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開演迫る!共同制作『ばらの騎士』愛知&大分公演

今週末土曜・日曜の愛知、翌週日曜の大分と、いよいよ開演迫る共同制作公演R.シュトラウスのオペラ『ばらの騎士』。
既にキャスト・スタッフらは愛知公演に向け名古屋入りし、愛知・大分でピットに入る指揮ラルフ・ワイケルトと名古屋フィルとのリハーサルを行っています。


これまでに東京二期会のウェブサイト、ブログ、SNSでは多くの『ばらの騎士』のご案内をしてまいりました。
今日は改めてその中から一部をご紹介します。

▼演出リチャード・ジョーンズ初来日特集記事
ジャパン・プレミアは間もなく!~『ばらの騎士』稽古場から~(2017/7/10) - オペラの散歩道(二期会blog)
【特別寄稿】森岡実穂(中央大学准教授)「リチャード・ジョーンズ、その素晴らしき舞台の世界」<その1>(2017/7/14) - オペラの散歩道(二期会blog)
【特別寄稿】森岡実穂(中央大学准教授)「リチャード・ジョーンズ、その素晴らしき舞台の世界」<その2>(2017/7/18) - オペラの散歩道(二期会blog)
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《エジプトのジューリオ・チェーザレ》(1994年)Giulio Cesare in Egitto
(c)Bayerische Staatsoper-Wilfried Hösl

▼キャストのメディア掲載情報
林 正子(元帥夫人役)インタビュー - Webぶらあぼ
 林「顔では笑いながらも心で泣いている元帥夫人の心情を表現したい」
国内公演で相次ぎ主演 小山出身・オペラ歌手森谷真理(元帥夫人役) - 下野新聞「SOON」
 森谷「オペラは生で味わっていただく感動があるので、この機会にぜひ見に来ていただきたい」
ソプラノ幸田浩子(ゾフィー役)「ばらの騎士」を語る|ビジュアル音楽堂|エンタメ! - NIKKEI STYLE
 幸田「私も今だからこそできるゾフィー役を発見し、表現しようと思った」
今もっとも輝くメゾソプラノ小林由佳(オクタヴィアン役)の原点|オペラを楽しむ - 東京二期会
 小林「まずは歌を愛すること。私が師匠から学んだのはそれでした」
(tohokushinshaチャンネル)

▼そして愛知・大分公演の紹介記事です!
話題のオペラがいよいよ愛知で上演!(2017/10/17) - WEBぶらあぼ

ぜひこの話題の舞台を生でお楽しみください。愛知公演&大分公演でお待ちしています。

▼愛知公演の詳細とお問合せ・ご予約はこちら
R.シュトラウス作曲 オペラ『ばらの騎士』(全3幕、ドイツ語上演)|主催事業|イベント情報 - 愛知芸術文化センター
2017年10月28日(土)14:00開演/29日(日)14:00開演 愛知県芸術劇場大ホール

▼大分公演の詳細とお問合せ・ご予約はこちら
オペラ『ばらの騎士』|財団主催・共催事業 - iichiko総合文化センター
2017年11月5日(日)13:00開演 iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ
 
 

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人生のはかなさと愛のうつろい…『ばらの騎士』
東京から、愛知、大分へ

チームばらの騎士、再集結!――
7月に東京文化会館で上演致しました、共同制作公演R.シュトラウス『ばらの騎士』。
東京での4日間の公演はお蔭様で大好評をいただき幕を下ろすことが出来ました。あれから3ヶ月、10月28日・29日の愛知県芸術劇場、11月5日の大分・iichiko総合文化センターでの公演に向け、再びリハーサルを重ねています。

本プロダクションはイギリス・グラインドボーン音楽祭との提携公演。
演出家リチャード・ジョーンズが描く洗練された人間模様と人生に対する深い洞察。そして、ウィーンの20世紀を代表する作曲家リヒャルト・シュトラウスの美しい音楽が心に残る舞台です。

それでは愛知、大分公演のプレミエに向けて、東京公演の舞台を写真で振り返ってみましょう。
◇印の写真は7月26日、29日組/◆印の写真は7月27日、30日組
(撮影:三枝近志)

第1幕


◆元帥夫人マリー・テレーズ(森谷真理)は、元帥の留守中、若い愛人の青年貴族オクタヴィアン(澤村翔子)と朝食を楽しみます。


◇そこへ、レルヒェナウの領主で従兄弟のオックス男爵(妻屋秀和)がやってきます。
オックス男爵は、武器商人で資産家のファーニナル家の娘、ゾフィーと婚約のため、元帥夫人(林 正子)に、貴族の結婚のしきたりとして、婚約申込の「ばらの騎士」を選んでほしい、と頼みに来たのでした。


◇退出する機を失ったオクタヴィアン(小林由佳)は、小間使いの服を着て現れます。オックス男爵はその初々しさに夢中になります。


◆オックス男爵(大塚博章)は、持参金の交渉のため、公証人も紹介してほしいと頼む厚かましさ。


◇帽子屋(藤井玲奈)に動物商(芹沢佳通)、嘆願の孤児たち(大網かおり、松本真代、和田朝妃)、テノール歌手(菅野 敦)たちが元帥夫人のご機嫌伺いにやってきます。


◆大勢の人々が出入りする中、ヴァルツァッキ(升島唯博)とアンニーナ(増田弥生)がオックス男爵に近づき、「お役に立ちますよ」とささやきます。


◆髪を結い、人払いをして、ようやく一人になった元帥夫人は、物思いにとらわれます。

自分も、修道院から出たかばかりで結婚をするように命じられた。
「その娘は今はどこへ行ってしまったのだろう。」
「まるで去年の雪を探すようなものだわ。」


◆やがて、オクタヴィアンが戻ってきます。
でも若く青春の真っただ中にいる彼には、「時は過ぎ去る」というマルシャリンの言葉を理解することはできないのでした。

「今日か明日か、また明後日か。あなたは私から去っていくでしょう。」


◇オクタヴィアンは退出します。マルシャリンが呼び戻そうとしたときには、馬にまたがり風のように去った後でした。
 
 
第2幕


◇オクタヴィアンは、オックス男爵の婚約の使者として、銀のばらを手にファーニナル家を訪れます。ファーニナルの美しい一人娘、ゾフィー(幸田浩子)は緊張の面持ち。


◆オクタヴィアンは、初々しいゾフィー(山口清子)の姿に心を奪われます。


◇やがて現れた花婿、オックス男爵は、ゾフィーをテーブルに乗せ、品定め。その品のなさと不躾な態度に、ゾフィーは驚き、怒ります。


◆部屋を抜け出し、「助けてください」というゾフィー。


◇オクタヴィアンも答えます。
「私たち二人のために。」
そしてお互いの愛を確かめるのでした。


◆ゾフィーが婚約を断り、オクタヴィアンがオックス男爵に剣を抜き、屋敷は大騒ぎ。


◇オックス男爵が、手当を受け、極上のワインを飲んでいたところに、召使いマリアンデルから手紙が来て機嫌を直します。憎めないオックス男爵のワルツ。
 
 
第3幕


◆曖昧屋のようなところでくつろぐ、オックス男爵。しかしこれは、オクタヴィアンのいたずらで、酔いがまわるにつれ、ヘンな化け物が出たり、オックスをパパと呼ぶ子どもたちがまとわりついて、彼の妻と名乗る女も現れる。


