホール Vol.33加納悦子」- 二期会21
コンサートの全曲放送は、あらためてNHK-FMの「ベストオブクラシック」にて放送される予定です。
◎FMでの放送予定
11月15日(火)夜19:30~21:10
NHK FM「ベスト・オブ・クラシック」
▼番組ホームページはこちら
・クラシック倶楽部 - NHK BSオンライン
▼二期会ゴールデンコンサート、次回は「ソプラノ佐々木典子」来春開催!
・二期会ゴールデンコンサートin津田ホール Vol.36佐々木典子 - 二期会21
ZEN
【レビュー】ソプラノ佐々木典子とテノール望月哲也がリヒャルト・シュトラウスを歌う
優れたピアニストで、また共演者として歌い手から厚い信頼を集める河原忠之氏が紀尾井ホールで展開する、リサイタルシリーズ2011~歌霊(うたたま)~。
第2回は「リヒャルト・シュトラウス I 」と題し、ソプラノ佐々木典子とテノール望月哲也を迎えて、去る9月4日(日)に開催されました。
会場に表示された字幕(対訳)を担当した三ヶ尻正氏によるプレ・トークでは、R.シュトラウスの作品について、同時代のマーラーやヴォルフとも対比させ、その華麗さや、詞に対する自由な感性について語られました。
今回のプログラムは高声用の作品(ソプラノ・テノール)から、若い時代の作品を中心に構成。一人の作曲家の歌曲を集め、このように生に聴く機会もそう多くないことです。
佐々木は、これまでに『ばらの騎士』の元帥夫人、『ダフネ』タイトルロール、『カプリッチョ』伯爵令嬢マドレーヌを演じいずれも忘れ難い存在感を示しました。またオペレッタ『こうもり』で見せるロザリンデの姿は、若い時に、ウィーンとその街に息づく人々に魅惑された佐々木そのものの魅力です。彼女のR.シュトラウスは、優美にして、野性的ともいえる生命力ものぞかせる。詩と音の比類ない表現力、自在さに客席は次第に引き込まれてしまいます。
また美声と瑞々しい音楽性で次世代を担うテノール、望月哲也もウィーンでさらに磨きこまれた音楽を、溌剌と聴かせました。
深い余韻とともに、日曜日の午後が過ぎていき、再び沈黙へとかえっていくようでした。
河原忠之~歌霊~シリーズ、次回は12月4日(日)14時開演「フランシス・プーランク I 」です。ソプラノ羽根田宏子、メゾソプラノ林 美智子、バリトン村田健司が共演いたします。
▼公演情報はこちらをご覧ください
・河原忠之 リサイタルシリーズ2011~歌霊~ 4回シリーズ - ジャパン・アーツ
◆佐々木典子、望月哲也は共にR.シュトラウス歌曲集のCDをリリースしています!
佐々木典子「R.シュトラウス:歌曲集“至福のうた”」
収録曲:《4つの最後の歌》(1948)、ほか
山田武彦(ピアノ)
WWCC-7627 ¥2,625
▼詳細はこちらから
・Chorus&Vocal - ナミ・レコード
望月哲也「ひそやかな誘い ~R. シュトラウス歌曲集~」
収録曲:夜、万霊節、ひそやかな誘い、ほか
河原忠之(ピアノ)
MM-2097 ¥3,060
▼詳細はこちらから
・新譜 - マイスター・ミュージック
帆かけ舟
二期会アフタヌーン・コンサートinヤマハホールVol.2
厳しい暑さも過ぎて、季節をめぐる風を感じます。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
去る8月23日(火)、銀座7丁目にあるヤマハホールにおいて、第37回二期会アフタヌーン・コンサートinヤマハホールVol.2が、開催されました。
アフタヌーン・コンサートは、二期会アーティストと二期会オペラ愛好会会員のお客様が出会うあたたかい雰囲気のコンサートとして人気を集めているシリーズ。
また、二期会を代表する人気歌手が司会をつとめるのも、ファンにはちょっと珍しく楽しい企画です。今回は、11月の『ドン・ジョヴァンニ』でタイトルロールを演じる黒田 博(バリトン)とドンナ・エルヴィーラを演じる佐々木典子(ソプラノ)の豪華な二人。
出演者はオペラ・アリア、日本歌曲、イタリア歌曲等、それぞれが得意のレパートリーを披露し、多彩なプログラムとなりました。
これまで知らなかった歌手の声を聴くこと、知っている歌手の新しい魅力や成長を知るのも楽しみのひとつ。
これからも、二期会のアーティストたちを末永く応援していただけたら、嬉しいです。そして、また近いうちに、歌のある時間をともにすごすことができますように。
▼公演の内容はこちら
・第37回二期会アフタヌーン・コンサートinヤマハホールVol.2 - 東京二期会
帆かけ舟
【速報!】「二期会創立60周年記念ガラコンサート」(仮称) 開催決定!!