◆その騒ぎの最中、呼び出されたファーニナル(清水勇磨)が、あられもない婿殿の姿にあきれ顔。


◆警察沙汰になったところへ元帥夫人が登場。オックス男爵に、潔く、身を引くように迫るのでした。
「すべては終わったのですよ。」
元帥夫人もオクタヴィアンとの恋の終わりを、自ら示したのでした。


Heut oder morgen oder den ubernachsten Tag.
◆「今日か明日か、それとも明後日か。その時が来たのだわ。」
美しい三重唱。ゾフィーにはゾフィーの言葉が、元帥夫人には彼女の音楽が、そしてオクタヴィアンにも。


◇元帥夫人が去った後、ゾフィーとオクタヴィアンの二重唱。
「あなただけを感じています」

・・・終幕

美しい舞台の中に、単なるファンタジーではない、現代を生きる私たちに通じる、慕わしさや哀しみが描かれています。

愛知公演、大分公演でお待ちしています。

▼愛知公演の詳細とお問合せ・ご予約はこちら
R.シュトラウス作曲 オペラ『ばらの騎士』(全3幕、ドイツ語上演)|主催事業|イベント情報 - 愛知芸術文化センター
2017年10月28日(土)14:00開演/29日(日)14:00開演 愛知県芸術劇場大ホール
指揮:ラルフ・ワイケルト 管弦楽:名古屋フィルハーモニー交響楽団

▼大分公演の詳細とお問合せ・ご予約はこちら
オペラ『ばらの騎士』|財団主催・共催事業 - iichiko総合文化センター
2017年11月5日(日)13:00開演 iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ
指揮:ラルフ・ワイケルト 管弦楽:名古屋フィルハーモニー交響楽団
 
 

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『ばらの騎士』キャスト情報~メディア掲載情報まとめ

7月26日(水)の東京公演初日(ジャパン・プレミエ)までちょうど1週間となりました、グラインドボーン音楽祭との提携公演R.シュトラウス『ばらの騎士』。
公演への注目も日に日に高まってまいりました。これまでも都度ブログ、ツイッターなどで紹介してまいりました、新聞、雑誌、ネットメディアなどに掲載された『ばらの騎士』の指揮者、キャストらの主な情報をまとめましたのでご紹介いたします。
指揮セバスティアン・ヴァイグレ
【読売新聞 7/6(木)夕刊】東京二期会 歌劇「ばらの騎士」指揮セバスティアン・ヴァイグレ
『日本人歌手と素晴らしい舞台を』

セバスティアン・ヴァイグレ「年齢を重ねた人はむしろ、元帥夫人やオックス男爵に愛着を感じるでしょうね。コメディーでありながら時の流れ、人生について考えさせられる」

◆元帥夫人役(東京7月26日・29日)に出演するソプラノ林 正子が音楽専門誌『ぶらあぼ』のインタビューを受け、初役にかける想いを語りました。インタビュアーは、オペラ評論家の岸 純信さん。
【ぶらあぼ 2017年7月号(6/18発行)】顔では笑いながらも心で泣いている元帥夫人の心情を表
現したい

林「ウィーンの宮廷社会を描くオペラだから設定が煌びやかですね。でも、彼女の行い自体は、もしかすると私たちの実生活とも変わらないのでは?とも感じています」

◆ゾフィー役(東京7月26日・29日)に出演するソプラノ幸田浩子は、5月にリリースした自身のベスト・アルバムの情報とともに。
【朝日新聞 7/3(月)夕刊(WEB会員限定)】芽吹き続ける、でも根は同じ ソプラノ幸田浩子、初のベスト盤
「「ステップアップする大地をいただいた気がします」と、ソプラノ歌手の幸田浩子は語る。CDデビュー10年目に初めて出したベスト盤のことだ。」
▼記事のリンクはこちら
芽吹き続ける、でも根は同じ ソプラノ幸田浩子、初のベスト盤 - 朝日新聞デジタル

【日経電子版 NIKKEI STYLE 7/8(土)】ビジュアル音楽堂・ソプラノ幸田浩子さん「ばらの騎士」を語る
幸田「ばらの騎士に恋をし、初めて愛を知る。初恋ゆえのもろさや弱さが出る一方で、初めて人に愛されたところからくる強さもある。このオペラは女性がいちばん成長するショッキングな瞬間を切り取っている。少女が女性になる瞬間を表現する役どころ」※動画付きです!
▼記事のリンクはこちら
ソプラノ幸田浩子さん「ばらの騎士」を語る|エンタメ! - NIKKEI STYLE

【music review site”Mikiki” 7.10~(Free)】幸田浩子『幸田浩子 マイ・ベスト・セレクション』 7つの大輪から選ばれた15枚の花びら~初のベスト盤
幸田「今回、改めて過去の録音を聴いてみたのですが、自分のその時その時の気持ちに正直に進んで来た、その結果がこれなんだ、と実感しました」
▼記事のリンクはこちら
幸田浩子『幸田浩子 マイ・ベスト・セレクション』 7つの大輪から選ばれた15枚の花びら~初のベスト盤 | INTERVIEW | CLASSICAL - Mikiki

【ぶらあぼ 2017年6月号(5/18発行)】“歌姫”の魅力が詰まった名曲ぞろいのベスト・アルバム登場
幸田「東京二期会の50周年記念公演で初めて歌わせていただいてから14年、この作品のテーマでもある“時の移ろい”を感じないでもありませんが(笑)、若い娘であるゾフィー役にも歌手として経験を積んだ今だからこそできる表現があり、それこそがオペラ芸術の奥深さなのだと信じて精進します。ぜひご来場ください」

◆6月12日にはMETライブビューイングの『ばらの騎士』プレトークにも登場した、元帥夫人役(東京7月27日・30日)に出演するソプラノ森谷真理は、故郷栃木県『下野新聞』のインタビューを受けました。

201707_moriya_mari.jpg 【下野新聞 7/10(月)朝刊】「国内公演で相次ぎ主演 小山出身・オペラ歌手森谷真理」
「オペラは生で味わっていただく感動があるので、この機会にぜひ見に来ていただき
たい」と森谷。
▼記事のリンクはこちら
国内公演で相次ぎ主演 小山出身・オペラ歌手森谷真理 - 下野新聞「SOON」

◆東京二期会の機関誌「二期会通信」のオペラ公演特集記事は、東京二期会のウェブサイトでもご覧いただけます。
『ばらの騎士』キャスト関連記事では、ゾフィー役幸田浩子と、オックス役(東京7月26日・29日)のバス妻屋秀和、オクタヴィアン役(東京7月26日・29日)メゾソプラノ小林由佳のインタビューを掲載しました。
【二期会通信 Vol.308】より

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妻屋秀和
キャストインタビュー幸田浩子&妻屋秀和|オペラを楽しむ - 東京二期会
幸田「R.シュトラウスの音楽はとどまることのない時のかけら その瞬間を愛おしいと思う」
妻屋「新しい考え方、エッセンスも加わって――バス歌手は、50歳になってスタート地点に立つと言われます」
201707_kobayashi_yuka.jpg 今もっとも輝くメゾソプラノ小林由佳の原点|オペラを楽しむ - 東京二期会
小林「最初のレッスンで、“由佳は声にも容貌にも恵まれている。ある意味テクニックも持っている。けれど楽しんで歌っていない。まず自分のために歌え。”と言われ、床に突っ伏して号泣してしまいました。私はうまく歌いたい、喜んでもらいたいと思って練習を重ねてきたんですが、そもそも目的が違っていたんです。そこを指摘された。まずは歌を愛すること。私が師匠から学んだのはそれでした。」