二期会は2012年に創立60周年を迎えます。人で言えばいわば「還暦」。
この喜びをみなさまと分かち合う祝祭コンサートの開催が決定しました!
わが国オペラ・声楽界における先達の偉業と伝統を受け止めながら、それを革新しつつ未来へ継承していく二期会の「過去」「現在」「未来」。
出演は、名実ともに日本を代表するテノールであり、今年も『アイーダ』ラダメスや『トゥーランドット』カラフなど大役を次々と歌う福井 敬、数々の舞台で大輪の華を咲かせ、人気実力ともに傑出したプリマ澤畑恵美(ソプラノ)、そしてとりわけR.シュトラウス作品の第一人者であり、二期会オペラシーンには欠かすことのできない存在、佐々木典子(ソプラノ)。
そのほか二期会のみならず日本を代表する歌い手たちが華やかに力強く、かつ重量感を込めてオペラアリアや重唱を披露する予定です。
左から佐々木典子、澤畑恵美、福井 敬
祝いの舞台で棒を執るのは近年ますますタクトが冴えわたる下野竜也氏。
管弦楽はたびたび二期会オペラで共演している東京交響楽団。
布陣は万全です!
文字どおり60年に一度の奇跡のコンサート。乞うご期待!!
【公演概要】
「二期会創立60周年記念ガラコンサート」(仮称)
■主催:公益財団法人東京二期会 および 株式会社二期会21
■日時:2012年4月3日(火)18時30分開演
■会場:東京オペラシティ コンサートホール
■指揮:下野竜也
■管弦楽:東京交響楽団
■出演:佐々木典子、澤畑恵美、福井 敬ほか(出演者は鋭意調整中)
■チケット:2011年11月初旬発売を予定(二期会チケットセンターほかで取扱い)
出演者および演奏曲目についての詳細は二期会ホームページ、ブログ、メールマガジンで随時お知らせして まいります。
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NHKニューイヤーオペラコンサートの楽屋から
毎年お正月の恒例番組、NHKニューイヤーオペラコンサート。
今年も1月3日19:00よりNHK教育テレビでNHKホールより生中継されました。ご覧になられた方も多かったのではないでしょうか。
さて、今年のニューイヤーはアーティストたちの熱演もさることながら、その身にまとった衣裳も目を惹きました。テレビでは良く見えなかった部分もあったと思いますので、当日出演前後に楽屋裏ショットを押さえましたので、昨日記事の福井敬のショットとあわせてご覧ください。
まずはNHK-FM「気ままにクラシック」でも活躍中の幸田浩子。
2月に王子ホールで開催するリサイタルは完売となりました!
つづいて、黒白のコントラストが印象的なヘアスタイルの林 美智子(左)と佐々木典子。
『魔笛』の侍女ではありません!『ばらの騎士』のオクタヴィアンと元帥夫人です!
昨年、サントリー音楽賞を受賞し波に乗っているメゾソプラノ小山由美。
得意とするワーグナーを歌い、圧倒的な存在感を示していました。
髪を高く結い上げ、美しい巫女(ノルマ)と化した大村博美。
今年はカナダ、フランスでのオペラ出演が決まっています。
カラフルな衣裳に、パナマ帽、毛皮の襟巻きの望月哲也。ファッショナルブルな1年の幕開け!?
3月にはびわ湖ホールと神奈川県民ホールで、『ラ・ボエーム』ロドルフォを歌います。
神々しい金色の木下美穂子。昨年は、日本とアメリカを往き来しながら各地で活躍。
今年もカナダをはじめ海外で当たり役“蝶々さん”を歌います。
そして最後に男性楽屋にて。
左から、全身黒の衣裳がキマった与那城敬、見事ステージでの地獄落ちがキマった二階谷洋右。
そして岡本知高さん、堀内康雄さん、松位浩さんと共に。
皆様にとって、今年もたくさんの素敵な音楽と出会える一年になりますよう、一同お祈り申し上げます。
年末年始の放送予定&メルマガ限定予告
いよいよ今年も残すところあとわずかとなりました。
年末、年始にも数多くのコンサートが開催されますが、この時期はコンサートの放送も数多くあります。
今日は、二期会アーティストの出演するコンサートの年末年始TV放送予定をご案内します。
●N響「第九」演奏会
12月31日(木)13:00~ NHK-BS2
12月31日(木)20:00~ NHK教育
<出演>安藤赴美子(Sop)、手嶋眞佐子(Mez)、福井 敬(Ten)、福島明也(Bar)
▼詳細はこちらをご覧ください
放送予定 - NHK交響楽団
●深夜の音楽会 読響「第九」コンサート
12月29日(火)2:04~ 日本テレビ
<出演>林 正子(Sop)、林 美智子(Mez)、宮本益光(Bar)、ほか
▼詳細はこちらをご覧ください
深夜の音楽会 - 日テレ
●西本智実の「第九」
12月31日(木)20:00~ テレビ埼玉
<出演>藤田美奈子(Sop)、竹本節子(Mez)、福井 敬(Ten)、成田博之(Bar)
▼詳細はこちらをご覧ください
テレ玉 月間番組ガイド - テレ玉
●東急ジルベスターコンサート
12月31日(木)23:30~ テレビ東京/BSジャパン
<出演>幸田浩子(Sop)、ほか
▼詳細はこちらをご覧ください
2009-2010 東急ジルベスターコンサート - テレビ東京
●第53回NHKニューイヤーオペラコンサート
1月3日(日)19:00~ NHK教育
<出演>
Sop:大村博美、木下美穂子、幸田浩子、佐々木典子
Mez:小山由美、林 美智子
Ten:二階谷洋右、福井 敬、望月哲也
Bar:与那城 敬
二期会合唱団 ほか
▼詳細はこちらをご覧ください
第53回 NHKニューイヤーオペラコンサート - NHKプロモーション
※上記の出演者名は二期会のマネジメントよる出演歌手のみ掲載。
※放送予定は局の都合で変更になる場合があります。
また本文は 関東地方の予定を掲載しておりますので、他の地方では放送の有無、日時などが
異なる場合があります。
そして、2009年12月に配信を開始いたしました二期会メールマガジン【オペラの道草】は、おかげさまで順調に登録読者様が増えております。
そこで次回2010年1月1日に配信予定のメールマガジンにて、既にご登録いただいている読者様“限定”の企画をご案内いたします!
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月2~4回配信中!