■■■ 公演情報 ■■■
二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演シリーズ
《グラインドボーン音楽祭との提携公演》
東京二期会、愛知県芸術劇場、東京文化会館、iichiko総合文化センター、
読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団 共同制作

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PDFちらし
R.シュトラウス『ばらの騎士』 東京公演
オペラ全3幕・日本語字幕付き原語(ドイツ語)上演
日時:2017年7月
    26日(水) 18:00開演★(D席 売切)
    27日(木) 14:00開演(D席 売切)
    29日(土) 14:00開演(S、A席 残少/B、C、D席 売切)
    30日(日) 14:00開演(C、D席 売切)
    (各日とも開場は開演の60分前)
 <★26日公演ではプレミエ・キャンペーンを開催>
  (残席状況は、当記事掲載時点での状況です)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席17,000円~D席5,000円、学生席2,000円
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
演出:リチャード・ジョーンズ
管弦楽:読売日本交響楽団

▼公演情報ページはこちら
2017年7月公演 R.シュトラウス『ばらの騎士』<東京公演> - 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求め、お問合せは
二期会チケットセンター TEL03-3796-1831
(月~金 10:00~18:00/土 10:00~15:00/日・祝 休)

Gettii ←24時間受付、予約手数料0円、セブン-イレブン店頭決済&お受取の
インターネット予約「Gettii(ゲッティ)」も是非ご利用ください!!
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【放送予定】9/9(金)東京二期会オペラ劇場7月公演『フィガロの結婚』が NHK FM「オペラ・ファンタスティカ」で放送されます!

東京二期会7月公演W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』が、9月9日(金)14時からのNHK FM「オペラ・ファンタスティカ」で放送されることになりました!
収録されたのは、完売となった7月17日の公演。
残念ながら、ご鑑賞いただけなかった方にも、ぜひお聴きいただきたい番組です。
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同公演舞台より(撮影:三枝近志)
詳細はこちら! ↓↓↓
◆◆◆ 放送予定 ◆◆◆
NHK FM「オペラ・ファンタスティカ」
東京二期会オペラ劇場『フィガロの結婚』

放送日時:2016年9月9日(金) 14:00~18:00
放送局:NHK FM ラジオ
解説:室田尚子(音楽評論家)
収録:2016年7月17日 東京文化会館
指揮:サッシャ・ゲッツェル
キャスト:
 ・アルマヴィーヴァ伯爵…小森輝彦
 ・伯爵夫人…大村博美
 ・フィガロ…黒田 博
 ・スザンナ…嘉目真木子
 ・ケルビーノ…小林由佳
 ・バルトロ…妻屋秀和 
 ・マルチェリーナ…押見朋子
 ・ドン・バジリオ…高橋 淳
 ・ドン・クルツィオ…渡邉公威
 ・アントニオ…鹿野由之
 ・バルバリーナ…盛田麻央
 ・花娘I…藤原 唯
 ・花娘II…宍戸茉莉衣
合唱:二期会合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
▼番組ホームページはこちら
オペラ・ファンタスティカ -二期会公演“フィガロの結婚”- - NHKオンライン
▼ネットラジオでもお楽しみいただけます!
らじる★らじる - NHKネットラジオ
※局の都合により放送予定が変更になる場合があります。

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「第1回オペラ歌手紅白対抗歌合戦~声魂真剣勝負~」(9/6)に18名の二期会アーティストが出演!

日本を代表するトップクラスのオペラ歌手が音楽の殿堂サントリーホールに集結し、紅組(女性)・白組(男性)に分かれて競い合う、夢の歌合戦が実現します!
うち、二期会からの出場歌手は次の総勢18名です。

<紅組>
ソプラノ
(ソロ)
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腰越満美
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澤畑恵美
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並河寿美
メゾソプラノ
(ソロ)
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永井和子
二重唱 201608_kouhaku_yasui.jpg
ソプラノ
安井陽子
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メゾソプラノ
小林由佳
四重唱 201608_kouhaku_kato.jpg
ソプラノ
加藤早紀
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ソプラノ
宍戸茉莉衣
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ソプラノ
辰巳真理恵
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ソプラノ
藤原 唯
<白組>
テノール
(ソロ)
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樋口達哉
バリトン
(ソロ)
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黒田 博
二重唱 201608_kouhaku_ohara.jpg
テノール
小原啓楼
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バリトン
成田博之
四重唱
[La Dill]
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カウンターテナー
彌勒忠史
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バリトン
岩田健志
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バリトン
坂下忠弘
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テノール
金山京介

勝敗は当日ご来場のお客様の投票によって決まります!
今までに類を見ない豪華な時間を是非お楽しみください!
■■■ 公演情報 ■■■
ガーデングループ Presents
第1回 オペラ歌手 紅白対抗歌合戦 ~声魂真剣勝負~

日時:2016年9月6日(火) 18:30開演(18:00開場)
会場:サントリーホール 大ホール
指揮:三ツ橋敬子(紅組)、垣内悠希(白組)
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
司会:本田聖嗣
●お問合せ
 メイ・コーポレーション TEL:03-3584-1951 (平日10時~18時)
▼公演詳細・チケットのお求めはこちらのホームページをご覧ください
第1回オペラ歌手 紅白対抗歌合戦

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黒い薔薇歌劇団~旗上げ公演『魔笛』、公演迫る!

皆さんよくご存知の二ノ宮知子さんの漫画「のだめカンタービレ」のオペラ編に登場する、「白い薔薇歌劇団」にあやかって、クラシックをより楽しく身近に感じていただきたいと、二ノ宮さんの許可をいただき命名された、その名も「黒い薔薇歌劇団」。
今月、その「黒い薔薇歌劇団」が旗上げ公演として、モーツァルト『魔笛』をかつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールで上演致します。
構成・演出を手がけるバリトン宮本益光(パパゲーノ役で出演)を始め、日本を代表するオペラ歌手が大集結。また、俳優の長谷川初範さんをナレーションにお迎えしてお届けします。
ファンタジー溢れる有名な作品を、歌唱は日本語字幕スーパー付きの原語(ドイツ語)演奏で、セリフは日本語で、さらにナレーション付きと、オペラ初心者の方にもわかりやすい形で上演致します。また、会場の持つ音響効果を最大限に発揮するため、あまり過度な演出に傾倒しない構成とし、より美しい音楽、良い演奏をお楽しみいただけますので、『魔笛』ファン、オペラファンにとっても見逃せない公演です。
ぜひお気軽にお越しください!

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■■■ 公演情報 ■■■
黒い薔薇歌劇団 旗揚げ公演 W.A.モーツアルト『魔笛』
~日本を代表するオペラ歌手たちによる、極上の音楽体験!!~
構成・演出 宮本益光
日時:2015年1月17日(土) 15:00 開演(14:30開場)
会場:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
   (京成線「青砥駅」徒歩5分または「京成立石駅」徒歩7分)
料金:全席指定・税込
   S席5,000円、A席(バルコニー席)4,500円、学生2,500円
   (4歳以上入場可/要チケット)
出演:ザラストロ/大塚博章
   夜の女王/塩田美奈子
   パミーナ/砂川涼子
   タミーノ/鈴木 准
   パパゲーナ/鵜木絵里
   パパゲーノ/宮本益光
   侍女1/髙橋絵理
   侍女2/青木エマ
   侍女3/小林由佳
   モノスタトス/加茂下 稔
   童子/シンフォニーヒルズ少年少女合唱団
   ピアノ/石野真穂
   魔法の笛/難波 薫(フルート)
   魔法の鈴/髙島美沙(ダンサー)
   ナレーション/長谷川初範

▼公演概要ページはこちら
黒い薔薇歌劇団 旗揚げ公演『魔笛』 - 二期会21
▼チケットのお求め、お問合せはこちら
かつしかシンフォニーヒルズ 03-5670-2233 (10:00~19:00)
かめありリリオホール 03-5680-3333 (10:00~19:00)
葛飾区文化施設指定管理者|シンフォニーヒルズ・リリオホール(←ネット予約)

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『イドメネオ』キャスト、稽古場からのメッセージ

東京二期会オペラ劇場『イドメネオ』初日まで、あと13日!
本番にむけて、稽古場はますますエキサイティングになっています!
モーツァルトの音楽と演出ミキエレットの世界観が折り重なった空間に、今、キャストがどのような想いを持って臨んでいるのか。イドメネオ、イリア、エレットラ、イダマンテ役の8人の歌手から、お客様へのメッセージを預かってきました!

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イドメネオ 与儀 巧
「イドメネオは、自分の息子であるイダマンテを殺さなければならない、という過酷な運命に晒されています。この役は9年前にも演じたことがあるのですが、自分も息子を授かる身となった今、よりリアルな心情をもって役にむかい、演じられるのではないかと思って、今から楽しみにしております」

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イドメネオ 又吉秀樹
「まだ若い自分が、イドメネオの王として威厳や年輪を、どう表現したらいいかと、いろいろ試行錯誤をしてきましたが、稽古場では、もう一度、頭の中を白紙の状態に戻して、新しい演出コンセプトや役作りを、どんどん吸収できるようにしていきたいです。音楽からも、若いモーツァルトの燃えたぎるような情熱を、毎日感じています!」

201408_idomeneo_aragaki_tsunezuka.jpg 左から新垣、経塚
イリア 新垣有希子
「父も兄も祖国も愛する国民も、戦争で喪ってしまった孤独なイリアの悲しみはあまりにも大きすぎて、私には想像がつかないくらいなのです。それでも、日常にある小さな葛藤を私なりに増幅させて、少しでも彼女の悲しみに近づけるように、日々、役作りに励んでおります。人間の本質というのは変わらず、今も戦争は絶え間なくありながら、愛もある。そのような人間の姿を、この舞台で、皆で表現できたら、と思います」
イリア 経塚果林
「憎しみを乗りこえて、勇気をもって、愛を与えるイリアは、まるで特別で理想上のような存在です。でも、稽古を重ねる中で、イリアを突き動かしているものは、人間誰しもが胸に持っているナチュラルな心なのだと、思うようになりました。今回の演出はそれをリアルにまっすぐに伝えるものになると、私は確信しています!」

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エレットラ 大隅智佳子
「エレットラは、私の憧れていた役のひとつです。今回の舞台は、エレットラの持つ女の情念、情熱、恨みなど、胸に内に凝り固まっている感情が、強く表にでる舞台になると思います。一方で、彼女にはとてもかわいらしい部分もあり、女性のかわいさと激しさの両面をあわせて演じてみたいと思います。それと、今回のエレットラは、とてもカラフルです!」

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エレットラ 田崎尚美
「私の中のエレットラは、気高い人。プライドが高く、自分が一番だと思っているから、嫉妬もすれば、復讐もする。素直に生きようとした結果そうなってしまう、と思っています。粗野な言動が表に立つときも、私の中では、美しくありたいと思う面を内に持ちつつ、演じたいと思っています」

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イダマンテ 山下牧子
「イダマンテは、愛と希望を信じてまっすぐに生きていく!というところがとても素敵だなあと思い、苦しみつつも、幸せに稽古をしています。現実の世界でも紛争は絶えまなく続いています。それに対して、愛というものが絆をつむぐことができるではないか。私たちが、舞台をとおして、音楽をとおして伝えられるように、挑戦している姿をぜひご覧いただきたいです!」

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イダマンテ 小林由佳
「イダマンテは、自分の気持ちが大好きなイリアに伝わらないときは、第1幕のアリアのように自分の服を全部脱ぎすててでも伝えようとする、若くてまっすぐな人。オペラの最後に、彼がより成長する出来事があります。私は、それが、人が一生のなかで最も成長するきっかけとなる出来事なのではないかと思っています。イダマンテの成長する姿を、ぜひ見てください!」
   *  *  *
▼公演情報はこちら!
2014年9月公演『イドメネオ』 - 東京二期会オペラ劇場
▼オンラインでも予約可能!チケット情報・お申込みはこちら!
二期会チケットセンター TEL.03-3796-1831

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『イドメネオ』キャストが贈る、フレンチとオペラのマリアージュ
7/15(火)ラリアンス・オペラ・コレクション with 二期会 Vol.3

神楽坂/飯田橋にある、大理石の自然な音響がすばらしい、贅沢な佇まいのフレンチ・レストラン、ラリアンス
色と芸術のマリアージュをテーマに、アートやクラシック音楽にも力を入れているレストランです。2012年には、ウィーン・フィルのメンバーがこちらで演奏を行いました。
今年から始まった二期会とのコラボレーション・ディナー「ラリアンス・オペラ・コレクション」も好評で、今月15日(火)に3回目の開催をむかえます。
今回は、メゾソプラノ小林由佳とテノール大川信之が登場!
kobayashi_yuka_201407.jpg 小林由佳  ookawa_nobuyuki_201407.jpg 大川信之
ふたりとも9月公演『イドメネオ』の本公演キャスト。小林はイドメネオ王の息子イダマンテ王子として、大川は、王の腹心アルバーチェとして出演する予定です。
ラリアンスでのステージにむけて、この季節にふさわしいテーマは何か…と考え、「情熱と哀愁のラテン」をお贈りすることにしました。
特別なディナーをどうぞお楽しみください!
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■■■ イベント情報 ■■■
 《ラリアンス オペラ・コレクション with 二期会 VOL.3》
■日時:2014年7月15日(火) 18:00開店
     第1ステージ 19:30~/第2ステージ 20:30~
     ※ご予約はお好きなお時間で承ります
■会場:神楽坂「ラリアンス」
     (「飯田橋駅」JR西口より徒歩2分・地下鉄B3出口より徒歩1分)
■コースと料金:(ステージ・サービス料・税込)
     ・ムニュ"神楽"コース 8,500円~
     ・シェフ"大堀"コース 13,500円~
     ※ミュージックチャージ等の特別料金は一切かかりません
■出演:小林由佳(メゾソプラノ)、大川信之(テノール)、安田裕樹(ピアノ)
■予定プログラム:<情熱と哀愁のラテン>
   ラカジェ:アマポーラ
   ビゼー:『カルメン』より ハバネラ
   ガルデル:ポル・ウナ・カベサ 想いの届く日 ほか
▼詳細・ご予約・お問合せはこちらから
イベント・限定メニュ・お得情報 - 神楽坂ラリアンス
 東京都新宿区神楽坂2-11 電話:03-3269-0007

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【レビュー】2014年4月公演『蝶々夫人』
~栗山昌良演出の伝統的な美しい舞台×話題を呼んだ初来日の指揮者ダニエーレ・ルスティオーニ