公演後記 R.シュトラウス最期のオペラ『カプリッチョ』
11月の連休中(20日~23日)、日生劇場に於いてリヒャルト・シュトラウス作曲『カプリッチョ』を上演致しました。
ジョエル・ローウェルスの演出ノートから
1942年(この『カプリッチョ』が作曲された年)という年の政治状況を鑑みれば、シュトラウスにとって作曲活動は困難を極めたはずである。またこの年には旧友のシュテファン・ツヴァイク(*)が、ヨーロッパの未来に絶望して自らの命を絶つという傷ましい出来事もあった。
(*)…編集者注:才能豊かなオーストリアの作家
R.シュトラウスが、最晩年に、この世に遺していった『カプリッチョ』。音楽か言葉か、一つをとれば、一つを失う、二つは一つ、その意味を深く問いかける公演となりました。
その舞台をご紹介します。
☆印…20・22日組キャストから(撮影:鍔山英次)
★印…21・23日組キャストから(撮影:三枝近志)
☆
連合軍の爆撃を受けて、廃墟となったパリの邸宅に、フラマン(望月哲也=左)とオリヴィエ(石崎秀和)がやって来て、憧れの人に捧げた楽譜と詩、それに肖像画を隠します。二人はユダヤ人で、ヒットラー率いる秘密警察に追われています。
★
劇場支配人ラ・ロシュ(山下浩司=左前)、音楽家フラマン(児玉和弘=右)に、詩人オリヴィエ(友清 崇)。新しいオペラブッッフォを作ろうと盛り上がっています。
★
気心知れた兄伯爵(成田博之)と妹の伯爵令嬢マドレーヌ(釜洞祐子)。哲学者、ということになっているけれど、なかなか洒落っ気もあり、恋にも気楽な伯爵と、チャーミングで快活、そして芸術に非常に深い共感を示す妹。親密でまた教養あふれる当時の貴族のサロンをのぞいている気分になります。
☆
女優クレロン(加納悦子=中央右)に夢中の兄(初鹿野 剛=中央左)と、その兄をからかう妹の令嬢(佐々木典子=中央)。
★
思いを寄せる女優クレロン(谷口睦美=左から2番目)の登場に、嬉しさいっぱいの伯爵。谷口は、ミステリアスで魅惑的な女優を見事に演じ、その飲みっぷり、女優っぷりに客席も盛り上がります。
★
美しいものにすぐに熱を上げる伯爵は、花のようなバレリーナ(伊藤範子)に、さっそく関心を示し、せっかく少し気を許したかのようなクレロンの機嫌を損ねます。
☆
一心不乱に床を掃き、窓を磨く─伯爵家の兄妹が幼い頃からこの家に長く勤めているのであろう年老いた召使い(久保たけし=中央後姿)。ついつい眠り込んでしまうこともあるけれど、小さな踊り子たちに優しい、その不思議な存在感に、次第に惹きつけられたお客様も多いのでは?
★
小さな踊り子たち。
☆
イタリア人歌手たち(羽山弘子と渡邉公威)。何事も大げさなイタリアオペラを風刺して、ちょっぴり皮肉に、ユーモラスに描かれていました。
★
作曲家フラマンと詩人オリヴィエは二人ともマドレーヌに心を奪われています。マドレーヌはそのことを知っていますが、きっと二人とも愛していたのです。でも今は作曲家が少し優勢の様子。
☆
R.シュトラウス・オペラの麗人といえば、佐々木典子。気品溢れる歌唱は、舞台をより格調高いものへと導きます。
─オーストリア留学時代に、身分ある方々とお会いする機会がたびたびありました。「その洗練された物腰、話しかける時の頭の角度や手の仕草などは、舞台に立つ度蘇る光景です。でも彼女たちの心の奥までは判りませんでした。私は結局、シュトラウスのオペラでその内面を覗き込んでいるのです」─ぶらあぼ11月号より
☆
クライマックスの八重唱。
☆
劇場支配人ラ・ロシュ(米谷毅彦=右)の大演説は超難曲。見事なドイツ語さばきで、貫禄を示しました。
★
プロンプターは、お客様には目立たないように台詞(歌詞)を伝える役割。
舞台上の役者や歌い手に、絶妙のタイミングで、きっかけを囁きます。