31歳の若きマエストロ、ダニエーレ・ルスティオーニの初来日と、日本のプロダクションとの初共演、長年日本のオペラの舞台を牽引し、その礎を作り、今なお現役の栗山昌良演出による伝統的な美しい日本の『蝶々夫人』が、ついに終演しました。
多くのお客様にご来場賜り、ありがとうございました。
舞台写真とともに、公演を振り返ります。
写真撮影:三枝近志(☆…4月23・26日組、◆…4月24・27日組)
会場:東京文化会館大ホール
<舞台写真はクリックで拡大表示します>

水船桂太郎演じるピンカートンと、牧川修一のゴロー。
蝶々さんの愛らしさは、確かにピンカートンを魅了したのでしたが、その愛は、蝶々さんが信じたような愛ではなかったのでした。


樋口達哉の凛々しい爽やかなピンカートン、立派な思いやりと礼節あるシャープレスを泉 良平が演じました。


これまでにも多くの蝶々さんの舞台を支えてきた永井和子。
細やかで人情味あふれるスズキ。


腰越満美の可愛らしさが、一層、健気にも哀れにも思われました。


シャープレスはベテラン、福島明也。


木下美穂子の蝶々さん。蝶々さんの朋輩である芸者衆は、女声コーラスが演じています。
芸者衆独特の仕草、歩き方まで、神経の行き届いた演出がされています。


蝶々さんの伯父、ボンゾ(峰 茂樹)が現れ、キリスト教に改宗した蝶々さんをなじります。


蝶々さんの初々しさ。


この二重唱はとてもロマンチックですが、歌手にとっては難易度も高く、音楽的にも山場です。オーケストラの流麗な旋律が、ルスティオーニの指先から客席へと流れる様は美しく、ため息が出ました。

栗山昌良演出の舞台全景。
ふすまや障子で部屋の仕切りを変えられる、その構造を、ピンカートンは軽薄、と言いますが、文化の違い、かりそめの結婚式を真実の愛による正式な結婚と信じた幼い蝶々さん、いろいろなことがこの舞台に表れます。


ピンカートンの帰りを待つ蝶々さんとスズキ。
生活費も残り少なく、心細い様子。でもピンカートンの変らぬ愛を頑なに信じて帰りを待ち続けます。そしてこの後、歌われるのが、名アリアある晴れた日に。


ゴロー(栗原 剛)がヤマドリ(鹿野由之)を新しい旦那として勧めますが、蝶々さんは耳を貸しません。


蝶々さんは、シャープレスにピンカートンとの間に子どもがいることを打ち明けます。


部屋中に花を播き、美しく化粧をして、子どもの頬にも紅をさし、ピンカートンが丘に上がってくるのを待ちます。


信じて待つ蝶々さん。その愛の強さ。
日が落ちて、また夜が更け、そして朝を迎える。蝶々さんの思いと時間の流れが、音楽と、見事な照明で表現されます。


小林由佳演じるスズキ。
身のこなしの美しさ、表情の豊かさ、いつもいつも、世間を知る女性として、蝶々さんを心配する様子、いちだんとこの役への思いが深くなったようです。ケートは谷原めぐみ。


覚悟を決めた蝶々さんはケート(佐々木弐奈)に伝えます。
彼が引き取りにきてくださるなら子どもをお渡しします。30分後にこの丘に来て下さるように。


幾度となく演じてきた蝶々さん。死ぬ気で生きる美意識を、蝶々さんの役に感じる、と語った腰越でした。

カーテンコール(撮影:堀 衛)





ご来場、ありがとうございました。

帆かけ舟

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【速報】12/29「大野和士が語る!『ホフマン物語』の魅力」に樋口達哉ら、二期会の豪華歌手が登場!

12月29日(日)、フランス国立リヨン歌劇場来日公演記念イベント「大野和士が語る!『ホフマン物語』の魅力」に樋口達哉をはじめ、二期会の豪華歌手が登場します!
2008年からフランス国立リヨン歌劇場首席指揮者を務め、2008年紫綬褒章、2010年第41回サントリー音楽賞、日本芸術院賞・恩賜賞などを受賞。2015年4月より東京都交響楽団の次期音楽監督に就任も決まっている大野和士さん。
今月には、リヨン歌劇場『ホフマン物語』のプレミエを指揮して絶賛を浴び、2014年7月には同歌劇場の来日公演も予定されています。国際的に活躍する多忙な日々の中、年末に一時帰国する為、Bunkamuraオーチャードホールにて、大野和士さんのピアノとお話による、レクチャーコンサートを開催されることになりました。
『ホフマン物語』は2013年7-8月にも東京二期会公演(ミシェル・プラッソン指揮)で絶賛を浴びた演目。二期会から旬の豪華歌手がかけつけて、大野和士さんのピアノでレクチャーに参加することが決定。二期会で上演したシューダンス版とリヨン版では異なる部分もありますが、マエストロ自らの解説とともに演奏をお楽しみください。
ホフマンには帝国ホテル「ジルベスターコンサート」のリハーサルなどの合間を縫ってテノール樋口達哉がかけつけます。ご来場をお待ち致しております。
■■■イベント情報■■■
「大野和士が語る!『ホフマン物語』の魅力」
日時:2013年12月29日(日) 15:00開演(開場:14:30)※休憩なし16:00終演予定
会場:Bunkamuraオーチャードホール
料金:全席自由 1,000円(税込)
出演:大野和士(ピアノ、お話)
   樋口達哉(ホフマン)
   小林由佳(ジュリエッタ/ニクラウス)
   大沼 徹(ミラクル博士/ダペルトゥット)
   全詠玉(オランピア)
   高橋絵理(アントニア)
   小林紗季子(アントニアの母の声)
   201312_higuchi_tatsuya.jpg 201312_kobayashi_yuka.jpg 201312_oonuma_toru.jpg
    樋口達哉 / 小林由佳 / 大沼 徹
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    全詠玉 / 高橋絵理 / 小林紗季子
予定演奏曲目:
   第1幕~ホフマンのアリア「クラインザックの物語」
   第2幕~オランピアのアリア「クマシデ並木の鳥たちから」
   第3幕~ニクラウスのロマンス「見ろ、震える弓の下で」
   第3幕~アントニアのアリア「きじ鳩は逃げた」
   第3幕~アントニアとホフマンの二重唱「ああ、信じていました」
   第3幕~アントニア、母の声、ミラクルの三重唱「もう歌わないのか?」
   第4幕~ダペルトゥットのアリア「輝け、ダイヤモンドよ」
   第4幕~ホフマンとジュリエッタのコンチェルタート「ああ、僕の魂は」
   第4幕~「舟歌」
▼チケットご予約・お問い合わせはこちらから
【出演歌手決定!】特別イベント「大野和士が語る!『ホフマン物語』の魅力」 - オーチャードホール|Bunkamura

▼樋口達哉のプロフィールとスケジュール
樋口達哉 - 二期会アーティスト検索|二期会21

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楽しく笑ってオペラを勉強!?~今度の二期会オペラ講座は…『ドン・カルロ』と『蝶々夫人』

オペラが大好きな方も、少しだけ好きな方も、全然知らないという方もひっくるめてお楽しみいただける「二期会オペラ講座」。

今回は東京二期会が2014年に上演を予定している、今年が生誕200年記念となるヴェルディの『ドン・カルロ』と、日本人に最も馴染み深いオペラのひとつと言えるプッチーニの『蝶々夫人』の2作品に焦点を当て、その魅力を検証します。
登場する4人の歌手はそれぞれ2作品に出演予定の横山恵子、小林由佳、水船桂太郎、成田博之の豪華な顔ぶれ。
青島広志の弾丸トークで、歌手達の素顔が垣間見れるかもしれません!?