この『カプリッチョ』に登場したプロンプター(ムッシュ・トープ=もぐらの意/森田有生)は、R.シュトラウスその人となって表わされました。
☆
ナチスがユダヤ人である印(黄色い星)をつけたフラマンとオリヴィエを連れ去ろうとしますが、ラ・ロシュが巧みに切り抜け、二人を逃がします。
★
明日の11時に、と言い交わして別れたフラマンも、オリヴィエも、二度とマドレーヌの前に現れることはなかったのです。だれもいなくなってしまったサロンの跡で、年老いたマドレーヌの回想として描かれた終幕。
例えようもない美しさ、はかなさ、そして失った者への深い哀感を繊細に表現した沼尻竜典の指揮と東京シティ・フィルの音色でした。
(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)
▼公演詳細はこちらをご覧ください
2009年11月公演『カプリッチョ』- 公演記録|東京二期会
NHK-FM 「名曲リサイタル」放送予定
10月3日・多田羅迪夫/10月24日・佐々木典子
10月のNHK-FM「名曲リサイタル」にはバリトンの多田羅迪夫とソプラノの佐々木典子が登場致します。秋も深まる土曜の宵に、円熟のドイツリートとリヒャルト・シュトラウスの世界など、じっくりと耳を傾けたいプログラムです。
■NHK-FM「名曲リサイタル」
東京=82.5MHz/地域別のおもな周波数→こちら
■多田羅迪夫(バリトン)・朴令鈴(ピアノ)
■放送日 2009年10月3日(土)19:20〜21:00(前半)
▼放送予定曲などの詳細はこちらをご覧ください。
名曲リサイタル10月3日の放送予定 - NHKオンライン
●多田羅迪夫/10月の出演予定
「多田羅迪夫 バリトン・リサイタル」
2009年10月27日(火)18:30開演(18:00開場)
会場:丸ビルホール(丸ビル7階 東京駅丸の内南口より徒歩1分)
入場無料(全席自由/定員300名・先着順)
R.シューマン:歌曲集《詩人の恋》作品48
J.ブラームス:歌曲撰集
「二期会研究会駅伝コンサート」
〜二期会12研究会が日頃の成果を競い合う、年に一度の祝祭〜
2009年10月31日(土)15:00開演(14:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
全席自由・出入り自由¥4,000
<バッハ・バロック研究会=17:15〜>
J.S.バッハ カンタータ「楽しき狩こそわが悦び」BWV208より
J.S.バッハ カンタータ「目覚めよ、と呼ぶ声あり」BWV140より ほか
▼詳細
二期会研究会駅伝コンサート - 東京二期会 駅伝コンサート全体の詳細
▼多田羅迪夫の情報はこちらから
オペラ歌手 多田羅 迪夫 紹介ブログ
■佐々木典子(ソプラノ)/山田武彦(ピアノ)
■放送日 2009年10月24日(土)19:20〜21:00(前半)
▼放送予定曲などの詳細はこちらをご覧ください。
名曲リサイタル10月24日の放送予定 - NHKオンライン
●佐々木典子/今後の出演予定
東京二期会オペラ劇場『カプリッチョ』伯爵令嬢マドレーヌ役
(2009年11月20日〜日生劇場)
ザルツブルグ モーツァルテウム芸術大学オペラ科卒業、ウィーン国立歌劇場オペラスタジオ を経て、6年間にわたりウィーン国立歌劇場専属歌手として(1986〜91)活躍し、帰国後は『ダナエの愛』『ダフネ』タイトルロール、『ばらの騎士』元帥夫人、『ナクソス島のアリアドネ』プリマドンナ/アリアドネ、そして『カプリッチョ』伯爵令嬢役等、特に馥郁たるロマン漂うリヒャルト・シュトラウスのオペラへの主演で聴衆を深く魅了してきた佐々木典子が、11月公演『カプリッチョ』(新制作)で本領を発揮します。どうぞお楽しみに!
▼公演詳細はこちらをご覧ください。
2009年11月公演R.シュトラウス『カプリッチョ』- 東京二期会オペラ劇場
「国際共同制作(2)」 オペラの制作現場からーその21
前回に引き続いて、東京二期会が進めてきた国際共同制作の軌跡をたどります。『ニュルンベルクのマイスタージンガー』公演の成功をスタートに、翌2003年、ドイツのケルン市立歌劇場と共同で白紙から作り上げた『ばらの騎士』は、来日した現地スタッフによって、ケルン以上の出来と激賞されました。当時同劇場総裁だったギュンター・クレーマーの演出には賛否が分かれましたが、5年以上たった今でも色あせない、映像が心に刻み込まれて残っています。(下の写真は二期会公演からフィナーレのテルツェット:右より佐々木典子、林美智子、幸田浩子)
このケースでは、当方からR.シュトラウスの名曲『ばらの騎士』の共同制作を打診するところから始まりました。二期会オペラの観客から頂いたアンケートで常にリクエストの大きな演目であること、また東京二期会の先輩方がワーグナーの紹介を果たしてきた最初の50年の総括は『マイスタージンガー』としても、次の世代ではR.シュトラウスに取り組むという方針がありましたので、50周年記念公演の目玉の1つにしたいと、思いを伝えました。クレーマー氏は、最初「なんでそんな博物館にはいるような演目をするのか?」と冗談を言っていたのですが、「待てよ、ハプスブルグ当時の上流階級の最高の趣味はジャポニスムだったなあ」とつぶやき、来日して桂離宮を見学するに及んで、この共同制作の方向は定まりました。
この公演の成功は、ドイツの他の歌劇場にもニュースとして流れ、2004年のコーミシェ・オーパ・ベルリンとの『イェヌーファ』、2005年のハノーファー州立歌劇場との『さまよえるオランダ人』、翌2006年のハンブルク州立歌劇場との『皇帝ティトの慈悲』と続く国際共同制作の嚆矢となりました。そのいずれもが二期会オペラにとっての記念碑的上演となり、公演の質的レベルを更に押し上げる起爆剤となったのです。
しかし、一方で問題も浮き彫りになりました。先方とペースを合わせるためには、少なくとも3年前から準備を重ねる必要があります。作られたものを借りてくる公演と、共同制作が違う一番のポイントは、当方の計画が交渉先の新制作プランに合致していないとまとまらないことです。従って、先方のペースに合わせて枠組みがスタートするため、財政基盤の劣る我々のような団体には文化庁の助成が決まる前の先行投資という厳しい資金リスクに直面することになるからです。
今までの交渉経験では、なかなか話しが合わずに試行錯誤することもありましたし、まとまりそうにない場合は、諦めて他の劇場を当たることもありました。しかし、二期会の日本での上演レベルが、来日スタッフから伝えられるようになって、最近ではむしろ先方からも誘いが来るようになってきました。これは、欧州のオペラ劇場が財政難となっていて、頻繁に共同制作が行われている現状と、二期会の実力が共同制作のパートナーとして認められたという両面の理由からでしょう。今では複数の劇場と接触を保ちながら双方の希望をマッチングさせるという、新たな段階に移行しています。