『ドン・カルロ』は、ヴェルディのオペラの中でもとりわけ重厚な人間ドラマが繰り広げられる傑作。隠れた名作でもあります。
この作品には男性のファンがとても多く、客席で男泣きする姿を見かけることが少なくありません。

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今回は中から特に有名なオペラ・アリア、二重唱を二期会を代表する4人が歌いあげますので、じっくりお聴きいただけます。

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一方の『蝶々夫人』は、私たち日本人には一番馴染みのあるオペラとも言えますが、それだけに「あれれ?」と違和感のある箇所も。

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『蝶々夫人』のほかにも同様に、ジャポニズムやオリエンタリズムの影響を受けたオペラ作品―『芸者』『ミカド』『イリス』からも合わせ、青島広志と歌手達がお客様とともに、「あれれ?」を探ってまいります!

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■■■公演情報■■■

チラシ(PDFファイル)
   二期会オペラ講座 通算第35回
   『ドン・カルロ』VS『蝶々夫人』
日時: 2013年10月13日(日) 14:00開演(開場13:30)
会場: イイノホール
参加費: (全自由席)
二期会オペラ愛好会会員ご本人¥3,500-
一般¥4,000-
(チケット申し込み時に愛好会同時入会可)
お話とピアノ: 青島広志
賛助出演: 横山恵子(ソプラノ)、小林由佳(メゾソプラノ)、水船桂太郎(テノール)、成田博之(バリトン)
お申込み 
お問合せ:
二期会チケットセンター
TEL:03-3796-1831
●チケット絶賛発売中!!
主催: 公益財団法人東京二期会

≪予定プログラム≫
=第1部=
ヴェルディ作曲『ドン・カルロ』より
 ○「世の虚しさを知る神」(エリザベッタ) 横山恵子
 ○「あの方だ!」(別れの二重唱) 横山恵子・水船桂太郎
 ○「我らの腕に友情を」 水船桂太郎・成田博之
 ○「私は死にます」 成田博之
 ○「美しいサラセンの」 小林由佳
 ○「呪わしき美貌」 小林由佳

=第2部=
プッチーニ作曲『蝶々夫人』より
 ○「ある晴れた日に」 横山恵子
 ○「桜の花を揺さぶって」 横山恵子・小林由佳
 ○「世界中どこでも」 水船桂太郎・成田博之
 ○「さらば愛の家よ」 水船桂太郎・成田博之
 ○「いっしょに手紙を読みましょう」 横山恵子・成田博之
ジョーンズ作曲『芸者』より
 ○「チョンキナ節」
 ○「チン チン チナマン」
サリヴァン作曲『ミカド』より
 ○「ミヤサマ」
 ○「柳の歌」
マスカーニ作曲『イリス』より
 ○「その窓を開きなさい」
 ○「あのこみたさに」

*写真*
上の2点 『ドン・カルロ』(デイヴィッド・マクヴィカー 演出) 写真:Monika Rittershaus
下の2点 二期会『蝶々夫人』(2003年、栗山昌良 演出、ピンカートン 水船桂太郎) 写真:鍔山英次

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二期会WEEK@サントリーホール2012 第五夜~3人のパイレーツ・テノールがハートを熱くする!

連夜開催中の「二期会WEEK@サントリーホール2012」
第四夜は前半には日本歌曲をたっぷりと。そして後半はふたりの面白トークに花が咲き、宝石箱のようなオペラメドレーで場内は大変盛り上がりました。
終演後、会場からお客様がみな笑顔で出ていらしたのが印象的でした。
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終演後、楽屋通路にて。
左から菊地美奈、小林由佳、山田武彦、一節だけ美声を披露してくださった“譜メクリストさん”
さて、これからが二期会WEEK後半戦。後半も濃いメンバーが登場します。

■6月22日(金)19:00開演
【第五夜】
「パイレーツ オブ ブルーローズ」

「オペラはやっぱりテノールが一番面白い!」ということで、井ノ上了吏、上原正敏、松村英行の3人のテノールと美人ピアノトリオによる贅沢なコンサート。
熱いだけじゃない!「ほろり」もあるよ!
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▼第五夜の公演情報
「パイレーツ オブ ブルーローズ」 - 二期会21
 ※本公演はチケット予定販売数終了となりましたので、当日券の発売はございません。何卒ご了承ください。

《二期会WEEK@サントリーホール2012》みんなに、うた。~創立60周年を迎えた二期会の歴史に新たなページを刻み、感動をわかちあえるステージとなりますように。

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二期会WEEK@サントリーホール2012 第四夜~みな&ゆかのせかい

連夜開催中の「二期会WEEK@サントリーホール2012」
第三夜はコンサート冒頭にフィンランド語で「サントリーホール ブルーローズに森の精霊がやってきた」とナレーションがあり、森の精霊らに包まれた空間となったブルーローズで北欧の歌曲をお楽しみいただきました。
“二期会でも、北欧ものはこれまでほとんど取り上げられることがありませんでしたので、今宵は画期的な「出発」の一夜になったのではないかと思います。”(公演担・談)
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終演後、楽屋通路にて。左から前川朋子、渡邊 史、星野恵里、大久保光哉、新田ユリ、水月恵美子
今日は夏至、季節の折り返し。今年の“二期会WEEK”もちょうど折り返しとなりました。では今夜の演奏会をご案内いたします。

■6月21日(木)19:00開演
【第四夜】
「みなゆかいなせかい」 ~とっておきの愛をあなたに

菊地美奈と小林由佳。同い年の仲良しのふたりが蔵出しトーク満載で半生を語りながら、前半は日本歌曲(新しい日本の歌もあり)を、後半はそれぞれのお気に入りソングをお贈りします。
ふたりが子どもの頃大流行したアレなんかも飛び出すかも…!?
掛け値なしにお楽しみいただきましょう!

▼第四夜の公演情報
「みなゆかいなせかい」 ~とっておきの愛をあなたに - 二期会21
 ※当日券のご用意がございます。18:00よりホールエントランスで発売いたします。

《二期会WEEK@サントリーホール2012》みんなに、うた。~創立60周年を迎えた二期会の歴史に新たなページを刻み、感動をわかちあえるステージとなりますように。

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扉の向こうのドン・ジョヴァンニ、時を超えて、交感する

東京二期会オペラ劇場2011年11月公演『ドン・ジョヴァンニ』は、ベルリン、シュトゥットガルト、ウィーンでキャリアを積み、ドレスデン歌劇場、ウィーン国立歌劇場等、一流の歌劇場で活躍を続ける演出家カロリーネ・グルーバーを迎え、11月23日にライン・ドイツオペラ(デュッセルドルフ/デュイスブルク)との国際共同制作のプレミエ公演が東京・日比谷の日生劇場で幕を開けました。
1カ月以上に及ぶ濃密な稽古の成果を発揮し、観客の心を揺さぶるメッセージ性の強い舞台となりました。
話題の多かった今回の公演を、舞台写真と共に、振り返ります。
★11月23・26出演組(撮影:鍔山英次)
☆11月24・27日出演組(撮影:三枝近志)



ドン・ジョヴァンニ(宮本益光)の屋敷に迷い込んだ、マゼット(近藤 圭)とツェルリーナ(盛田麻央)。皆、生きている時代の異なる人々。後ろでは、ドン・ジョヴァンニが次々と女性と出会っては消えていく。レポレッロは大塚博章。


目に飛び込んでくるのは、アーノルド・ベックリンの「ユリウスとカリプソ」をモチーフにした大きな絵。
ドン・ジョヴァンニとは誰なのか?


奇妙な晩餐会。
テーブルにつくのは左からマゼット(北川辰彦)、レポレッロ(久保和範)、ツェルリーナ(嘉目真木子)。


ドンナ・アンナ(文屋小百合)の父、騎士長(斉木健詞)はドン・ジョヴァンニに殺されてしまいます。婚約者のドン・オッターヴィオ(今尾 滋)が慰めますが、聞き入れる風ではありません。


sentire odor di femmina...
女の匂いがする。ドン・ジョヴァンニ(黒田 博=写真右)は鼻が効くのです。
現れるのは、ドンナ・エルヴィーラ(佐々木典子=写真左)。


レポレッロ(久保和範=中央)のカタログの歌。
Madamina, il catalogo è questo
7つの扉から出入りする登場人物。異なる時をつなぐ扉です。
1887年、1813年、1789年、1848年、…と年号が書かれていました。


Il labbro è mentitor, fallace il ciglio!
唇は嘘つきで、目は偽り。
ドンナ・エルヴィーラ(小林由佳)は、ドン・ジョヴァンニを忘れることはできないのです。
愛の深さと気丈さと執着心は紙一重。魅力的なドンナ・エルヴィーラ像を見せてくれました。


Poverina, poverina! 「可哀そうに!」
このいい男ぶり。


父を殺したのはドン・ジョヴァンニと知りつつ、魅かれているドンナ・アンナ(増田のり子=左)にCosa è stato? 「どうしました?」と暢気に聞くドン・オッターヴィオ(望月哲也=左から2番目)。
2人は同じものを見ても、まるで別の景色、なのですね。
しかし、ドン・オッターヴィオをここまで豊かに聴かせてくれる歌手もそう多くはいないです。
ドンナ・アンナには見えなかったとしても。


ドンナ・アンナが歌う強烈なアリア。
Era già alquanto avanzata la notte, 「私が夜一人でいるときに」
紗幕の後ろで、ドンナ・アンナとドン・ジョヴァンニの逢瀬が映ります。
真実はどちら? まるで、羅生門のような。


ドン・ジョヴァンニは、ツェルリーナを誘惑します。
こちらもマゼットという新婚の夫がいますが、その魅力には抗しきれず。




マゼットがツェルリーナの存在を無いもののようにして踊る中、Batti, batti, 「私をぶっていいから仲直りしましょう」というツェルリーナのアリア。
この複雑な演技をしつつ、アリアを歌うという、離れ技。


リベルタゲーム。Viva la liberta! 「自由万歳!」
びわ湖ホール公演では客席から参加してくださった方がいらっしゃったとか。


登場人物それぞれにカリプソの絵が降りてきます。
人は待ち望み、憧れずにはいられない。


騎士長の亡霊は、今回は“正しき人”として現れます。
長谷川 顯の堂々とした終幕の存在感。


地獄に落ちたドン・ジョヴァンニですが、また出てきて笑っています。
すると、ドンナ・アンナも、ドンナ・エルヴィーラも、ツェルリーナも服を脱ぎ捨てて、
花嫁のようなベールをまとって嬉しそうに踊る、というのは一体、何を表しているのでしょうか。


ハッピーエンドとも取れますが、解けない謎を残したとも。
皆様の心に、ドン・ジョヴァンニと、彼をめぐる人々に思いが残れば、幸せに思います。

マエストロ沼尻竜典と、共に奏でたトウキョウ・モーツァルトプレーヤーズに支えられた公演でした。
ご来場ありがとうございました。
(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)

そして、日生劇場で4回の公演の後、12月4日に びわ湖ホールへ。
びわ湖ホールの公演当日は、良く晴れて、京都に向かう新幹線の窓から、虹を見ることができました。
びわ湖畔の山々も美しい紅葉に染まっていて、初冬ながら、おだやかな日曜日。
東京公演の様子も風の便りに伝わっていて、「何や観に行こか」という空気が柔らかい。
以下、びわ湖雑記。

前を歩いていた若いカップルの会話。
「ドン・ジョヴァンニの話は知っとるか?」
「知っとぅよ。女たらしが地獄に落ちる話やろ?」
この明快さ。一本!
京都市営地下鉄「蹴上」から「浜大津」に向かう途中。
「あぁ、しんど」「今日は日曜や」「今からアベック出てくる時間や」
京の女子高生恐るべし。

帆かけ舟

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公演後記 栗山昌良演出
悠久の美『蝶々夫人』

東京文化会館大ホールにおいて去る10月9日から4日間、ジャック・デラコート指揮、栗山昌良演出で、『蝶々夫人』が上演されました。その舞台をご覧ください。
★印…9・11日組キャストから(撮影:鍔山英次)
☆印…10・12日組キャストから(撮影:三枝近志)


ピンカートン(樋口達哉)は、東のくに─日本─への憧れからか、花のような蝶々さんと“かりそめの結婚”をすることに有頂天です。しかし、米国領事シャープレス(直野資)は、蝶々さんがピンカートンを心から愛していることを知って、軽率な行動を戒めます。



ピンカートン(小原啓楼)に挨拶をする、スズキ(小林由佳)。蝶々さんの傍らを離れない、真心あふれる気丈な女性を演じました。



花嫁行列を連ね、長崎港を見下ろす丘の上の家に姿を見せた、蝶々さん(文屋小百合)。今回、初役となった文屋の可憐さが注目されました。



蝶々さんが、結婚のために入信したことを知った伯父、ボンゾ(三戸大久)が、婚礼の最中にやって来て、“親戚の縁を切る”というので、大騒ぎになります。



親戚たちが帰ったあと、蝶々さん(大山亜紀子)を慰めるピンカートン。
やがて、夕闇が二人を包み、美しい二重唱となります。




ピンカートンがアメリカに帰って3年が経ちます。蝶々さんは、じっと信じて待ちます。
有名なアリア「ある晴れた日に」。



健気に待ち続ける蝶々さんですが、ゴロー(栗原剛)は、生活のために新しい旦那ヤマドリ(境信博)を勧めます。しかし、蝶々さんはきっぱりと断ります。



訪ねてきたシャープレスに、子どもを会わせる蝶々さん。大山は、2003年の公演でも蝶々さんを演じています。その心情の変化や成長がより細やかに表現されて、胸を打ちます。



アメリカ国旗を掲げた軍艦が入港し、蝶々さんとスズキは部屋中に花を撒き、美しく装ってピンカートンとの再会を心待ちにします。



しかしピンカートンは帰って来ません。次第に夜が明けていきます。蝶々さんのシルエット。栗山演出の名場面。



蝶々さんと坊やが、疲れて眠っている朝早く、ピンカートンがシャープレスに連れられてやって来ます。しかし、ピンカートンはアメリカ人の妻ケート(渡邊史)を伴っていました。子どもをケートに預けるように、説得を頼まれるスズキ(山下牧子)。控えめに振舞い続けるスズキですが、抑えた演技が、強い説得力を持つシーン。



ケート(谷原めぐみ)に対し、毅然とした態度で子どもを渡すことを告げる蝶々さん。30分後に、ピンカートンにこの家に来るよう伝えます。



蝶々さんと、坊やとスズキのお別れ。



ピンカートンの声が聞こえ、手を差し伸べる蝶々さん。
ひらひらと舞い散る花びらが、“誇り高く生きた武士の娘”の最期を語ります。


オペラ『蝶々夫人』は、日本が舞台だけに、美しい所作も期待されますが、見事に応えた二人の蝶々さんでした。またベテラン陣に加え、若手のメゾ・ソプラノ山下牧子と小林由佳が、栗山演出が要求する、奥ゆかしさと強さを秘めた日本女性スズキを演じたことも印象に残ります。
ご来場ありがとうございました。
(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます)

▼公演詳細はこちらをご覧ください
2009年10月公演『蝶々夫人』- 公演記録|東京二期会

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『蝶々夫人』稽古場フォトリポート!