このように、国際共同制作で成果を挙げることができたのも、それ以前のオペラ制作のやり方から思い切って海外との協業へと歩を進めたことが成功の鍵でした。この文化庁の目指したプログラムは、うまく活用すれば極めて大きな成果を挙げ得る画期的なものだったことが証明されたわけです。(常務理事 中山欽吾)
NHKニューイヤーオペラコンサート&ウィーンフィルニューイヤー
新年明けましておめでとうございます。
1月3日(土)19時よりNHKホールで開催された、第52回NHKニューイヤーオペラコンサートも大好評の内に幕を閉じました。
今年は出演した18名のソリストのうち、15名が二期会アーティスト。
それぞれに幻想と熱情の名場面、名アリアと銘打って、聴き応えのある名演奏が続き、その模様がNHK教育テレビほかで生中継されました。
指揮:飯森範親 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 合唱:二期会合唱団 他
写真:楽屋で勢揃いした15名の二期会アーティストたち
前列左から=横山恵子、小山由美、臼木あい、大村博美、直野 資、佐々木典子、幸田浩子、林 美智子、安井陽子
後列左から=成田勝美、福井 敬、高野二郎、小森輝彦、樋口達哉、佐藤泰弘
演奏された主な曲目
歌劇『魔笛』から“なんと美しい絵姿” タミーノ…(テノール)高野二郎
歌劇『魔笛』から“復讐の心は地獄のように胸に燃え” 夜の女王…(ソプラノ)安井陽子
歌劇『ホフマン物語』から“昔アイゼナハのお屋敷に” ホフマン…(テノール)樋口達哉
歌劇『ホフマン物語』から“森の小鳥はあこがれを歌う” オリンピア…(ソプラノ)幸田浩子
歌劇『メフィストーフェレ』から“私はあまのじゃくだ” メフィストーフェレ…(バス)佐藤泰弘
歌劇『ルサルカ』から“月に寄せる歌” ルサルカ…(ソプラノ)佐々木典子
楽劇『ワルキューレ』第1幕から“冬の嵐は過ぎ去り”
ジークムント…(テノール)成田勝美 ジークリンデ…(ソプラノ)横山恵子
歌劇『カルメン』から ハバネラ“恋は野の鳥” カルメン…(メゾ・ソプラノ)林 美智子
歌劇『カルメン』から 闘牛士の歌“諸君の乾杯を喜んで受けよう”
エスカミーリョ…(バリトン)小森輝彦
歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』から“ママも知るとおり”
サントゥッツァ…(メゾ・ソプラノ)小山由美
歌劇『道化師』から“衣装をつけろ” カニオ…(テノール)福井 敬
歌劇『ジャンニ・スキッキ』から“私のお父さん” ラウレッタ…(ソプラノ)臼木あい
歌劇『オテロ』から“無慈悲な神の命ずるままに” ヤーゴ…(バリトン)直野 資
歌劇『蝶々夫人』から“ある晴れた日に” 蝶々夫人…(ソプラノ)大村博美
■放送予定■
そして、1月1日に生放送された「ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2009」がNHK-BS2で再放送されます。番組ゲストにはウィーン国立歌劇場で活躍し、昨年のN響第九にもソリストで出演した、バリトン甲斐栄次郎が登場致します。是非ご覧ください。
1月24日(土)21:00〜24:00 BS2(再放送)
二期会アーティストは今年もより素晴らしい演奏と感動を皆様にお届けいたします。どうぞご期待ください!!