普段はなかなか目にすることが出来ない稽古の様子を、ちょっとだけご紹介します。
今月から本格的な稽古に入りました。
XZ8E0009.jpg演出・栗山昌良氏からの『蝶々夫人』に対する熱のこもった指導。

”2人の蝶々さん”
XZ8E0138a.jpg06年に引き続き、今回2度目の蝶々さんを歌う大山亜紀子。
栗山氏からはさらに高いレベルを要求されている。

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018X6866.jpg本格的な舞台復帰となる文屋小百合。
厳しくも熱心な指導のもと、蝶々さんのいろはを身体に叩き込む。

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”蝶々さんとピンカートン”
018X6841.jpgプリモテノールとして大活躍中の樋口達哉。
ピンカートンは当たり役のひとつ。

XZ8E0065.jpgもうひとりのピンカートン、小原啓楼。
これが初役となる。

”スズキ”
栗山演出では、このスズキ役が特に重要視される。
初役の2人がこれに挑む。
018X6700.jpg山下牧子

018X6877.jpg小林由佳

(写真撮影:広瀬克昭)
▼『蝶々夫人』公演詳細はこちらをご覧ください。
2009年10月公演 G.プッチーニ『蝶々夫人』- 東京二期会オペラ劇場
▼チケットのお求めはこちらから。
二期会チケットセンター - 東京二期会オペラ劇場

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すべての登場人物を浮き彫りに
宮本亜門×アッレマンディ『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』ついに始動

『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』は人気オペラですから、映画などで観たことがある人も多いかも知れません。でも、あえて、この「宮本亜門×アッレマンディ」によるヴィオレッタの誕生を見届けることができる人は好運であると言えるでしょう。
総仕上げに入った稽古場から、最新ニュースをお伝えします。

018X1102.jpg宮本亜門演出では、周囲の人物を丁寧に描くことによって、中心人物がおかれた状況や、心の動きまでを、観客に納得させる強力な魔法がかかります。だからこそ、これまで多くは、まるで背景の一部であったかようなドゥフォール男爵(鹿又透、佐野正一)、それにガストン子爵(小原啓楼、高田正人)、ドビニー侯爵(村林徹也、福山出)、医師グランヴィル(鹿野由之、三戸大久)等の重要性が増すのです。彼らの一挙手一投足が、文字通り、パズルのように組みあがり、速いテンポのきっかけで次々と展開してゆく様に、きっと目を丸くすることでしょう。ここまで仕上げるのに、どれだけの稽古が行われたのか知る由もないですが、それこそ水面下の白鳥の足のような努力に違いないのです。

IMG_8930.jpgフローラからヴィオレッタに宛てた手紙
ヴィオレッタと同じ、夜の社交界の女友だち、フローラ・ベルヴォワ(小林由佳、渡邊史)。ドミ・モンドのイメージが沸かない・・・と、若い歌手たちは、本を読んだり、映画を見たり。「日本語で言う“娼婦”のイメージしかなかったけれど、大統領とか、外国の大使とか、と会話ができ、楽しませ、政治の場にも居合わせる高い教養がある人なのですね」と語ってくれましたが、知れば知るほど奥深い世界です。

Antonello_Allemandi.jpg指揮は、今回がウィーン国立歌劇場はじめ15プロダクション目の『ラ・トラヴィアータ』と語る、アントネッロ・アッレマンディ。背が高く、ダンディな指揮者です。
インタビューで、「難役ヴィオレッタを支えるのが私の仕事」(昨年12月ぶらあぼ)と語ったマエストロ・アッレマンディの指先と、舞台の上にいるヴィオレッタとは糸で結ばれているかのような絆を感じます。『ラ・トラヴィアータ』は名アリアが散りばめられている作品ですが、アッレマンディはアンサンブルの細かな調整にも余念がありません。アッレマンディの手になる『ラ・トラヴィアータ』は、ヨーロッパでも高い人気があり、今回東京でアッレマンディがこの作品を振るのはファンにとってはこの上もない幸せです。

ヴィオレッタは、二期会の名花・澤畑恵美、オーディションで抜擢された期待のソプラノ安藤赴美子。アルフレード(樋口達哉、井ノ上了吏)との出会いも別れも、すべて宿命だったかと思われるような、美しさです。愛を貫いた強さは、短い人生を慈しむかのようであり、また時代を問わず女性の強さかも知れません。もっともお側に仕えるアンニーナ(与田朝子、磯地美樹)は、「泣いてばかりでつらい」とも・・・。

IMG_8963.jpgヴィオレッタの手に咲く白い椿の花、シャンパンのグラス
ステージ脇に待機する舞台スタッフが、ヴィオレッタ役の歌の呼吸を読んで、一瞬の持ち替えを助けます。

多くのお客様のご来場をお待ち申し上げます。
2009年2月12日(木)〜15日(日)東京文化会館 大ホール
2009年2月公演『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』公演情報−オペラ公演ラインアップ|東京二期会
スペシャルコンテンツ『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』を楽しむ−オペラを楽しむ|東京二期会

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アリアドネの歓び、ツェルビネッタの輝き

東京二期会オペラ劇場『ナクソス島のアリアドネ』、6月26日(木)から29日(日)まで4日間の公演の幕が下りました。
ご来場ありがとうございました。
●公演ギャラリー●・・・2日目の公演から 撮影:三枝近志
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横山恵子の風格にあふれるプリマドンナぶり 
左はテノール歌手(青柳素晴) 後ろにエコー(谷原めぐみ) 右はナヤーデ(吉村美樹)


作曲家 小林由佳は、今回が二期会オペラデビュー。才能あふれる青年作曲家を溌剌と演じました。


ベテラン田辺とおるが演じるちょっと意地悪な執事。(右は初鹿野剛が演じる音楽教師)


きらきらと輝く安井陽子のツェルビネッタ。仕草、眼差し、微笑み、すべてがツェルビネッタそのもの。大アリア「偉大なる王女様」は、高音の跳躍が続き、技巧的にも非常に難しい曲。1人舞台は10分以上ありますが、跳ねるように、嬉しそうに歌うツェルビネッタに客席は魅了され、息をのみます。満場の喝采!!


ツェルビネッタとその仲間の道化たち
安井陽子との息もぴったり。アンサンブルの出来は公演全体の印象を左右しますが、ダンスも相まって、客席からは笑いも!


アリアドネを守るエコーたち、この衣裳は、動いた時に、羽根の飾りがゆれてとても美しい。


艶やかなアリアドネ(横山恵子)に応える柔らかく甘いバッカスの声(青柳素晴)。シュトラウスならではの、音の波に浸る幸せ。

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