夢の架け橋 ─ 鵜山仁演出『ナクソス島のアリアドネ』開幕
ウィーンのあるお屋敷で、『ナクソス島のアリアドネ』が上演される・・・
そんな設定で幕が開けるR.Straussのオペラ『ナクソス島のアリアドネ』。
芸術至上主義の気位の高いオペラ組と、臨機応変、芸達者揃いの踊り子、道化組。
オペラとコミックと同時に上演するハメになった。舞台上で、舞台が演じられる、劇中劇の中で、見せる役者たちの素顔や本音。R.シュトラウスならではの流麗さと軽やかさの中に、どちらが現実の舞台で、どちらが演じられている舞台か、混乱していく面白さ。
ラルフ・ワイケルト氏が、熟知したシュトラウスの音楽を巧みに操る中、演出鵜山仁が仕組んだ、人間のドラマが描かれます。
劇中の劇、を見る皆様は、劇の中のお客様、
二つの世界の架け橋を、是非、観にきてください。
≪公演の模様(撮影:鍔山英次)≫
アリアドネを慰める道化とツェルビネッタたち。中央が涙にくれるアリアドネ(佐々木典子)
自由、素直さ、可憐なきらめきが、音楽にも台詞にも凝縮された難役ツェルビネッタを、見事に幸田浩子が体現。
最後は、高橋淳のバッカス登場で大団円。
初日のカーテンコール
『ナクソス島のアリアドネ』公演詳細ページをみる
音楽現代6月号 佐々木典子&幸田浩子対談が掲載されました
いよいよ来月に迫った『ナクソス島のアリアドネ』。現在発売中の雑誌「音楽現代」2008年6月号に掲載されたインタビュー記事でプリマドンナを歌う佐々木典子と、ツェルビネッタの幸田浩子が、批評家 岸純信氏を迎えてR.Strauss作品の魅力を語っています。 | ||
![]() 佐々木典子 |
![]() 幸田浩子 |
佐々木と幸田は2月にびわ湖ホールで、そして3月に神奈川県民ホールで、不朽の名作『ばらの騎士』に出演したばかり。アンドレアス・ホモキの演出で白と黒のコントラストの効いた緊張感のある舞台が印象的でしたが、沼尻竜典氏の熱い指揮もあいまって、非常に高い評価を受けた公演でした。二人は2003年にギュンター・クレーマーの『ばら』にも出演しています。 |
大きな話題を呼んだ『ばらの騎士』 沼尻竜典指揮・A.ホモキ演出 2008年2月びわ湖ホールにて |
近年、演奏の出来だけでなく、とみに演出が話題になることもあって、歌い手に対する演技の要求度は年々高くなっていく、といった話から、優秀な演出家との共同作業によって創り上げていく舞台は、自身を高めるきっかけになる、と公演に向け意欲的です。 佐々木がウィーン市立歌劇場で経験した『ナクソス島のアリアドネ』の舞台裏話を語れば、幸田もフォルクス・オーパーで子供たちが、目を輝かせて見る『魔笛』や『ヘンゼルとグレーテル』の楽しさを。また夜には、大人が優雅に着飾って集うウィーンの劇場には、まさに『ナクソス島』そのままの社交界が今も息づいている、と。 4月から5月にかけて散歩を楽しむウィーンの公園の、ライラックの香りを懐かしむ二人は、半分はウィーンっ子なのかも知れません。 |
インタビューの内容は、現在発売中の「音楽現代」6月号を是非ご覧ください!
週末は極上の音楽に包まれて
『ばらの騎士/Der Rosenkavalier』へのお誘い
神奈川県民ホール『ばらの騎士』(共催・共同制作:財団法人東京二期会)が3月22日、23日と目前に近づいて参りました。
神奈川に先駆けて同じキャストで上演された〈びわ湖ホール公演〉も大好評で、洗練されたアンドレアス・ホモキ演出とリヒャルト・シュトラウスの濃密な音楽が織り成す歌手たちの素晴らしい演奏が聴衆を魅了しました。
また、2月24日(日)には、オペラシティにおける産経新聞主催〈オペラの華〉コンサートシリーズで、同じく佐々木典子の元帥夫人、林美智子のオクタヴィアン、澤畑恵美のゾフィーが『ばらの騎士』よりスペシャルセレクションを演奏、満席の観客は優雅な演奏に聞き惚れた。
*週末はお誘い合わせの上、神奈川県民ホール『ばらの騎士』をご堪能ください。(ダブルキャスト)
『ばらの騎士』公演詳細-東京二期会
びわ湖ホール公演の様子-びわ湖ホール 制作ニュース(2008年2月)
びわ湖ホール公演フォトギャラリー-二期会blog
写真:〈オペラの華〉コンサートシリーズ2008年2月24日 オペラシティコンサートホール
左から佐々木典子 林美智子 澤畑恵美(撮影=三好英輔)
写真:オクタヴィアンに扮する林美智子
3月20日ゲネプロ後に 神奈川県民ホール楽屋にて